【インタビュー】梶裕貴×日笠陽子が白熱おっぱい対談!TVアニメ『ハイスクールD×D HERO』主役&ヒロインの名コンビを直撃!―『D×D』は「おっぱい大河ドラマ」!? | 超!アニメディア

【インタビュー】梶裕貴×日笠陽子が白熱おっぱい対談!TVアニメ『ハイスクールD×D HERO』主役&ヒロインの名コンビを直撃!―『D×D』は「おっぱい大河ドラマ」!?

ファンが期待におっぱい……もとい、胸を膨らませて待ちわびた、大人気シリーズ最新作『ハイスクールD×D HERO』。その放映が、早くもクライマックスを迎える。そこで、ハーレム王を目指す熱血主人公“イッセー”こと兵藤一誠役の梶裕貴、イッセーが仕える名門悪魔の令…

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――第3期『ハイスクールD×D BorN』から丸3年経っての第4期『ハイスクールD×D HERO』スタート。ファンにとっては驚きの展開でしたが、おふたりは一報に触れていかがでしたか?

日笠 第3期でオリジナルエピソードを交えつつ物語がきれいに締められたので、私のなかでは「これで『D×D』ともお別れかな……」と寂しい気持ちでいっぱいでした。そこからまさかの復活! これはスタッフのみなさんの熱意、そして「おっぱいが好き」「もっとおっぱいが見たい」というファンの方々の願いがあったからこそです。本当に感謝しかありません。

 そもそも第3期まで続く人気作品に携わらせていただくこと自体、役者冥利に尽きるありがたい経験です。ただ、原作者の石踏一榮先生に、第3期の先にすごく盛り上がるエピソードが待ち構えているとうかがい、「いつの日かその物語を演じられたら……」と願っていました。それが実現して、夢みたいです。といっても、前作から3年も空いている気はしないんですよ。きっと第1~3期の記憶が鮮烈だからですね。

日笠
『D×D』とのお付き合いは1クール×4シリーズで、トータル1年分の大作。記憶にしっかり刻まれるのも当然です。

 まさに「おっぱい大河ドラマ」!(笑)


――シリーズが長いだけに、第1期と比べると、それぞれのキャラクターもずいぶん成長・変化したのではないでしょうか?

 イッセーをイッセーたらしめるベースは、第1期の頃から基本的には不変です。変わらないのがいいというか。熱くて、エッチで、リアス先輩をはじめとするヒロインたちへの優しさがあり、同性から見ても好感が持てるヤツです。一方、負けて悔しい思いをするたびに立ちあがって、赤龍帝としての力がどんどん増し、ヒーローとして一歩ずつ階段を登っています。人間として、男としての器量はもともと大きかったけど、そこに段々と実行力が伴っているという感じですかね。

日笠 その成長の根底にあるのが、「リアス先輩を抱きたい!」というスケベ心というのが、イッセーらしいですよね(笑)。

 おかげでリアス先輩との距離も少しずつ縮まってはいるんですが、その縮まり方が傍から見ていると遅い!(笑) イッセーとリアス先輩は本当に初心なので、もどかしいですね。

日笠 そんなイッセーに比べて、リアスはずいぶん変わりました。その大きな転機となったのが第1期のクライマックス。望まぬ結婚から命をかけて自分を救い出してくれたイッセーを、眷属ではなく、ひとりの男性として強く意識するようになったんです。当初はイッセーとの間に主従としての距離感がありましたが、そのうち、ほかのヒロインがイッセーにメロメロになっていき、リアスも好意を抑えきれなくなっています。小猫ちゃんなんて「いつイッセーを好きになったの?」と驚くくらい、急にベタベタしはじめてビックリ(笑)。あんなに強力なライバルがたくさんいたら、リアスも悠長に構えていられませんよね。



 それだけイッセーに人を惹きつける魅力があるってことかな。イッセーはリアス先輩への強い想いがありつつ、同時にハーレム建設を目指しているのは「人としてどうなの?」と思わないでもないですけど(笑)、そこも既存の枠にとらわれない大人物だからこそかも?

日笠 リアスをはじめとするヒロインたちは、イッセーと接することで、年齢相応の感情が芽生えたんだと思います。悪魔としての矜持が強かったリアスに“女子高生らしい恋愛感情”が出てきたのは、間違いなくイッセーの影響です。

 イッセーは、演者としても演じれば演じるほど好きになっていきます。その魅力を引き出すため、第4期も全力投球中です。

日笠 そんな梶さんが、第1期当初、イッセーを演じるのにすごく苦労していた姿を今でも覚えています。感情表現豊かで叫びも多く、発声ひとつ取っても大変そうでした。

 作品や役への向き合い方、楽しみ方が掴めなかったんです。それまで、日常生活や役柄で「おっぱい」を連呼するようなこともなかったですし(笑)。

日笠 そんな梶さんも、今やイッセーと一心同体。第4期も楽しさ全開で演じているから、ほかの出演者もうれしくなって、アフレコ現場はいつも大盛り上がりです。

 もし「日本人が生涯言う『おっぱい』の平均回数」なんてデータがあったら、僕ひとりでその数値を押し上げているのは確実です(笑)。


――掛け合いで『D×D』を演じられるのは久しぶりかと思いますが、収録は順調でしょうか。

日笠 3年間貯め込んだ『D×D』愛を発散させるように、毎回、みんなの熱量がスゴイ! 姫島朱乃役の(伊藤)静さんも、第1期のころは困惑していたのに、今ではノリノリです。特に、梶さんの「おっぱい」への思い入れの強さたるや。そのセリフが近づくと、全員が「来るぞ来るぞ」と身構えるのですが、どうしてもそのパワーに笑いが抑えられません。

 僕が真剣に「おっぱい!」と叫ぶとみんなが必死に笑いを堪えるから、その姿に釣られて思わず吹き出してしまってNGになっちゃうんですよ。とはいえ、僕の「おっぱい」にそれだけの力があるという証明なので、キャラクターに対する熱量は間違っていなかったんだな、と(笑)。ある意味、誇らしくもあります。

日笠 あと、作品の影響力の大きさに改めて驚きました。今回作品初出演の声優さんも『D×D』を知っていてくださったり、なかには「出演できて光栄です!」とおっしゃってくださる方がいるくらい。

 自分が参加していない作品までチェックするのって時間的に難しいと思うんですが、『D×D』は業界内で「ああ、あのおっぱいね」で話が通じるんです。

日笠 梶さんはあれでしょ。海外に行ったときに……。

 そうなんですよ!(笑) 昨年、フィンランドのアニメイベント「ですコン」にお招きいただいた際、僕の代表作として『進撃の巨人』と『D×D』を挙げていただいたんです。“熱さ”というところで通じるものはあるのかなと。おっぱいドラゴンは冥界でも人気ですが、海を越えてもその勇名は轟いています(笑)。


――life.00でおっぱいドラゴンの歌、life.01でイッセーとサイラオーグとの激突と、序盤から硬軟両面で見どころ盛りだくさんです。収録済みのお話で、特に印象に残っているシーンやセリフなどをお教えください。

日笠

 life.06でイッセーが「サモン! おっぱいいいぃぃぃぃ!」と叫んで、リアスを召喚するシーンです(笑)。イッセーのその言葉を受けてリアスが駒王町から京都へ瞬間移動し、いきなりイッセーに「乳をつつかせてください」って言われるんです。リアスは一瞬戸惑いながらも、「よくわからないけど……わかったわ!」と承諾。乳をつつかれて「ああああああああっ!」と声を上げながら天に帰っていく……。一切の疑問を挟ませない、勢いのある展開が大好き!


 日笠さんの色っぽい声が堪能できるから、きっとファンの方も大満足のシーンじゃないかな。

日笠 個人的に、第4期はまだまだ喘ぎ足りないので、かなり力を入れました!

 あんまりそんな声ばかりだと、ありがたみもないし、腹八分目のこれくらいがベストです。毎日ステーキは食べられないからね。ストーリーの舞台の京都に合わせて、喘ぎ声も和食風にさっぱりと(笑)。

日笠 どこかしら、喘ぎ声を入れられるシーンがないか隙をうかがっているのですが、イッセーが修学旅行中で留守番のリアスと離れ離れな時間が長いうえ、シリアスシーンが多くて、なかなかチャンスがないんです。

 僕としては劇中随所に出てくる、イッセーが乳語翻訳(パイリンガル)や洋服崩壊(ドレス・ブレイク)といった技を使うシーンが印象的です。「傍から見ると笑っちゃう技だけど、なぜかカッコいい」という姿を目指しています。演者のみなさんは『D×D』世界に選ばれただけあって、シリアスもエッチもどっちの演技もお任せな方ばかり。ゲスト声優さんも実力派揃いで、「ずむずむいやーん」といったようなコミカルなセリフにも説得力があります。そんななかで、イッセーはコミカルとシリアスの切り替え、下品にならず熱量を求められる演技など、バランスがとても難しい。第1期からそれを模索し続け、第4期で完成形に近づきつつありますが、技の使用シーンはその象徴ともいえます。

日笠 ギャグシーンでも、演じる側やキャラクターは大真面目です。だからこそ、本当の笑いが生まれるんじゃないかと。そういった「真剣だからこそ生まれる笑い」を理解している演者の集合体が『D×D』の現場。歴代赤龍帝のひとり、エルシャ役の田中理恵さんは、事前に「おっぱいドラゴンの歌」を覚えて、リハーサルでは、セリフに含まれていた歌詞の一節を拍子つきで当ててくださったんですよ。それくらい、ゲストの方も作品に向き合ってくれているのがうれしくも誇らしいです。

 イッセーを冥界のスターダムにのし上げた立役者「おっぱいドラゴンの歌」はインパクト絶大ですよね。life.00で暴走したイッセーを戻す際に流れるほど重要な楽曲だったとは……!(笑) 作品のためのキャッチーな引きのひとつと思いきや、その後も随所で物語に絡んできて正直驚きました。

――先ほどから何度も出ている「おっぱい」という単語。その存在は『D×D』に欠かせない要素のひとつですよね。ぜひ思いの丈を……

日笠 そうですね……。私と静さんは、本当に色々なことを試してきました。胸を成長させるのに、キャベツに含まれるボロンという成分がいいと聞けば食べ、鳥肉がいいと某声優さんに聞けばからあげを食べ、プエラリアミリフィカがいいと聞けばサプリを飲み……様々な努力を重ねました。でもダメでした。そんな私も、『D×D』では見事なおっぱいの持ち主になれます。その喜びが自然と声に乗って、演技の原動力になっているという面は大いにあります。リアスを生き生きと演じられている今は、貧乳に生まれてよかったって、思います!!!

 スタンディングオベーションするしかない……。というか、スリムだからじゃないの?

日笠 バカヤロウ!!! そんな簡単な問題じゃないんだよ!!!

 ごめんなさい(笑)。……僕のなかで『D×D』のおっぱいは、すでに一般的な「おっぱい」の範疇に収まりません。イッセーが乳語翻訳でおっぱいの気持ちがわかるおかげで、段々と身体の一部分ではなく、おっぱい自体が個性を持ったひとつの人格のように感じているんです。それと、『D×D』のおっぱいは生々しさがない。“エロ”ではなく、あくまで“エッチ”。例えるならば、“湿度の低いハワイ”みたいなおっぱい。そんな爽やかな『D×D』のおっぱいが、僕は大好きです!! ……何を言っているんでしょうね。


――今作もクライマックス間近です。今後の見どころ、ファンの方々へのメッセージをお願いします。

 今、イッセーとリアス先輩の間に、これまでにない溝ができています。イッセーは好意をリアス先輩に伝えていて、リアス先輩もイッセーを憎からず想っているけれど、鈍感なイッセーはリアス先輩の“想い”の意味をちゃんと理解していませんでした。でも、第4期でそれが徐々にわかり始めたことで、ふたりの関係性に変化が現れます。

日笠 life.08で「こうして男女はすれ違うのだな……」としみじみ感じました。そんなふたりにとっても大事なときに、サイラオーグとの決戦を迎えます。

 恋愛もバトルも、そしておっぱいも、いろいろな意味で目が離せません。あ、もちろん、忘れちゃいけない木場の活躍も(笑)。


日笠 サイラオーグとの戦いで改めてスポットが当たる、レーティングゲームの面白さにもぜひ注目してほしいです。今回のルールは、サイコロの出目の範囲で出場選手を選ぶダイス・フィギュア。単なる力比べではなく、両陣営の戦略も重要になります。誰と誰が戦い、どんな決着がつくのか……。そして木場の活躍も(笑)。

 言えば言うほど……(笑)。

日笠 リアス自慢の眷属も力をつけているから、それぞれの活躍に期待してください。

 アニメの『D×D』でこんなにも真面目に恋愛模様が描かれるのは、初めてかもしれません。基本的にクヨクヨしないイッセーが、リアスへの接し方で「どうすりゃいいんだよ」と弱気な姿勢を見せる姿は、僕にとっても驚きでした。イッセーとリアス先輩、イッセーとサイラオーグなど、いろいろなものに区切りがつき、『D×D』の新しい面もお見せできる今後の展開を、ぜひお楽しみに!

◆プロフィール◆
梶 裕貴【かじ・ゆうき】9月3日生まれ。VIMS所属。
日笠陽子【ひかさ・ようこ】7月16日生まれ。アイムエンタープライズ所属。

「超!アニメディア」トップページには、ビキニ姿がまぶしいリアスの描きおろしイラストを掲載中! 6月9日(土)発売の『アニメディア7月号』には、リアスの隣になんと同じくビキニ姿の九重(くのう)が! 梶裕貴×日笠陽子対談では、九重や曹操という新キャラクターについても語ってくれている。こちらもぜひチェックしてほしい。


<TVアニメ『ハイスクールD×D HERO』情報>
AT-X:毎週火曜 夜11時~
【リピート放送】
毎週木曜 15:00~
毎週日曜 夜11:30~
毎週月曜 7:00~
TOKYO MX:毎週火曜 深夜0時30分~
サンテレビ:毎週火曜 深夜0時30分~
KBS京都:毎週火曜 深夜0時30分~
テレビ愛知:毎週火曜 深夜1時35分~
BS11:毎週水曜 深夜0時~
※AbemaTV、dアニメストア、ニコニコ動画、GYAO!などでも配信中

【CAST】
兵藤一誠:梶 裕貴
リアス・グレモリー:日笠陽子
アーシア・アルジェント:浅倉杏美
姫島朱乃:伊藤 静
塔城小猫:竹達彩奈
木場祐斗:野島健児
ゼノヴィア:種田梨沙
紫藤イリナ:内田真礼
ギャスパー・ヴラディ:佐倉綾音
ロスヴァイセ:加隈亜衣
アザゼル:小山力也
ヴァーリ・ルシファー:逢坂良太
九重:徳井青空
曹操:鳥海浩輔
サイラオーグ・バアル:中村悠一

【STAFF】
原作:石踏一榮(ファンタジア文庫「ハイスクールD×D」/KADOKAWA 刊)原作イラスト:みやま零
監督:末田宜史
チーフディレクター:喜多幡徹
シリーズ構成:古怒田健志
キャラクターデザイン:うのまこと
サブキャラクターデザイン:鯉川慎平
特技監修:松尾 慎
プロップデザイン:宮 豊
美術監督:坪井健太(KUSANAGI)
色彩設計:鈴木咲絵(FINE COLORs)
撮影監督:石黒晴嗣(グラフィニカ)
編集:定松 剛
音響監督:明田川仁
音楽:中西亮輔
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:パッショーネ
製作:ハイスクールD×D HERO製作委員会

【Blu-ray&DVD】
Vol.1 7月25日(水) 発売
Blu-ray 品番:ZMXZ-12121 本体価格:9,000円(+税)
DVD 品番:ZMBZ-12131 本体価格:8,000円(+税)
発売元:ショウゲート
販売元:株式会社KADOKAWA

初回生産特典
①原作イラスト・みやま零 描き下ろし全巻収納BOX
②キャラクターデザイン・うのまこと描き下ろしデジパック
③スペシャルクリアケース
④原作・石踏一榮書き下ろし小説「ハイスクールD×D 0」①付きスペシャルブックレット
⑤アイキャッチイラストカードセット
⑥おっぱいカウントダウン応援イラスト複製ミニ色紙①

毎回特典
①WEB予告
②ノンクレジットOP&ED

※Vol.2は8月24日(金)、Vol.3は9月26日(水)、Vol.4は10月24日(水) 発売

『ハイスクールD×D HERO』公式サイト
http://www.haremking.tv/

(c)石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA刊/ハイスクールD×D HERO製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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