「AiRBLUE」は、2019年11月に1stシングル「Forever Friends」、2020年3月に2ndシングル「beautiful tomorrow」、同年8月に3rdシングル「Colorful/カレイドスコープ」、2021年1月に4thシングル「最高の魔法」を発売。そして季節は巡り、2021年4月21日(水)に、彼女たちの軌跡を収めたともいえる1stアルバム『Talk about everything』がリリースされた。
超!アニメディアでは、「AiRBLUE」16人全員にインタビュー。「Flower」「Bird」「Wind」「Moon」のチームごとに、本アルバムのことに加えて、1年半の歩みの中で変化した関係性、思い出などについて語ってもらった。第2回目は、「Wind」(夜峰美晴役・安齋由香里さん、神室絢役・松田彩希さん、宮路まほろ役・山口愛さん、日名倉莉子役・鶴野有紗さん)。

メンバーの家でやりたい放題しても許される関係
――「Wind」として活動してきた4人。出会った頃と今でそれぞれの印象や関係性は変わりましたか?
山口 家族になった。
鶴野 4人で集まったときの安心感が半端ない。
松田 ホッとする。近くにいるのが自然になってきた。
山口 でも、最初はちょっと気を遣っていたよね。第一印象は、見た目やイメージ通りでいたほうがいいのかなと思っていたから、私は頑張ってふわふわ系でいようとしていたんだけど……。
鶴野 えっ、第一印象ふわふわ系だと思ってるの!?
安齋 ぜんぜん違ったよ。
山口 えっ、そうなの!?
松田 初めて顔合わせしたとき、スマホケースがめっちゃゴテゴテだったよね。
鶴野 そうそう。私ときぃちゃん(松田)で質問攻めした記憶がある。ヤバい人だと思っていた。
山口 いや、おつるもヤバい人だと思ったよ。よくケガをする、みたいな話をしていたから。
安齋 何年かに1回骨折するんだっけ?
――あっ、精神的ではなく、物理的なケガの話なんですね。
鶴野 そうなんです。3年に1回は整形外科にお世話になるという……。よく覚えていたね!
山口 私、きぃちゃんの印象が結構変わったかも。いつも黒めの服を着ていて、身長がいちばん高くて、若干怖そうな人だなっていうのが第一印象。でも、実際はそんなことなくて。女の子らしくって、ゆるふわ~って感じだった。
鶴野 この4人のなかでいちばんふわっとしているよね。
松田 恥ずかしいなぁ(笑)。由香里ちゃんは……まんま美晴。
鶴野 分かる。
山口 個性的な3人をまとめてくれるのは、やっぱり由香里ちゃん。
安齋 ご飯に行くときは羽目を外してフリーダムでも大丈夫かなと思っているけど、取材などの仕事だと、ちゃんとまとめようという気持ちがある。みんなちゃんと考えて、それを言葉にできる子だから、心配はしてないけどね。
鶴野 もう、お母さんだ。
安齋 いやいや(笑)。
――まとめなきゃという気持ちになったのは、「Wind」のリーダーだから?
安齋 うーん……。あんまりリーダーだからということではなかったかも。付き合い方? 自然とこのポジションになっていました。
鶴野 由香里ちゃんに頼っちゃうんだよなぁ。
山口 「Wind」のママ。
安齋 ……という感じみたいです(笑)。
――なるべくしてリーダーになったのかもしれないですね。
安齋 そうだと、嬉しいです!
鶴野 でも、私たち、本当に家族なんです。メンバーの家に集まるとみんなやりたい放題。こんな自由でも許されるんだなって、いつも思っています。
松田 人を自分の家に入れるのって、多少は抵抗があるじゃないですか。でも、このメンバーなら全然気にならない。この前もメンバーが遊びに来た時に携帯ゲームを渡して「好きにやっていいよ、じゃ」と言って、私は寝ました。
鶴野 家主が真っ先に寝るっていうね。
松田 大丈夫だろうという信頼感があるから。喧嘩もしたことないよね。
鶴野 確かに。でも、ちゃんと言いたいことは言える関係ではある。不安に感じたことや仕事で確認したいことは、すぐに共有して解決しようとするようになった気がする。
安齋 確かに。最初の頃と比べると遠慮しなくなったかも。お互いにアドバイスし合えるような関係になったよね。
鶴野 探る感じはもう一切ない。
安齋 ここまで言っても大丈夫というラインがしっかり見えたうえで、自由にやっている感じ。
――他のチームにインタビューしたとき、「Wind」はレッスンが終わった後にダンスのことなどをメンバーで相談していて刺激を受けた、という話をされていました。
鶴野 レッスンの休み時間などに、よく振付確認をしているんですよね。それは、不安だからというのが理由ですが……。
安齋 そうなんです(笑)。
鶴野 それが周りからみたら、自主的にやっていると見えているのかもしれないです。
山口 この前も4人で自主練しました。それも不安なところを確認するためだったのですが、この4人なら楽しくて。集まってレッスンするのが苦じゃないんです。
松田 でも、みんなひどいんですよ! 「スタジオを予約するからスケジュール出して~」って伝えたのに、誰一人として出してくれなくって!
安齋 違うの! 遅かっただけで出したよ!!
鶴野 私もそう!
山口 私も。
松田 みんな予約する前日の20時くらいまで出さなかったじゃん!
鶴野 ……。きぃちゃん、スタジオ予約してくれてありがとう~!!
安齋 あの、本当に申し訳ないなと思っています。気が付かなかっただけなんです。
山口 これは、きぃちゃんじゃなかったら怒っている案件ですね。
鶴野 きぃちゃんは自然にこういうことをやってくれるから、本当に助かる。
山口 いつもありがとうございます!
安齋 私たち、本当に自由だね(笑)。

舞台の表も裏もすべてがいい思い出
――これまでの活動の中で、印象に残っていることは?
安齋 先日撮影したダンス動画です。最初から最後まで通しで2曲踊ったのですが、「AiRBLUE」の16人でそういうことをするのが初めてだったんですよ。しかも、失敗したら頭からスタート。何度も何度もやり直しました。終わった後の達成感は半端なかったよね?
松田 すごかった!
鶴野 みんなで同じTシャツを着て、ひとつの目標に向かって集中していたから、部活感があったよね。いい意味で緊張感もすごかった!
山口 失敗してもさ、「次、次!」みたいに声かけあって、また踊ろうという空気にしてくれたのには救われた。前向きで「本当にいいユニットだな」と思ったよ。
安齋 でも頑張りすぎて、あの後体重がめっちゃ落ちた!
鶴野 私、3日間くらいは筋肉痛が取れなかったよ。人生のなかで一番の筋肉痛を味わった。それだけ密度が高い時間を過ごしたって証拠かな。
安齋 またひとつ成長できた気がするよね。私はこれが印象に残っているけど、みんなは?
鶴野 私、CUE! 1st Anniversary Party「See you everyday」で「Wind」が出番前に待機していたときのやり取りがすごく好きだったの。2人ずつで待機していたときに、身振り手振りで「頑張ろうね」とエールを送ったり、ちょっと踊ったり。そのやり取りにほっこりした。あの「ステージの裏側感」がたまらなく好き。
松田 私とまめちゃん(山口)側は鶴野が何かするたびに「動いた!」って言っていたよ。
鶴野 ちょっと、止めてよ(笑)。
安齋 私、ステージ裏でああいうことしたの、初めてだった。いつもは集中してからステージ上へ出ないと駄目なタイプだから。
山口 えっ、ごめん!
鶴野 隣で色々とやっていたから、相当気が散らかったと思う……。
安齋 違うの! あのときは、楽しいという気持ちのままステージに出られたから、むしろありがたかった。
鶴野 よかった……。
――お話を聞いていると、本当に部活感、青春感がありますね。
鶴野 「Wind」は他のチームから女子校みたいって言われていますもんね。
安齋 えっ、そうなの!?
山口 初めて聞いた!
鶴野 前にサトマイ(佐藤舞)さんとインタビューを受けたとき、「Moon」チームからはそう見えるって言われたの。
安齋 そうなんだ! 迷惑かかってなければいいんだけど(笑)。ふたりはどう? 何が思い出に残ってる?
松田 私は「オンライン個別お話し会」。久しぶりにマネージャーさん(『CUE!(キュー)』を応援する方々のこと)の顔をじっくり見てお話できたのが印象に残っていて。あと、個別お話会をやっているメンバー以外が別室で待機している時間が、妙に楽しかった(笑)。
鶴野 別室でも程よく盛り上がっていたよね(笑)。ああいうときに撮る写真は、いつもふざけちゃう。
安齋 毎回いろいろなポーズするじゃん。まだ世の中に出回っていない写真がたんまりとフォルダの中にあるよ。
山口 そういえば、ふざけて撮った写真がパンフレットに載っちゃったことがあったよね。
鶴野 私がふざけていたポーズをまめちゃんが真似して撮った写真だ! なぜか、まめちゃんのだけがパンフレットに使われてしまったという(笑)。
山口 あれを使われているのを発見したときは、ビックリした。
松田 いい写真だったよ(笑)。
鶴野 どんな撮影のときも緊張しちゃうんだけど、他の3人が盛り上げてくれるから、笑っちゃうんだよね。それで助かっているときもあります!
山口 私もきぃちゃんと一緒で「オンライン個別お話し会」が印象に残っているなぁ。個々で20秒間話せたから、顔を覚えたり名前を覚えたりなど、密度の高い交流ができた気がするんだよね。マネージャーさんと直接会うことができないのは悲しかったけど、ああやって会話できるだけでも幸せなことだと、改めて気が付いたイベントになった。
鶴野 マネージャーさんから「ありがとう」って言われたけど、こっちが幸せをもらっていたよね。
松田 本当にそう。
安齋 直接お会いするイベントができるようになったとき、お話会に参加してくれた人とまた会えたら、絶対に嬉しいよね。
松田 間違いない!
鶴野 「会いに来てくれてありがとう」って言いたい!
安齋 それで言うと私、マネージャーさんがいる状態でリーディングライブをやりたいな。無観客でやったとき、歓声がないのがやっぱり寂しかったから。
松田 分かる……。でも、オンラインだからこそできた遊びや工夫もあったよね。カメラワークとか。
山口 ずっとカメラ目線になる、とかやったね(笑)。
鶴野 オンラインならではのハプニングもあったけど、「Wind」らしさを発揮して乗り越えたのも、印象的だった。マネージャーさんがいる状態でやったら、きっと雰囲気変わるんだろうなぁ。朗読劇は聞いてくれる人の空気でテンポ感も変わってくるから。この記事を読んだ『CUE!』の偉い方、有観客のリーディングライブを、何卒よろしくお願いします。
山口 もちろん、状況によるのは分かっています!
鶴野 そうね。「Wind」は臨機応変に何でもやります!
山口 喜んで!

脱線話からも分かる「Wind」の関係性と魅力
――様々な活動を経て、「AiRBLUE」は1stアルバム『Talk about everything』をリリースします。本アルバムには4つの新曲が収録されておりますので、そちらの楽曲ついて、メインで歌唱される方を中心にお話をお聞きできればと思います。まずはリーダーズ(※1)が歌唱する「ミライキャンバス」について。
安齋 この曲は、「環境が変わったり何かをスタートしたりして色々と不安を抱えるときでも、前に進みます」ということを宣言しているような歌だと思います。「Forever Friends」と似ている部分もありますが、それよりも少し成長したキャラクターの心情を描いた楽曲になっているとも感じました。この曲のレコーディングで印象に残っているのはDメロ。「赤 青 緑 黄色」という部分を録る前に休憩があったんですよ。その休憩中にふと歌ったものが、よかったらしくって。そのテンションのままで歌ったテイクが、実際の音源でもほぼほぼ使われています。そのとき、「そっか、これくらい肩の力を抜いて歌ってもいいんだ、これも表現のひとつなんだ」と気が付いたんです。
これまでの活動でも色々と学ばせてもらいましたが、まだまだ学ぶことはある。だから、もっと頑張っていこう、という気持ちになりました。新たなスタートを切ることができた、大切な一曲となっています。
(※1)リーダーズ……各チームのリーダーたちの総称。六石陽菜役・内山悠里菜、天童悠希役・鷹村彩花、夜峰美晴役・安齋由香里、丸山利恵役・立花日菜の4名。
鶴野 私は、MVを見てからこの曲がさらに好きになりました。レコーディングのときよりも深い意味を感じられるようになったので、皆さんも一度はMVと併せて聞いてみて欲しいです。みんなの表情の作り方もダンスも少しずつだけど変わっている。この「ミライキャンバス」を1年後に聞いたときにどう思うのか、今からすでに楽しみです。「ミライ」だけに、ね。
安齋 ……。あっ、すいません。私、今さらですけど、最初に質問されたメンバーの印象が変わったところありました。鶴野有紗のネタを拾う努力をしようと思えるようになったことです。
鶴野 なるほど。確かに、きてくれているのは、感じているよ!
松田 それでいうと、私とまめちゃんは見捨てることを覚えたよね。
山口 無視ね。
鶴野 見捨てるな! 無視するな!
安齋 大丈夫、私が「拾う」を覚えたから。
鶴野 見捨てる側と拾う側、足して3で割って、バランスを保って欲しい。
安齋 ……ごめんなさい、ものすごく脱線しちゃいました(笑)。
――さすが、「Wind」です。いいものを見させていただきました。
鶴野 大丈夫な意味かな(笑)。
――はい(笑)。先ほどMVのお話がありましたが、収録はどうでしたか?
松田 初期の頃と比べると、振付の難易度も上がっているけど、クオリティも上がっているよね。成長を実感する。
鶴野 私、1人ずつワンショットで映されるときの表情が好き。自分の顔を見るのは恥ずかしいけど、他メンバーのものを見ていると、胸が締め付けられる。みんな、あんな儚げな表情ができるようになっちまって。
安齋 表情の作り方は、メンバーから学ぶことが多いかな。毎回、「この人のこの秒数のこの表情がいい」と思うところがあるんだよね。
松田 わかる。『CUE!(キュー)』の現場で鍛えてもらったことは、本当に多い。
鶴野 だね。撮られ方も初期の頃とはだいぶ変わった気がする。「ミライキャンバス」はリーダーズがメインということもあって、由香里ちゃんのいいショットがたくさんあった!
山口 めっちゃよかったよね。
安齋 きぃちゃんから、「イヤホンのCMに出られる」って褒めてもらいました(笑)。
鶴野 分かる。衣装も相まって、由香里ちゃんがいつも以上に綺麗だった。
松田 超綺麗だったよ!
安齋 嬉しい! 衣装は、いつも曲に合わせたものを揃えてもらっているんです。毎回、フィッティングするときからワクワクしちゃって。
山口 あと、私、あれ好きよ。
鶴野 どれよ?
山口 2番の最初に他チームのメンバーと登場する、座って頬杖を突くおつる。
松田 あのエモい顔しているやつね!
山口 おつる、成長しました。
鶴野 どうしよう、すごく嬉しい。
安齋 それで言えば、私はきぃちゃんへカメラが迫っていくカットが好き。
鶴野 それそれそれ! ヤバい、共感が半端なくて身を乗り出し過ぎて、イスから落ちそうになった。
山口 (笑)。
鶴野 私はまめちゃんが2番のサビでカメラに向けて指をトン、ってするカットがオススメ。
松田 あれは可愛い~!
安齋 16人いるカットでも、ついついメンバーに目がいっちゃう。
松田 それも分かる!
鶴野 「うちの子可愛いですよね自慢」に近いかも。
安齋 ね(笑)。あと、今回はイロガミも印象的でした。みんなで回収したのもいい思い出。運動会みたいでした。
鶴野 「自分の色を拾ってください」って言われて、スタッフさんにも協力して集めてもらいました。でも、オレンジは誰も手伝ってくれなかったんです!
安齋 おつるのマネージャーさんが拾ってくれてたじゃん。
鶴野 いや、オレンジを拾うフリして、実は青を集めていたの。青二プロダクションだから……。
安齋 えっ(笑)。
松田 だから、青色集まるのが早かったんだ~。
鶴野 衝撃的だった。みんな助けてもらっていたのにさ!
松田 (笑)。でも、あのイロガミをセッティングするときのスタッフさん、楽しそうだったよね。その様子をずっと動画で撮っていた(笑)。
鶴野 ああやってセッティングしてくださることが本当にありがたい。カメラもさ、すごく不安定な場所から撮ってくださっていたじゃん。
安齋 抱え方から「カメラだけは死守するぞ」っていう気概を感じた。
鶴野 そういうイロガミを撒いてくださった方、整えてくださるスタッフさん、カメラマンさん、色々な方がいてMVが完成しているんだよね。
山口 毎回細かなところまで色々と作ってくださるから、感謝しかない。
安齋 キャラクターにも、私たちにも、コンテンツにもしっかり向き合ってくださっていると感じる。その想いを受けて、「私も頑張ろう!」って気持ちになるんだよね。
鶴野 褒めてくれるだけじゃなくって、ちゃんと改善した方がいいところを指摘してくれるのも助かる。
安齋 この前リハーサルが終わった後に、「安齋さん、ここの音程がちょっと不安定だったよ」って、スタッフさんが言ってくれたんです。レコーディングでもMV撮影でも、いいところは褒めてくれて、ダメなところはアドバイスしてくれる。私たちが成長するうえでは、本当にありがたい現場だなと思います。
メイン歌唱者に相応しい楽曲の数々
――続く「Radio is a Friend!」は、鶴野さんがメイン歌唱者のひとりとして歌っています。
鶴野 この曲を最初にいただいてタイトルを見た瞬間に、若干涙がこぼれました。この曲はメインで歌唱する4人のラジオに、他のメンバーがゲストで来たという構成になっています。私が演じている日名倉莉子ちゃんは、声優さんのラジオがきっかけで、自分も声優を目指すようになったんですよ。「私もラジオパーソナリティになりたい」と言い続けていました。それが、ラジオの番組風に進んでいくこの曲で叶ったんです。こんなに嬉しいことがあっていいんだろうかと思いました。
最初から歌詞割がほとんど決まっていたのですが、莉子ちゃんが担当する部分は、ラジオの要になっていそうなパートだったので、「莉子ちゃん、よかったね」という気持ちがより大きくなったんです。曲としても、こんなにわちゃわちゃしているのに、綺麗にまとまるんだ!という感動がありました。
山口 歌の最後を締めるのが莉子っていうのが最高じゃない?
鶴野 絶対嬉しいよね。
松田 莉子、喜んでるよ。
鶴野 ここはレコーディングで真面目に言うパターンと、元気で嬉しそうに言うパターンの2つを収録したの。そしたら、楽しそうな方が使われて。そっちが採用されたというのが、もう嬉しくてたまらなかった。
安齋 私、(遠見)鳴の「えっ、寿司」にかかるように「んー」って言うから、ライブでどんな感じになるのか想像ができなくて。そういう意味でも、ライブは不安半分、楽しみ半分かな。
鶴野 今までにないパフォーマンスになりそうだよね。
松田 絶対盛り上がる。
山口 楽しい歌だからね、泣かないでね。
鶴野 泣かない、泣かない!
山口 おつるはすぐに泣いちゃうからな~。1stPartyのときなんて、ステージに出る前から泣いていたもんね。オープニング映像を見て「もうヤバい」って言ってた。
鶴野 もうね、幸せなんですわ。2nd Party「Sing about everything」は100%で泣くけど、最後までは泣きたくないな。

――この曲はヒゲドライバーさんマジックがかかっていますよね。
安齋 そうなんですよ! 私、ヒゲさんの曲が大好きで。カッコいい曲から楽しい曲までふり幅がある方なので、今回はどういうのがくるのかなと思っていたら、すごく楽しい曲がきて高ぶりました。しかも「Radio」という文字が見えたので、「あれ、ひょっとして莉子……?」と思ったら、もうズバリで。嬉しくなりました。
――アルバムに収録されている新曲のひとつ「マイサスティナー」は、松田さんがメイン歌唱メンバーとして歌っています。
松田 この曲をメインで歌う4人って、露骨に壁にぶち当たっているなという印象があるんです。ただ、ちゃんと芯を持っている子たちでもあるので、それが力強い曲調にピッタリだなと感じました。
個人的には落ちサビの鷹取舞花役・稗田寧々ちゃんのパートがめちゃくちゃ好き。あの部分は、舞花を知れば知るほど良さが分かるんですよね。加えて、寧々ちゃんの話も色々と聞いていたので、ふたりの想いが詰まっているなと思いました。(赤川)千紗とさぴちゃん(宮原颯希)、(宇津木)聡里さんとねぇさん(小峯愛未)さんの良さも出ている。この曲は演じ手とキャラクターの魅力や良さが詰まった曲だなという印象があります。
安齋 この曲をメインで歌唱している子たちは、ストレートに歌うタイプが多い気がします。だから、聞いている人にもストレートに響いてくるんですよね。
鶴野 みんな芯があって壁にぶち当たっている、という話がありましたが、それが歌詞の口調にも表れている気がします。「AiRBLUE」にしては珍しく、強めな口調なんですよ。それがすごくハマっていて。この力で「AiRBLUE」を引っ張ってくれているんだなと思いました。でも、子供と大人の狭間にいるような曲調に途中で変わるところも好き。
松田 イントロのハモリもすごく好き。3音収録したけど、どの音も素敵だった!
安齋 ラジオで流した時に、「いい曲だけど歌うのが難しそう」という感想が寄せられて。聞くだけでも色々な技術が詰まっているのが分かる曲なんです。でも、あの4人なら大丈夫という安心感がありました。
山口 バシッと決めてくれるよね。
鶴野 「Wind」からは松田彩希が決めてくれています。
松田 こんにちは!
山口 なんだそれ(笑)。でも、この曲は本当に難しくって。『CUE!』の楽曲って、自分のいい声のトーンで歌うために、できるだけ裏声を使うのはNGなんですよ。ただ、この曲はメイン歌唱者以外もキーが高いところがあって。苦戦した子は多いんじゃないかな。
安齋 それだけ難しい曲を任せてもらえるようになったということは、「この子たちはまだまだいける」と、期待してもらえているからだよね。
松田 その期待を超えていけるよう、頑張らないと!

これからも続いていく道をみんなと共に。
――アルバムに収録されているもうひとつの新曲「雫の結晶」は、山口さんがメイン歌唱者のひとりです。
山口 個人的にこの曲をメインで歌唱するメンバーは、みんな透き通った声でふわふわ系だと思っているんです。だから、可愛い系のポップな曲が来ると思っていたら、タイトルがとても綺麗な言葉で、しかもバラードだったので驚きました。
安齋 バラードをあの4人が歌うっているのが、逆にいいなと思いました。弱さをあまり見せないまほろがこういう曲を歌うのが、グッときます。
山口 冒頭部分のまほろのソロでは、彼女の弱い部分が垣間見えるんです。その後に、(明神)凛音が「いいんだよ」と言ってくれる。そこの会話のようなパートから分かる関係性がいいなと思いました。(恵庭)あいりも(鹿野)志穂もこういう心情を口に出さなそうだから、そのギャップが心に刺さります。メロディも合唱曲みたいで好きです。
鶴野 卒業式で歌いたい!
松田 それくらい、歌詞もメロディも素敵。
山口 歌詞で言えば、1番・2番のサビでは「あなたと」と言っていた部分が、ラスサビでは「みんなと」って言うんです。あそこには、やっぱり16人全員でこれからも前へ進んでいきたいという思いが込められているのかなと思いました。あとはDメロのハーモニー。仕上がった音源を聞いて、「この4人で歌えてよかったな」と感じました。ライブで披露するのが楽しみです。
――最後に、皆さんから演じるキャラクターたちに向けて、メッセージをお願いします。
鶴野 1stアルバムで莉子ちゃんの夢のひとつだったラジオに触れることができたね。本当によかった。でも、まだまだこれから、もっともっと色々なことを一緒にやっていきたいと思っています。切磋琢磨していきましょう! 以上です。
山口 最近、誕生日でしたね。ハッピーバースデー。まほろは、やっと素を出してくれるようになったね。でも、まだまだ我慢したり抱え込んだりしているものがあると思う。もし、辛くなったときは、もっとメンバーに頼って、どんな壁も乗り越えていって欲しい。今度一緒に、ラーメンを食べに行きましょう。
松田 絢ちゃんと私は、誤解されやすい人というところが似ています。ただ、私がチームのみんなに分かってもらえたように、絢ちゃんも「AiRBLUE」として活動していくなかで、メンバーがあなたのことを知ってくれたと思う。だから、ありのままの自分を出して、素直に、チームの大人を頼ってみてください。
安齋 美晴へ。美晴は何でもできて、すごく頼れるリーダーで、マイナスな感情をあまり見せなくて、芯がある子だと思っています。それだけに疲れちゃうことがあるかもしれないけど、そういうときはチームの3人やマネージャーさんに頼って、これからも続いていく道をみんなと共に歩んで行ってください。そんな美晴を私も応援しています。私もあなたの声として、これからも一緒に歩んでいきたい。よろしくお願いします。

取材/M.TOKU
プロフィール
安齋由香里【あんざい・ゆかり】12月31日生まれ。スワロウ所属。
松田彩希【まつだ・さき】7月8日生まれ。フリーとして活動。
山口愛【やまぐち・めぐみ】5月12日生まれ。劇団ひまわり所属。
鶴野有紗【つるの・ありさ】12月19日生まれ。青二プロダクション所属。
CUE! 01 Album「Talk about everything」商品情報
発売日:2021年4月21日(水)
【初回限定盤】(CD+Blu-ray)
価格:7,700円(税込)
[特典映像]
・CUE! 1st Anniversary Party「See you everyday」@カルッツかわさき 大ホール ライブ映像(2020年11月1日開催)
・「Forever Friends」Music Video
・「beautiful tomorrow」Music Video
・「Colorful」Music Video
・「最高の魔法」Music Video
・「ミライキャンバス」Music Video・Off Shot・Making
【通常盤】(CD ONLY)
価格:3,300円(税込)
[CD収録楽曲] (初回限定盤、通常盤 共通)
M1:さよならレディーメイド 作詞/作曲/編曲:奈須野新平(Rebrast)
M2:beautiful tomorrow 作詞/作曲:伊藤 賢 編曲:竹市佳伸、伊藤 賢
M3:CUTE♡CUTE♡CUTE♡ 作詞/作曲/編曲:PandaBoY
M4:ミライキャンバス 作詞:shilo 作曲/編曲:石濱 翔(MONACA)
M5:Colorful 作詞/作曲/編曲:渡辺拓也
M6:our song 作詞:ヒゲドライバー 作曲/編曲:ゆよゆっぺ
M7:Radio is a Friend! 作詞/作曲/編曲:ヒゲドライバー
M8:マイサスティナー 作詞/作曲/編曲:奈須野新平(Rebrast)
M9:最高の魔法 作詞/作曲:水野良樹 編曲:近藤隆史、田中ユウスケ Produced by 田中ユウスケ(agehasprings)
M10:雫の結晶 作詞/作曲:ZAQ 編曲:松田彬人
M11:カレイドスコープ 作詞/作曲:shilo 編曲:伊藤 賢
M12:Forever Friends 作詞/作曲:shilo 編曲:伊藤 賢
CUE! 2nd Party「Sing about everything」情報
日時:2021年8月15日(日)
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)
出演:AiRBLUE
※本公演の優先販売申込券が 01 Album「Talk about everything」(4月21日(水)発売)に封入
※有料生配信も予定
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