凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」の会員を対象に「“ハロウィン”に関する意識調査」を実施した。
今回の調査では、「ハロウィンに仮装をしたことがある」と回答した人は全体の34.0%。その内、「アニメやマンガのキャラを参考にした」と回答した人は35.5%となった。コスプレの参考になった人気マンガの1位は、少年マンガでは『進撃の巨人』、少女マンガでは『美少女戦士セーラームーン』。
いずれも過去にアニメ化したヒット作品で、『進撃の巨人』は主人公・エレンの所属する「調査兵団」のマント、『美少女戦士セーラームーン』はセーラームーンたちの戦士服であるセーラー服と、それぞれ特徴のあるコスチュームをキャラクターたちが着用している。
『進撃の巨人』に関しては「テーマパークでコラボイベントをやっていて興味を持ったから」「キャラクターが好きだから」、『美少女戦士セーラームーン』は「全女子の憧れだから」「作品が好きだから」とコメント。そのほかのアンケート結果は以下の通り。
自宅でのパーティーや飾りつけをはじめ、食事やスイーツビュッフェ、仮装パレードなど、今年何らかのハロウィンイベントに参加すると答えた人は全体の2割ほどに留まった。また、「はい」と回答した人の性別の割合は、女性が86.3%、男性が13.7%となり、女性の方がハロウィンへの関心度が圧倒的に高く、男性は低いという結果になった。女性の方がより関心度が高い理由として、コスチュームやハロウィンモチーフなどへの興味が男性よりも強いからと考えられている。「いいえ」と回答した人の「参加しない」理由の1位は、「イベント疲れ(盛り上がり感が苦手、人込みが嫌など)」で、全体の30.8%。今年のハロウィンは木曜日で平日のためか、参加しない理由2位は「予定が合わない」となった。「その他」の理由としては「ハロウィンをするぐらいなら、お盆をしっかり行うべきだと思う(女性・30代)」や、「他国の宗教行事で、日本の文化にそぐわない(男性・30代)」といったものが挙げられた。
「今年のハロウィンはどこで過ごしますか?」という質問には「自宅」と回答した人が全体の7割弱となった。「テーマパーク」や「イベント会場」、「飲食店」など「外で過ごす」と回答した人は全体の1割程度となった。また、一緒に過ごす相手は「家族」と回答した人が全体の50%近く、次いで「一人」が24.5%。今年のハロウィンは「自宅でまったり過ごしたい」と考える人が多いようだ。
過去に何かハロウィンのイベントに参加したことがあると回答した人の内、最も参加率が高かったものは「自宅や知人宅でのパーティー・飾りつけ」となり、次が(東京ディズニーリゾートやUSJなど)「テーマパークでのイベント」となった。毎年各地で話題となる「仮装パレード(観覧のみを含む)」も32.2%が参加したと回答しているが、「最も楽しかったイベント」として回答した人は13.0%に留まり、「自宅や知人宅でのパーティー・飾りつけ」「テーマパークでのイベント」が参加率・満足度ともに上位という結果となった。
【調査概要】
・調査タイトル :“ハロウィン”に関する意識調査アンケート
・調査方法:BookLive! 会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
・調査対象 :過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したBookLive! 会員
・有効回答数:1,099人(20~30代 男女)
・調査時期 :2019年10月11日~2019年10月14日
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