声優ユニット「Run Girls, Run!」林鼓子、20歳記念フォトエッセイ一部が公開♪ 受注〆切間近 | 超!アニメディア

声優ユニット「Run Girls, Run!」林鼓子、20歳記念フォトエッセイ一部が公開♪ 受注〆切間近

『キラッとプリ☆チャン』主人公・桃山みらいを演じ、声優ユニット「Run Girls, Run!」メンバーとしても活躍する林鼓子の20歳記念メモリアルフォトエッセイ「林鼓子 ここから。」の受注販売期間が残り1か月を切った。今回、書き下ろしエッセイの一部が公開された。

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「林鼓子 ここから。」
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『キラッとプリ☆チャン』主人公・桃山みらいを演じ、声優ユニット「Run Girls, Run!」メンバーとしても活躍する林鼓子の20歳記念メモリアルフォトエッセイ「林鼓子 ここから。」の受注販売期間が残り1か月を切った。今回、書き下ろしエッセイの一部が公開された。


「林鼓子 ここから。」
林鼓子は、2017年に開催された「avex×81produce Wake Up, Girls !AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション」で応募者2,000名の中から選ばれた3名による声優ユニット「Run Girls, Run!」のメンバーとしてデビュー。
以降、『キラッとプリ☆チャン』で主人公・桃山みらいを演じながら主題歌も担当するなど、声優としてもアーティストとしても活動を行っている。

本書籍「林鼓子 ここから。」は、林が5月15日に20歳の誕生日を迎えたことを記念したメモリアルフォトエッセイだ。
本人が綴った書き下ろしエッセイをはじめ、『キラッとプリ☆チャン』内のユニット「ミラクル☆キラッツ」で共演した久保田未夢との特別対談、そして「i☆Ris」芹澤優や若井友希ら先輩声優、「Run Girls, Run!」森嶋優花や厚木那奈美らからのスペシャルメッセージを掲載。
さらに、東京に加えて出身地・静岡県浜松市で撮影された撮り下ろし写真も収録し、林の「これまで、今、これから」がたくさん詰まった一冊に仕上がった。


「林鼓子 ここから。」
「林鼓子 ここから。」は、7月31日23時59分まで受注販売。
詳細は受注販売ページまで。

林鼓子フォトエッセイ「ここから。」一部


中学2年。


私にとって"人生の転機"が訪れたのは、中学2年生のときです。

当時私は、子役時代お世話になった事務所を辞めて、永遠の憧れである水樹奈々さんのようなアニソンシンガーになるため、地元でボイストレーニングのレッスンに通いつつ、いろいろなオーディションを受けていました。何度か良いところまで進んでもなかなか「合格」の二文字はいただけず、「自分には何が足りないのだろうか。」ともやもやしていました。

そんなとき、私の人生が変わるきっかけとなったオーディションがやってきます。

新人女優募集のオーディションでしたが、数行のセリフを読む演技審査の他に歌唱審査があったため、歌を聴いていただける機会があるならと思い、挑戦しました。

その帰り際、審査員の方に「声と芝居がいいから、今度開催される声優のオーディションを受けてみないか。」とお声をかけていただいたのです。正直、私はお芝居を褒めていただいたことにびっくりしました。アニメもお芝居も大好きでしたが、歌手を目指していたこともあり、そのときの私の中に声優になるという選択肢がなかったからです。

しかし、審査員の方のお言葉で、もしかしたら歌だけではなく、私の声そのものが武器になるのかもしれないと目の前がパッと開けたような感覚になりました。

この出来事が、私の人生の転機のひとつです。

その後紹介していただいたオーディションは、ファイナリスト11人まで残ることができたのですが、落選してしまいました。

もともと自信家なタイプでしたが、このときは初めて、「私は芸能には向いていないのかもしれない。」と思いました。それだけ、全力を尽くしたといえる選考でした。

家族から見ても私の気持ちが沈んでいることは明らかだったようで、いつもオーディションについてきてくれて、誰よりも私の夢を応援してくれていた母にも、「一旦高校受験に集中してみたらいいんじゃないか。」と言われ、それもいいかもしれないと思いました。

そんなとき、父がひとつのオーディションの募集要項を、私に見せてくれました。それが、Run Girls, Run!のデビューのきっかけとなったオーディション「Wake Up, Girls! AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション」でした。もう諦めようと思っていた私が、すぐに「受けてみる。」と返事をしていました。

上手く言葉に表せないのですが、「今回は受かる。」とビビっとくるものがあったのです。

ティザームービーにでてくるキャラクターたちのシルエットをみて、自然とこの少女を演じる自分の姿を想像していました。

普段は黙って私を見守っているような父が、落ち込んでいる私に「そんなひとつのオーディションでダメだと思っているようじゃ、いつまで経ってもデビューすることなんて出来ない。」と叱ってくれたことも、再び立ち上がるきっかけになり、今でも感謝しています。

私は、これがラストチャンスだと思って、 「Wake Up, Girls! AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション」に臨みました。

結果は無事合格。中学3年生になった春でした。

やっと夢に見ていた生活が始まるのだと、期待に胸をふくらませていましたが、私に待ち受けていたのは試練でした。

収録内容:
・林鼓子書き下ろしエッセイ 全10本
・林鼓子×久保田未夢 特別対談
・芹澤 優、若井友希、森嶋優花、厚木那奈美ら共演者からのスペシャルメッセージ
・東京、浜松での撮り下ろし写真  
・ファン参加型企画 ほか

音泉女子高生テーマソング「#青春モード」
¥2,090
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《林洋平》
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