菊池勇成の趣味レーション！（208）

208回…煮物はとりあえず醤油1、酒1、みりん1、水5で「208(煮れば)」いい感じ

春は出会いと別れの季節。
そう、またそんな季節が巡ってきた。

その出会いが自分にとって良いものなのか。
その別れが自分にとって悪いものなのか。

人によって、時によって、事によってそれは大きく変わり、そしてそれの繰り返しが人生を大きく動かしていく。

それは僕自身も例外ではない。
この季節がくるたびに思い出す。

僕にとっては、それは再会。

でも君はきっとあの頃のことを覚えていない。
だから君にとってそれは出会い。

そうじゃなきゃ、君が僕に会いに来るなんてどうかしてるんだ。

君に出会うその瞬間。
僕は今までの記憶を呼び起こす。

君はきっと覚えていない。
僕の思いは届かない。

君と再会するたびに、僕は涙を流して辛い夜を繰り返すんだ。

それを君は覚えていない。

いや、知らないんだね。
だって君は前の君と違うんだから。

わかったよ。
また君に立ち向かうよ。
それはきっと運命だから。

春。再会と別れを繰り返し、僕は喜びと悲しみを繰り返す。