『CUE!(キュー)』2ndシングル「beautiful tomorrow」発売記念! 宮原颯希と土屋李央に演じるキャラクター・チーム・楽曲の魅力を直撃【ロングインタビュー】 | 超!アニメディア

『CUE!(キュー)』2ndシングル「beautiful tomorrow」発売記念! 宮原颯希と土屋李央に演じるキャラクター・チーム・楽曲の魅力を直撃【ロングインタビュー】

2019年10月に配信がスタートした次世代声優育成ゲーム『CUE!(キュー)』。本作は、新人声優16人の物語である。ゲームでは、プレイヤーが小さな声優事務所・AiRBLUE(エールブルー)のマネージャーとなり、年齢も個 …

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 2019年10月に配信がスタートした次世代声優育成ゲーム『CUE!(キュー)』。本作は、新人声優16人の物語である。ゲームでは、プレイヤーが小さな声優事務所・AiRBLUE(エールブルー)のマネージャーとなり、年齢も個性も違う16人の声優のタマゴたちをサポートし、彼女たちの成長を見守っていく。また、メインキャラクターの声を担当する16人のキャストは、「AiRBLUE」というユニットを結成し、物語のキーとなる楽曲を歌唱。これからの活躍が期待される彼女たちが芝居に加えて、歌などを通じて“声優”としても成長していく。『CUE!』は、そんな“ゲーム”と“リアル”の次元の垣根を超えたプロジェクトとして、展開されているのだ。

 これまでもさまざまな活動を行ってきた「AiRBLUE」だが、2020年3月25日に2ndシングル「beautiful tomorrow」をリリース。超!アニメディアでは、作品の魅力と楽曲の聴きどころについてうかがうべく、今回は「AiRBLUE」のメンバーのなかから、「beautiful tomorrow」でソロパートがある赤川千紗役の宮原颯希と遠見 鳴役の土屋李央にインタビュー。これまでの活動などを振り返っていただきつつ、楽曲への印象や想いについてお話いただいた。

(左から)遠見 鳴役の土屋李央、赤川千紗役の宮原颯希 photo=相澤宏諒

 

メンバーと接することでの変化

ーー最初に、演じるキャラクターの紹介をお願いします。 

宮原 私が演じている赤川千紗ちゃんは、新潟県出身の負けん気が強い子です。『CUE!』のなかでは唯一の「ツンデレ」枠かな。そんな一面がある一方で、彼女は声優という夢に向かって人一倍努力をしているんですよ。でも、それをあまり表には出しません。

 私個人としては「努力」がテーマの子だと感じながら、演じています。あと、彼女が所属している「Bird」というチームのメンバーが不思議な発言をする子が多いこともあってか、何かとツッコミ役に回りがちです。そんな常識人枠でしっかりした子なんですけども、時々、彼女も変なことを言っちゃうことがあって……。そういうお茶目なところも可愛らしい女の子ですね!

土屋 私が演じる遠見 鳴ちゃんはFPSなどをはじめとしたゲームがすごく好きで、プロ並みの腕前を持っています。プログラミングもできるし、なんでも器用にこなせる、天才肌の子ですね。彼女は「Moon」というチームに所属しているのですが、同じチームの丸山利恵ちゃんとは幼馴染なんです。そして利恵ちゃんのことが大好き! YouTubeで公開されているキャラクター紹介のPVでも、30秒の間に「利恵」と3回言っています(笑)。

 彼女は「利恵がやるなら自分もやる」とよく言うのですが、実は芯がちゃんとあって、自分がどうしたいかも分かっている。そして、それに向かって進んでいるんですよね。声優になるきっかけは「利恵」だっのたかもしれないけど、今は自分の意志でやりたいことをやっていると感じています。

ーー『CUE!』が配信されてから半年が経ちましたが、演じているなかでそれぞれのキャラクターの新たな一面を知ったなどはございますか?

宮原 千紗ちゃんは気が強くって、しかも声優という夢に向かって必死なので、最初はピリピリしていたんです。「Bird」チーム結成のストーリーでも、賑やかなメンバーに対して、周りの子は意識が低いから嫌いだ、こんなんじゃ一緒にはやっていけない、と思っていたんですよ。ただ、物腰が柔らかい「Bird」のメンバーにほだされていき、雰囲気も表情も徐々にですが、柔らかくなってきました。メンバーが支えてくれたことで、肩の力が抜けて、いい感じに余裕も出てきたんじゃないかな。

土屋 鳴ちゃんは最初、利恵しか見えていない、利恵以外のメンバーに対してはほとんど興味を示していませんでした。実際にお芝居でも、利恵以外のメンバーには語尾を冷たくしたり、相手にあまりかけていないようにしたりしたんです。ただ、事務所でメンバーと同じ時間を過ごしていくなかで、徐々にみんなとの距離感が縮まってきていると感じています。最初よりはちょっと興味を持ってきている、みんなと接することで、彼女も少しずつ変わってきているんですよね。

賑やかな「Bird」とみんな違う方向を向いている「Moon」

ーーおふたりのお話のなかにも出てきましたが、『CUE!』は16人の声優たちが「Flower」「Bird」「Wind」「Moon」という4人ずつのチームに分かれているのも特徴のひとつです。それぞれのチームについてもご紹介いただけますか? 

宮原 「Bird」が他のチームと比べて目立つところはまず、「低身長」なとこ! そして、基本的にテンションが高いところ! ちびっ子たちが集まっていて、発想や会話の内容も子供っぽいんです。実際の年齢は15~18歳なので、「幼い」というほどではないのですが、世間話で「きゃいきゃい!」する、基本的には箸が転がっても面白がる、という子たちです。つまりは、わちゃわちゃしていて、やっぱり賑やかなチームですね(笑)。

土屋 鳴が所属している「Moon」は、みんなの個性がとにかく強い! いざとなったらまとまるのですが、基本的には4人とも違う方向を向いているんですよ。鳴は部屋から出てこないし、利恵は部屋から出てこないし、(宇津木)聡里さんは部屋から出てこないし。きっと、(明神)凛音ちゃんがいないと誰も部屋から出てこないんじゃないと思うくらい、自分たちのやりたいことをそれぞれでやっているというチームです。凛音ちゃんがいるから繋がれている、まとまっているんですよね。

ーーなるほど。今日はせっかくなので、お互いのチームの印象についても語っていただければと思います!

宮原 「Moon」は、変わり者が集まっていて、本当に凛音ちゃんがいるから成り立っているんだろうなと思います。でも、別々の方向を向いているのに、背中は預けられている。それぞれが尊敬し合って、尊重し合っているチームだとも感じるんですよね。なんとなく、「Bird」は4人集まって「Bird」という感じなんですけども、「Moon」は4つの別々の月が集まって「Moon」です、というイメージ。だから、「Moon」は声優として自立するのも早いんじゃないかな。そういう意味でも、一番声優っぽい子が集まっている気がしています。

ーー演じるキャストさんの印象はいかがですか?

宮原 一番うるさいチームですね。

土屋 えぇぇ! ほんとに!?

宮原 みんな真面目だとは思うのですが、喋りだすと止まらないし、お笑いが好きなことがひしひしと伝わってくる。

土屋 それ、一部だけでしょ(笑)。主に(聡里役の)小峰と(凛音役の)と佐藤。あそこはずっとコントしているようなもんだから(笑)。

宮原 (笑)。あとは、歌! みんなすっごく上手です。

土屋 それはうれしい! でも、「Bird」はみんなダンスが上手だよね。ライブのパフォーマンスもすごい。ただ、それだけのパフォーマンスを魅せるための努力をしているのもわかるので、ストイックな子たちが集まっているなと感じています。そしてかわいい。

宮原 ありがとう!

土屋 ダンスレッスンのときに、「Moon」のみんなで心のペンライトを振っていました。

宮原 (笑)。

土屋 キャラクターとしては、宮原ちゃんも言っていたけど、わちゃわちゃしている。語弊があるかもしれないけど、幼稚園みたいな感じ(笑)。キャラクター的には、各ユニットのなかでいちばんコントしているよね。千紗ちゃん以外が天然でわーわー言って、千紗ちゃんがそれをさばく。でも、そのツッコミ役の千紗ちゃんすら、天然を発揮してしまうときがあるという……。

宮原 そうなんだよね(笑)。でも、そういうときは、(恵庭)あいりが「違うと思うよ」と訂正してくれる。ツッコむわけではないけど。

土屋 そうそう! なだめてくれるんだよね。それも含めてコントだなと思います。そういう様子がほほえましい。ちゅんちゅんしていて、小鳥さんみたいなチームだと感じています。

ニワトリになった水曜、オチに悩む木曜

ーーおふたりの共通点といえば、文化放送超!A&G+で毎週月~木曜に放送中の帯番組「A&G NEXT ICON 超!CUE!&A」でパーソナリティを務めていることも挙げられます。宮原さんは水曜日、土屋さんは木曜日のパーソナリティを担当されていますね。 

宮原 作家さんやディレクターさんがベテランの方ということもあって、私の良さを何とか引き出そうと頑張ってくださっています。それゆえなのか、ちょっと水曜日はおかしいと思われることが多いみたいなんですよね。水曜日だけやっていることがやばいらしい。

 最近でいちばん印象に残っているのは、企画コンペ。毎週、帯番組共通で何かの企画をやっているのですが、その週は、それぞれの曜日のパーソナリティが、新しいコーナーの企画を考えることになったんですよ。その時、私は月曜と火曜パーソナリティの案をパクってしまいまして。それが、面白いかなーと思っていたのですが、「パクりはダメ」ということで、翌々週の放送で禊をやることになりました。私、人間鳥になったんです。

ーー(なんだか字面が強烈になりそうな話だ……)。

宮原 ……私、ファミチキが好きなんですけども、その日は、番組の冒頭で急に「チキンを食べるのは悲しい」と言い出したんです。そして、番組中に突然ひよこの被り物をして、くちばしをつけて、トサカも生え出して、最終的にはニワトリになりました。徐々に語尾に「コケ」とつけるようになって、最終的には「コケ」しか喋れなくなくなって、そのままエンディングを迎えたんです。番組に寄せられた感想メールも全部「コケ」で読みました。

土屋 あれは、クレイジーだったね。

宮原 うん。見ている方が「伝説だ」と言って盛り上がってくださったのはよかったのですが、間違いなく問題回です(笑)。

土屋 音声だけで聞いている人は、絶対に何をやっているかわからない回だったよね。

宮原 ね。途中から急に「こけー、こけー」としか喋らなくなるなんて誰も予想してない。でも、こういうのって、一人でやっている動画付きのラジオ番組だからこそ成立したと思うんですよね。私ひとりだからある程度の自由は利くし、枠が固定されているから、個性を出すという意味で許されたんだと思っています。とりあえず、今はリベル・エンタテインメントさんが「いいよ」と言ってくれたら、何をやってもいいか、みたいな感じでいます。

土屋 そ、そうだね(笑)。

宮原 ニワトリになったのも、いい経験になりました。「これでOKなんだ」ということを学べたんです。面白ければそれでいい、という感覚が染み付いてきた気がします。

ーー吹っ切れたという意味では、貴重な経験だったかもしれないですね(笑)。土屋さんはパーソナリティを務めていて何か思うことなどはございましたか?

土屋 1時間の動画付きラジオをひとりでやるのが初めての経験だったので、最初はすごく緊張していました。でも、実際にやってみたら自由度が高くて、いろいろなことをやらせていただけるので、すごく楽しいです。でも、木曜という位置での悩みはいまだにちょっとあって……。

ーー曜日での悩み、でしょうか?

土屋 はい。木曜は、この帯番組では最後の放送日になるんですよね。だから、帯番組で共通の企画をやったときも、必然的に最後になるので、オチをつけないといけないポジションなんです。それがすごく難しくって! というのも、月曜パーソナリティの内山悠里菜が天然エース過ぎて、とにかくボケ倒してくるんですよ。

宮原 彼女はなかなかにポンコツだよね(笑)。

土屋 でも、その何も計算せずに出す回答が面白すぎる。月曜からそんな感じなのに、火曜、水曜もまた個性的な回答がきて、木曜はどうオチを付けたらいいんだといつも悩んじゃう。それを含めて楽しいのですが、天然エースにはなかなか勝てない。内山悠里菜は天才。

ーーそういう面白さは、帯番組ならではかもしれないですね。

土屋 そうですね。宮原ちゃんが月曜、火曜の回答をパクったときも、他のパーソナリティもゲストもいないから、その日は誰もツッコままないんですよ。でも、翌日の私がいじり倒す。こういう繋がりも楽しんでいます。

宮原 みんないろいろなことをやっているので、ぜひいま聞いている曜日以外にも興味を持っていただけるとうれしいですね。

2ndシングル、テーマは「自立」

――音楽面でいえば、3月25日に2ndシングル「beautiful tomorrow」がリリースされました。最初にこの曲を聞いたときの印象を教えてください。

宮原 MVでも桜が映っていましたが、最初に聞いたときに桜の花びらが舞い散る様子が思い浮かだんです。曲調としては爽やかで、これまで歌ってきたのとはまた違った楽曲だと感じました。しかも、歌詞にわりとネガティブな言葉が使われているんですよね。だからこそ、『CUE!』の新しいストーリーが始まった、次のステップへいったんだと感じました。

土屋 初めて聞いたときはすごくきれいで、前向きな気持ちになれる曲だなと思ったんです。ただ、歌詞はAメロ・Bメロが少し後ろ向きで、サビにいくにつれてどんどん前向きになっていく、というものだったので、少しビックリしました。この曲は、自立がひとつのテーマになっていると思います。それぞれが新しい一歩を踏み出すための曲。だからこそ、16人それぞれで込めている気持ちも違うんじゃないかな。

――鳴としてはどのような気持ちを込めましたか?

土屋 鳴ちゃんのなかでは、やっぱり利恵という存在が大きいんです。ただ、この曲は「自立しないといけない未来を見据えて」いる曲。だから、利恵ちゃんがちょっと離れたところにいる、それを鳴ちゃんが見つめているというイメージを持って歌いました。その情景を思い浮かべると、すごく寂しくなってしまって……。前向きだけども、寂しさも感じる曲だと個人的には思っています。

宮原 確かに、寂しいよね……。でも、千紗は、その「寂しさ」をわりと受け入れられるタイプかも。もちろん、千紗もみんなのことが好きになって、みんなと一緒にいたいと思うようにはなっている。でも、声優はひとり、ひとりの戦いになることも分かっている。

 彼女は未練があっても、一人で夢に向かって歩みだせる子だと思うんです。だから、他のメンバー云々ではなく、千紗は早めに自立して歩いていけるだろうと思ったので、真っすぐな気持ちで歌えました。

土屋 やっぱり、全然違うね。

――それを踏まえたうえで聞いてみると、また違った解釈ができそうです。本曲では、おふたりのキャラクターのソロパートがありますね。

土屋 そうなんですよ!

宮原 各チームのリーダーじゃないメンバーがメインになることもあるんだとビックリしました。

――その点は、今後リリースされる曲でも注目のポイントになりそうです。本曲はYouTubeにキャラクターMVがアップされています。そちらをご覧になった感想も教えてください

宮原 ソロパート部分の千紗ちゃんの表情が繊細に描かれていて、感動しました。あのMVは私たちが実際に歌って、踊っているものを資料用に録っていただき、それを見て表情の動きを付けてくださったんですよ。だから、私の顔の動きや表情と千紗ちゃんの表情がシンクロしている。それが嬉しかったです。

土屋 私も、「めっちゃ動くやん!」と思いました。技術力の高さに驚きを隠せなかったです。あと、個人的に気に入っているのは、落ちサビ前。あそこで鳴ちゃんのカットインが入るんですよ! 私は鳴ちゃんに声をあてているものの、鳴ちゃん推しのオタクでもあるので、「鳴ちゃんよかったねー!!!!」と本気で思いました。今回はソロがあることで表情が多めに映るので、嬉しいです。

――推しにはたまらない。

土屋 そうなんです! だから、鳴ちゃんや千紗ちゃんファンは「うぉぉぉぉ!!」ってなってくれていると思います。とにかく可愛いからみてね(笑)。

――本曲はキャラクターMVだけでなく、「AiRBLUE」のメンバーが出演しているMVもYouTubeにアップされています。こちらの撮影はいかがでしたか?

宮原 大変でした……。ダンスの練習に滅茶苦茶時間をかけたんです。

土屋 難しかったよね。

宮原 ね。あと、一台のカメラで撮ったので、斜めのフォーメーションをきれいに映すのに苦戦して……。細かい調整をしながら、一番きれいに見える形をその場にいる全員で作っていきました。こだわりのMVです。

土屋 フォーメーションが複雑なのですが、すごくカッコいいんです。あまりのカッコよさに、振り入れの段階で拍手が巻き起こりました(笑)。あとは色合い。MVでは、背景がサクラのピンク色っぽいものと、ブルーの暗めのものが登場するんですよ。あれも、前に進むというポジティブな気持ちと、後ろを見ちゃって寂しいといった感情の対比になっていると感じられる部分なんですよね。

 あと、青い背景のとき、みんなが白い衣装を着ていて、普段リボンを付けているメンバーは外しているので、そこにも注目して欲しいですね。

宮原 あの衣装かわいいよね! あと、背景でいえば、桜が映っているカット。あれも未来を予感させるもので、私はすごく好きです。

みんな夢に向かって進んでいる

――MVにもたくさんの注目ポイントがありますね。続いて、カップリング曲「私たちはまだその春を知らない」の聴きどころについて教えてください。 

宮原 この曲はとにかく、すごくカッコいい!

土屋 エモいよね。エモちらかしている。

宮原 わかる! この曲は、未来のことを見据えつつ「今を大切にしよう」という想いが歌詞に込められています。卒業が見えている中高の3年生や、大学4年生の心情と似ているかも。

土屋 分かる。私、レコーディングに行く途中に、電車のなかでこの曲を聞きながら泣いていたよ。

宮原 泣いちゃうよね。

土屋 うん。しかも、この曲は歌い分けがチーム毎になっているんですよ。だから、余計に切ないし、やっぱり鳴ちゃんとしては寂しい気持ちがあって……。でも、前向きに進んでいこうという想いも、しっかりと込められているって感じる。

宮原 そうだね。「AiRBLUE」のメンバーはみんな夢に向かって進んでいる。その気持ちがひしひしと伝ってくるような曲だよね!

――本日は色々とお話いただきありがとうございました。最後に、今後、『CUE!』でどんな曲を歌ってみたいかについて、語っていただければと思います。

土屋 みんなのソロ曲を聞いてみたいですね。あとは、いまの4チームだけじゃなくって、メンバーをシャッフルして歌うとか。そういう試みをすれば、また色が変わって、面白い気がしています!

宮原 これまでの活動で、だんだんと『CUE!』の曲らしさというのが見えてきた気がしています。その『CUE!』らしさはそのままに、今回のような新しい一面が垣間見える曲を今後も歌っていきたいですし、次はどのようなストーリーが紡がれていくのか、個人的にすごく気になっています。物語のキーとなる楽曲を歌う私たちだからこその楽曲を、これからも歌っていきたいですね!

取材・執筆=M.TOKU

プロフィール
宮原颯希【みやはら・さつき】10月28日生まれ。新潟県出身。81プロデュース所属。

土屋李央【つちや・りお】8月19日生まれ。神奈川県出身。大沢事務所所属。

『CUE!』2ndシングル「beautiful tomorrow」概要
発売日:2020年3月25日(水)
収録楽曲:
M1. beautiful tomorrow(作詞・作曲:伊藤 賢 編曲:竹市佳伸)
M2. 私たちはまだその春を知らない(作詞:shilo 作曲/石濱翔(MONACA))
M3. beautiful tomorrow(Flower ver.)
M4. beautiful tomorrow(Bird  ver.)
M5. beautiful tomorrow(Wind  ver.)
M6. beautiful tomorrow(Moon ver.)
M7. beautiful tomorrow(Instrumental)
M8. 私たちはまだその春を知らない(Instrumental

【初回限定盤】
仕様:CD+DVD
価格:1,800円(税別)

【通常盤】
仕様:CD
価格:1,273円(税別)

『CUE!』公式サイト
https://www.cue-liber.jp/

『CUE!』公式Twitter
https://twitter.com/CUE_staff

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 

※2020年4月9日訂正……初出時、カップリング曲のタイトルに誤りがございました。
【誤】私たちはその春を知らない⇒【正】私たちはまだその春を知らない
関係者様ならびに読者皆様にお詫び申し上げ、訂正いたします。

《超!アニメディア編集部》
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