【連載】高田憂希の『ひトリップ』(7)目が覚めるような新しい梅干しに出会えた梅雨の月 | 超!アニメディア

【連載】高田憂希の『ひトリップ』(7)目が覚めるような新しい梅干しに出会えた梅雨の月

声優の高田憂希による連載企画『ひトリップ』。毎回「ひとり」で「お出かけ」した日々を記していきます。第7回のひトリップは「梅干し」のお話です。

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現在、うちの愛犬が元気いっぱいに私にタックルをしてきます。そんな幸せを感じながら、今このコラムを書いています。こんにちは。高田憂希です。



うちに来る前からそうだったのですが、うちの子はとてもヤンチャのようです。人にもワンちゃんにも、「遊んでー!!!」と全力でアピールしていく姿はエネルギーの塊。何事にも全力。食べる!寝る!!遊ぶ!!!毎日を全力で謳歌している姿が愛おしくてたまりません。

最近ようやく全てのワクチン接種を終えたので、つい先日、保育園デビューをしました。

初めましてのワンちゃん達がたくさんいる環境で、一体うちの子はどんな反応を見せるのか。とても気になりました。犬見知りしたりしないかな、緊張して縮こまったりしてないかな。心配しつつ、仕事を終えて迎えに行くと、トレーナーさんから一言。

「元気いっぱい、明るい子です。」と。小学生の通知表に書かれるような優しいメッセージをいただきました。初めての保育園で緊張してしまう子も多い中、うちの子ははしゃぎ倒していたようです。よかった。心配していたようなことは起きてなさそうでひとまず安心です。

どんな風に他のワンちゃんとコミュニケーションをとっているのか、見学させてもらいました。そこには。

(駆け回るうちの子。)
(逃げるワンちゃん。)
(めげずにアピールし続けるうちの子。)
(離れるワンちゃん。)


愛犬よ。熱烈アピールするのはいいのだが、その距離感で…合っているのかい…?

明らかに他のワンちゃんが困っている気がした私は、トレーナーさんにおそるおそる、大丈夫でしょうか?と問いかけると、とても素敵な笑顔で、「大丈夫です!ここにいるのはお姉ちゃんお兄ちゃんばかりなので!」と。

不思議なもので、ワンちゃん同士も顔を合わせた時点で、なんとなく自分よりもお姉ちゃんだ!とか、お兄ちゃんだ!とかが分かるようです。

トレーナーさんは、うちの子が元気いっぱいでヤンチャボーイであることは、出会った時点で感じてくださっていたようで、相性の良さそうな年齢感で教室のクラスを組んでくださったそう。(すごい…!)

なので、同い年くらいの子もいたのですが、比較的うちの子よりも先輩のワンちゃんたちが多い環境の中で遊ぶことになったおかげで、他のワンちゃんもうちの子を甘やかしてくれているんだそうです。

「この子はまだ小さいから、強く怒らないであげよう。」と、気持ちに余裕のある大人ワンコたち。好き好き遊んでかまってと熱烈アピールなうちの子にも優しく接してくれました。

これからうちの子が大きくなれば、犬同士のコミュニケーションの仕方を先輩達が叩き込んでくれるそうで。これまた笑顔のトレーナーさんから「きっと雷を落とされると思いますが、それもまた成長です!」と。

何度無視されてもへこたれずに何度も気になったワンちゃんの元へ駆け寄るうちの子に頭を抱えながらも、そのメンタルの強さにたくさん笑いました。

他のワンちゃんたちと楽しそうに走り回って、家に帰ってきたらすぐにお腹を丸出しにして爆睡している姿にも笑って。改めて、うちに来てくれてありがとうの気持ちです。



そんな近況と共に、今回のひトリップに参りましょう。皆さんは「梅干し」食べますか?今回は東京ソラマチにある立ち食い梅干し屋さんにひトリップしてきました。



世界で300種類以上ある梅干しの中から、(そんなに種類があるなんて!)選び抜かれた梅干しが数十種類用意されており、購入することはもちろん、お店の名前の通り店内にあるカウンターで味わうことも出来ちゃうお店です。

私も早速列に並んで、(週末だったこともあってかすごい行列が出来ていました!)梅干しの立ち食い初体験。

種類が多いので、悩む自信しかなかった私は予め公式のホームページで、食べてみたい梅干しを決めていました。(「梅味分布図」という、あまい⇄しょっぱい、すっぱい⇄やさしい、の項目で書いてくださってる図があるんです。)(親切です…!)

私が注文したのはこちらの梅干しです。



右から、杉田梅、みかん梅、しらら、です。

図でいうところの、一番すっぱくてしょっぱいところにいた「杉田梅」と、一番あまくてやさしいところにいた「しらら」という両極端な梅を選び、また、フルーツの名前が入っていることに新鮮さを覚え「みかん梅」を選びました。

まずはしらら、実食。

あ、あまい~…!!!
もちろん酸味もあるのですが、とても食べやすくて美味しい。

続いてみかん梅、実食。

これもあまい~!そして後味のさっぱり感はとてもフルーティー。

しららもみかん梅も、単体で食べられちゃう食べやすさと柔らかな果肉に驚きました。

そして最後に、杉田梅。実食。

すっっっっっっっっっぴゃ!!!!!!!!!

慌てて白米を注文。お米なしにはとても食べられない塩分濃度。目が覚めるような酸味に驚きました。白ごはんの甘味が引き立って、かつてないほどご飯が進みました。セットでいただいたお茶もとても美味しかったです。

お土産にすっぱさも甘さも一番程良いとされている「鶯」という梅干しを買って帰りました。まさに王道の味。バランスが最高で食べやすく、うどんに入れたり、鶏肉といただいたり、シンプルに白米でいただいたりと、あっという間に平らげてしまいました。



日本全国知らない人はいないであろう梅干し。ですが、私が行った立ち食い梅干し屋さんには知っているようで知らなかった「梅干し」がありました。目が覚めるようなひトリップに出会えて大満足。新しい梅干しに出会えた梅雨の月でした。

それでは、また次回。

《高田憂希》
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