待望の続編『JUNK WORLD』日本語でさらにわかりやすい! でも“ゴニョゴニョ語”も健在 【堀貴秀監督インタビュー】 3ページ目 | 超!アニメディア

待望の続編『JUNK WORLD』日本語でさらにわかりやすい! でも“ゴニョゴニョ語”も健在 【堀貴秀監督インタビュー】

2021年に公開され、独特の世界観とユーモア、斬新なキャラクター造形で話題となった堀貴秀監督の『JUNK HEAD』。その待望の続編『JUNK WORLD』が6月13日から公開中だ。

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待望の続編『JUNK WORLD』日本語でさらにわかりやすい! でも“ゴニョゴニョ語”も健在 【堀貴秀監督インタビュー】
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■全154ページ! パンフレットも必見

――このシリーズは3部作と発表されています。今作は前作の1042年前の物語ですが、当初から構想にあったストーリーなのですか?

堀:実は、これは『JUNK HEAD』完成後に考えた物語です。前作は2017年に完成したんですが、なかなか上映させてもらえなかったので、『JUNK HEAD』が公開できなくても通用するような、単独でも完結できる物語を考えておこうと思い作ったのが『JUNK WORLD』です。

――元々構想していた3部作はまた別の物語だったのですか。

堀:そうですね。普通に『JUNK HEAD』の続きの話を考えていました。主人公のパートンとニコが別の次元の世界に行って生命の木の謎を追っていくような話でした。

――3部作の最後を飾る作品の構想はすでにできているのですか?

堀:大筋はできています。『JUNK HEAD』から数年後を舞台に考えています。

――前作では豪華なパンフレットも話題になり、だいぶ売れたと聞いています。今回もパンフレットは豪華な仕様になっているようですね。

堀:パンフレットの売り上げのおかげで食いつなげたので、自分としてはパンフレットが映画制作の肝だと思っています。映画を作った人間がパンフレットも作れば、リアルで充実した内容にできると思うんです。映画が面白ければかなりの人が買ってくれると思うので、自主制作の場合、制作者が自らパンフレットを作っていくというやり方を確立すれば、もっと盛り上がるんじゃないかと思っています。

――今回は何ページあるんですか?

堀:154ページです。パンフレットというよりムック本ですね。ストーリーが入り組んでいるので、時間の流れやキャラクターがどこで何をしているという基本的な解説から、キャラクターと風景写真、さらに全カットを一覧で見られるページも作りました。制作の裏側、技法的なことや使った道具も全部公開しています。ストップモーションの技法に興味ある方にはかなり勉強になる内容になっていると思います。

――映画とあわせてチェックしたいですね。最後に、これから映画をご覧になるファンにメッセージをお願いします。

堀:スケール感も大きくなり、何回見ても楽しめる要素をたくさん盛り込んでいます。ぜひ、何度も劇場に足を運んでください。

(c)YAMIKEN


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《杉本穂高》
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