【連載】桑原由気の『ろぐはうす』(3)「1つ1つは小さな粒だけど、思い返してみるとほんのり心があったかい…。」 | 超!アニメディア

【連載】桑原由気の『ろぐはうす』(3)「1つ1つは小さな粒だけど、思い返してみるとほんのり心があったかい…。」

声優・桑原由気が思い出を〝ログ〟として残しておく小さなお家『ろぐはうす』。3つ目のログでは「ちょっとだけハッピーな豆まき」をします。

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桑原由気の『ろぐはうす』
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おかえりなさい、ろぐはうすへようこそ!



2月になりまして、お家の中も少し模様替えです。2月と言えば節分がありますが、皆さんは豆まき、やりましたか?

ここ、ろぐはうすでは豆の代わりに〝ちょっとだけハッピーなろぐ〟をまいていきますね。それでは、不思議な豆まきのはじまりです♪



まずは、1粒目。

ふらりと立ち寄った定食屋さん。大きなお店ではなかったけれど、とても明るい店主さんが迎えて下さった。ご飯もとても美味しかったのだが…。お会計のときに「ご馳走様でした」と声をかけると、店主さんが両手をグーにしてこちらへと差し出す。

「…?」
「どちらにしますか?」


どうやら片方の手に何かを握っているらしい。

「じ、じゃあ、右手で…」

店主さんは右手を開いて見せてくれた。手の中には、小さな飴がひとつ。

「また来て下さいね」

と微笑みながら見送ってくれた。一瞬の出来事だったが、まるで子供の頃に戻ったような、優しい気持ちに包まれた。



そして、2粒目。

1月某日。篠田みなみちゃんと共に、日岡なつみちゃんのお宅にお邪魔したときのお話。

可愛い可愛い愛犬すみれちゃんにもご挨拶。



寄り添うように膝のところにいてくれて、すやすや眠って。とても愛くるしい…。このもふもふ…たまらない…頼む、いつまでも側にいてくれ!!!!

そしてこの3人は、数年前にクリスマス会もしたお馴染みのメンバー。のんびりと他愛も無い話をしながら、ご飯を食べる時間が心地良い。仕事で一緒になる時間が少なくても、会おうと声を掛けてくれることが嬉しかった。すぐにまた、会いに行かなくては!

そして、3粒目。



中学の時の友人と訪れたティーハウス。

お庭を眺めながらお茶やお菓子を頂く時間はゆっくりと流れ、優雅で癒される。まるで田舎に来たかのよう…。よく行く喫茶店と違うのは、BGMの無い静かな空間。

カタカタと音がして、そちらを見れば、向かいの席でパソコンを眺め仕事をする男性がいた。こんな場所で作業をしたらまた違った発想やアイディアが浮かんできそう!

いつか私もここで作業してみようか…? なんて想いを馳せつつも、今日は何も考えず過ごそう。ふーっと深呼吸をして、そっと目を閉じた。

最後の粒。



帰省したときに父が連れて行ってくれた『一楽ラーメン』ここは、『NARUTO-ナルト-』に出てくるラーメン屋さん〝一楽〟のモデルになっていると聞いて、行ってみたいと話していたのを覚えていてくれたのだ。

これがナルトが愛したラーメン…! 1口ずつ噛み締めながら味わった。野菜がたっぷり入っていて優しい味わい。思わずもう1杯食べられそうなくらい美味しかった。



おっと! ここで豆まき終了です!

いかがでしたか? 1つ1つは小さな粒だけど、思い返してみるとほんのり心があったかい…。そんな幸せを大切にしていきたいなと思うのでした。皆さんにもこのぬくもりが伝わっていると嬉しいです。

さて。ろぐはうす流の豆まきも完了しました。皆さんの1年が、よりよい年になることを願っております! またおもてなしの準備をしておきますので、気軽に遊びに来てくださいね。

《桑原由気》
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