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【インタビュー】鈴木みのり、大好きな『カードキャプターさくら クリアカード編』に歌でも参加! 憧れの坂本真綾作詞曲とのWタイアップに「幸せです」

2018/5/1


 現在放送中のTVアニメ『カードキャプターさくら クリアカード編』。本作からの新キャラクターとして登場した詩之本秋穂を演じる鈴木みのりの新曲「リワインド」が、同作の新EDテーマとして現在オンエアされている。子どものころに観ていた憧れの作品に歌でも参加できることになった感動を、本人に語ってもらった。また、「さくら盤」に収録される楽曲や、同日に発売される、坂本真綾が作詞を担当した「Crosswalk」を表題にした「あまんちゅ!盤」に関しても熱い思いを聞いた。


さくらたちと同じ中学生になったつもりで歌った「リワインド」

――「リワインド」は詩之本秋穂役で出演中の『カードキャプターさくら クリアカード編』の新EDとしてすでに放送もされています。新EDテーマを歌うとことが決まったときの感想を教えてください。

 うれしくて、夢のようでした。声優になりたいと思い始めた小学生のときに、“自分のなりたい夢リスト”を作っていたんです。そのなかにCLAMP先生の作品にキャラクターとして出演したい、歌も歌いたいっていうのがあったので、それを同時にかなえていただけて……。しかも『カードキャプターさくら』は、私がCLAMP先生を知るきっかけになった作品だったので、こうして関わることができて、本当に幸せです。

――『カードキャプターさくら』を知ったのは、アニメが先ですか?

 そうです。祖父の家で朝に流れていた再放送を、朝食を食べながら観た思い出があります。その後、アニメの『ツバサ・クロニクル』に出会い、『さくら』ともつながりがあると知って、どちらにもすごくハマりました。

――「リワインド」の曲を最初に聴いた感想はいかがでしたか?

 これまでの『カードキャプターさくら』のEDとまたちょっと違った雰囲気だなと思いました。作品に登場する時計をイメージしたような、時計の針の音のような歌詞もあって、すごく作品とリンクしているなと感じました。

――歌声を聴くと、かなり幼いというか、初々しい雰囲気があります。

 歌うときには音楽プロデューサーの方から、さくらちゃんと同じ年代になったつもりで歌ってください、という指示があったんです。ですから、中学生のころの自分の、「知らないことがたくさんあって、知りたいこともたくさんある」という気持ちを思い出しながら、初々しさを大切にしつつ歌ってみました。個人的には、歌もお芝居だと思っているので、たどたどしくとか、甘くとか、そういう歌い方で技術的に幼くするのではなく、まず「リワインド」に出てくる主人公になりきること、気持ちを近づけることを意識しました。『カードキャプターさくら』のアフレコ現場で、音響監督の方に「中学生は子どもだから、何に対してもすごく一生懸命で、全力で向かっていく。それを演じたあとは、クタクタになるぐらい疲れなきゃダメだよ」と言っていただいたことがあるんですね。ですから、「リワインド」も、その気持ちを大切にして、ていねいに歌いつつも、自分の全力をぶつけました。今までのレコーディングで、一番力を出し切ったと思います。デビューシングルよりも「リワインド」のほうが幼く聴こえてほしいなという希望もあります。

――ほかにレコーディングで意識したことはありますか?

 繰り返しに近いワードが多いのでリズムを正しく刻むことと、音程も高低差が激しいので、ぶれないように心がけました。

「大好きになってよかった」には、秋穂の思いも少しだけ盛り込んで

――「さくら盤」にのみ収録される「大好きになってよかった」からも、『カードキャプターさくら』の持つ純真さのようなものを感じました。

 こちらは私が作詞をさせていただいたんですが、先に音楽プロデューサーの方に「恋の歌がいいかも」とアドバイスをいただいたんです。ただ、私があまりにも恋愛に疎くて、さらにプロデューサーから「恋と愛は違うんだよ」という指摘もいただいたので、じゃあ「愛」はまだわからないから、せめて「恋」の歌を書こうと思って。「さくら盤」に入るということもあって、最初は秋穂の海渡さんへの思いを描いたらどうかなと思っていました。海渡さんは仕事として秋穂にやさしくしてくれるけど、それがもどかしい……みたいな感じで。最終的には、秋穂とは関係のないワードもかなり盛り込みましたし、決して秋穂のキャラクターソングではないのですが、ちょっとだけふたりの恋模様も意識したつもりです。

――秋穂の歌ではないということですが、今回の歌詞に鈴木さんご自身の“自分要素”は入っていますか?

 そうですね……。自分のなかでは雨が降っているときに印象に残ることが起こりやすいので、そういうところは私らしい部分かも。あと、上京したてのころ、あじさいの写真をたくさん撮っていたんです。1回歌詞を書いて提出したあと「もっと情景や季節が感じられる言葉があったほうがいいよ」とアドバイスをいただいて、何かないかなと探したときにあじさいの写真が出てきて、それを盛り込んだので、私要素も結構入っていますね。

――「大好きになってよかった」は「リワインド」と違って、年齢的な制限はかかっていないんですよね。

 こちらは自由に歌わせていただきました。今回は、ピチカート・ファイヴで、初代ボーカリストを務められていた佐々木麻美子さんと高浪慶太郎さんがコーラスに参加してくださっているんですね。ですから、楽曲の雰囲気的には渋谷系に近く、さらに年代物の古いマイクを使って録ったりもしたので、今までとは少し歌い方を変えて、ささやくように甘く歌うことを意識しました。

秋穂の変化も感じてもらえたら

――改めて秋穂役としてのお話もうかがいたいのですが、17話までだとあまり印象に変化はありませんよね。

 最初に登場したころと、大きな変化はあまりないですよね。ただ、個人的に最初は秋穂のことをすごくおしとやかで、お嬢様っぽい子なのかなと思っていたんです。でも、アフレコでスタッフの方から「元気で快活な子」と教えていただいてからは、それを意識して演じるようになりました。一生懸命さや前向きな姿勢も出てくるようになって、観ている方にも元気を与えられるような子になっているかなと思います。

――これまでの放送で、とくに印象的だったシーンを教えてください。

 8話でさくらちゃんとと知世ちゃんが秋穂の家に来たり、10話で秋穂がさくらちゃんの家に行ったりしたところです。きっと、転校してきたばかりのころは秋穂も緊張していたと思うし、ほかの子たちから見てもどんな子かわからない部分も多かったと思うんです。でも、家に遊びに行ったことで、秋穂の天然なところ、みんなと仲良くなりたくて必死に頑張っているところがわかってもらえたんじゃないかなと思います。あと、毎回海渡さんとのシーンは、ちょっと切なくて、でもドキドキして、秋穂はかわいいなと親のような気持ちで見ています(笑)。

『あまんちゅ!~あどばんす~』OPテーマは憧れの坂本真綾が作詞を担当

――「さくら盤」ではカップリングになる、TVアニメ『あまんちゅ!~あどばんす~』のOPテーマ「Crosswalk」についても教えてください。この曲は、作詞を担当したのが鈴木さんの憧れの人である坂本真綾さんですね。

 『マクロスΔ』のユニット「ワルキューレ」でも真綾さんが作詞してくださった曲を歌ったことはあるんですが、今回はソロということもあって、ありがたいし、うれしいし、幸せだし……という大変な気持ちでした。でも、真綾さんが「(この歌詞は)自信作なのよ」とおっしゃっていたので、浮ついた気持ちだけじゃダメだと気合いを入れ直しました。歌詞では、等身大の女の子の気持ちをていねいに描いているので、感情移入したり自分に重ねたりしたくなる部分も多いんです。でも、真綾さんは『あまんちゅ!』という作品のことを思って書いてくださったのだから、私も作品のことを、そして作品に登場するぴかり(小日向光)とてこ(大木双葉)のことを思って歌おうと思いました。

――歌詞はどちらかというと、引っ込み思案なてこの心情に近い雰囲気ですよね。ぴかりに憧れて、ぴかりを追いかけるような気持ちが表現されているような感じです。

 そうなんです。でも、私はぴかりでもてこでもないので、どう歌おうかなと考えていたところ、真綾さんから「会話になるような歌詞にしてほしい」というオーダーを受けて歌詞を書いたんだと教えていただいて。それを聞いて、音程に合わせて歌うことよりも、話すような感覚を大事にして歌いました。レコーディングでは、作曲の北川勝利さんが指示をしてくださったのですが、「もっと会話で」と繰り返し指示があったのがすごく印象に残っています。なかなか会話のように歌うのは難しかったです。

――『あまんちゅ!』も第2シリーズですから、ぴかりとてこの距離もだいぶ近くなっているんですよね。でも、それでいてまだどこか遠慮がちな雰囲気が歌詞から感じられるのが『あまんちゅ!』らしい気がします。

 2番のAメロで相手をうらやむような言葉が出てくるのですが、その歌詞がすごく印象的です。まさにてこがぴかりに対して抱えている気持ちだと思うんですが、マイナスになりそうなことも素直に言葉にできるから、素敵さがあふれているんでしょうね。ふたりのそんなかけがえのない絆を歌でも表現できていたらいいなと思います。

――坂本さんには、もう完成した歌は聴いていただけたんでしょうか?

 どうなんでしょう!? 自分からは恐れ多くて「聴いてくださいましたか?」とは聞けません!! ワルキューレと真綾さんの衣装を担当されているのは同じ方なんですが、先日「真綾ちゃんがみのりちゃんのことを、すごく歌がうまいって褒めていた」と教えていただいたんですね……。それが「Crosswalk」を聴いたあとだったなら、すごくうれしいです! 仮歌は真綾さんが歌ってくださったんですが、これは私だけの宝物です!!

カップリング「ちいさなみのり」を大きく育てたい

――「あまんちゅ!盤」にだけ収録される、堂島孝平さんが作詞・作曲された「ちいさなみのり」もとてもかわいい曲ですね。

 ワルキューレの楽曲のなかにも堂島さんが参加してくださったものがあるんですね。私はその歌の歌唱担当ではなかったので、いつか私も一緒にお仕事をできたらと願っていました。でも、まさかこんなに早くかなうとは思いませんでした。こちらは歌詞もメロディーもできた状態でデモを聴かせていただいたんですが、まさに自分が今思っている“悩んだりもしているけど頑張りたい”という気持ちを全部表現してくださっていて、涙が止まりませんでした。実際に堂島さんにはお会いしていないのに、「なんでわかるんだろう、超能力者かな?」みたいな気持ちになりました(笑)。

――タイトルにご自身の名前「みのり」が入っていると特別感がありますか?

 最初はくすぐったかったです。でも、今は私も歌詞のようにいつか「おおきなみのり」になれるようにと思いながら、ずっとずっと歌っていきたい曲です。

――ジャケット撮影はどうでしたか?

 「あまんちゅ!盤」は、千葉の南房総で撮りました。曇るかもしれないと言われていた日に晴天になって、ラッキーでした! 個人的に、自分がとても好きな水色の衣装を着ることができたのがすごくうれしかったです。このジャケットは「大人っぽい」と言っていただける機会が多くて、私の新たな面が見せられたのでは……と思っています。

――「さくら盤」のジャケットは、目力のある写真になりましたね。

 この写真は、歌詞カード用の写真を撮っているときに何気なく撮れたものだったんです。すごく目力があるとスタッフのみなさんが言ってくださって、インパクト狙いでジャケット写真に決まりました。写真といえば、「さくら盤」にも「あまんちゅ!盤」にもアニメのイラストを使用した巻き帯型のアナザージャケットが付くんですが、ふだん裏は白紙なんです。でも、いい写真がたくさん撮れたからと、その裏にも写真を入れていただけました。歌はもちろん自信作ですが、写真にもぜひ注目していただきたいです。

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

 秋穂役としては、何事も一生懸命で全力でぶつかる秋穂を応援していただけたらと思っています。これまでにみなさんが『カードキャプターさくら』の主題歌でパワーをもらったように、新EDとなる「リワインド」でも、笑顔やパワーを伝えられたらと思っています。ライブやイベントなどにもぜひ遊びにきてください。

◆プロフィール
鈴木みのり【すずき・みのり】10月1日生まれ。愛知県出身。e-stone music所属。

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<リリース情報>
『リワインド/Crosswalk』(さくら盤)


『Crosswalk/リワインド』(あまんちゅ!盤)


フライングドッグより5月9日発売。
各1,404円

<『カードキャプターさくら クリアカード編』情報>
毎週日曜日朝7時30分よりNHK BSプレミアムで、毎週水曜日夜7時25分よりNHK Eテレで放送中

◆あらすじ
世に災いをもたらすという「クロウカード」を集め、自分のカード「さくらカード」に変えた少女・木之本桜。中学生になったさくらは、香港から帰国した李小狼と再会し、楽しい中学生活を送っていた。ところが、ある夜「さくらカード」に異変が起こり、透明なカードへと変貌してしまう。さらに、さくらたちが暮らす友枝町では不思議な出来事が起こり始め、さくらは再びカードを集めることになる。

◆スタッフ
原作/CLAMP(講談社刊「なかよし」連載中)
監督/浅香守聖
シリーズ構成・脚本/大川七瀬
コスチュームデザイン・カードデザイン/もこな
キャラクターデザイン/濱田邦彦
音響監督/三間雅文
音楽/根岸貴幸
アニメーション制作/マッドハウス

公式サイト
http://www.nhk.or.jp/anime/ccsakura/

◆キャスト
木之本桜/丹下桜
ケルベロス/久川綾
大道寺知世/岩男潤子
李小狼/くまいもとこ
詩之本秋穂/鈴木みのり
ユナ・D・海渡/花江夏樹
木之本藤隆/田中秀幸
木之本桃矢/関智一
月白雪兎・月/緒方恵美
柊沢エリオル/佐々木望
観月歌帆/篠原恵美
スピネル・サン/冬馬由美
秋月奈久留、ルビー・ムーン/柚木涼香
山崎貴史/宮﨑一成
三原千春/松本美和
柳沢奈緒子/本井えみ

(C)CLAMP・ST/講談社・NEP/NHK



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