斉藤壮馬と中島ヨシキが”和の心”を学ぶ「ちょっとでも皆さんがリラックスできたなら」『斉藤壮馬の和心を君に 其の弐』ロケ後のインタビュー到着 | 超!アニメディア

斉藤壮馬と中島ヨシキが”和の心”を学ぶ「ちょっとでも皆さんがリラックスできたなら」『斉藤壮馬の和心を君に 其の弐』ロケ後のインタビュー到着

2019年7月からTOKYO MXで放送中の『斉藤壮馬の輪心を君に 其の弐』。本番組は、声優・斉藤壮馬が豪華ゲストと共に“和心”を探求し、日本文化の魅力を再発見していく番組、通称『そま君』の第2期。  8月14日に放送 …

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 2019年7月からTOKYO MXで放送中の『斉藤壮馬の輪心を君に 其の弐』。本番組は、声優・斉藤壮馬が豪華ゲストと共に“和心”を探求し、日本文化の魅力を再発見していく番組、通称『そま君』の第2期。


 8月14日に放送される#7、そして翌週8月21日放送の#8には中島ヨシキがゲストとして登場する。東京・花園神社を参拝したり、茶道体験をしたり、さらには和食を堪能しつつ“和心”を学ぶ。この放送を記念し、斉藤壮馬・中島ヨシキのオフィシャルインタビューが到着した。

斉藤壮馬&中島ヨシキオフィシャルインタビュー

――まずはおふたりが仲よくなったきっかけを教えてください。

斉藤 数年前、同じ現場に入ることが結構あったんです。それがきっかけかな?

中島 そうだね。事務所に入所したばかりの頃は、同じ現場に入ることが多くて、お互いなんとなく気になっていたと思うんです。それで現場終わりに飲みに行ってから仲よくなった感じですね。

――お互いに好きなところ、尊敬しているところを教えてください。

斉藤 いっぱいあります! ヨシキはすごくちゃんとした人なんです。例えばスケジュール管理だったり、場の空気を読むことだったり……いろいろなことに対してきっちりしているので、信頼できるし頼りになるんです。それでいて、面白いことがあるとすごく笑ってくれるんですよ。だからこっちも話していて楽しいし、人間的にすごく素敵な部分だなと思います。役者としても、とても多彩な役柄を演じていて尊敬しています。あと、なんていうか合わせやすい。以前、ヨシキと僕だけで15分間ノンストップで掛け合いをしていたとき、リテイクなしで一発OKをいただいたことがあって。タイトルコールも、普通は息を吸うことでタイミングを合わせたりするんですが、ヨシキとはそういうきっかけがなくてもピッタリ合うんです。


中島 あったねぇ。タイトルコールのときは、キューランプを見て、お互いに声を出すタイミングがピタッと合ったんだよね。

斉藤 それがすごく気持ちよくて。ヨシキは攻めの芝居というよりは、こちらの芝居を受けてくれるタイプなので、彼によって自分の芝居もさらに引き出される感覚があります。そういうところが一緒に演じていて楽しいし、役者としてすごく好きですね。

中島 ありがとうございます(笑)。壮馬の好きなところ、尊敬するところは、やっぱり頭のよさですね。知識量や語彙力もそうですが、もともとの地頭のよさというのが自分にはないので、すごく憧れています。文章や歌詞を書いたり、曲を作ったりという創作的な分野でも、本当にボキャブラリーが豊かだなぁと感じますし。こちらが1聞いたら10返ってくるのも、話していて勉強になるところであり、たまにうっとうしいところであり……(笑)。でもやっぱり人として生きていくうえで、すごく参考にしたい部分だと思っています。壮馬がさっき、僕の芝居を“受けの芝居”って言ってくれましたが、以前は壮馬もそういうタイプだったと思うんですよ。でも最近は“あえて受けない”という選択肢を覚えたみたいで。そういう部分も含めて、壮馬は「あの場所に行きたいな」と強く思う対象ですね。

――歌詞をいえば、以前中島さんのInstagramに、斉藤さんが作ったという“肉会の歌”なるものが投稿されていたそうですが、どういう経緯で投稿されたものなのでしょうか?

中島 僕もわからないっす(笑)。

斉藤 (笑)。肉好きのメンバーで集まって肉を食べる“肉会”というものがありまして。僕がかなりご機嫌だった時に「テーマソングできたよ~」って、肉会のLINEグループに曲を送りつけたんです。適当に弾き語りの音声データを送ったんですが、なぜか(石川)界人くんが文字に起こしてくれて。それをヨシキがインスタに投降した、という経緯です(笑)。

中島 「バズれ、バズれ!」と思って。

斉藤 僕は「えっ!?」ってなりました(笑)。あの音声データ、まだ残ってるんですけど、冷静になって聞き返すと……ちょっとキーが高いですね。歌いづらい。

中島 冷静になりすぎだよ(笑)! おそらく壮馬が1stアルバムを作っていた時期だと思うんですけど、創作意欲が溢れ出て止まらなかったんでしょうね。すごく貴重なデモ音源が2日にいっぺんくらいのペースで送られてきて、実際にアルバムに収録された曲もあれば、寝かせる形になった曲もあります。

斉藤 あの頃は、いくつかのものを得て、いくつかのものを失いました……。

中島 梅原裕一郎というかけがえのない仲間を失いましたね(笑)。グループから1回いなくなったからね……。最近、戻りかけてるけど。

斉藤 また彼に手が届く日が来ると信じています!

――それでは今回訪れたところを振り返っていきます。最初はおふたりともおなじみの花園神社を参拝しましたね。

中島 そうですね。花園神社って、多分この業界に入って最初に教えられる芸能神社なんじゃないかな。奉納されている絵馬をじっくり見てみると、けっこう声優さんが書いたものもありますよ。大都会の真ん中にあるから行きやすいし、芸能系の活動をしている人間にとっては身近な神社っていうか……神社が身近っていうのも不思議な感じですけど。

斉藤 仕事の合間にふらっと立ち寄ることもある神社です。いい意味で、ほかの神社とはまた違う独特の雰囲気があって好きですね。あと、境内のなかに舞台を組んでお芝居をやってらっしゃる劇団もあるじゃないですか。今日もちょうどステージを組んでらっしゃって。そういう文化も素敵だなと思います。

――芸能に縁深い神社ということで、今後どんな芸を磨いていきたいか、どんな役者にになりたいかを教えてください。

中島 僕、今年で26歳になるんですけど、初仕事が15歳なので、この業界で10年やってきたという節目の年なんです。というのも、これまでたくさんの先輩方に「とりあえず10年はやってみろ」って言われていたんですよ。役者は免許があるわけではないので、名乗りさえすればいつでも声優ですし、いつでも表現者という肩書を得られるじゃないですか。でも事務所に入って、声を使うこと・芝居をすることを仕事にして10年続けられるかどうかというのは、自分のなかでもどこかボーダーにしていて……。なんとかやってこられたので、今後は太かろうが細かろうが“なんとなくいる声優”になりたいと思っています。どんな作品にもなんとなくいられる、存在できる声優というか。あと、エンドクレジットが出るまで中島ヨシキだとバレないようになりたいですね。

斉藤 わかる。それ理想だよね。

中島 うん。やっぱり裏方気質なんだろうね。

斉藤 僕も声優を志したのは15歳のときで、職人気質な世界にすごく心惹かれました。それは今も全く変わっていないです。声優という仕事に対するスタンスは人それぞれだと思いますが、個人的にはまず作品ありき、キャラクターありきで、僕はそこに声を捧ぐ裏方でありたいと考えています。最近では仕事の幅も広がってきて、僕自身も曲作りなどをさせていただいていることはありがたいですし、今後も広げていきたいと思っています。でも声優としての本分はあくまでも作品やキャラクターを支える一要素であって、主体ではない。それを忘れずに、作品のひとつのピースであり続けたいと思っています。

――ありがとうございます。次のお店ではだし茶漬けを召しあがっていましたが、お味はいかがでしたか?

中島 僕は、自分が出演させていただいた『ヒナまつり』という作品の主人公がいくら好きなので、鮭といくらのだし茶漬けをいただきました(笑)。僕自身もいくらは好きですし、スタッフさんたちも大半が同じものを注文されていたので、人気のメニューなのかもしれませんね。食券制のお店なんですが、盛り付けも味もすごくクオリティーが高くて大満足でした。

斉藤 僕はけっこうメニュー選びで迷ってしまって……。スタッフが食べていた朝引き鶏のだし茶漬けもおいしそうでしたし、京漬物のだし茶漬けにも惹かれました。1回行って満足して終わり、ではなく、何回も通って「今日はこのだし茶漬けにしよう」という楽しみ方ができるお店だと思います。丼として食べても、だしを入れて茶漬けとして食べてもめちゃくちゃおいしかったですし。家の近くにあったら通いつめると思います(笑)。

――次に茶道を体験されていました。今回は略式でしたが、いかがでしたか?

中島 茶道ってなんとなく敷居が高いイメージがあって、きっちりとした手順だとちゃんとやりきれるか不安だったので、今回は略式でありがたかったです。とはいえ略式でさえ、お茶とお菓子をいただくまでにかなりのプロセスを踏んだので、ものすごい奥深さを感じましたね……。

斉藤 僕は、1期の盆栽体験の時も思ったんですが、ミニマムな世界のなかに宇宙のような広がりを見出すのが好きだったみたいです。見た目からして壮大なものも面白いんですが、どこまで引き算するか、できるかっていうのも好きで。今回の茶道体験もほんの入口でしたが、すっごくおもしろかったです。……あと「正座ってやっぱり大変なんだな~」って痛感しました(笑)。

中島 (笑)

斉藤 4年くらい空手をやっていたので余裕だろうと思ってたんですけどね。言い訳になっちゃうんですけど、チノパンはいていたじゃないですか。正座するとピンッと張ってしまって……絶妙に動きづらくて「ヤバい!」ってなりまして……(笑)。

中島 ストレッチがきかなかったんだ?

斉藤 うん……。いや、やっぱり言い訳ですね。日々の運動不足のせいだと思います。服のストレッチではなく、体のストレッチを気にするべきでした(笑)。でも、すごく楽しかったです!

――最後は和食を召しあがりましたが、いかがでしたか?

斉藤 和をベースにしつつも、おしゃれで入りやすいお店ですよね。お料理も見た目や香りで楽しませてくれて、食べると歯がうれしいという感じで、すごくテンションがあがりました。手の込んだお料理ばかりなんですけど、長々と説明するのではなく、シンプルに「おいしい」「たのしい」そして「おしゃれで素敵」! そんなふうに思わせてくれるお店でした。個人的には伊勢海老がグッときましたね。

中島 あの伊勢海老はパワーがあったね。和食って自分の生まれ育った国の食文化なのに、お店でいただくとなると、ちょっと敷居の高いものというイメージがあるじゃないですか。でも、今回お伺いしたお店はカジュアルで居心地がよかったです。僕のなかで印象に残ったメニューは、最後にいただいた鯛めしですね。

斉藤 散々「ジュレ最高!」「伊勢海老おいしい!」と騒ぎつつ、最後は結局「鯛めし最高」ってなったよね(笑)。

中島 あれは凝縮されたうまみの爆弾ですよ。そのまま食べてもおいしいのに、だしをかけるとさらに香りやうまみが増すというのは、和食のいいところですよね。今日はランチをいただいたお店も含めて、だし茶漬けのいろいろな顔が見られました。

――最後に、番組を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

中島 雑誌でもよく“和特集”みたいなものを見ると思うんですけど、特集が組まれるということは、日本人自体が“和”に飢えてるところがあるのかなと。それだけみんな日々忙しくて、心を落ち着けるものを求めているんじゃないかなと思います。だからこそ和の体験をする僕たちの姿を通じて、ちょっとでも皆さんがリラックスできたなら、番組冥利、出演者冥利に尽きます。そして放送をご覧になって興味を持っていただけたなら、ぜひ茶道なども体験していただきたいです。とても奥深いですが、意外とかしこまらず、楽しく体験できました。ありがとうございました!

斉藤 1期の頃から番組中でも何度か名前が出ていて、そして「出てくれ!」オファーし続けていた中島ヨシキくんがついに出演してくれてうれしいです。今回、僕にとっては茶道がとても貴重な経験となりました。あの茶室にただよう雰囲気や、ちょっとした動作から生まれる小さな音の数々、そういうものをひっくるめた空気感を少しでもお伝えできていたら幸いです。そしてヨシキと「この先どんな面白いことをしようか」なんて話ができたのもうれしかったですね。今回もありがとうございました!

ギャラリーはこちら。クリックで拡大します。


『斉藤壮馬の和心を君に 其の弐』放送概要

TOKYO MXにて毎週水曜日夜11時より放送中
出演:斉藤壮馬 ほか/ナレーション:西山宏太朗
※エムキャス(PC・スマホ対応)でも視聴可能です。

『斉藤壮馬の和心を君に 其の弐』公式サイト
http://www.movinonweb.com/somakimi/

俺癒&そま君&健僕&鳥セツ 番組公式Twitter
https://twitter.com/oreiya_info

(C)somakimi

《超!アニメディア編集部》
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