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SCREEN modeが待望の3rdミニアルバム『約束の空』をリリース!「僕じゃなきゃ歌えない歌をもっと考えて追求していきたい」【インタビュー】

2019/7/16


 TVアニメ『文豪ストレイドッグス』シリーズをはじめ、数々のアニメソングを歌って人気のユニット・SCREEN modeが、待望の3rdミニアルバム『約束の空』をリリース。今作は、これまで手がけたアニメソングとは対象的に、パーソナルな歌詞とシンプルなサウンドが詰まった作品。SCREEN modeのネクストステージを感じさせるミニアルバムになった。


パッと父親の存在が浮かんできた

――3rdミニアルバム『約束の空』。新曲は、ジャズっぽい雰囲気があったり、しっとりした曲やバラードもあったりするので、大人の音楽ファンでも日常的に楽しめる作品だと思いました。今作は、どういったコンセプトで制作したのですか?

雅友 SCREEN modeはアニメソングを歌うことが多くて、歌詞は基本的にそのアニメ作品の内容を歌っています。今回は、「WRIGHT LEFT」を除いてはアニメのタイアップがないので、歌う内容のベースとなるものから自分たちで考えました。そこでテーマにしたのが、“自分たちのことを歌う”ということです。シンガーソングライターの方が歌うような内容や、そういう立ち位置からの視点を持った歌詞にしたいと思いました。サウンド的な部分でも、これまで作ってきた派手で音数が多いアニメソングとは真逆の、シンプルなものをじっくり作ってみようと。そういうテーマを持って、1曲ずつ丁寧に作っていきました。

――最新のアーティスト写真(以下、アー写)で、雅友さんがエレキギターを持っていないことも、今作のサウンド感を象徴していますね。

雅友 アー写で持っているのは、今回のために買ったTaylor Guitarsのガットギターです。エレキやアコギはたくさん持っているんですけど、レコーディングに耐えうるガットギターを持ってなくて。「約束の空」のレコーディングのために買って、実際にこのギターで弾いています。

――その表題曲となる「約束の空」は、王道感のあるバラード。今どき、こんなにゆったりとしたメロディーの配置があるのかと思うほどいい意味での素朴さや普遍性があると感じました。

雅友 今回はシンプルさを目指したので、サウンド感に合わせて曲のテンポも全体的に遅めです。特に「約束の空」は、テンポを落としたところで一音一音を大切に響かせていくことを、かなり意識して作りました。

勇-YOU- 「約束の空」を作るにあたっては、デビュー6年目にして初めて、雅友さんとセッションしながらメロディを作っていったんです。雅友さんがだいたいのコードを弾きながら、僕が鼻歌を歌ったり、自分の裏声で一番の高音が出るところを探ったりしながら、0からメロディを作っていきました。そういった、楽曲制作の根本のところから一緒に作れたのはすごく新鮮でしたね。音楽の専門学校に通っていたころに感じていた、音楽を作る楽しさを久しぶりに感じられた1曲になりました。

――「約束の空」の歌詞は、勇-YOU-さんのお父様のことがテーマとのことですが。

勇-YOU- ノンタイアップの曲なので、自分の根っこにあるものを打ち出せるいい機会だなと思って。今、自分の身の回りに起きていることで、いちばん大きなことは何かを考えたときに、パッと父親の存在が浮かんできたんです。僕の父親は認知症で、もっと早くにいろいろなことを話したかったという後悔があったし…。痩せ細った父親の背中を観たときに、ふと「これからはお前が頑張っていけよ」と、言葉ではなく後ろ姿でエールを送ってくれていると感じた瞬間があって。そのときの気持ちを、歌にしたいと思いました。よく、“子は親の背中を見て育つ”と言いますけど、自分が大人になった今でも、親はそうやって生き方みたいなものを教えてくれるんだなと感じて。その瞬間の気持ちを“約束”ととらえて、それを抱えながら頑張って歩いていかなきゃなって、勇気をもらった感じがしたんです。

――それを勇-YOU-さんご自身が作詞するのではなく、作詞家の松井五郎さんに託したのは、どうしてですか?

雅友 いろいろな解釈のできる歌にしたい、と思ったんです。これを勇-YOU-が自分で書いたら、勇-YOU-だけにフォーカスした歌になって、いろいろな人に届きづらくなってしまう。そこで作詞家さんに、咀嚼して書いてもらうのがいいんじゃないかと。

勇-YOU- 僕と同じ境遇の家族を持っている方はもちろん、恋人や友だちと悲しくも離ればなれになってしまった方など、聴いてくださる方それぞれのなかで、その日々が輝くものになってくれたらいいなという気持ちを込めました。

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