阿座上洋平さんはまさしくリアル神山誠十郎! 超!アニメディア「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第7號 | 超!アニメディア

阿座上洋平さんはまさしくリアル神山誠十郎! 超!アニメディア「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第7號

『新サクラ大戦』キャストを迎えてお届けする「新帝スタ」に、神山誠十郎役・阿座上洋平さんが登場! アニメディア本誌未収録の制作秘話をどうぞ!

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「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第7號
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 花組キャストのトリはこの方、リアル神山隊長こと阿座上洋平さん! 容姿だけでなく、中身も神山隊長と被ります。一緒に太鼓を叩いたり、星座を眺めたり、分身できたらいいな! さて今回も本誌以上の大ボリュームでお送りします!

神山のセリフ収録期間は1年半! 読んだセリフ量は随一!


【音楽】田中公平×【神山誠十郎役】阿座上洋平

司会【サクラ大戦シリーズディレクター】寺田貴治



――「サクラ大戦 帝劇宣伝部通信」によって、新サクラキャスト陣の誰よりも多くサクラファンの前に登場し、公平先生とも共演されました。情報番組を任されるというのはいかがでしたか?

阿座上 女性キャストを待っていたファンの方も多いと思うので、僕が出ることで「女性キャストを出せ!」みたいにつっこまれるんじゃないかとか、なんなら缶を投げられるくらいの覚悟を持って挑んだんです。でもみなさん凄い優しくて、僕の拙い進行も「やれやれ」みたいな感じで観てくれているので、どんどん楽しくなってきましたね。

――あそこでコスプレをされている影響もあると思いますが、阿座上さんと神山隊長が似ていると言われています。本連載でもキャストのみなさんが口にされていました。自分でも似ているなと思うところはありますか?

阿座上 『新サクラ大戦』のお披露目で、キャラクターの絵の隣に僕の顔が出たときに、僕の周りからも「なんか顔、似てない?」ってけっこうな確率で言われましたね。僕はそんなつもりはなかったんですけど、「言われてみれば……」みたいな感じでその気になってきて、メイクも寄せたり衣裳も調達されて、どんどんキャラクターに寄せていった感覚はあります。

――いわゆるゲス山と呼ばれるようなゲスな行動をしても、赦せてしまうという。

田中 陶山(章央)君と大神(一郎)はまるで違うじゃん。菅沼(久義)君と(大河)新次郎はわりと被ってるけど、今回は一番被ってる気がする。

阿座上 そう言っていただけると、役者冥利につきます。

――隊長がエッチな行動をするのは、プレイヤーがエッチな選択肢を選ぶからだという話もありますが。

田中 お風呂は、身体が勝手に行かないほうがいいと思うけど、しょうがないよ。隊長はみんな身体が勝手に行くから(笑)。

阿座上 あれは伝統芸ですから。僕の解釈だと、「身体が勝手に」は何かこう、大いなる力に操られているという。

田中 霊力だよ(笑)。

阿座上 霊力!?

田中 花組の女子には霊力があるから、磁石のように引き寄せられるんだよ。

阿座上 神山はそれをわかった上で、全力で乗っかるタイプだと思うんです。

田中 一応大神は乗っからないようにがんばってたけど、最終的には乗っかってたね(笑)。

――合体攻撃を見ると、神山はアクセルの踏み方と方向がおかしい気がします。

阿座上 おかしいですよ(笑)。ノリがいいんでしょうね。

田中 戦ってないやつもあるしさ。

阿座上 太鼓叩いてるし。

田中 アナスタシアとは星を見てるし。

阿座上 あれで無敵状態になるっていう(笑)。さすがだなと思いますよ。

――神山はゲームとアニメで印象が違うと言われています。アニメの神山はかっこいいと言われるのは、いかがでしたか?

阿座上 ゲームの神山の役作りは、プレイヤーさんが選択肢によっていろんな表情を見たいというのもあるし、神山に感情移入したいというプレイヤーさんも多いと思うんです。それも考えて、普通の会話のときはフラットめに作るようにして、選択肢によっては思いっきり行けるような、メリハリみたいなものは大事にしようと思ってつけていました。
 アニメはふざけるようなシーンも特になかったので、フラットな部分がどんどん前に出て、行動も全部かっこいいですから、かっこいい神山が出来上がったということですね。
 ただ、第一話のときにさくら以外の花組のみんなが……。

田中 酷いよね。ジゴロとか。

阿座上 そうそう!

田中 あれだけ無茶苦茶言われる隊長は『サクラ大戦』始まって以来初めてだから。

阿座上 それだけスタッフさんに愛されたキャラなんだなという気がします。

――アニメでも、崩れた神山をやりたかったという気持ちはありましたか?

阿座上 それはやっぱり、ちょっと物足りないなという気持ちですね。

――そこは司馬が持っていった感じ?

阿座上 そうですね、令士さんが。いや、杉田(智和)さんが面白いから、悔しいんですよ。

田中 司馬は使い勝手がいいんです。

阿座上 令士もゲームだとずっとかっこいいんですよね。

田中 すみれ様に怒られて悲鳴を上げるとかは、神山だとちょっとキャラが違うんだよ。だからそこをやってもらう。

阿座上 令士のそういう一面を見れたのは、令士ファンとしては嬉しいですけどね。

田中 杉田君とはアフレコは一緒だったの?

阿座上 何回か、ですね。

田中 得意のアドリブ攻撃は聞きました?

阿座上 いやもう、アドリブをよくされるという印象を持っていたんですけど、杉田さんってわりとアフレコ現場ではお静かにされているんですね。物静かで優しいし。でも、マイク前に行くと、ショウが始まるんですよ。それが凄い。

田中 千葉 繁さんかって感じだね。それくらい凄い。千葉さんは、テスト、ラステス、本番で全部違うアドリブを入れるんだけど、テストが一番面白いって困るよね(笑)。

阿座上 『サクラ大戦2』の紙芝居のシーンでは、千葉さんがやっていましたね。

田中 ああ、千葉助!

阿座上 それがめちゃくちゃ面白くて! かっこいいところはガシッと締めるのに、面白いところは本当に面白いから。

田中 千葉さんのアドリブスタイルは、杉田君が継いでほしい。阿座上君はもうちょっと正統派なところをやるべきだと思うけど。

阿座上 ああいう芝居に憧れはあるんですけど、なかなか殻を破れないというか。アドリブが苦手なんですよ。

『新サクラ大戦』

寺田 神山は大神や大河とはタイプが違う隊長キャラなんですけど、阿座上さんは隊長の中の人たちとは仲が良いんですか?

阿座上 ごはんに誘っていただきましたよ。

寺田 隊長をやるにあたって、陶山さんに言われたこととかあるんですか?

阿座上 ないです!

寺田 あれ、そうなんですね(笑)。

阿座上 ずっとゲームの話をして、みんなで盛り上がるっていう。緊張しながら行ったんですけど、すぐ仲良くなれて嬉しかったです。

寺田 ゲーム『新サクラ大戦』では、とにかくアフレコの回数が多かったと思うんですけど。

阿座上 読んだセリフの量は、僕が一番多いですよ。収録も1年半くらいかかったと思います。

田中 そんなやってたの!?

寺田 1か月に1回くらいのときもありましたけど、2週間に1度くらいずつ、1年以上かかりました。

阿座上 最初は仮ボイスの収録からで、青二プロの後輩とかが声を入れていたんです。そのときから僕は神山をずっとやっていて、全部録り直しになった後もやったので、一番収録したんじゃないかな。

寺田 今回は3Dイベントシーンが多いので、先にボイスがないと作るのが厳しいんです。

田中 あー、なるほど!

寺田 映像を作った後に、その尺に合わせて阿座上さんにやってもらうということもあったり、色々なパターンがあったので、ちょっと大変だったと思います。

阿座上 いや本当にお世話になりました。

寺田 しかも、ストーリーは分岐しているキャラ分だけありますし、LIPSも選択肢がタイムオーバーを含めると4つあるので、セリフの総量がほかのキャラの10倍くらいあるんです。

阿座上 単純に量が凄いから時間もかかったという。

田中 『サクラ1(初代サクラ大戦)』のときは全部字幕だったから、大神は一切喋らなかったもんね。

――だから陶山さんはプレイするときに全部のセリフを読み上げていたそうです。陶山さんだけが大神フルボイスの『サクラ大戦』を遊んでいたという。

寺田 そうなんですか!? 羨ましい(笑)。

田中 面白いな、それ(笑)。

寺田 ゲームの制作裏話ですけど、最初は大神は喋らなかったから、メッセージの追加とか、ゲームシステムに絡んで敵の数をもうちょっと増やそうとかってなったときには、大神のセリフにして対応していたんですよ。そういう調整っぽい役割もゲーム的には実はありました。

阿座上 あー! でもその役割は大事ですよね。

寺田 それが今回は全部喋らせることになったので、いろいろ難しかったですね。

田中 それは大変だったね。音響監督さんはどんな感じだったんですか?

阿座上 音響監督は女性の方なんですけど、むちゃくちゃ丁寧に説明をされるんですよ。チラッと台本を見たときに、書き込みをものすごくされていて。

田中 勉強家なんだね。

寺田 僕はほかのタイトルでも同じ方とご一緒させていただいたんですけど、非常に熱心な方ですね。
 神山の演技も、最初は方向を模索していたと思うんですけど、決めゼリフ的な「ははっ」とかタイムオーバーのときの「ええっ?」とかは、どのくらいから感覚を掴んできたんですか?

阿座上 大神隊長がそんなに喋らなかったので、プレイヤーさんももしかしたら感情移入したい人が多いんじゃないかなと思って、先程も話したように神山はフラットめに作っていたんです。でも隊長という立場を考えすぎて、どこかで濃くなっていたんですよ。それを音響監督さんに指摘されて、もっとフラットに寄せていったら、「ははっ」とか「ええっ?」みたいなのはもう“僕”が出ていいのかなって。

寺田 そうですね。そういうところが阿座上さんっぽいと言われています。

阿座上 そのバランスには、開き直りがあったのかなと思います。

田中 そこなんだよなぁ。サクラの舞台では最後に「全国の大神中尉に敬礼!」ってやるんですよ。全員が大神中尉だというふうになっていたわけですよ。
 今回『新サクラ』をやっていると、「これは神山だな」と思うわけ。神山がやっていることを見ている感じにちょっとなっている。大神のときは完全に自分がやっている感じだったの。大神は一人称だったので、今回三人称っぽくなっているのが、感覚が違うなと私は思っている。だからもし次を出すとしたら、神山を操作して一体感を得るみたいな感じになっていくんじゃないかなと思っているけどね。

寺田 神山の特徴を出すようになってから、「阿座上さん=神山」みたいに僕は思っていたんですよ。阿座上さんがもう神山に乗り移っているというか。

田中 スケベで抜けたヤツで。

阿座上 よくご存知で(笑)。

寺田 そこが乗り移っているかどうかはわからないですけど(笑)。この間、アニメの特典用のドラマCDのアフレコのときに「脚本でどこかわからないところはありますか?」って聞いたら、「神山はこういうことは言わないんじゃないですかね?」みたいなご提案をいただいて、「神山だったらこう」みたいなものが心の中に出来ているんだなと思いましたね。

阿座上 基本的には、いただいた台本でどこまで僕らが表現できるか、楽しめるかが役者の勝負だと思っているんです。だから台本に違和感を覚えることがあっても、それを納得させる演技をすればいいという考えなんです。それが神山だけは、「ちょっと言わせたくないな」という気持ちが出てきて……。

田中 完全に神山が自分になっちゃった(笑)。

寺田 確かに「言わせたくない」みたいなことを仰っていて、そこはキャラを大事にしてもらっているんだなと嬉しくなりましたけどね。神山に関しては、僕は一緒に作っている感じがして好きでしたね。ちなみに、セリフはその場でちゃんと納得の内容に調整しました。

阿座上 特にドラマCDだとセリフだけなので。

田中 あのドラマCD、良かったよ。和多田(美咲)さんも気に入っていたから。

阿座上 いい話でしたね。

寺田 アニメの締めくくりみたいになっているので、最終巻に付いているのが相応しいなと(Amazon.co.jp限定 全巻購入特典「オリジナルドラマCD」)。あれもゲーム版神山というか、神山の魅力が如何なく発揮されているのが面白いです(笑)。

阿座上 アニメでできなかった神山を、思いっきりやれるところがあったので。

寺田 神山の食レポとか久しぶりに書きました(笑)。細かいイントネーションの話で言うと、「帝国華撃団・花組、出撃!」が阿座上さんのは今までの隊長とちょっと違うんですよね。

阿座上 えっ、そうなんですか!?

寺田 阿座上さんのは「帝国華撃団、花組、出撃」って3つに分けるんですけど、今までのは「帝国華撃団花組、出撃」ってだいたい2つなんですよ。

阿座上 あー、なるほど!

田中 それはなんでそのままにしたの?

寺田 今までのと合わせようかとも思ったんですけど、演技的にはまったく問題がなかったので、この作品の個性とかいろいろ考えて、わざと合わせなかったんです。そもそも「帝国華撃団・花組、出撃!」は大神のセリフなので、ゲーム中はボイスではほとんど流れないんですよ。だから歌謡ショウとかアニメとかを観ている人だけが微妙に感じるだけの違和感だと思います。

阿座上 めちゃくちゃ言いづらかったですよ。緊張もあったんですけど、僕がアニメの第一話でめちゃくちゃ噛みまくって。

田中 「噛み山」って言われたんだよね(笑)。

阿座上 そうです(笑)。佐倉(綾音)さんも1回噛んじゃったんですけど、「私、ゲームでは1回も噛まなかったのに、伝染りました」とか言われて、「ごめんなさい!」って(笑)。

寺田 長尺のセリフの最後に「帝国華撃団・花組」があって、それを噛むとみなさん「うおー!」ってなっていましたね(笑)。では、ちょっと話題を変えましょう。『サクラ大戦』の伝統なんですけど、楽曲が多いわりに隊長が歌う機会は少ないというのがあります。神山ならこんな歌がいいというリクエストはありますか?

阿座上 えっ!?

田中 陶山君のは「甲板フラフラ」とか「見よ暁に!」とか、ちょっと軍を感じるものが多いんですよ。

寺田 最後は「ゲキテイ」(檄!帝 ~最終章~)まで行きつきましたからね。

田中 歌っちゃったねぇ。「御旗のもとに」も一緒に歌ったからね。阿座上君も歌謡ショウに出られるのなら、一緒に歌えるんだけど。

阿座上 ゲームには声優として、セリフで参加した感覚だったんですけど、「帝劇宣伝部通信」で公平先生の楽曲への思いとか、(山村)響さんのエピソードとかを聞いていると、「この人たちは公平先生の曲に、歌で立ち向かっていたんだな」ということを知るんですよ。その上で歌を聴くと、僕の知らないところで凄いチャレンジをしていたんだな、道理で顔つきが違うわけだと。

寺田 確かに、キャラクターソングもキャラ作りのひとつとして挑んでいますよね。

田中 あまりにも凝り過ぎているよね。みんな大変だったと思うよ。でもその人の歌手人生の中で、私の曲を歌ったことによって一段階上ってほしいというのが私の夢だから。必ずその人の力量のちょっと上を書くんですよ。水樹(奈々)さんの場合は、あの力量で何を書いたらいいかと思って、あんなことになっちゃったけどね(サクラ史上、最難曲3曲のひとつ「鉄の星」)。

阿座上 国歌になっちゃった(笑)。

寺田 水樹さんだから、ああなったんですよね?

田中 そうです。早見(沙織)さんのもそうですけどね。「桜夢見し」は早見さんと水樹さんに一番難しいところを振っているから。

寺田 「桜夢見し」は全員が根を上げていましたけどね(笑)。そんな難易度の曲が回ってきたらどうします?

阿座上 ヤバいですよ!

田中 回そうか?

阿座上 うわ~っ!? でも最初に公平先生にお会いしたときも、軽い気持ちで「神山も歌でも参加したいですよ」みたいに言っていたんですけど、声優が歌に挑戦する意味みたいなものを、最近よく考えるようになったんです。ここ最近、キャラソンを歌わせていただく機会が増えたんですよ。そこでキャラクターソングの奥深さに気付いて。綺麗に歌いつつ、セリフのように情感を乗せるので。

寺田 そのキャラが歌っているような感じで歌わなきゃいけないですからね。

阿座上 そうです。最近、自分の役者人生において、凄く必要なものだなと感じることが多くなったので、キャラクターソングを重く受け止めるようになりました。だから軽く「やりたいです」と言っていたあの気持ちとは全然違うんですけど。『サクラ大戦』って歌謡曲じゃないですか。僕らの世代が歌謡曲に挑むっていうのは、凄い勉強になるんじゃないかなと思っています。

田中 サクラは全員、キャラと役者が被っていくんです。(真宮寺)さくらさんは横山(智佐)さんが乗り移っているし、みんなもう本人なんだよ。その中でも阿座上君は、早くからいい感じで神山とシンクロしているので、私は書きやすいけどね。素が離れている人は、キャラを作らざるを得ないから。だから今回一番難しかったのは(山村)響ちゃんの曲なんですよ。彼女の素は違うからね。

寺田 そうですね。あざみとは違いますね。

田中 だからドキャラソンにしたほうが、彼女はやりやすいだろうと思ったの。

寺田 それでああいう曲(忍者あざみ)になったんですね。

田中 そう。あざみの曲は、あざみにとってはピッタリなキャラソンでも、響ちゃんにとってはいい曲じゃないと思うんです。だからもし次にあざみの曲を作ることになったら、どうしようかなと思って。

阿座上 今まではセリフでしかキャラに歩み寄っていなかったのに、歌を通じて近寄っていくというのは凄く興味があります。

田中 ただ『サクラ大戦』に関しては、隊長に「お前ら、戦え!」みたいな曲を歌わせたら絶対ダメなんだよ。男には霊力がないから、女子を率いて戦わせるしかない、そういう隊長の後ろめたさがないと。

寺田 『サクラ1』をやったときに、米田がそれを言っていて一番響いたセリフだったので、『新サクラ大戦』でも司馬に言わせたんですよ。サクラのテーマみたいなものかなと思って、受け継いでいこうと思った言葉なんです。

田中 『サクラ大戦』は、女子に戦わせる理由をちゃんと説明しているんですよ。なんとなく戦わせているわけじゃない。

寺田 大神がなぜ霊力を使えるのかは謎ですけどね(笑)。大河も使えるから、大神の家系に何かあるのかもしれないですけど。

『新サクラ大戦』

寺田 クラーラとレイラというキャラクターはどうでしたか?

阿座上 最後は再会して幸せな終わり方をするのかなと、僕は勝手に思っていたので、あの終わり方は切なかったですね。ついていく人を間違えただけで、あんなつらい思いをすることになって。
 つらいけど、いい話だなとは思いましたね。カミンスキーも、悪いヤツだなとは思いますけど、ひとりであれだけ戦ったのは凄いなと。

寺田 カミンスキーも、どこかで間違ったんでしょうね。

阿座上 レイラとカミンスキーに通じるのは、いい人が近くにいなかっただけでああなっちゃうのが悲劇だなと思いますね。

田中 私は音楽的には、あのふたりがいたおかげでいっぱい書けたから良かったよ。チャイコフスキーもプロコフィエフも好きだし、ロシアの要素を全部入れた。

寺田 莫斯科華撃団のテーマ曲を書く日も来るかもしれないですね。

田中 書けるなら書きたいね。クラーラが隊長になって、新生莫斯科華撃団が出てくるとかね。

寺田 熱い展開ですね!

阿座上 やってほしい!

[構成/帝劇スタ夫]

サクラ大戦アコースティック音楽会「桜の夕べ」開催!


 真宮寺さくら役・横山智佐さんが2020年9月25日(金)、10月2日(金)の2日間、東京・浅草花劇場(浅草花やしき内エンターテインメントスペース)にてサクラ大戦アコースティック音楽会『桜の夕べ』を開催しました。

 今回は選曲の妙が印象的でした。1曲目に「夢のつづき」、2曲目に「花咲く乙女」と『サクラ大戦』を代表するナンバーを続けたオープニングは、ここ最近急増した新たなサクラファンを、映像で観て憧れてきた華やかなりしサクラワールドへと誘います。

 ほかのキャラクターの持ち歌を歌うのも今回の特徴で、10月2日の公演では横山智佐さんと高乃麗さんが真宮寺さくらとマリア・タチバナによる大人気曲「愛ゆえに」をデュエットした後、伊倉一恵さんと高乃麗さんが神崎すみれと桐島カンナの名曲「愛は永久に」を披露! レニとマリアという、双方男役を演じてきた2人によるデュエットでは、伊倉さんが女役のすみれパートを担当。非常に貴重な1曲となりました。

 圧巻は横山さんが歌った「センタースポット」。神崎すみれの屈指の名曲ですが、歌詞がまさに今回の横山さんの立ち位置を表すようで、その時ごとに心に寄り添う歌がちゃんとあるサクラソングの奥深さを改めて感じました。

サクラ大戦アコースティック音楽会「桜の夕べ」

投稿にレベルアップの楽しみを与える「爵位システム」


「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」では、投稿がアニメディア誌面に掲載されると帝都市民番号という4桁の番号が貰えます。

さらに掲載回数が重なると、自身のペンネームの後ろに爵位が付くようになります。これが「爵位システム」です。

掲載回数
1回 帝都市民(「No0000」という4桁の帝都市民番号が貰える)
2回 名誉帝都市民(ペンネームの後ろに「殿」が付く)
3回 男爵(ペンネームの後ろに「男爵」が付く)
4回 子爵(ペンネームの後ろに「子爵」が付く)
5回 伯爵(ペンネームの後ろに「伯爵」が付く)

爵位の憶え方は、高いほうから順に「公侯伯子男(こうこうはくしだん)」。公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵です。6回載ると侯爵、7回載ると公爵。その上には大公、殿下と続きます。みなさまのご参加、お待ちします。

投稿募集中!


忍者あざみのニンニンお絵かき帖
次回は舞台『新サクラ大戦 the Stage』から天宮さくらがゲストです! さくらはもちろん、歴代歌謡ショウの思い出のシーンなどもお送りください!

技師長&大道具係・司馬令士の作ってみ大戦
 オリジナルアクセ、プラモデル、ぬいぐるみほか、なんでもいいから作ってみたものの画像をお送りください。コーナー担当は司馬令士です。

 イラストコーナーの規定サイズは以下の通り。

【規定】
・画面のサイズ
横100mm×縦148mm

・解像度
300~350dpi(pixel/inch)

・画像容量
5MB以内

・カラーモード
CMYK または RGB
※RGBモードの場合は、掲載時に色味が大幅に変わることがあります。あらかじめご了承ください。

・保存形式(ファイルの拡張子)
JPEG形式のみ
※Windowsを使用している人は、自動的に標準の画像形式「BMP」で保存される場合があるので、保存時に必ず形式をご確認ください。

【次回しめきり】
10月17日(消印有効)

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