水着姿のみらいが超!かわいい「超!アニメディア」トップイラストと同時に公開するのは、対談の前編。みらいやえもの魅力はもちろん、林さん・久保田さんの学生時代についても語ってくれた。
楽曲や、秋に開催されるライブについての話題が中心の後編はこちら⇒https://cho-animedia.jp/special/55646/
みらいとえもはお互いを補い合っている関係
──まず、林さんが演じている桃山みらいがどんな子なのか、紹介してください。
林 みらいちゃんは、ちょっと引っ込み思案なところがあるんですけど、でも好奇心が旺盛で、とにかくやさしい子なんです。そして、人のキラッとした良いところを見つけるのが得意。他人の良いところを認めてあげるのは意外と難しいことだと思うので、それが素直にできるのが、みらいちゃんの良いところだなって私は思っています。
久保田 たしかに引っ込み思案ではあるんですけど、ここぞというときに周りを引っ張っているのは、意外とみらいだったりするんです。基本的には、みらいをえもが引っ張っていく……という感じではあるんですけど、一番大事な場面で、みんなが追い込まれてしまったようなときには、みらいが堂々とした態度で「一緒に行こうよ!」と手を取ってくれる。そんな姿を見ていると、「さすが主人公!」と思ってしまいますね(笑)。
──では、久保田さんが演じている萌黄えもはどんな子? 久保田
林 えもちゃんは本当にかわいいですよね。喜怒哀楽がハッキリとしているということもそうですが、みらいちゃんにはないものをたくさん持っているのも魅力だと思います。そして、みらいちゃんがくじけそうなときはえもちゃんが助けてくれるし、えもちゃんがピンチのときにはみらいちゃんが手を貸してくれる。このふたりは本当にいいパートナーなんです。
──幼なじみのふたりは、とてもいい関係なんですね。 久保田
林 どちらかがいないと絶対にダメ。そういうふたりの関係って、すごくうらやましいなって思いますね。
林
──みらいを演じているときに意識していることはありますか?
──あ、そうか。林さんは16歳の高校1年生ですもんね。
久保田 確かに! みらいは中1だから、3つしか違わないんだね(笑)。
林 そうなんです。だから、「中学生を演じる」「幼く演じる」という意識はあまりなくて、「みらいちゃんってこんな子なんだろうな」と感じたことを素直に表現するようにしています。
──では、わりとすんなり演じられている?
林 はい。すんなりと。
──でも、初めての主役というのは、結構プレッシャーがあったりするのでは?
林 最初は本当に緊張しましたし、「私で大丈夫かな……?」と不安に思ったりもしました。でも演じていくうちに、「みらいちゃんは私しか演じることができない」というキャラにしなくちゃいけないと思い始めて……。とにかく、頑張ってます!(笑)
──監督をはじめとするスタッフの間では、「林さんは年相応ではない落ち着きと安心感があって、久保田さんたちと一緒に作品を引っ張ってくれている」と言われているらしいですよ。 林
久保田 完全に立派な座長です。
──そろそろ年齢詐称疑惑が出て来そう?(笑) 久保田
林 間違いなく高校生ですよ!
──では、久保田さんがえもを演じるときに意識していることは?
久保田 えもは喜怒哀楽のどの感情も100パーセントで出してくるんです。だから、うれしいときも怒っているときも悲しいときも楽しいときも、100パーセントでやろうと思っています。おかげで、1話のなかに喜怒哀楽がすべて詰め込まれているエピソードなんかは、収録が終わると私はかなり疲れています(笑)。
お互いに「いいね!」と思っているところは……? ──この作品でみらいたちはプリ☆チャンで「いいね!」をたくさんもらうことをめざしていますね。久保田さんが林さんに「いいね!」をあげたいと思うところは?
久保田 鼓子ちゃんの「いいね!」と思うところは……私とおしゃべりしてくれるところ(笑)。今、高校生とお話ができる機会なんてなかなかないですからね~。それに、私は一応鼓子ちゃんと同じ事務所の先輩で、しかも年齢は7歳も離れていて。普通そんな年上の方を相手にしたら、お話しづらいじゃないですか。私が鼓子ちゃんの立場だったら、自分から話しかけるなんてなかなかできません。それなのに鼓子ちゃんは普通にしゃべってくれるので、「ありがたい!」ってしょっちゅう思ってるんです(笑)。
──では反対に、林さんが思う久保田さんの「いいね!」な部分は?
林 先輩らしい存在にも、やさしいお姉さん的存在にもなってくれるのがうれしいなって思っているんです。以前、一緒に振り付けの練習をしたことがあったんですけど、帰りにご飯をごちそうしてくれて。
久保田 初めて先輩らしいことをしてみました(笑)。
林 そのときにはいろいろと相談にも乗っていただきました。それと、『プリ☆チャン』のアフレコのときはいつも隣同士なんですけど、セリフを合わせるときにも息を吸うタイミングを合わせてくれたり。本当にいつも助けていただいています。
久保田 こういうことを言ってくれるのもありがたいです(笑)。でも、いつもは座長が引っ張ってくれているという感じなんですよ。
林 いえいえいえ(笑)。
久保田 それに、鼓子ちゃんは掛け合いをするパートナーとして、本当にやりやすいんです。みらいとえもは一緒に合わせて言うセリフが多いんですけど……。
林 初めてご一緒したころから、「合わないね」ということがないんですよね。
久保田 そうなんです!
──ところで、みらいとえもはプリ☆チャンに打ち込んでいる中学1年生ですが、おふたりは中1のときにどんなことに打ち込んでいましたか? 林
──完全に運動部!
林 そうなんです(笑)。とにかく大変すぎて、中1のときはそれしかやっていなかったという感じですね。もちろん、今となっては本当にいい思い出です。
久保田 じつは私も中学生のころは吹奏楽部に所属していたんです。
──おっ。ふたりの共通点ですね。 久保田
──そのころはどんなアニメやマンガにハマっていたんですか?
久保田 よく読んでいたのは……『ポケスペ』(『ポケットモンスターSPACIAL』)ですね。オタクの友だちと読みあさっていました。吹奏楽部に顔を出すよりも、その友だちがいた美術部に行っていたほうが多かったかもしれません(笑)。
ライブシーンや楽曲、そして8月29日発売のキャラソンCDについてなど、こちらも盛りだくさんの対談後編は、8月15日(水)にアップ予定なので、楽しみにお待ちいただきたい。
また、トップイラストの完全版は、8月9日(木)発売の『アニメディア9月号』に掲載される。みらいの隣でジュースを飲んでいるのはもちろん“彼女”! 林さん・久保田さんの、本誌でしか読めない対談パートも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
◆プロフィール
林鼓子【はやし・ここ】5月15日生まれ。静岡県出身。81プロデュース、エイベックス・ピクチャーズ所属。
久保田未夢【くぼた・みゆ】1月31日生まれ。埼玉県出身。81プロデュース、エイベックス・ピクチャーズ所属。
〈TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』情報〉
テレビ東京6局ネットにて毎週(日)朝10時~放送
BSジャパンにて毎週(火)午後5時29分~放送
■スタッフ
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア
監督:博史池畠
助監督:川瀬まさお
チーフディレクター:Park Chi Man
シリーズ構成:兵頭一歩
キャラクター原案:梨本裕美・内藤晶子(シンソフィア)
キャラクターデザイン:満田一
CGディレクター:乙部善弘
音楽:加藤達也
音響監督:長崎行男
アニメ―ション共同制作:タツノコプロ DONGWOO A&E
■キャスト
桃山みらい:林 鼓子
萌黄えも:久保田未夢
青葉りんか:厚木那奈美
赤城あんな:芹澤 優
緑川さら:若井友希
TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/
© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会