和多田美咲さんの神山隊長評が辛辣!? 超!アニメディア「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第6號 | 超!アニメディア

和多田美咲さんの神山隊長評が辛辣!? 超!アニメディア「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第6號

今月の新帝スタですが、クラーラ役・和多田美咲さんがゲストです。そして、アニメディア本誌に載せきれなかった対談内容の、なんと充実していることか! 本誌と併せて読まないと、わかりづらい部分がいくつかあります。必ず本誌も読んでね!

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「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第6號
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  • 第5話場面カット
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  • マメタロ
  • サクラ大戦アコースティック音楽会『桜の夕べ』
  • サクラ大戦アコースティック音楽会『桜の夕べ』

 みなさん、見ましたか? 『サクラ革命』! いやいや、あの20数分のアニメは、新たなサクラワールドを期待させるに充分ですよ!
 何はともあれ注目していきたいと思います。さて今月の新帝スタですが、クラーラ役・和多田美咲さんがゲストです。そして、アニメディア本誌に載せきれなかった対談内容の、なんと充実していることか! 
 本誌と併せて読まないと、わかりづらい部分がいくつかあります。必ず本誌も読んでね!


莫斯科歌劇団の可能性


【音楽】田中公平×【クラーラ役】和多田美咲

司会【サクラ大戦シリーズディレクター】寺田貴治


寺田 『サクラ大戦』はいつ頃からご存じでしたか?

和多田 私が小学生くらいのときに、クラスにアニメに詳しい子がいて、その子とカラオケに行った際に「こういう歌があるんだ」と教えてくれたのが「檄!帝国華撃団(ゲキテイ)」だったんです。そこで初めて聴いて「なにこれ!?」ってなって。その子は『サクラ大戦』の大ファンで、ブログを作って感想を書いたりするくらいだったんですけど、その子に「一緒に歌えるように練習してよ」と言われたんですね。今でもオーディションの前にカラオケで練習するときに、声を出すために歌ったりしていたので、今回のオーディションのお話をいただいたときも「いつも歌ってるやつ!」って思いました。

田中 すごいね。作品に関わる前から「ゲキテイ」を歌っていた人は、内田真礼さんと山村 響さんと、和多田さんの3人ですよ。

和多田 そうなんです。個人的に歌ってました(笑)。

寺田 しかも「檄!帝国華撃団<新章>」を聴いたときには「田中公平様!!」みたいになったとか。

和多田 この入りで、こう来るのかっていう。誰もが鳥肌が立つ、誰もが震撼するような素晴らしい曲で。

寺田 イントロは「ゲキテイなんだ」と思うけど、Aメロが始まった途端「あれ!? 違う、かっこいい!」みたいな。

田中 あやねる(佐倉綾音)に書かせてもらったようなものだからね。彼女の歌をずっと聴いていて、Aメロが出る前にサビのところが出たから、これで行こうと。

寺田 昔のを聴くと「あれ、こんなにスローだったかな」と思うんですよ。

田中 テンポは一緒ですよ。言葉が多いから、刻みが複雑になっただけで。

寺田 前に公平先生が、今のトレンドに合わせるには、もっとワードを詰め込まないとと仰られて。

田中 密度の濃さが、今のアニメには必要なんですよ。

和多田 でも確かに今の曲はテンポ早いですよね。

田中 昔のアニメに較べたら、テンポは20くらい上がってると思うよ。でも私は「ゲキテイ」のテンポは上げたくなかった。それなら情報量を増やさないといけないなという話で。

和多田 へぇぇ~~~っ!!

第6話場面カット

田中 私が見たいのは、クラーラとレイラのバレエ。パ・ド・ドゥか何か。

寺田 さっき合体攻撃の話をしましたけど、クラーラならバレエネタかなと思ったんですよね。

田中 クラーラがバレエで踊るシーンはなかったから、実は上手かったと。

寺田 合体攻撃でバレエのシーンが始まって、クラーラがバタッと倒れて「私にはできない……」みたいなことをやっていると、神山が現れて――

田中 最初にレイラが「あなたはバレエひとつ踊れないの!?」って言ったりするのよくない?

寺田 そこから入りますか!? クラーラとレイラでバレエ特訓中みたいな(笑)。

田中 クラーラも「私、がんばる!」って。

――レイラが黒鳥だったから、クラーラは白鳥ですよね。

和多田 確かに、白と黒で。

田中 絶対にいいと思うよ。

――それで莫斯科歌劇団の舞台をやったら、世界の歌劇団の中でも一番レベルが高いと思うんですよ。

田中 エリスも強いぜ。

寺田 エリスは最強すぎるので、たぶん何やっても勝つんじゃないですか。

――でもカミンスキーとレイラのバレエって、完璧じゃないですか。莫斯科の舞台はほかとは違う気がします。

寺田 レイラみたいなキャラがいるのが強いでしょうね。ほかの部隊には強力な副隊長みたいな存在があまりいないので。

田中 音楽的にも、レイラがいたおかげで私もバレエ曲が書けたわけですよ。切ないバレエの曲を。あれに合わせてレイラとカミンスキーが踊ってくれたのでね。ボレロの曲はカミンスキー用なんだけど、もう1曲はレイライメージです。クラーラの曲は、正体を明かすところの曲は書いたけど、日常の曲は書いていないので。

寺田 書くとしたら、どんなイメージですか?

田中 どうしようかな。設定によるな。

――クラーラの白鳥は聴いてみたいですけどね。

田中 白鳥はいいね。チャイコフスキーは「白鳥の湖」とか「くるみ割り人形」とか、そっち系もあるよね。もうちょっとロシアっぽくするなら、キエフのバレエ団の高度な曲でもいいけど、みんながついて来ないと嫌だから。

和多田 なんだかおしゃれそう(笑)。おしゃれでかわいい感じになりそう。

――ボリショイサーカス的な、ちょっと楽しい感じを加えてみるとか。

田中 ああ、それはあるね。

寺田 サーカスはいいかもしれないですね。バラエティ感があって。

――ロシア文化を描き始めたら、面白そうですけどね。

田中 めっちゃくちゃ面白いよ。

寺田 色々また研究しないといけないですね(笑)。

田中 今回のロシア語は、アフレコのときはどうしたの?

和多田 最初は音声をいただいたりしていたんですけど、あとは自分で調べて、音を聴いて練習して。

田中 あまり長いロシア語のセリフがなかったからね。

和多田 そうです。「スパシーバ(ありがとう)」とか。

田中 そろそろ長いフレーズも喋れるようにしてもらわないと(笑)。

和多田 巻き舌が苦手で、全然できないんですよ。いかに空気を多く出して、巻き舌っぽく聞こえるかというのをやったんですけど、放送を観てみたら、そんなにできてないなっていう(笑)。

寺田 でも儚げな感じが出ていましたけどね。

和多田 ほんとですか?

田中 和多田さんの一番いいところはそこですよ。儚げ。

和多田 いやぁ、嬉しいです!

田中 演技もそうだけど、声が儚げなんです。美しいんですよ。

寺田 ほかのキャラにはない魅力がある気がします。

田中 みんな声の抜けが良い中で、ちょっとくぐもっているんだけど、紗のかかった美しさが声にあるのよ。だからみんなで喋るときに、際立つもん。

寺田 そうそう。和多田さんの声はわかりますね。

和多田 すごい嬉しいです! 生きてて良かった!

第5話場面カット

寺田 新サクラ大戦の中で、クラーラ以外で好きなキャラはいますか?

和多田 あざみです。かわいいし、「忍者あざみ」が好きですね。すっごいかわいいです!

田中 あの曲だけキャラソンなの。

和多田 入りは怪しげな感じなのに、すごいかわいらしく変わっていくから。

田中 山村さんはすごい声優さんですよ。いろんなことができるから。歌も自分で作るし。和多田さんは歌の活動はしないの?

和多田 キャラクターソングとかは、歌と、キャラクターを表現するっていうことが重なってくるじゃないですか。そういうのは楽しいと思えているので、そこを今はがんばるという感じです。自分の歌は……そうですね、がんばります(笑)。

田中 “アーティスト”和多田美咲として歌を出すことは、まだ考えていないのね。

和多田 考えてなかったですね(笑)。

寺田 今回クラーラはあまり絡んでいないんですけど、神山というキャラクターはどうでしたか?

田中 最初に助けてくれただけだけどね。

和多田 途中からいろんなところに行ってしまって、なかなかお話はできなかったんですけど、ゲームのときの神山さんはみんなと関係を持つじゃないですか。そういう目で途中から見ていたので、ちょっとあざといなって思いました(笑)。アニメではさくらさんとの絡みが多かったですけど、これをみんなにしてたのかって思ったら――。

田中 『サクラ大戦』の隊長はみんなそういう感じになっているのよ。でもその中で一番あざといですよね。1話からジゴロだの女たらしだの、みんなに言われてるんだもん。

寺田 あんなに言われたのは初めてですね。神山は今までの主人公より笑えるところが多いので、そう言われるのかもしれないですけど。『サクラ大戦』シリーズの前のセガプロデューサーに言われたんですけど、大神には絶対に「君のことが好きだ」と言わせちゃダメだと。「君のことを一番大切に思っている」は言ってもいいけど、「好きだ」「愛してる」は絶対言わせるな。それがジゴロってもんだと言われましたね。だから僕は基本「好きだ」とは言わせていないんです。『4』は結婚テーマだったので、最終的に言ったかもですが。

田中 でも全員とキスしてたらダメだろ。

和多田 えっ、してるんですか!?

寺田 最後にしてますね。『1』のリスペクトもあってそうしました。

和多田 ええ~~~っ!?

田中 あざみはしてなかったけど。

和多田 あざみはもちろんダメ~~~!! なんか今、さらに「隊長~!(怒)」って思いました(笑)。

寺田 最終回には帝国歌劇団の舞台で踊っているクラーラも観れたんですけど、今後クラーラにどんなことをして欲しいとか、ありますか?

和多田 やっぱり帝国歌劇団の一員として、私はがんばって欲しいなって思っていたんですけど、さっき一度莫斯科に帰らせるとかっていう話もしていたので。

寺田 何も決まっていませんから、どうなるか全然わからないですよ!

和多田 だから故郷に戻ってというのもアリなのかなぁって思います。

田中 戻っても居場所がないよね。

――燃えた小屋の跡に行って、とりあえずお母さんに手を合わせるとか。

和多田 レイラと再会してほしいなって。

――再会するとしたら、まさにあの小屋じゃないですか?

田中 そうだね。墓標を立てに行ったら、後ろから「クラーラ」「えっ!?」みたいな。

和多田 「姉さん!?」みたいな。

寺田 僕はレイラが出てくるとしたら、クラーラが乗る霊子戦闘機のAIに使われているとか、妄想していたんですけど。

田中 そっちか! なるほどね。

寺田 でも色々な方の話を聞いてると、出て来るならレイラは生身のまま出てきたほうがいいのかなって、ちょっと思いましたね。

田中 あとは(村雨)白秋先生のあの後も見てみたいね。

第10話場面カット

[構成/帝劇スタ夫]

サクラ大戦アコースティック音楽会「桜の夕べ」生配信公演概要


 真宮寺さくら役・横山智佐さんが、2020年9月25日(金)、10月2日(金)に東京・浅草花劇場(浅草花やしき内エンターテインメントスペース)にて開催するサクラ大戦アコースティック音楽会『桜の夕べ』

 ソーシャルディスタンスを考慮してお客様の人数を抑え、代わりに配信を行うことになりました。

 東京に行くのは不安だけれど、公演は観たい。そんなあなたに最適なのが配信です。観ることが横山さんへの何よりの応援となります。

サクラ大戦アコースティック音楽会『桜の夕べ』

★プラットホーム
e+『Streaming +』

★2020年9月25日(金)
[昼公演] 開演:15時00分 [夜公演] 開演:19時00分
※9月27日(日)23:59までアーカイブ配信あり

★2020年10月2日(金)
[昼公演] 開演:15時00分 [夜公演] 開演:19時00分
※10月4日(日)23:59までアーカイブ配信あり

■出演者
横山智佐

■ゲスト
9月25日(昼夜共通):伊倉一恵、折笠愛
10月2日(昼夜共通):伊倉一恵、高乃麗

■演奏:バイオリンMIZ
帝都浪漫楽団・改

■配信視聴チケット:3,000円 ※税込 ※別途システム使用料220円

■配信視聴チケット販売サイトhttps://eplus.jp/sakura-taisen-st/

■配信・視聴方法等に関してのお問い合わせ
https://eplus.jp/streamingplus-userguide/

■視聴チケットの購入に関するお問合せ
http://support.eplus.jp/

■公演に関するお問い合わせ:浅草花劇場 TEL:03-6802-8780(10時~16時)

公演詳細は『横山智佐のケータイ日記』http://chisa-club.cocolog-nifty.com/)にてご確認ください。

サクラ大戦アコースティック音楽会『桜の夕べ』

はみ出しスタァ



マメタロ
▲マメタロ


投稿にレベルアップの楽しみを与える「爵位システム」


「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」では、投稿がアニメディア誌面に掲載されると帝都市民番号という4桁の番号が貰えます。

さらに掲載回数が重なると、自身のペンネームの後ろに爵位が付くようになります。これが「爵位システム」です。

掲載回数
1回 帝都市民(「No.0000」という4桁の帝都市民番号が貰える)
2回 名誉帝都市民(ペンネームの後ろに「殿」が付く)
3回 男爵(ペンネームの後ろに「男爵」が付く)
4回 子爵(ペンネームの後ろに「子爵」が付く)
5回 伯爵(ペンネームの後ろに「伯爵」が付く)

爵位の憶え方は、高いほうから順に「公侯伯子男(こうこうはくしだん)」。公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵です。6回載ると侯爵、7回載ると公爵。その上には大公、殿下と続きます。みなさまのご参加、お待ちします。

投稿募集中!


忍者あざみのニンニンお絵かき帖
次回は神山隊長がゲストです! 神山と司馬で、男ばかりの誌面になるか!? 『サクラ革命』もどうぞ!

技師長&大道具係・司馬令士の作ってみ大戦
オリジナルアクセ、プラモデル、ぬいぐるみほか、なんでもいいから作ってみたものの画像をお送りください。コーナー担当は司馬令士です。

イラストコーナーの規定サイズは以下の通り。

【規定】
・画面のサイズ
横100mm×縦148mm

・解像度
300~350dpi(pixel/inch)

・画像容量
5MB以内

・カラーモード
CMYK または RGB
※RGBモードの場合は、掲載時に色味が大幅に変わることがあります。あらかじめご了承ください。

・保存形式(ファイルの拡張子)
JPEG形式のみ
※Windowsを使用している人は、自動的に標準の画像形式「BMP」で保存される場合があるので、保存時に必ず形式をご確認ください。

【次回しめきり】9月18日(消印有効)

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