クラリスが同人誌即売会!? 超!アニメディア「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第5號 | 超!アニメディア

クラリスが同人誌即売会!? 超!アニメディア「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」第5號

遅まきながら夏本番! とはいえ行楽も気をつけなければならない難しい時代、いかがお過ごしですか。新帝スタです。おかげさまで第5號。花組ゲストも5人目のクラリス役・早見沙織さんをお迎えしました。田中公平先生と寺田シリーズディレクターで進める「スタァの部屋…

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早見沙織さんに罵倒されるのはご褒美!?

【音楽】田中公平×【クラリス役】早見沙織
司会【サクラ大戦シリーズディレクター】寺田貴治

田中 まさか「ゲキテイ(檄!帝国華撃団)」の本物を歌うとは思わなかったよね(笑)。

早見 夢にも思わなかったです! 子どものときにただ楽しく口ずさんでいたあの曲を歌わせていただくという。

寺田 「新ゲキテイ(檄!帝国華撃団)」の収録の場に居させていただいたんですけど、公平さんが「そこは半音上げて」とか言うと、すぐ対応されていて。

田中 この人ピアノ弾けるからね。

早見 難しい注文ばかりですよ(笑)。

田中 テイクも全部OKテイクだから困っちゃうよ。どれを選んでいいかわからないよ。

早見 「輪舞」はすごく音階が細かいので。特にAメロとか。

田中 音階って難しいんですよ。歌うのはドレミファソラシドが一番難しいんだけど、どんどん来るから。

早見 でも私が「難しいな」と思っていると、レコーディングブースのピアノを使って公平先生がその場で教えてくださるというのが、とても楽しかったです。

田中 私の場合は、その場で変えないのが偉いですよ。菅野よう子さんなんか「もっと出るね。じゃあこうしよう」って変わっていくんだから。

早見 あぁ~、すごいなぁ~(笑)。その場のセッションですね、素敵ですね。

寺田 クラリスの話に戻って。ゲームではやや言葉に棘や毒のあるキャラになっていましたけど、ゲームとアニメで変わったなと思ったところはありますか?

早見 クラリス自身の基軸はそんなにブレていなくて、好奇心の旺盛さが探偵業に行ったりとか、妄想力豊かなクラリスが見えたりとか、そこはアニメっぽくって私は楽しかったですね。みんなの流れにちょっと乗ってみる、みたいな。

田中 手馴れてきた感じはするな。最初の『サクラ大戦』のときもそうだったんだけど、声優さんとキャラが離れていたのが、『サクラ大戦2』になったらそのまんまになっちゃったの。だんだん馴染んでくるんだよ。

寺田 そうですね。キャラにこういうことをやらせたら面白いだろうというのも、『1』より『2』のほうが広がるし、声優さん本人のイメージもそこに乗っかるので。

田中 「早見さんだからこそ、クラリスはこのようにしよう」とかね。

寺田 そういうことですね。あると思います。

早見 わぁ~、嬉しい!

田中 これは富沢美智恵さんの(神崎)すみれ様が一番顕著で、はじめはもうちょっと嫌な女だったんだけど、いい部分がどんどん出てきてね。

早見 やはり富沢さんの、あのお人柄が。わぁ~素敵!

寺田 「地獄に落ちてください」とかも、最初は全編通じて何か所か使おう、くらいだったんですよ。でも声を聴いて「これ、意外といいな」と思って。

田中 ドエムか!

早見 あははっ! けっこう言いましたね(笑)。

田中 杉田(智和)君が言ってるじゃん。早見さんの声で罵倒されたいって。

――ご褒美です。

寺田 そういうご褒美感もあるし、クラリスが言うのが意外性があって面白いんですよ。

早見 確かにそうなんですよね。絶対に言わなそうですもんね。

田中 神山はどうでした? 阿座上(洋平)君の声と演技と。

早見 阿座上さんの雰囲気が、ゲス山さんだとしても個人的にはまるっと包めちゃうというか。本当の意味でのゲス山さんじゃないみたいな。

田中 本人もやわらかいしね。神山と阿座上君がすごいマッチングしてるなと思って。

寺田 大神とか大河とかも含めた主人公勢って、ゲスな行動をしても大丈夫な方々が演じられてる気がしますね。

早見 品格なんですかね。

寺田 素朴な感じがいいんですかね。

早見 神山さんのキャラクターも、最終的に頼れるというか。かっこいいなと思えるところがあるから、ああいったところがあっても許せますね。クラリスは自分の重魔導の力のせいで、ずっと内にこもっているタイプでしたし、はじめに神山さんが来たときも、ちょっと冷たかったんですよ。お芝居的にも「あんまり心を開かないでください」という指示をいただきました。

寺田 そうですね。そういう話をしました。

早見 でもそれを開いていったのは、神山さんきっかけだと思います。最初の一歩というか、風穴を開けてくれた存在としては、クラリスの中ではすごく大きいのかなと思います。

田中 デートもしたもんね。

早見 そうですね。妄想シチュエーションにも付き合ってくれるし、ドキドキシチュエーションもありましたけど、クラリスの奥のほうで凝り固まっていた部分をやわらかくしてくれて。だからこそ、「地獄に落ちてください」も言っていい相手、と思えるというか。信頼があるから言えるというか。この人なら言っても大丈夫と思える立場でいてくれる存在かなって思います。

田中 今後、クラリスには何をさせるつもりなの?

寺田 スタッフ間の冗談では、帝都で同人誌即売会みたいな催しがあったとして、そこにこっそりクラリスが本を出していたら面白いかなとか。で、神山が見に来て「あれ、クラリス? どんな本を出してるんだ?」って。

早見 絶対に見ないでください!

寺田 そういうクラリスの妄想ネタをイベントにしたら面白くない? とかの話はしましたね。

田中 それならコスプレさせてほしいな。メイドとか面白いかなと思って。

早見 似合いそうですね! 『新サクラ大戦』のキャラクターだったら、初穂の衣装をちょっと着てみてほしいなと思っていました。西洋っぽいクラリスが、和な感じのものを着てみるとかわいいんじゃないかなって。海外の方が着物を着ると、かわいいじゃないですか。

――ファンの間では「浴衣が見たい」と。

早見 あぁ~!

田中 クラーラの浴衣がすごい良かったからな。

――最も熱望されていたのは山村響さんですね。あざみの浴衣が見たいと。

早見 絶対に似合いますよね!


田中 レイラ、クラーラの絡みはどうでした? アニメは筋がこっちに寄っちゃったから、アナスタシアやクラリスがちょっと脇に置かれて、かわいそうだったな。

早見 でも、アニメならではの物語として、クラーラの保護者みたいな目で見ていましたね。

寺田 クラリスはアニメでは、使い勝手良く使われてたと思いますよ。重魔導で比較的なんでもやれるので。

田中 最後、カミンスキーを止めてたもんな。

寺田 本来ならヒロインとか主人公が止めるところですけど、クラリスが出来ちゃうんですよね。だから印象的な出番が多かった気はします。

早見 アニメはアニメで、アフレコも楽しかったです。

寺田 アフレコでのエピソードは何かありますか?

早見 1話のときに、完成したOPムービーをみんなで観たんですよ。そこでみんなで白熱したのが印象的でした。

寺田 あれはゲームのほうのOPですね。テレビアニメの小野(学)監督が、ゲームOPのコンテも描かれているんですよ。アフレコの前日に完成したので、小野さんにアフレコのついでに見てもらおうと完成映像を持っていったら、小野さんが「みんなにも観てもらおう!」って流れになって。

田中 『サクラ大戦』って、OPにものすごいクオリティを求めるんですよ。『サクラ大戦3』であまりにも馬鹿なことをしたのでね。みんながそれを期待し過ぎなのよ。

早見 期待値が高まっているんですね。

田中 20年前にあんな映像を作ったというのは。

寺田 ちょっとオーパーツっぽいですよね。あんなの、いま狙っても出来ないと思います。

早見 へぇぇ~!

寺田 OPって1回観たら満足するじゃないですか。それを当時の監督だった亀井(幹太)さんが、「何度も観れるものを俺は作る」と。だからカット数とかものすごいんですよ。

早見 かっこいいです!

田中 あれもゲームの歴史を変えたOPなんですよ。

早見 作品的に、色々な歴史を変えてきたんですね。

田中 アフレコをおひとりでずっとやるゲームって、つらい?

早見 収録は、毎回楽しかったです。喋りの雰囲気も、作り込んでというよりナチュラルな発声でやれましたし。ひとりで録っているけど、会話のテンポ感で録り進めていくことができたので。だからアニメになって、みんながこんなふうにやっているんだというのは新鮮なところもありましたね。

寺田 アニメでクラリスのこんなエピソードも観てみたかったな、とかはありますか?

早見 物語少女の部分も好きなので、同人誌即売会ではないにしても、絵本をクラリスが作って、街のみんなに読み聞かせをする回とか。

田中 それいいね。

寺田 普通にいいイベントですよ!

早見 心温まるイベントとして。

寺田 それは神山の選択次第でどうなるかわからないですけど。

早見 あ、確かに! あははっ。

田中 ひどい台本になる?(笑) もしも『新サクラ大戦2』を出すことになったら、演劇の部分をもうちょっとやりたいね。クラリスが台本を書いて、舞台稽古の部分とかも1話使ってやってほしい。今度の舞台「新サクラ大戦 the stage」のほうでは『ダナンの愛』を演劇にしています。歌も新しく書いたし、踊りもあるし、すごくいいですよ。

早見 素敵ですね!


――アニメでクラリスは、印象が変わったと思います。凸凹探偵で付き合いの良さがわかり、落ちてきたあざみを身体で受け止める姿は、意外とアクティブなんだなと。

早見 アクティブですよね、クラリスって。

寺田 実はクラリスは自分の力を恐れているところがあって、でもそれを克服したがゆえに、その後は芯が強いように描いています。なので、ピンチになったときにはがんばるし、カミンスキーの前にも立ち塞がるんです。

田中 帝都を救ったのはクラリスだよ。カミンスキーが撃ったビームを直接受け止めたんだから。

寺田 確かに一番のキーマンはクラリスだったかもですね。ちなみに『新サクラ大戦』の中で、このキャラが好きだとかはありますか?

早見 クラーラは、姪っ子みたいな気持ちになりましたね。

田中 クラーラ役の和多田(美咲)さんがそういう人だよね。

早見 そういう感じなんですよ。美咲ちゃんが実際に、クラーラみがあるというか。

寺田 ありますね、確かに。

田中 本当にクラーラみたいな人なんですよ。

早見 新サクラ大戦チームに、ちっちゃい女の子がひとり来たみたいなイメージで、アフレコ現場も進んでいましたね。

田中 (村雨白秋役の)沢城みゆきさんも巧いですね。

早見 かっこよかったですね、本当に!

田中 あの人と仕事をすると、「巧いなぁ~」といつも思う。

早見 あとはやっぱり美智恵さんの、あの――

田中 美智恵さんがいるだけで、雰囲気が違うでしょ?

早見 そうなんです! ある種レジェンドじゃないですけど、我々からしたら、アフレコ現場でご一緒させていただけること自体が光栄なことで。個人的には、作品が全然関係なくなって恐縮なんですけど、(『美少女戦士セーラームーン』の)レイちゃんとか。

寺田 そりゃあそうですよね。

早見 「観てました!」というところもあって。お人柄もあたたかくてお優しくて。美智恵さんとご一緒させていただけて、現場の空気も帝劇感というか、品格感といいますか。

寺田 『サクラ大戦』というタイトルの代表格のひとりなので、自然とそうなってしまうところはありますね。

田中 彼女がいるだけで、『サクラ大戦』だなと思うもん。

寺田 すみれさんが『新サクラ大戦』に残ったのは、偶然なところもあったんですけど、最終的には良かったですね。

[構成/帝劇スタ夫]

田中公平アワー

公平先生に質問です。
サクラ大戦の夏と言ったら舞台! 数あるサクラの夏楽曲で先生が特に夏らしいと感じている曲はありますか?
(東京都/紫水)

田中 織姫の『私の夏』です。

はみ出しスタァ


▲岩手県/ささかま


▲広島県/ジョジム

投稿にレベルアップの楽しみを与える「爵位システム」

「新サクラ大戦 月刊帝劇スタァ<新章>」では、投稿がアニメディア誌面に掲載されると帝都市民番号という4桁の番号が貰えます。

さらに掲載回数が重なると、自身のペンネームの後ろに爵位が付くようになります。これが「爵位システム」です。

掲載回数
1回 帝都市民(「№0000」という4桁の帝都市民番号が貰える)
2回 名誉帝都市民(ペンネームの後ろに「殿」が付く)
3回 男爵(ペンネームの後ろに「男爵」が付く)
4回 子爵(ペンネームの後ろに「子爵」が付く)
5回 伯爵(ペンネームの後ろに「伯爵」が付く)

爵位の憶え方は、高いほうから順に「公侯伯子男(こうこうはくしだん)」。公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵です。6回載ると侯爵、7回載ると公爵。その上には大公、殿下と続きます。連載も続くよどこまでも!

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忍者あざみのニンニンお絵かき帖
次回はクラーラがゲストです! レイラとのツーショットや、莫斯科華撃団でまとめてみるのも大歓迎!

技師長&大道具係・司馬令士の作ってみ大戦
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【次回しめきり】8月18日(消印有効)

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