『CUE!(キュー)』4thシングルで冬組が「好き」をまっすぐに伝える曲を歌う意味――松田彩希と小峯愛未に楽曲の魅力を聞く【インタビュー】 | 超!アニメディア

『CUE!(キュー)』4thシングルで冬組が「好き」をまっすぐに伝える曲を歌う意味――松田彩希と小峯愛未に楽曲の魅力を聞く【インタビュー】

2019年10月に配信がスタートした次世代声優育成ゲーム『CUE!(キュー)』から誕生した「AiRBLUE」。超!アニメディアでは、「AiRBLUE」の4thシングル「最高の魔法」でメイン歌唱者となる4人の中から、神室絢役の松田彩希さんと宇津木聡里役の小峯愛未さんにインタビュー。

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神室絢役の松田彩希と宇津木聡里役の小峯愛未
  • 神室絢役の松田彩希と宇津木聡里役の小峯愛未
  • 4thシングル「最高の魔法」初回限定盤ジャケット
  • 4thシングル「最高の魔法」通常盤ジャケット
  • 小峯愛未
  • 松田彩希
 2019年10月に配信がスタートした次世代声優育成ゲーム『CUE!(キュー)』。TVアニメ化することも発表された本作は、新人声優16人の物語である。ゲームでは、プレイヤーが小さな声優事務所・AiRBLUE(エールブルー)のマネージャーとなり、年齢も個性も違う16人の声優のタマゴたちをサポートし、彼女たちの成長を見守っていく。また、メインキャラクターの声を担当する16人のキャストは、「AiRBLUE」というユニットを結成し、物語のキーとなる楽曲を歌唱。これからの活躍が期待される彼女たちが芝居に加えて、歌などを通じて“声優”としても成長していく。『CUE!』は、そんな“ゲーム”と“リアル”の次元の垣根を超えたプロジェクトとして、展開されているのだ。

「AiRBLUE」は、2019年11月に1stシングル「Forever Friends」、2020年3月に2ndシングル「beautiful tomorrow」、同年8月に3rdシングル「Colorful/カレイドスコープ」を発売。そして、2021年1月に、4thシングル「最高の魔法」をリリースする。

 超!アニメディアでは、「最高の魔法」でメイン歌唱者となる4人の中から、神室絢役の松田彩希さんと宇津木聡里役の小峯愛未さんにインタビュー。それぞれが演じるキャラクターの魅力、楽曲への印象や想い、MV収録時のエピソードなどについてお話を聞いた。

松田彩希
神室絢役の松田彩希【画像クリックでフォトギャラリーへ】

小峯愛未
宇津木聡里役の小峯愛未【画像クリックでフォトギャラリーへ】

それぞれのチームワーク


――まずは演じるキャラクターの紹介をお願いします。

松田 私が演じる神室絢ちゃんは、物静かゆえに無口でクールな子と思われがちだけども、喋ってみると意外と可愛らしい、夢見がちな18歳の女の子です。これまで彼女は、自分のやりたいことはちゃんとあるのに、それをあまり主張せず生きてきました。ただ、事務所に入ってからはメンバーや同じチームのお姉さんたちに感化され、自分の意見を出せるようになってきています。一歩、一歩。本当に少しずつなんですけど、自分の「やりたい」と思っていた「声優」としてのステップを踏んでいる。そんな子です。

小峯 聡里は根っからの真面目っ子。読書好きでアニメオタクなのですが、「生半可な知識では駄目、作品に失礼だ」と、オタク活動にも真面目が出ちゃうんです。また、毎朝、右足から絶対に靴を履くなど、マイルールがしっかりしているんですよ。それくらいきっちりしているがゆえに、自分にも厳しく、他人にも厳しい! 仲間のことをちゃんと叱れるのは、彼女のいいところでもあると思います。最近はそんな彼女を受け入れてくれる周りの子たちのおかげで、人間的な温かい部分も見られるようになってきました。





――『CUE!』は16人の声優たちが「Flower」「Bird」「Wind」「Moon」という4人ずつのチームに分かれているのも特徴のひとつです。それぞれが所属するチームについてもご紹介いただけますか?

松田 絢ちゃんは「Wind」というチームに所属しています。彼女以外はみんな20歳を超えている大人組……なのですが、正直、しっかりしてるって人が誰もいなくって(笑)。ただ、いざとなったら年下の絢ちゃんを支えてくれるような、すごく優しいお姉さんたちなんです。

――「Wind」といえば、お酒に関するエピソードが出てくるのも特徴です。

松田 そうなんです。絢ちゃんは10代なのでお酒を飲みに行くストーリーでは置いてかれがちで……。それが寂しくもありますが、絢ちゃんがいない場所でもお姉さんたちが彼女の話をたくさんしてくれるんですよ。のけ者にされていない、「繋がり」を感じられて嬉しいです。また、お姉さんたちは年下の絢ちゃんとも対等に接してくれていて。喋っているときだったり買い物に行ったりするときの姿を見ていても、4人の関係が平等だと思えるんですよね。それが「Wind」のよさであり、演じている私としてはお姉さん方の優しさを感じる部分でもあります。

小峯 「Moon」は個性派ぞろい。みんなの前に進んで出るような集まりではないので、チーム名通りに闇属性だと思います。佐藤舞さんが演じる明神凛音ちゃんは確かに明るい性格ではあるのですが、意外とナイーブなところがあって。例えば「Bird」チームに行けば、彼女もきっと特別明るいという子ではないと思います。
 自分の時間を大事にしてる子ばかりなので、休日もバラバラで過ごすことが多い。それでも向いている方向性が同じで、心の中では繋がっているんですよね。休日をバラバラで過ごすのも、各々のやりたいことを尊重しているからなんです。意外と仲間思いな子たちの集まりなんですよ。

――そんなチームのなかで、聡里のポジションは?

小峯 真面目な子なので引っ張っていくタイプだと思われがちですが、「Moon」の絶対的リーダーは、厨二病的な言い回しを好む(丸山)利恵なんですよ。話をまとめる役割は聡里が担うこともありますが、利恵はちゃんと周りのことを見て行動しているんですよね。
 だから、「Moon」のリーダーは彼女が相応しいんです。聡里は、ポジションでいえば裏リーダーかな。

松田 利恵は最終的にチームを信じて、頼っているよね。そこもリーダーっぽいなと思う。逆にうち(Wind)のリーダーは、あまり人に頼ることをしないタイプなんだよね。もっと私たちを頼ってくれてもいいのに! あと、「Moon」が素敵なのは、それぞれの個性が立っているからこそ輝いているところ。演じるみんなのパフォーマンスも輝いている。

小峯 照れ。 

松田 ……ただ、「AiRBLUE」のなかで、一番うるさいチームでもある。

小峯 えっ、そう? いちばん根暗集団の間違いじゃ……。

松田 いや、うるさいよ(笑)。MV撮影で前乗りしたときも、ホテルでワイワイしている声が聞こえてきたら、「あっ、これはMoonだよね」って、満場一致したもん。そう考えると、「Moon」はキャラクターと演者のギャップがいちばん大きいかも。

小峯 逆に「Wind」はキャラクターも演者も一緒。演者たちのわちゃわちゃする感じがゲーム内のキャラクターそのまんま。オレンジが騒ぎ、緑が微笑んでそれを遠くで見ていて、ピンクがちょっと毒を吐き、青がオレンジの騒ぎに少しだけ参加する、みたいな。知っている方なら、あえて名前を伏せても分かりますよね(笑)。分からないという方はぜひ「AiRBLUE」の活動を見てみてください!

松田 よろしくお願いします(笑)。

小峯 「Wind」は「Moon」と真逆と言っていいぐらい、ないものを全部持っている人たちの集まりでちょっとうらやましい。「Wind」って、ひたすらまっすぐで一生懸命だからこそ、ぶつかり合うことがあるんだよね。「Moon」はぶつかり合うことがあまりなくって。

松田 「Moon」はぶつかり合う前に、ちゃんと的確なダメ出しをして、「そうだよね」と受け入れているよね。

小峯 「私がダメだったから、まずは謝ろう」というのが「Moon」。「Wind」はきっと、みんな仲間想いでまっすぐだからこそぶつかる。キラキラしている感じが素敵だと思う。それに、「Wind」が着ているパステル衣装も着てみたいし、明るい系の歌も歌ってみたい。

松田 私たちも、「Moon」みたいなカッコいい曲を歌いたい!

小峯 これは、いわゆる「ないものねだり」ってやつですね(笑)。

4thシングル「最高の魔法」初回限定盤ジャケット
4thシングル「最高の魔法」初回限定盤ジャケット

冬組が「好き」をまっすぐに伝える曲を歌うことに意味がある


――「AiRBLUE」はこれまで様々な活動を行ってきました。特に印象に残っている出来事を教えてください。

小峯 ライブはもちろん記憶に残っているのですが、シングルのリリースに併せてMV撮影をしたことも印象深いです。MVはどれも系統が違っていて、撮影自体もすごく楽しかったですね。MV撮影で一緒の時間を過ごすことで、みんなともより仲良くなれました。

――個人的には、MVで披露されているダンスがどんどん難しくなってきていると感じています。

松田 なっています……!

小峯 この調子で難しくなっていけば、恐らく、3年後には16人全員でアクロバットしていると思います。

――期待して待っておきます(笑)。松田さんはどの活動が印象に残っていますか?

松田 「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」のけやき広場ステージで行った『CUE!』×『DIALOGUE+』スペシャルステージ。そこでは「Flower」「Bird」のメンバーが代表してステージに立ったのですが、「Wind」はスケジュールの都合で来られなかったまめちゃん(山口愛)以外の3人で見学に行ったんです。その時、私は初めて『CUE!』というコンテンツを実感できたんですよね。

――当時はまだ『CUE!』の配信前でしたね。

松田 はい。あの時、ステージで自分たちの歌を歌唱している「Flower」「Bird」のメンバーを見て、私も刺激されました。『CUE!』が始まるんだ!という気持ちになれたんです。しかもあの時は、自分が演じているキャラクターの等身大パネルが飾ってあって。そのパネル越しに、「アニサマ(Animelo Summer Live)」の本ステージである「さいたまスーパーアリーナ」が見えたんですよ。
 当時は「いつかここに立てる日が来るのだろうか」と思っていましたが、ありがたいことに、「AiRBLUE」は2020年の「アニサマ」に出演者としてお声がけいただけて……! 残念ながら「アニサマ」が延期になってしまい悲しい気持ちでいっぱいでしたが、アニメ化も発表され、様々な活動を通じて成長した16人であのステージに立てる日が来ることを、いまはワクワクしています。

――これまでの活動を経て、2021年1月に「AiRBLUE」は4thシングル「最高の魔法」をリリースします。リード曲はいきものがかりの水野良樹さんが作曲されていますね。

松田 私は小田急小田原線の本厚木駅・海老名駅を利用していた時期があったのですが、両駅とも、いきものがかりさんの曲が電車の接近メロディとして使われていたんですよ。それも相まって、いきものがかりさんの曲が好きになり、耳馴染みもあったんです。
 この曲を最初に聞いたときは、まさに水野さんが作られた曲だと感じて、感動しました! そんな楽曲と「AiRBLUE」が混ざり合ったらどんな化学反応が起きるのかなと、ワクワクもしましたね。あとは、歌詞がとてもダイレクトに書かれていたので、「うわー」ってなってしまいました。

小峯 うわーって表現(笑)。

松田 でも、それくらい衝撃だったの(笑)! というのも、今回のメインボーカルを担当する冬組4人(神室絢・宇津木聡里・飯塚麻結演じる恵庭あいり・守屋亨香演じる鹿野志穂)は、「AiRBLUE」のなかでは、わりともの静かな子たちという印象が強くて。そんな子たちが声優としての武器である「声」を題材としたド直球な曲を歌う、そのギャップに驚いた。

小峯 確かにギャップはあったね。私は、順番的に次が冬組メインだと分かったときに、「きっとバラード調の落ち着いた楽曲がくる。いや、絶対くるな」と心の中で思っていたんですよ。で、いざ曲を聞いてみたら、自分が想像するよりも遥かに前向きな歌詞で、明るい曲調だったので、「そっち!?」と、驚きました。

――実は私も、タイミング的にも歌唱者的にもバラードだと予想していました。

小峯 ですよね!

松田 それでいて、歌詞はちょっと重い系のやつ。

小峯 「この冬が終わったら……」みたいなね。でも実際はきいちゃん(松田)が言っていたように、「好き」をまっすぐに伝える曲で意外性がありました。ただ、何回も聞いてるうちに「あぁ、これは冬組の曲だな」って納得できたんですよね。むしろ、私たち冬組にしか歌えない、ピッタリな曲だと思うようになりました。

松田 私も、この曲は冬組の4人で歌うからこそ意味があるのかなと思う。

小峯 分かる。この4人が前向きな曲を歌うのがいいよね。この4人がちょっと胃に来るような歌を歌唱したら、相当重くなっちゃう気がする。

――理想と現実、夢を追いかけることの難しさ、いつか来るかもしれない別れ、仲間でありライバルであること……。これまでの楽曲の歌詞には、声優として活動されている皆さんにとって、より”重たい”ものもありました。

松田 そうなんですよね……。ただ、今回のシングルで各チームから1人ずつがメインボーカルを担当する春夏秋冬シリーズが一周しました。その最後を飾った「冬」で、明るく前向きな曲を歌うということは、「AiRBLUE」が前に進むんだという証でもあると思うんです。そんな歌を、思ったことを内に秘めるタイプの子たちが歌うからこそ、より意味がある曲になったと感じています。

小峯 リリースする度にメンバーの成長が見えるのがいいよね。

――そういう意味では、次にどのような曲を歌うのか、より楽しみですね。

松田 そうですね!


――冬組が歌う意義のある「最高の魔法」。MVは、これまで以上にストーリー性があり、キャラクターとのリンクを感じられる仕上がりになっていました。

小峯 私がメインで場をかき乱すポジションだったので、シナリオをいただいたときにどう演じようかと不安でした。喧嘩するシーンでは、あんまりみんなと喋らずに、気持ちを作っていましたね。

――その喧嘩のシーンでは飯塚さんが涙を流されています。

小峯 名女優ですよね! 泣かしちゃっているのは私なのですが……(笑)。あのシーンの撮影が終わったあと、すぐにまゆゆん(飯塚)を抱きしめて、「本当は仲いいから! ごめんね」って伝えました。

――気持ちを作っていたとはいえ、演じるうえでは苦しかった?

小峯 撮影が近づくにつれて、「しんどい、しんどいよ……」って気持ちが強くなりました。結果論ですが、そういう苦しいという気持ちがあったからこそ、表情により感情を乗せられた気がします。

松田 あの喧嘩シーンで音楽が止まるなんて聞いてなかったよね。

小峯 全然聞いてなかった!

松田 だから、より驚いちゃった。私、タクシーの中でイヤフォンをしてMVチェックをしたのですが、見ている最中に大号泣しちゃって。タクシーの運転手さんに、「なんかありました?」って心配された上に、「人生いろいろあるよね」というアドバイスまでもらっちゃいました(笑)。……恐らく、失恋だと思ったんでしょうね。

――そんなエピソードが……!

松田 ありました(笑)。号泣するくらい感情が動くMVに仕上がっているので、まだ見ていない人はぜひ見てください! 撮影時で思い出に残っていることは、MV冒頭の「プレゼント交換」を提案するセリフ部分。あそこは、絢ちゃんが考えて、志穂ちゃんと一緒にみんなに提案するというシーンなのですが、自分でドーンと発信することに、絢ちゃんはきっと恐怖すると思ったんです。そこに、自分がカメラに向かって喋るのが苦手という気持ちもリンクしてしまい、かなり緊張しちゃって。
 隣できょんちゃん(守屋)が「大丈夫~」って言ってくれていたものの、何度も撮り直しになっちゃって……。しかも、テイクを重ねる毎にみんなが「できんの~(笑)」みたいに言ってくるようになって!

小峯 「またやっちゃった!」みたいな感じで何度も撮り直しをしていたから、段々とこっちも面白くなってきちゃって(笑)。その節は大変失礼しました。

松田 その撮影シーンは、MVのメイキングにもバッチリ残っちゃっています……。恥ずかしいのですが、ぜひ見ていただければと思います。

小峯 MVを一度でも見た人は、絶対にメイキングを見てください!……と、この場をお借りしてお伝えします。

――4thシングル「最高の魔法」の初回限定盤に収録されているメイキング映像を見たら苦労もわかるし、本当は仲いいんだよっていうこともわかる。

小峯 その通りです(笑)。


16人で「AiRBLUE」について語りたい


――続けて、カップリング曲「白い沿線」についてのお話を聞きます。こちらのレコーディングはいかがでしたか?

小峯 いつもは「どうやって歌おうか」「ここはこう歌いたい」など色々と考えてレコーディングに臨むのですが、この曲は初めて聞いたときから「こう歌おう!」とすぐに思えたんです。それくらい私の中にスッと曲が入ってきましたし、実際に歌いやすかったです。

――歌いやすかったのは、聡里として、でしょうか?

小峯 聡里としても小峯愛未としても歌いやすかったです。聡里として歌うときは、普段の自身の歌声とは違い、少しキャピキャピ感を抑えて落ち着いて歌っているんですよ。ただ、今回はいつもの聡里よりも、少し優しい感情を込めて歌いました。それが私のふだんの歌声とも近く、マッチしたんです。
 あと、ぜひ言いたいのは、渡辺翔さんの詞。特に「夢を線路に沿って並べた 咲かないかなって眺めた」という言葉選びがすっごく好きなんです。こんな素敵な言葉、人生で思いつくことなんてあります? もう天才すぎませんか?

――天才です。

小峯 ですよね! あまりにも感動しすぎて、レコーディングのときにご本人へ「こんな言葉、人生で一度も思いついたことなかったです!」とバカみたいに気持ちを伝えちゃいました(笑)。それくらい、大好きな曲です。いつかソロでも歌ってみたいな。

松田 私も歌詞がすごく好き。今まで渡辺翔さんが作ってくださった「AiRBLUE」の曲のなかでいちばんかも! 特に「幼い感情が溶けて覗いた夢の先」という部分。あどけなさが残っていながらも大人になりかけていることが、すごく伝わってきました。みんな成長していこうとしているんですよね。

――小峯さんは歌いやすかったとのことでしたが、松田さんはいかがでしたか?

松田 私も歌いやすかったです。サビが私的にはキーが高い音ではあったのですが、気を張らずに、絢ちゃんらしさをキレイに残せたまま歌えたんです。それが嬉しくって! いつも以上に絢ちゃんとして歌えた気がします。

――色々とお話を聞いてきましたが、今後、「AiRBLUE」としてどのような活動をしていきたいですか?

小峯 活動がスタートしてから1年以上が経ちました。仲が深まってきて、仲間として意識し合えているとも思っています。そんな今だからこそ、みんなでパーティをして親睦を深めたいんですよね。

――パーティ!

小峯 はい。普段からワイワイ騒ぐことはありますが、16人で集まって「AiRBLUE」のこれまでの活動について振り返ったり、今後について語ったりすることって、なかなかないんですよね。だから、今一度、みんながどういう考えを持っているのか、お話してみたいんです。プライベートじゃなく、企画でもいいので!

――食事も楽しみたいけども、それと併せてそれぞれの「AiRBLUE」への思いを聞きたい。

小峯 そうですね。アニメ化に向けてどういう活動をしていくべきなのかなど、色々と話してみたいです。

松田 チームごとにやっているイベントで、アプリ内で展開されたアニメの生アフレコをやる機会があるのですが、それをチーム関係なく、シャッフルしてやってみたいです。

小峯 いいね! 他のチームの楽曲を歌うイベントもやってみたい。

松田 そういうのもありだよね! 新しい扉が開けそう。

――もし実現するならば、誰と一緒にやってみたいですか?

小峯 完全に未知数なのが、やかん(天童悠希役の鷹村彩花)。ふだんから話はするけども、2人で一緒にいることはあまりなかったので、どういう雰囲気になるのか自分でも気になる。キャラクターとしても聡里と悠希のやり取りは、少しハラハラしそうで、面白そう(笑)。

松田 私は(九条)柚葉と絢ちゃんのやり取りが見てみたい。どう転ぶのか、気になる……!

小峯 柚葉が全部肯定しながらも、「なるほど。でも私はこうだと思うわ。でもいい意見ね」みたいなことを言いそうだなぁ(笑)。すごくまとまりそうな感じもある。

松田 あと、演者だとゆりにゃ(内山悠里菜)。何をしても面白そう。

小峯 2人とも声が眉間の上ぐらいから出てる感じがする。「はわわっ」みたいな。だからこそ波長も合いそう。

松田 なんだ、それ(笑)。

小峯 (笑)。アニメ化が発表されましたが、まだまだやりたいことはいっぱいです! ひとつひとつ、叶えていきたいですね。

取材・執筆/M.TOKU

4thシングル「最高の魔法」通常盤ジャケット
4thシングル「最高の魔法」通常盤ジャケット

プロフィール
松田彩希【まつだ・さき】7月8日生まれ。ジャストプロ所属。

小峯愛未【こみね・あみ】2月26日生まれ。スターダストプロモーション所属。

『CUE!』4thシングル「最高の魔法」概要
発売日:2021年1月6日(水)

初回限定盤(CD+DVD)
価格:1,800円(税別)
封入特典:
ゲーム内アイテムプレゼントコード

通常盤(CD only)
価格:1,273円(税別)
封入特典:
ゲーム内アイテムプレゼントコード

【CD収録内容】
1.最高の魔法
2.白い沿線
3.最高の魔法Flower ver.)
4.最高の魔法(Bird ver.)
5.最高の魔法(Wind ver.)
6.最高の魔法(Moon ver.)
7.最高の魔法(Instrumental)
8.白い沿線(Instrumental)

【DVD収録内容】
「最高の魔法」Music Video・Making映像収録

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《M.TOKU》
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