ファッションモデル・グラビアアイドル・女優の小日向ゆかが、「カフェデート」をコンセプトにこれまで触れたアニメ・マンガについてゆるっと語る連載コラム。読者の皆さんからのメッセージをもとに新しい作品を「あっぷでーと」していきます。第3回目は最近あっぷでーとした『【推しの子】』と人生に影響を与えた『ラブライブ！』について。
第3回目の「あっぷでーと」は『【推しの子】』
こんにちは、小日向ゆかです！
第3回目の「あっぷでーと」は今話題の『【推しの子】』についてお話します♪
あなたは『【推しの子】』を見ていますか？ とにかく第1話が衝撃でしたよね！ ストーリーに惹き込まれるのはもちろん、作画がすごすぎる……。アニメーションの中に決めの画が描かれるシーンはぞわっとするほどキレイで、第1話ラストで描かれる（星野）アイちゃんの瞳の輝きが失われてしまった瞬間は心がギュッとなりました。
私はアイドルではないけど、芸能界でお仕事をする身としては登場人物たちの気持ちに「ちょっと分かるな……」と感じてしまうことも。アイちゃんが所属していたB小町メンバーの心境が描かれている短編小説『45510』を読んで、「そういう気持ちになるよね……」と納得しました。
また、私は小さい頃に芸能のお仕事を夢見た時から、お芝居をしたいと思っていました。4月からはドラマ『王様に捧ぐ薬指』という地上波の連続テレビドラマにレギュラー出演ができて1つ夢が叶ったのですが、お芝居の難しさを実感しています。だから、『【推しの子】』に登場する重曹ちゃん（有馬かな）の経験に驕ることなく頑張り屋さんな姿を見ていると、すごく推せてしまうんです。私もこれから重曹ちゃんみたいに成長していけたらいいなという思いで見ています。
お芝居の仕事で特に難しいのが「アドリブ」です。その場の流れで「会話を繋いでいてほしい」とオーダーされることがあって、共演者の皆さんは台本に書かれていないセリフでもスラスラと出てくるんですよ……！ しかも映像作品は同じシーンを別の角度で何度も撮影するので、アドリブを覚えておかないといけなくて。共演者の皆さんはそれが平然とできてしまうので本当にすごいなって。共演者の方に相談したら「場数を踏むとできるようになるよ」と言われたのですが、慣れる日は来るのだろうか……（笑）。でも今後もお芝居のお仕事をしたいから頑張ります！ 応援してもらえたら嬉しいです＾＾
好きな実写作品は『銀魂』
『王様に捧ぐ薬指』は、わたなべ志穂先生の同名マンガが原作です。愛がないのに結婚を決めた男女2人の超打算的なシンデレラストーリーなのですが、アニメ作品にもいろいろな形の夫婦キャラクターが登場しますよね。あなたは、どの作品のカップルが好きですか？
ちなみに私は『斉木楠雄のΨ難』に登場する、斉木楠雄のお父さん（斉木國春）とお母さん（斉木久留美）が理想の夫婦です♪ あの仲の良さにとっても憧れます。お父さんは楠雄に頼りすぎて男らしさはあまりなく、お母さんはかなりの天然と完ぺきとは言い難い2人だけど、そういう一見ダメなところも受け入れて認め合っているのがとっても素敵！ かわいらしいカップルだなと思っています。
この流れでドラマに関連した読者メッセージをご紹介させてください！
オススメ作品の紹介ありがとうございます！ 『20世紀少年』は見たことがないので見てみようと思います＾＾
私が好きな実写作品は『銀魂』ですね。昔から好きでアニメもずっと見ていたのですが、実写版もすごく面白くて！ しかも、私が何十回見たか分からない、セリフも覚えている「紅桜篇」が描かれていたのが嬉しかったんですよね。キャストの皆さんもすごくしっくり来て、特に橋本環奈さん演じる神楽ちゃんの変顔がかわいくて大好きでした。
そんな橋本さんとまさかドラマで共演できるとは……今でも信じられません（笑）。神楽ちゃんのように普段から変顔をしてしまうような、本当に可愛らしく素敵な方で。気さくに話しかけてくれますし、楽しい現場をつくってくれるリーダー的な存在だなと思っています。
最近ハマり始めたマンガ鑑賞と『電波オデッセイ』感想
橋本さんだけでなく共演者の皆さんとても優しく、他愛もない会話もしてくださって、すごく環境に恵まれています。共演者の若月佑美さんがよくマンガのお話をしているので、普段あまりマンガを読まない私にオススメのマンガを聞いたところ『葬送のフリーレン』『おやすみプンプン』を紹介してくださって、どちらも全巻読んでみたんです。
『葬送のフリーレン』は主人公の旅が終わったところからお話が始まるのが新鮮で面白い。アニメ化も決まっているので、今からすごく楽しみです。一方『おやすみプンプン』はとても閉鎖的な世界観でしんどくて、押見（修造）先生作品が好きな私でも心をボロボロにしながら読み進めました（笑）。今ちょっとだけマンガにハマってきているところです！
第2回目で読者の方にオススメしていただいた『電波オデッセイ』も読みましたよ！ すごく心が温まる素敵な作品でした。全4巻とそこまで長くない巻数なのに、読み応えたっぷりの作品でした。
中でも感銘を受けたのは、＜君は地球へ観光に来ている旅行者なんだよ＞＜地球への旅行者は物を持って帰ることはできないけれど、人の心1コ分に入るだけの“素敵なもの（楽しい思い出や幸せの記憶）”をおみやげとして持ち帰れる＞という“オデッセイ”というキャラクターが居場所がないと感じている主人公に言うセリフです。
そんな風に俯瞰したモノの捉え方ができれば、何かつらいことがあっても「帰るところがある」「嫌なことは覚えていなくてもいいんだ」と思えるなって。自分の中でも落とし込んで使っていきたい価値観だなと思いました。
人生に影響を与えてくれた『ラブライブ！』の思い出を振り返る
そして先に1つ紹介しちゃいましたが、第2回目も読者の方からたくさんのメッセージを受け取りました！ ありがとうございます！ 今回は、3つのメッセージを紹介していきます♪
カウントはされません！（笑）“あくまでも悪魔”なので！（笑）どちらの作品もちょっと気になりますけど、やっぱり「かわいい」と思えるヤギが登場してくれたら嬉しいですね！ 『シロクマカフェ』のようなアニメにヤギが登場してくれたら嬉しいなって思います（笑）。
『ラブライブ！サンシャイン』まで見ていました！ お金がなくてライブは行けなかったのですが、聖地巡礼したり、“1人『ラブライブ！』フェス”と題して10時間カラオケで『ラブライブ！』楽曲縛りをしたり、『スクフェス』も鬼のようにやったりしていました（笑）。
実はコスプレもしたことがあります。ニコニコ超会議で大好きな南ことりちゃんのチャイナ衣装のコスプレをしました！ 上手くできなかったのでちょっとした黒歴史になっています（笑）。『虹ヶ咲』『スーパースター!!』はずっと気になってはいたけど、見るタイミングを逃し続けていて……ヤギが登場するなら見るしかないですね！ 楽しみ！
PS.僕はやぎ座です。僕のことも好きですか？
GWは、話題の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の吹き替えを見ました！ ゲームをいっぱいやっていたので、すごく楽しかったです。世界観がゲームのまんまで、「マリオが動いている！ 喋っている！」とテンションが上がりました（笑）。
また、初めて見た劇場アニメは『ラブライブ！The School Idol Movie』です。ちっちゃい時に映画へ連れて行ってもらえなかったから、自分でアルバイトをしてお金を稼げるようになった高校生から映画を見に行けるようになったんですよ。映画『ラブライブ！』は3年生の卒業を描いたお話で、来場者プレゼントに「μ’sからあなたへ。スペシャルメッセージカード」をもらって、本編とプレゼント合わせて大号泣した思い出があります（笑）。
私にとって『ラブライブ！』は自分の人生に大きな影響を与えてくれた作品の一つで、頑張っている人たちを見ていると自分も頑張ろうという気持ちになるんですよね。ダイエットをする時も『ラブライブ！』の曲を聴きながら走るほどでした（笑）。なので、次はあなたの「自分の人生を変えた作品」「自分の人生に影響を与えてくれた作品」を知りたいです！ もちろんどんな内容でも嬉しいので、今後もどんどんメッセージを送ってくださいね♪
また、4月にSANYOイメージガール10代目ミスマリンちゃんに選んでいただき、1年間活動をすることになりました。私のほかに、あのんちゃん、賀村恵都ちゃんと3人チームなのですが、複数人で活動をするのが初めてなので、内心ドキドキで……3人で力を合わせて『海物語』を盛り上げられるように頑張っていきたいと思っているので、応援メッセージを送ってもらえると励みになります！ 「あっぷでーと」ではお仕事のお話もしていく予定なので、楽しみにしてくれたら嬉しいです＾＾
▼小日向ゆかの『あっぷでーと』へのメッセージは…▼
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