『CUE!(キュー)』3rdシングル発売記念!鶴野有紗と佐藤舞がコンテンツ・楽曲の魅力と実写MVで黒板に書かれた「夢」の裏側を語る【インタビュー】 | 超!アニメディア

『CUE!(キュー)』3rdシングル発売記念!鶴野有紗と佐藤舞がコンテンツ・楽曲の魅力と実写MVで黒板に書かれた「夢」の裏側を語る【インタビュー】

2019年10月に配信がスタートした次世代声優育成ゲーム『CUE!(キュー)』。本作は、新人声優16人の物語である。ゲームでは、プレイヤーが小さな声優事務所・AiRBLUE(エールブルー)のマネージャーとなり、年齢も個 …

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 2019年10月に配信がスタートした次世代声優育成ゲーム『CUE!(キュー)』。本作は、新人声優16人の物語である。ゲームでは、プレイヤーが小さな声優事務所・AiRBLUE(エールブルー)のマネージャーとなり、年齢も個性も違う16人の声優のタマゴたちをサポートし、彼女たちの成長を見守っていく。また、メインキャラクターの声を担当する16人のキャストは、「AiRBLUE」というユニットを結成し、物語のキーとなる楽曲を歌唱。これからの活躍が期待される彼女たちが芝居に加えて、歌などを通じて“声優”としても成長していく。『CUE!』は、そんな“ゲーム”と“リアル”の次元の垣根を超えたプロジェクトとして、展開されているのだ。

「AiRBLUE」は、2019年11月に1stシングル「Forever Friends」、2020年3月には2ndシングル「beautiful tomorrow」をリリース。そして、同年8月26日(水)には、ダブルA-sideとなる3rdシングル「Colorful/カレイドスコープ」を発売する。

 超!アニメディアでは、作品の魅力と楽曲の聴きどころについてうかがうべく、今回は「Colorful/カレイドスコープ」でメイン歌唱者となる4人の中から、日名倉莉子役の鶴野有紗さんと明神凛音役の佐藤舞さんにインタビュー。楽曲への印象や想い、そしてふたりが「AiRBLUE」で叶えたい夢について、お話を聞いた。

鶴野有紗

佐藤舞

大人組と個性派集団

――まずは演じるキャラクターの紹介をお願いします。

鶴野 私が演じる日名倉莉子ちゃんは、金髪が特徴的なTHE夏の女です。好きなものはコスメとサーフィンとラジオ。絶えず何かをしていないと落ち着かないタイプで、ちょっとでも時間が空いたらバイトをしたり海に行ったりバイクに乗ったりしています。誰かのために動ける、最高の女性ですね。

――莉子の出身は兵庫県。鶴野さんと同じですね。

鶴野 そうなんですよ! 身長も同じで、からあげ(鶏料理)が好きな点も同じ。共通点が多いので嬉しいです。関西弁を少し喋ったり、神戸の海の話をしていたりもするので、私も「分かる、分かる」と頷きながら演じています。

佐藤 私が演じる明神凛音ちゃんは、底なしのポジティブ人間! 怒られたとしてもそれに気づいていないくらい、前向きな子です。普段はのほほんとしていますが、無意識で決め顔をするときがあるんですよ。その辺はちょっとあざとくて、可愛いです。また、自分よりも他人を優先しちゃうタイプでもあり、例えばオーディションで自分と一緒に戦うライバルの子が緊張していたら、気にかけちゃうんです。それくらい優しくて、お人よしな子ですね。

――そんな凛音と共感できる部分は?

佐藤 共通点は明るいところ!……と言っておきます。自分を明るいと信じて(笑)!



――そのポジティブシンキングがまさに凛音だと思います! 『CUE!』は16人の声優たちが「Flower」「Bird」「Wind」「Moon」という4人ずつのチームに分かれているのも特徴のひとつです。それぞれが所属するチームについてもご紹介いただけますか?

鶴野 莉子ちゃんが所属している「Wind」は、4人中3人が成人済でもあるため、他のユニット比べて大人な雰囲気を醸し出しています。お酒を飲む描写もよくあるんですよ。その中でもリーダーである夜峰美晴さんがいちばん飲む。彼女は昼間っからビールを飲みますからね(笑)。お酒関連では、物語中にバーでの会話があるなど、他のユニットとは異なるシーンが多々見られるのが特徴ですね。
 また、年齢が高めということもあってみんな落ち着いていて、それぞれが心地よい距離で過ごしているも魅力です。あとは、少女と女性の間、可愛いと綺麗の間で葛藤している、大人にならないといけないことを表現しているユニット曲もポイントですね。


――「Wind」のなかで莉子はどのような立ち位置ですか?

鶴野 他の3人はどちらかというと一人でも行動できちゃうタイプなので「みんなでこれをやろうよ!」と声をかける、チームを引っ張る役割かなと思います。移動するときも、「車を出してみんなで行こう!」という提案がすぐにできる、太陽のような子ですね。

――対して「Moon」はどのようなチームでしょうか?

佐藤 「Moon」は一言で言えば個性派集団! 全員の個性が強すぎて、ソースやらケチャップやら、味の濃い調味料をたっぷりかけた、オムライスのようなチームだと思います。そんなこともあって、一見はバラバラに見えるのですが、実は強い絆で結ばれているチームなんですよ。その架け橋となっているのが、凛音ちゃん。「Moon」の他の3人は部屋に閉じこもって人とあまり喋らないタイプですが、凛音ちゃんがドアを叩いて「あそぼ!」と言って引っ張りだすんですよ。そんな感じで引っ張り出し・出される面々ではありますが、いざというときはひとつになれるので、素敵な関係だなと思います。

――今回はせっかくなので、お互いのチームの印象についても教えていただければと思います!

鶴野 「Moon」はTHEカッコいい、超クールなチームです。「Wind」がどちらかといえばパステルなイメージなのに対して、「Moon」はビビットって感じ。個性的で世界観が確立されていますね。演じている皆さんは……独特(笑)。

佐藤 確かに(笑)。

鶴野 でも、みんな空気を読むのが上手なんですよ。イベントでも、4人それぞれがおいしいところを持っていく。それぞれが引き立てようとしているのが伝わってくるので、「うまいことできているな~」と感心しっぱなしです。ダンスや歌の上手さも含めて、安定感が抜群ですね。男女どちらからも好かれるチームだと思います。

佐藤 「Wind」は、THEオシャレポップ。そして、マネージャー(『CUE!』のプレイヤー)サイドからすると、キュンが止まらないチームなんですよ! マネージャーに何かと“仕掛けて”くるのが「Wind」。芽生えちゃいそう感があるんですよね。

鶴野 匂わせがすごい(笑)。

佐藤 そうそう! なので、モテる女子チームというイメージがあります。それを演じる皆さんの雰囲気は……女子校って感じです。とにかく絆が強い。イベントでも絶対に4人で固まっているんですよね。「Wind」と「Moon」でご飯に行くこともありますが、「Wind」だけで話をしているときの盛り上がりが半端ないんです。すっごく楽しそうなんですよ。そういうところからも、相当仲が良いんだろうなと感じています。

鶴野 普段は学生たちが休み時間にやっていそうなことばっかりやっているよね。

佐藤 見ていると、女子校の休み時間ってこんな感じなのかなって思う(笑)。

鶴野 変な踊りをして遊んだり……ね(笑)。

――キャラクターたちよりも演者はちょっと精神年齢が幼め……?

佐藤 そうですね。ひょっとしたら、高校生じゃなくって、女子中学生くらいかもしれません。

鶴野 レッスン中にそんな話したわ(笑)。なんならたまに小学生。しょうもないギャグで笑う。

――そういうギャップもチームの魅力だと思います! そんなチーム、またAiRBLUEでこれまで様々な活動を行ってきましたが、特に印象に残っている出来事を教えてください。

鶴野 色々とありましたが、私は2019年11月2日・3日にharevutaiで行った、ミニライブとトークイベントが印象に残っています。AiRBLUE16人で立つ初めてステージで、私にとっても人生初のライブだったんです。初日にステージに立ったときは、笑顔とペンライトが想像よりも近くに見えたことに感動して、一曲目から感極まっていました。それに、マネージャーさんたちの掛け声があると練習とは全然違う空気になることも、あの場で分かったんです。未だに私の根底にある、きっと一生忘れることはないライブですね。

――それくらい、光景が焼き付いている。

鶴野 そうですね。こっちが届ける側のはずなのに、皆さんから熱をもらえている、お互いに熱を交換していると感じられました。今まではライブに行く側だったのですが、実際にステージの上に立って見た景色に、とても感動しました。

佐藤 私は最初のイベントのほか、「Moon」のリーディングライブも印象に残っています。ステージ上でゲームのキャラクターになって朗読をしたのは、あのイベントが初めてでした。『CUE!』は次世代声優育成ゲームなので、ゲーム内に登場するキャラクターたちもアニメのオーディションを受けて、アフレコをするんですよ。しかも、どのキャラクターにどの役をやらせるのかも決めることができる。リーディングライブでは、そういう『CUE!』らしさを実際にステージ上で表現できました。演じている身としても楽しかったですし、貴重な経験ができたと感じています。リーディングライブは毎年各チームでやりたいですね。

鶴野 新衣装も可愛かったもんね。

佐藤 そうそうそう! まだ発表されていないチームシングルのジャケットの衣装を着てくるなんて、みんな想像してなかったでしょ(笑)。

鶴野 私も見ていたけど、ざわついてたもん(笑)。

佐藤 (笑)。あのイベントは『CUE!』のことをあまり知らない私の家族が見ても「わかりやすかった」と言ってくれました。なので、次に開催されるときは、ゲームの内容をまだ深く知らない方も見てくださると嬉しいですね。


日名倉莉子

 

明神凛音

これまでの軌跡から紡ぎ出された「夢」

――様々な活動を経て、この度、3rdシングル「Colorful/カレイドスコープ」がリリースされます。今回はDouble A-sideシングルとなりますが、まずは「Colorful」について。最初に曲を聞いたときの印象を教えてください。

鶴野 夏の曲ということで弾ける系がくると思っていましたが、爽やかな曲がきたので少し驚きました。同時にAiRBLUEらしい夏の曲だとも感じました。今回は夏組(鷹取舞花役・稗田寧々、九条柚葉役・村上まなつ、鶴野、佐藤)4人で歌うパートが多いのですが、この4人って、チームの中で誰かが困っていたり悩んだりしていたら助けに行ける子たちだと思うんです。後先考えず、見返りを求めずに悩んでいる人に手を差し伸べられる4人。それを踏まえて歌詞を読んでいただけると、また新しい解釈ができるんじゃないかな。なんでこの4人がメインなんだろう、どういう想いで歌っているんだろうと考えながら聞いてもらえると嬉しいですね。

――4人がメインで歌っていることに意味がある歌詞。

鶴野 私はそうだと思います。1st・2ndシングルは「また、いつか」という、哀愁も感じる別れが前提の曲だと感じていました。ただ、「Colorful」は隣に寄り添う歌詞になっている。そこが夏組っぽいと思いました。また、「夢に繋がる」ということが分かる歌詞も素敵です。

佐藤 もう、鶴野さんが言った通りです(笑)。夏組は元気で明るい子たちなので、もっとテンション高め、例えるとするならば、裸足で海を走るくらいの曲がくると思っていたんです。ただ、優しいメロディーのエモーショナルな曲がきたので、少し驚きました。そんな優しい歌を元気な夏組が歌う……それだけで最高ですね。

――レコーディングはいかがでしたか?

鶴野 めっちゃ大変でした。これまでの活動を経て「ちょっとは歌が上手になったかも」と思っていましたが、「Colorful」でまた壁にぶち当たりましたね……。特に苦戦したのは、高いキー。元々苦手なのですが、夏組4人が担当しているDメロが本当に高くって……。とはいえ、感情を疎かにはできません。相手に伝えることを意識するようにというディレクションもあったので、歌詞カードにはいつもの「笑顔」とは違い、「思いを伝える、思いを伝える」とビッシリ書いていました。

佐藤 「佐藤舞」ではなく、「明神凛音」で歌うということを考えながらレコーディングしました。凛音って、感情が常に上にある子なんですよ。だから、そんな凛音が優しい曲を歌ったらどうなるんだろうということに向き合いました。普段はカッコいい曲であっても、凛音だから明るく、可愛らしく歌っていますが、今回はメイン4人のなかの一人に選ばれたから、それだけではいけないと思ったんです。その気持ちを歌で表現するが難しかったですね。

――凛音がメインの4人の一人として選ばれたら、どう歌うかを考えた。

佐藤 そうですね。ただ、彼女はきっと「メインだよ」と言われたとき、素直にすぐ喜んだと思うんです。「やったー」って言いそう(笑)。そういう彼女らしさも無くならないようにしながらも、いつも以上に感情を乗せて歌いました。

鶴野 莉子もまっすぐな子なので、素直に喜んだだろうな。というか、夏組は4人とも素直に喜びそうだよね。

佐藤 うん。

――「Colorful」は実写のMVも公開されています。こちらの撮影はいかがでしたか?

鶴野 廃校になった小学校をお借りして撮影したのですが、現地に到着した瞬間、懐かしさを感じて感動しました。不思議だったのは、撮影中にAiRBLUEのみんなが本当の同級生だと感じたこと。誰も一緒の学校に通ったことなんてなかったはずなのに、「この感覚知っている」っていう感情がこみあげてきたんです。この16人の同級生でずっとワイワイしていられるなと感じるくらい、楽しい撮影でしたね。「Wind」は相変わらず変な動画を撮って遊んでいましたけど(笑)。

佐藤 想像通り(笑)。

鶴野 (笑)。

佐藤 今回は、AiRBLUEのメンバーがもし同じ学校出身で母校に帰ったら……という設定で撮影しました。鶴野さんが言った通り、私たち自身も学校に行くのが懐かしかったので、その感動はリアルに表情として出ていると思います。また、監督がご厚意で、各キャラクターっぽいシーンを映像のなかに入れてくださったんですよ! 例えば「Wind」の美晴ちゃんがピアノを弾いていたり、凛音がカメラで撮影していたり。そこがエモポイントなので、各キャラクターが何をしているのかにも注目してください。
 あとは、黒板に書いたそれぞれの「夢」! 実はみんな自分の利き腕ではなく、キャラクターの利き腕で書いているんですよ。映像には映っていませんが、私はそこに感動しました。

鶴野 あの黒板に書いてある「夢」の内容は元々用意されたものではなくて、私たちが考えたものなんです。あの子たちがどんなことを書くんだろうってギリギリまで考えて書きました。エモいです。

佐藤 エモいよね。この子がこれを書くんだって思った。

鶴野 しかも、あの「夢」は、今までの物語を経て書かれたものになっているんですよ。例えば、「Moon」の(宇津木)聡里さんは、結構つんつんしている子なのですが、「16人全員で有名に。」って書いているんです。初期の頃の聡里さんなら、絶対にそんなことは書かない。でも、AiRBLUEや「Moon」のメンバーと過ごす時間を経てそう書くようになったんだと思うと、感動しちゃいました。

佐藤 AiRBLUEの成長を感じるよね。

――マネージャーの皆さんは涙なしには見れません。 

鶴野 泣きますよ~!

佐藤 泣いちゃう。あれはもう、小峯(愛未)に拍手。

鶴野 ほかのメンバーも色々と考えて書いているので、ぜひ注目してください。


 

――続いて、「カレイドスコープ」についてお聞きます。こちらのレコーディングはいかがでしたか?

 鶴野 今回のレコーディングでは自分から「もうちょっとこうしたほうがいいですか?」と聞いて、色々なニュアンスのアプローチをさせていただきました。これまでのレコーディングでは歌うだけで精一杯だったのですが、今回は自分で提案するというトライをしたんです。そういう意味では、これまで色々な楽曲を歌ってきて得た表現力をいっぱい詰め込められたと思います。また、落ちサビで、息遣いを組み合わせて歌うという表現方法に挑戦したので、技術面でもまたひとつ成長できたと感じています。

佐藤 この曲を聞いたとき、「青春」だなと感じました。AiRBLUEの目線からすると、16人全員がライバルである、ということを改めて思わされた曲でもあります。ひとつのものをみんなが掴もうとして必死にもがく、ちょっと汗の味がするような歌、かな。また、「10年後の自分は一体どうなっているんだろう」という、不安な気持ちも入り混じっている曲だとも感じています。そんな感情をポジティブな凛音ちゃんがどう表現するのか考えながらレコーディングをしました。難しかったですが、新しい凛音ちゃんの一面を見つけられた気がします。

鶴野 この曲は綺麗事が全然ないよね。「声優」として活動している私たちにとって、リアリティがありすぎて、しんどいくらい。「カレイドスコープ」は『CUE!』のメインストーリー1.2にも繫がる歌なんです。メインストーリーを読んだときも「どういう気持ちでこのセリフを言ったらいいんだろう……」と詰まっちゃうくらい、リアリティがありました。

佐藤 分かる。私もそうだった。

鶴野 今の自分の状況とリンクするところがありすぎて、正直きつかったです。自分が思い描く声優の理想像と、キャラクターが思う理想像が完全に一致しました。皆さんがメインストーリーを読んでから「カレイドスコープ」を聞いても、曲の印象は変わるんじゃないかな。

佐藤 メインストーリーも早く読んで欲しい……! 今回、凛音ちゃんは今までにしてこなかった表情をします。いつもの凛音に戻るのが大変だったくらいに。だから、メインストーリー1.2にも繫がる「カレイドスコープ」は、凛音ちゃんだけじゃなく、16人全員がどういう表情で歌っているのか想像しながら聞いていただけると、また違った歌に聞こえるんじゃないかな。

――全員が同じ想いで歌っていない。

鶴野 そうだと思います。

佐藤 それぞれだと思いますね。あと、個人的には「Colorful」と「カレイドスコープ」の雰囲気の違いも感じて欲しいです。「Colorful」と「カレイドスコープ」では、歌うときに乗せた感情が全く違うので、そこにも注目してください。

鶴野 ラスサビまで16人全員の声が合わさることがない点もこの曲ならではだと思います。Aメロ・Bメロは基本的に2人ずつ、サビも4人ずつの組み分けになっているという、今までにない歌い分けになっているので、そこに注目して欲しいですね。また、2番が終わった後のDメロでは、夏組が万華鏡みたいにくるくる入れ替わって歌うんです。私はそこが一番好きなので、ぜひ聞いて欲しいです。

――本日は色々とお話いただきありがとうございました。最後におふたりがAiRBLUEとして叶えたい夢を教えてください。

鶴野 私たち16人の強みって、歌って踊って、演じられるという点だと思うんです。マルチに活動するようになった声優ですが、ゲームと連動し、キャラクターとリンクして楽曲を歌えるというのは、この仕事ならではでもある。そういう強みを生かしたイベントをやりたいです。朗読劇のほか、私たちがキャラクターではなくて、一声優として何かひとつの劇を作っていくのも、それぞれの「声優力」が見られて面白い気がします。
 あと、ひとりのオタクとしての観点からは、AiRBLUEが大きい会場を埋める姿を見てみたい! 小さなところからコツコツやってきたからこそ見られる景色もあると思うんです。最終的にはドーム! ドームを埋めましょう。

佐藤 すごい壮大な夢! 私はもう一言。アニメ化ですね。

鶴野 それ~!

佐藤 演者としても夢だし、あの子たちも絶対に嬉しいはず。

――『CUE!』は16人それぞれの物語が紡がれているので、どんなアニメになるのか、楽しみです。

佐藤 1クールで尺が足りないのなら、4チーム分、4クールやればいいかと!

鶴野 いいね! 劇場版もやろう。初日の舞台挨拶に行かなきゃ。夢が膨らむ。本当に何でもできるコンテンツだよね。

佐藤 そうだね。ひとつひとつ、夢を叶えていこう。

取材・執筆/M.TOKU

「Colorful/カレイドスコープ」初回限定盤

「Colorful/カレイドスコープ」通常盤

プロフィール
鶴野有紗【つるの・ありさ】12月19日生まれ。青二プロダクション所属。

佐藤舞【さとう・まい】5月6日生まれ。アミュレート所属。

『CUE!』3rdシングル「Colorful/カレイドスコープ」(Double A-side)概要
初回限定盤(CD+DVD)
価格:1,800円(税別)
封入特典:
①キャラクターカード 1種ランダム封入(全16種)
※ランダムでキャスト直筆サイン入り(数量限定)
②ゲーム内アイテムプレゼントコード
<プレゼントコード入力初回のみ>
・キャスティングシート×1枚
・ダルマーシカ(Colorful)【1】×1個
<プレゼントコード入力2回目~10回目まで>
・ダルマーシカ(Colorful)【1】×1個

通常盤(CD only)
価格:1,273円(税別)
封入特典:
①キャラクターカード 1種ランダム封入(全16種)
※ランダムでキャスト直筆サイン入り(数量限定)
②ゲーム内アイテムプレゼントコード
<プレゼントコード入力初回のみ>
・キャスティングシート×1枚
・ダルマーシカ(Colorful)【1】×1個
<プレゼントコード入力2回目~10回目まで>
・ダルマーシカ(Colorful)【1】×1個

※ダルマーシカ(Colorful)【1】は抽選アイテムです。最大6段階まで報酬のグレードがアップしていきます。6段階目では以下3点の内、いずれか1点が抽選で手に入ります。
・プラチナトレーニンググッズ × 10個
・★3以上確定スカウトチケット × 1個
・10回スカウトチケット × 1個
※ダルマーシカ(Colorful)【1】はアプリ内のプレゼントボックスよりお受取りください。「メニュー」>「アイテム」>「消費アイテム」から使用できます。
※プレゼントコードはプレイヤーID 1件につき、10個まで有効です。
※プレゼントコード有効期限:2021年8月25日(水)23時59分まで

【CD収録内容】
1.Colorful
2.カレイドスコープ
3.Colorful (Flower ver.)
4.Colorful (Bird ver.)
5.Colorful (Wind ver.)
6.Colorful (Moon ver.)
7.Colorful (Instrumental)
8.カレイドスコープ (Instrumental)

【DVD収録内容】
「Colorful」Music Video・Making映像収録

『CUE!』公式サイト
https://www.cue-liber.jp/

『CUE!』公式Twitter
https://twitter.com/CUE_staff

(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.

《超!アニメディア編集部》
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