山根綺が激動の学生時代と声優になるまでを振り返る『声優縁かうんと』５回配信レポート

　声優の鈴木みのり・花井美春がパーソナリティを務める番組『声優縁かうんと』の#5が、2021年8月4日にニコニコチャンネル「ボイスラウンジチャンネル」にて配信された。

『声優縁かうんと』はスタジオに新人・若手女性声優をゲストとして招き、パーソナリティを交えてガールズトークを展開する番組。今回のゲストは山根綺。8月の放送ということで、パーソナリティ・ゲスト共に浴衣を着てお届けした。

　番組に届いたお便り・イラストを紹介したあとは、ゲストが“生まれてからこれまでの歩み”を振り返る「Myプロフィール年表」のコーナーへ。幼少期の山根は、ずっとお姉さんの後ろをついて回るシャイガール。番組では、お姉さんと撮影した幼い山根の写真が公開された。

　中学時代は勉強に命をかけ、高校は進学校へ入学した山根。しかしながら、進学校で上には上がいることを知り、勉強を挫折してしまったという。そんな高校時代は軽音部に入部してバンド活動にのめりこむも、出席日数ギリギリになるくらいしか授業を受けず、成績も悲惨な状況に。遂には高校3年生の三者面談で、どこにも進学できないと告げられてしまったとのこと。これまでの人生は何だったのかと塞ぎ込んでしまうなか、真剣に将来の夢について考える彼女がいきついた答えが、小学生の頃にお姉さんから教えてもらった「声優」。

　大学へ進学して欲しいと願う母親に対して、山根は1日4時間の土下座を2週間かけて行い説得。そういう経緯もあって、現所属事務所・青二プロダクションへ入所したばかりの頃は、母親との関係がギクシャクしていたとのこと。しかし、今では出演作を見てくれたり、イベントにも来てくれたりと、ここ2、3年で関係が良好になったことを、感慨深げに振り返った。

　続いて行われた、ゲストにとってターニングポイントとなった縁エピソードについてトークする「縁かうんと」のコーナーでも、家族の話題に。山根がフリップに書いたのは「1つ年上の姉に感謝」。そもそも声優を知ったきっかけがお姉さんだったこと、今でもアニメ好きのお姉さんに声の芝居のアドバイスをもらっているといったエピソードを披露。山根にとってお姉さんの存在がいかに大きなものなのか伝わるトークに、パーソナリティふたりも素敵な関係と言葉にしました。

『声優縁かうんと』は、8月18日から矢野妃菜喜がゲストとして出演した収録回を配信。その他、今後の情報や新番組情報などは「ボイスラウンジチャンネル」公式Twitterをチェック。