
謎のカッパ型生命体“ケッピ”に無理やり尻子玉を奪われ、カッパに変身させられてしまった中学生たちの活躍を描くオリジナルアニメ『さらざんまい』が4月からスタートします。元の姿に戻りたければ「“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこなければいけない」とケッピに告げられる中学生たち。一体全体、この物語はどのように展開していくのでしょうか。
さて「カッパ」と聞けば、日本の全国民が何かしらの姿かたちを頭に浮かべることができるでしょう。実在しているのかと思えるほどに、今やカッパという存在は市民権を得ています。
しかし、そもそも「カッパ」という単語は関東地方の方言でしかありませんでした。「カワッパ」からきていると言われますが、つまり「カッパ」という呼び方は関東方面のみで通用するものだったのです。ほかの地域では「ガタロ」「カワタロウ」など違った呼び方がされていました。今では「カッパ」とひと括りにしている存在が、じつは場所によって名称はもちろん、特性が微妙に違ったものであったことが考えられます。
『さらざんまい』の舞台は東京・浅草のようですが、どのようなカッパたちが登場するのでしょうか……。また“ケッピ”とは何者なのでしょうか。予告PVを観るかぎりでは、中学生たちは大変かわいらしいカッパに姿を変えています。彼らが何を求め、どのように活躍していくのか注目してみたいと思います。
