好きな百合アニメといえば? 3位「リコリス・リコイル」、2位「やがて君になる」、1位は…<24年版> | 超!アニメディア

好きな百合アニメといえば? 3位「リコリス・リコイル」、2位「やがて君になる」、1位は…<24年版>

アニメ!アニメ!では「好きな百合アニメといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。結果を発表します。

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TVアニメ『やがて君になる』キービジュアル(C)2018 仲谷 鳰/KADOKAWA/やがて君になる製作委員会(C)2018 NAKATANI NIO/KADOKAWA CORPORATION/Bloom Into You PARTNERS
  • TVアニメ『やがて君になる』キービジュアル(C)2018 仲谷 鳰/KADOKAWA/やがて君になる製作委員会(C)2018 NAKATANI NIO/KADOKAWA CORPORATION/Bloom Into You PARTNERS
  • [好きな百合アニメといえば? 2024年版]ランキング1位~5位
  • 『リコリス・リコイル』キービジュアル第3弾(C)Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
  • 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアル(C)創通・サンライズ・MBS
  • (c)サブロウタ・一迅社/citrus製作委員会
  • 「ハッピーシュガーライフ」(C)鍵空とみやき/SQUARE ENIX・ハッピーシュガーライフ製作委員会
  • 『マリア様がみてる』(C)今野緒雪/集英社・山百合会』
  • 『ささやくように恋を唄う』キービジュアル第2弾(C)竹嶋えく・一迅社/ささやくように恋を唄う製作委員会

6月の誕生花は百合です。日本で広く分布している百合は夏の季語であり、6月の初夏から花を咲かせます。

フィクションにおいては、女性同士の親密な関係を描いたジャンルを「百合」と呼ぶことがあります。
恋愛を繊細に描写したり、仲睦まじい様子を堪能できたり、先輩と後輩の間で友情が芽生えたりと、人によって「百合アニメ」の定義もさまざまです。

そこでアニメ!アニメ!では「好きな百合アニメといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。6月12日から6月16日までのアンケート期間中に733人から回答を得ました。
男女比は男性約50パーセント、女性約40パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。


■SF、学園、音楽… 幅広いジャンルのタイトルがランクイン


第1位


1位は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。支持率は約13パーセントで、昨年の同率8位からランクアップしました。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアル(C)創通・サンライズ・MBS
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は2022年から23年にかけて放送されたガンダムシリーズ。アスティカシア高等専門学園を舞台に、水星からの転入生スレッタ・マーキュリーと学園理事長の娘ミオリネ・レンブランを中心に物語が展開していきます。
「TVシリーズ初の女性主人公でしたが、第1話で婚約というのがインパクトありました。その後も多くの困難に立ち向かいつつ、お互いに救い合って絆を深める二人が素晴らしかった」や「純粋で家族思いのスレッタと、気高くて意思が強いミリオネが大好き。ガンダムという非常に大きなコンテンツで、この結末を迎えたことが偉業だと思う」、「人生初のガンダムにハマったのはミオリネがいたからです。自ら果敢に行動して運命を変えようとする姿に、新しいヒロイン像の誕生を見ました」と、さまざまな障壁を打ち破る強さがファンの心を掴んでいます。日本だけでなく海外ファンからの支持も多かったのも特徴で、昨年フィナーレを迎えたタイトルが一躍トップとなりました。

第2位


2位は『やがて君になる』。支持率は約9パーセントで、昨年のトップから一つ順位を下げました。

TVアニメ『やがて君になる』キービジュアル(C)2018 仲谷 鳰/KADOKAWA/やがて君になる製作委員会(C)2018 NAKATANI NIO/KADOKAWA CORPORATION/Bloom Into You PARTNERS
『やがて君になる』は「月刊コミック電撃大王」連載のマンガが原作。高校1年生の小糸侑と生徒会役員の先輩の七海燈子をめぐる学園ストーリーです。
読者からは「女の子同士の関係を通じて、恋愛や人を大切に思う気持ちは一体何なのかを、真っ正面から描いているところが好き」や「とにかく絵が綺麗で世界が美しい。声優の芝居も声のトーンが優しくて癒されました」、「特殊な設定がないため、物語世界にストレートに入り込むことができた。微妙な距離感だった二人が少しずつ心を開いて近付いていくところがいいし、男性キャラも要所要所に出てきて良いアクセントになっていたと思う」と等身大の悩みを描いた物語が好評を博しています。

第3位


3位は『リコリス・リコイル』。支持率は約7パーセントで、昨年と同順位でした。

『リコリス・リコイル』キービジュアル第3弾(C)Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
『リコリス・リコイル』は秘密組織に所属する少女たちの活躍を描いたバトルアクション。「女子高生エージェントたちが日本の治安を維持しているという、アニメならではの世界設定をリアルに描いていて、女の子同士の友情を越えた感情も表現されているから。人生や愛の本質を考えさせられる作品だと思いました」や「親しみやすい錦木千束と、クールだけど天然な井ノ上たきな。原作のないオリジナルアニメなので先の展開がわからず、二人が友情やバトルをドキドキしながら見ていたので!」とアクションシーンも盛り沢山。新作の制作が決まっているタイトルがトップ3に入りました。

■そのほかのコメントをご紹介!


『citrus』には「姉の柚子は見た目はギャルだけど中身は純情、妹の芽衣はクールな優等生の生徒会長で少しツンデレなところが魅力。義理の姉妹になった二人の関係が変化していく様子が丁寧に描写されていました」。
『ハッピーシュガーライフ』には「ドロドロとしているけれど美しい唯一無二の世界観が好き。愛し合った二人がたどり着いたラストは涙なしで見られない!」。

(c)サブロウタ・一迅社/citrus製作委員会
『マリア様がみてる』には「学園百合アニメの金字塔。放送を見ていた当時、先輩と後輩が姉妹関係を結ぶスール制度に憧れて、リリアン女学園に通いたくなりました」。
『ささやくように恋を唄う』には「クールな雰囲気の一匹狼タイプだけど意外と可愛いところもある先輩と、明るく素直で笑顔が天使すぎる後輩の組み合わせが最高! ガールズバンドものを合わせたのも面白い」と現在放送中のタイトルにも投票がありました。

『ささやくように恋を唄う』キービジュアル第2弾(C)竹嶋えく・一迅社/ささやくように恋を唄う製作委員会
2024年版では昨年から順位が入れ替わる結果に。2010年代と20年代の比較的新しい作品が目立っており、さまざまなタイプのタイトルが揃っています。

■ランキングトップ10


[好きな百合アニメといえば? 2024年版]
1位 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
2位 『やがて君になる』
3位 『リコリス・リコイル』
4位 『ささやくように恋を唄う』
5位 『安達としまむら』
6位 『ハッピーシュガーライフ』
7位 『citrus』
8位 『ゆるゆり』
9位 『桜Trick』
9位 『転生王女と天才令嬢の魔法革命』

(回答期間:2024年6月12日~6月16日)


《高橋克則》
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