超!アニメディア

  • RSS
  • twitter

超!アニメディア

  • RSS
  • twitter

MENU

ニュース

【レポート】『温泉むすめ』発のアイドルグループ「SPRiNGS」の2ndライブが聖夜に開催 – 圧巻のダンス、ハーモニーで魅せる昼の部、そして9人の物語は最後のステージへ

2018/3/15


 全国各地の温泉をキャラクター化し、ライブ・イベントで日本中を盛り上げるプロジェクト『温泉むすめ』より誕生したグループ「SPRiNGS」の2ndライブ「NOW ON☆SENSATION!! Vol.2” 〜聖夜にワッチョイナ!!」が2017年12月24日(日)、なかのZERO 大ホールにて開催された。出演者は草津結衣奈役の高田憂希、箱根彩耶役の長江里加、秋保那菜子役の高橋花林、有馬輪花役の本宮佳奈、道後泉海役の篠田みなみ、登別綾瀬役の日岡なつみ、下呂美月役の遠藤ゆりか、有馬楓花役の桑原由気、奏・バーデン・由布院役の和多田美咲。

 今回のライブは9人が揃った初めての大型ライブであり、また、現9人で行う活動が最後でもあるという2つの大きな意味合いを持つライブとなった。この時点でいつもと違うライブになることは間違いない。しかし、そこには、想像以上に温かい物語があった。超! アニメディアでは本イベント昼の部・夜の部についてレポート。昼の部では9人揃った「SPRiNGS」のパフォーマンスの魅力、夜の部では現9人で最後となったライブという点にフォーカスをあてて、聖夜のひとつの物語を紹介する。

(左から)道後泉海役の篠田みなみ、登別綾瀬役の日岡なつみ、有馬輪花役の本宮佳奈、秋保那菜子役の高橋花林、草津結衣奈役の高田憂希、箱根彩耶役の長江里加、下呂美月役の遠藤ゆりか、奏・バーデン・由布院役の和多田美咲、有馬楓花役の桑原由気

“好き”がパフォーマンスに昇華する瞬間

 「SPRiNGS」がライブを実施するのは今回が2回目。しかし、神戸・仙台でのラジオ公開収録にて9人が揃ったパフォーマンスを披露したことはあるものの、10曲を越える歌中心の構成で9人が揃うイベントは初めてとなる。また、ライブ数日前に発表された下呂美月役の遠藤ゆりかのキャスト変更発表もあり、会場は始まる前からこのライブを悔いのないものにしたいという特別な想いが広がっているようにも感じた。

 そんな雰囲気のなか、会場の明かりが徐々に暗くなり「未来イマジネーション!」のリミックスVer.を使ったovertureと共に「SPRiNGS」のアニメーション映像が流れ始める。キャラクターが紹介されていく毎にボルテージが高まっていく会場……。ステージに「SPRiNGS」の9人が勢ぞろいする。そして、「温泉宿」の女将さんのように9人が双手礼をし、ライブの幕が上がった。

 本ライブの開幕曲に選ばれたのは、「純情 -SAKURA-」。2ndミニアルバム「追憶カレイドスコープ」に収録されていた一曲で、和楽器を使用したロックテイストの楽曲だ。カッコよさのなかに「SPRiNGS」らしいエネルギッシュさも感じるパフォーマンス。中でも一際目を引いたのはダンスだ。9人がステージの横一杯を使って激しく動き、舞台を華やかに彩った。特にダンスが好きで習っていたこともある篠田の表現力は圧巻の一言。動きのキレはもちろん、表情・動きで楽曲を表現しており、開始早々に鳥肌が立った。

 「純情 -SAKURA-」の後には開幕の挨拶と自己紹介が改めて行われる。まずは恒例の挨拶「チョイナ!」のコール&レスポンスを3回、そしてそれぞれの自己紹介では、桑原の「ジェットバス!」の掛け合いが行われ、会場を一層盛り上げた。

 その後、「SPRiNGS」は3人ずつで学年が分かれていることから、各学年の代表が一人ずつライブへの意気込みを語り、次の楽曲へと繋げる。本ライブ2曲目に選ばれたのは「Ambition」。曲が始まる前に高田が語っていたように、「Ambition」はクールで熱く、「純情 -SAKURA-」同様に和楽器を使用したロックテイストの楽曲だ。

 そんな本曲で感じたのは、同じ楽曲で同じ振り付けをしていても、メンバーそれぞれが少しずつ表情や動きを変えているということ。高田なら目一杯のパフォーマンスを披露する結衣奈らしく躍動感のある動きをし、日岡ならセクシーポーズが得意な綾瀬らしく甘美な目線を配る、本宮なら輪花のスタイリッシュさを表現するべく流し目を行う……。それぞれがキャラクターを意識したダンスを取り入れていたのが非常に印象的であった。

 続けざまに披露されたのは、「SILENT VOICES」。本曲は長江(彩耶)、本宮(輪花)、和多田(バーデン)の3人で結成されたグループ内ユニット・雪月花の楽曲で、合唱のようなハモリが特徴的な一曲だ。そんな曲を3人で歌う、それゆえに一人でも音が狂うと歌が台無しになってしまう可能性があると言っても過言ではない。しかし、本ライブでは3人の波長が見事に重なり合った。本宮の高音が響き渡り、長江の真っすぐな声、和多田のハキハキとした歌声がそれを支える。3人のハーモニーが白い光で包み込まれた会場を震撼させた。

 圧巻のパフォーマンスに惜しみない拍手が送られるなか3人が舞台から降壇し、他のメンバーがアイドル衣装に身を包み登場。ここで、改めて「温泉むすめ」についての説明がリーダーである篠田から行われた。「温泉むすめ」は、全国各地に宿る温泉の神様(しかしまだまだ駆け出し)であること、神様の力としては神社と神社を渡る“お社渡り”が使えること、普段はお台場にある「温泉むすめ指南学校」にて温泉の知識を学んでいること、3000以上もある温泉を統べる神様・スクナヒコの思いつきでアイドル活動を行うことになったことなどが紹介された。

 紹介の後には先ほど舞台から降壇した長江、本宮、和多田が合流し、「70億分の9の奇跡」「おんくり」の2曲を続けざまに歌唱。「70億分の9の奇跡」は神戸、仙台の公開収録後のミニライブでも歌ってきた曲だけに、9人のパフォーマンスも会場とのコール&レスポンスも息ピッタリで、安定感も抜群であった。

 篠田がタイトルの名付け親だという「おんくり」は、クリスマスイヴに行われた本ライブにぴったりな楽曲。ステージ全体を使ってストーリー性を感じるパフォーマンスを披露した。ここでもそれぞれがキャラクターを意識した動きをしていたが、中でも可愛くちょこちょこと動きまわる桑原は楓花そのものであった。

キャラクターがその場に立っている

 ライブも中盤に差し掛かったところで、「クリスマス、何それおいしいの? 新しい楽曲を作ろう」と題した朗読劇が挟まれる。朗読劇では「Hop Step Jump!」が誕生するまでの秘話が描かれ、9人のキャラクター性、得意なこと、そしてSPRiNGSとはどういうグループなのかを凝縮したストーリーが繰り広げられた。

 朗読劇後に舞台に残った高橋(那々子)、日岡(綾瀬)、遠藤(美月)の3人が歌唱したのは「ロマンスの林檎」。本曲は可愛い系ユニットと位置付けられたグループ内ユニット「しゃんぷーはっと」の楽曲だ。キュートで可愛らしいメロディーに対して、可愛さを懸命に表現しようとするセクシー担当の綾瀬、歌詞からも分かるように少し恥ずかしがっている美月、その二人をひっぱる那々子……。本曲はこのメンバーで歌うのがこのライブで初めてではあったが、ステージでは3人の関係性が見事に表現されており、思わず笑みがこぼれた。

 3人に替わって舞台に姿を現したのは高田(結衣奈)、篠田(泉海)、桑原(楓花)。今度はグループ内ユニット「SPicA」が「おはようジャポニカ」を披露した。本曲はエネルギッシュで情熱的なユニットである「SPicA」らしさ全開の一曲。アップテンポでノリやすい楽曲、「ワッショーイ」などの合いの手が、会場を沸騰直前まで盛り上げた。

 これまでの活動を振り返る映像がスクリーンに映し出された後、9人が白を基調とした学生服風の装いで登場。そして、先ほどの朗読劇で完成秘話が語られた「Hop Step Jump!」を歌い上げた。「SPRiNGS」らしさ、そして次のステージへ進むという意志が詰まった、メジャー1stシングル。そんな想いが込められているからか、本ライブでも一人一人の歌声に十二分なほどの熱量を感じた。特に2番サビ後にそれぞれがセリフを喋る部分からは、「決意の表れ」を感じ、胸が熱くなった。

 続く「さよなら花火」はピアノの旋律が心地よさと少しの寂しさを表現している、しっとり系の楽曲。これまでの楽曲以上に訴えかけるように歌う9人の歌声が会場に響き渡った。中でも高橋のノビのある歌声は心地よく、同時に那菜子は曲に併せて器用に歌い方を変えられるという一面が垣間見えたようにも感じた。

「70億分の9の奇跡」

 駆け抜けてきたライブもいよいよ終盤。ここにきて披露されたのは、「SPRiNGS」が一番長く付き合ってきた楽曲「青春サイダー」だ。本曲では、「SPRiNGS」のメンバーに併せてぽか旦那・ぽか女将もタオルを振り回し、会場中が最高潮の盛り上がりを見せる。その盛り上がりのなかで輝く笑顔には、この日、この場所に9人で立てていることの嬉しさが詰まっているようであった。

 「青春サイダー」の後にはドラマCD第二弾が決定したこと、ゲーム『温泉むすめ ゆのはなこれくしょん』が2018年初夏にリリースされること、2018年5月19日(土)にかつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールにて、『温泉むすめ』3rdライブの開催が決定し、「SPRiNGS」のほか他ユニットも参戦することなどが発表された。まだまだ歩みが止まらない『温泉むすめ』の今後にも注目だ。

 盛りだくさんの情報が発表された後に歌唱したのは、「未来イマジネーション」。本曲は鹿威しの音が使われたり、背中を洗い流すような振り付けがあったりと、曲全体で温泉感を表現されているのが特徴だ。ここまで様々なパフォーマンスで汗を流してきたにも関わらず、最後までエネルギッシュさを欠かすことなく、目いっぱいのパフォーマンスを魅せ、9人は舞台を後にした。

 鳴りやまないアンコールに応えて登場したのは、セーラー服のような清楚さとビビットカラーを使った可愛さも兼ね備えた新衣装に身を包んだ9人。まずは季節感にピッタリな「粉雪フレンズ」を歌い上げた。

 そして、本ライブ最後に選ばれたのはこの日に絶対欠かせない楽曲「70億分の9の奇跡」である。本日二度目となる本曲では、9人がこの瞬間に集まったという奇跡をかみしめ、それぞれに寄り添ったり、肩を組んだりしていた。その姿を見るだけでここまでの9人の軌跡が分かるようで、目頭が熱くなった。

 ライブで披露する楽曲すべてを歌い終えたところで、9人が思いの丈をぽか旦那・ぽか女将に伝える。メンバーそれぞれが感謝の言葉を述べるなか、この日が最後のステージとなる遠藤は、これまでの思い出を振り返るなかで、涙を堪えきれずにいた。しかし、彼女の言葉をしっかりと受け止めるべく、誰もが温かく見守り、言葉の一つ一つをかみしめる。その想いを受け取ってか、遠藤は挨拶後に深く礼をし、感謝の念を伝えていた。

 挨拶の最後を務めた高田は「最高の9人と一緒にステージに立てることの幸せをかみしめながら、楽しい時間を過ごせました!」と溢れる想いを言葉にする。そして、「これからも色々な場所でこの気持ちを皆さんに伝えながらほくほく、ポカポカした時間を過ごしたいと思います、これからも温泉むすめの活動をよろしくお願いします!」と締めくくり、ライブの幕は閉じた。

 昼の部では「SPRiNGS」9人のパフォーマンス力の高さに終始目を奪われ、ワクワクを抑えきれなかった。夜の部では果たしてどんなパフォーマンスが見られるのか、そして9人最後の舞台は、どんな物語になるのか。少し複雑な、それでも楽しみだという気持ちを抱えながら、夜の部を迎えることとなった。

夜の部レポートはこちら→https://cho-animedia.jp/event/40573/

昼の部セットリスト
M-1 純情SAKURA
M-2 Ambition
M-3 SILENT VOICES(雪月花)
M-4 70億分の9の奇跡
M-5  おんくり
M-6 ロマンスの林檎(しゃんぷーはっと)
M-7 おはようジャポニカ!(SPicA)
M-8 Hop Step Jump!
M-9 さよなら花火
M-10 青春サイダー
M-11 未来イマジネーション
アンコール
M-12 粉雪フレンズ
M-13 70億分の9の奇跡

温泉むすめ SPRiNGS 2nd LIVE BD NOW ON☆SENSATION!! Vol.2 ~聖夜にワッチョイナ!!~のBlu-rayが発売決定!


【タイトル】
温泉むすめ SPRiNGS 2nd LIVE BD NOW ON☆SENSATION!! Vol.2 ~聖夜にワッチョイナ!!~
【発売日】
2018年4月13日(金)
【収録内容】
「純情-SAKURA-」
「Ambition」
「SILENT VOICES」
「粉雪フレンズ」
「おんくり」
「ロマンスの林檎」
「おはようジャポニカ」
「Hop Step Jump!」
「さよなら花火」
「青春サイダー」
「未来イマジネーション!」
~アンコール~
「70億分の9の奇跡」(フリースタイルver)
特典映像1「70億分の9の奇跡」(昼の部ver)
特典映像2 バックステージ動画
【収録時間】
本編約134分+特典59分
【初回限定版特典】
■荻pote氏描きおろしパッケージ
■三方背BOXケース付き
■特製ブックレット(36P)付き
【参考価格】
7,560円(税込)
【出演】
草津結衣奈:高田憂希
箱根彩耶:長江里加
秋保那菜子:高橋花林
有馬輪花:本宮佳奈
道後泉海:篠田みなみ
登別綾瀬:日岡なつみ
下呂美月:遠藤ゆりか
有馬楓花:桑原由気
奏・バーデン・由布院:和多田美咲
【取扱い法人】
amazon
アニメイト
ゲーマーズ
とらのあな
メロンブックス
ソフマップ
ビックカメラ
Rakutenブックス
タワーレコード
HMV
【法人共通特典】
特典内容:マイクロファイバータオル(200×200mm)
※対象法人は後日発表いたします!



PAGETOP