DIALOGUE+の新曲「夏の花火と君と青」は様々な解釈を楽しめる一曲! メンバー全員が楽曲・MVの推しポイントを語る【インタビュー】 | 超!アニメディア

DIALOGUE+の新曲「夏の花火と君と青」は様々な解釈を楽しめる一曲! メンバー全員が楽曲・MVの推しポイントを語る【インタビュー】

声優アーティストユニット・DIALOGUE+に、「ぼくたちのかくめい!オンライン」の感想のほか、Blu-rayの映像特典として収録される新曲「夏の花火と君と青」のMVの見どころなどについてインタビュー!

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2019年10月23日に「はじめてのかくめい!」でデビューを飾った声優アーティストユニット・DIALOGUE+。2020年6月20日にはオンラインにて「ぼくたちのかくめい!オンライン」ライブを開催し、その表現力とオンラインならではの演出で多くの視聴者を楽しませた。

そんな「ぼくたちのかくめい!オンライン」のBlu-rayが2020年9月16日にリリースされる。超!アニメディアでは、本Blu-rayの発売を記念し、DIALOGUE+のメンバー全員にインタビュー。「ぼくたちのかくめい!オンライン」の感想のほか、Blu-rayの映像特典として収録される新曲「夏の花火と君と青」のMVの見どころなどについて聞いた。



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なんだ、この恋物語は!


――「ぼくたちのかくめい!オンライン」の感想をそれぞれからお願いします。

緒方 色々なイベントが延期・中止になるなかで実施できることが決まったライブだったので、何としても成功させたいという思いがありました。とはいえ、初めてのオンラインライブだったので、画面の向こうにもちゃんと届けられるのか不安な気持ちを抱えながら練習していたんです。だけど、本番が始まるとあっという間に終わっちゃって。それくらい楽しんでライブができたんです。SNSなどで皆さんが楽しんでくれているのも感じられたので、色々な幸せを体感できたライブでした。

守屋 会場にファンの方々がいないということで、不安な気持ちが大きかったのですが、カメラの向こう側でファンの方々が盛り上がっていることを想像しながら歌うと、楽しめました。DIALOGUE+としては初めての試みとなるオンラインライブでしたが、メンバーとスタッフ、関わってくださっている皆さんのおかげで成立させることができたと思います。

稗田 オンラインライブも初めてでしたし、休憩なしでソロなどを挟まず8人全員が出る形で1時間以上ライブをするのも初めてだったので、ライブ前はドキドキしていました。加えて、お客さんがいないことからくる不安も大きかったです。いつもなら、お客さんの声などによって気持ちが高まりますが、今回は自分たちだけで気持ちをもっていかないといけなかった。それが不安でしたし、オンラインで見てくださっているお客さんに向けて相応しいパフォーマンスをしないといけないというプレッシャーもありました。
 ただ、今回はスタッフさんがカメラワークを工夫するといった、配信ライブならではの演出を考えてくださったんです。そういう意味では、こういう状況じゃないとできない、不安だった気持ちも含めて、今だからこその私たちが見られるライブになったと思います。あとは、ダンス・体力など色々な面で、メンバーみんなの成長を感じました。それに自分も感化された、より活動に力を入れていこうと前向きになれるライブでしたね。

宮原 練習時間が短い中で作り上げないといけないライブでしたが、成功させるために、それぞれが努力していることがすごく分かったんです。これまで以上にメンバーが「頼りになるな」と感じましたし、尊敬できるところもたくさん見つかりました。みんなへの信頼や絆がより深まったと思います。

内山 私も、メンバーに対する思いがより一層強くなりました。また、これまでとは違い、カメラに向かってアピールする練習をたくさんしたので、それが新鮮でしたね。

鷹村 みんながいいこと言ってくれたから、もうその通りとしか言いようがないんですけど……。

守屋 絞れ、絞れ!

鷹村 絞るよ(笑)! オンラインならではという話がみんなからありましたが、例えば「また立ち上がる」という曲では、客席に私たちが座って映画館みたいな感じでお届けする、という演出をしたんです。これは、お客さんがいるライブだと絶対にできないことだったので、貴重な体験ができたと思っています。あとは、カメラの台数が今までより多く、どこでどのカメラを見ればいいのか覚えるだけで大変でしたが、本番ではみんなビシッと決めていました。Blu-rayでもそのあたりを注目していただけると嬉しいです。

飯塚 結成が発表されてからほぼ一周年のタイミングで行った今回のライブ。この一年は怒涛で、濃い時間を過ごしてきました。それこそ、一年とは思えないくらいに。その思いを全身全霊に込めてパフォーマンスができたライブになったと思います。

村上 ライブを通じて改めて一人じゃないことを実感しました。今回のライブではハモる曲をたくさん披露したのですが、練習で私はなかなか上手くできなくって……。でも、歌が得意なメンバーが本番直前まで私に教えてくれたんです。得意なことでみんなをフォローする、それができる環境が素敵だなと思いました。
 あとは、早着替えをこのライブではやったのですが、あれはメンバーだけじゃ成立しないものだったんです。スタッフさんが一緒にやってくれたからこそ、あのスピードで再登場ができました。そういう点からもみんなの力を感じられたライブでしたね。

――色々な思いが詰まったオンラインライブ。今回発売となる「ぼくたちのかくめい!オンライン」のBlu-rayでは、皆さんがお話されている演出面にも注目ですね。

内山 そうですね!

守屋亨香・緒方佑奈
守屋亨香・緒方佑奈
――そのBlu-rayには今回、新曲「夏の花火と君と青」のMVが収録されます。私もこの曲を聞きましたが、もう、シンプルに超いい。

鷹村 ですよね!!!!!!!!

――これまでのDIALOGUE+とは違った一面が見られて、8人のポテンシャルの高さは計り知れないなと思いました。

全員 お~!

緒方 嬉しい!

――もう、語彙力がなくなるくらい「いい曲だ」という感想しか出てこないのですが……(笑)。皆さんは最初に曲を聞いたときどう感じましたか?

村上 今までのDIALOGUE+はテンション高めの曲が多かったのですが、この曲はキュンキュンする曲だったので少し驚きました。メロディーは儚くて切ないですが、歌詞を見ると「なんだ、この恋物語は!」と思って「フフッ」という声が漏れちゃいました(笑)。

稗田 ここまでの恋愛ソングを歌ったのは初めてじゃない?

村上 「好きだよ、好き。」もあったけど、あれはどちらかというと私たちにとっては「感謝を伝える」という気持ちが大きかったもんね。この曲はもう完全に男女のLOVEが描かれている。

緒方 言い方(笑)。

鷹村 でも、本当に少女マンガみたいでキュンとする!

村上 それ!

飯塚 私は、「ついに恋の曲を歌うのか……!」という気持ちがありました。曲を聞いたときも少し感慨深いなと思っていたのですが……あの、DIALOGUE+の曲って、プロデュースしてくださっている田淵(智也)さんが仮歌を歌うことが多いんですよ。
 田淵さんにはかなりお世話になっていますし、もう長いこと一緒の時間を過ごしてきました。そんな田淵さんが、恋する乙女の気持ちを表現した歌詞を歌っていらっしゃるのを聞いたら、なんか恥ずかしくなっちゃって……(笑)。

鷹村 なんか、家族の恋愛事情を見ているような感じになったよね。

内山 本当にね(笑)。

飯塚 なぜか、はらはらした気持ちになった記憶があります。

村上 田淵さんがこのキュンキュンな曲を歌ってくださっているから、ちょっと照れちゃったよね。

稗田 うん。でも、私たちが歌ったらどうなるんだろうって楽しみにもなった。

宮原 私も。今までの曲は元気いっぱい!という感じで、そのエネルギーを全面に出していたのですが、今回の曲は、恋する乙女の物語に入り込んで歌うものだったので、これまでとは違った表現ができると思って、ワクワクしました。

稗田 あとは、やかん(鷹村)が好きそうだなと思いました。

鷹村 その通り!

村上 この曲もらってからずっと、「好き」って言い続けているよね(笑)。

鷹村 うん(笑)。本当に好きなの! 私、歌の中に物語がある、ボーカロイドやHoneyWorksさんの曲が好きなんですよ。だから、恋の物語を感じられるこの曲を歌えるのが、本当に嬉しかったんです。

緒方 新曲のMVを撮るなら、絶対にこの曲がいいって言ってたもんね。

鷹村 そう。田淵さんにもずっと「浴衣を着た8人を見たくないですか?」って伝えていました。

――それが功を奏して、今回Blu-rayに収録されることになったのかもしれません。

鷹村 そうかもしれないです(笑)。

鷹村彩花・宮原颯希
宮原颯希・鷹村彩花
――鷹村さんがおっしゃっていたように、本曲は物語を感じられる歌詞がひとつの特徴だと思いますが、お気に入りのフレーズはありますか?

鷹村 1サビ前のねねさん(稗田)が歌っている「・・・私、変じゃないかな?」という歌詞です。その前の歌詞から推測するに、きっとこの曲の主人公である恋する女の子は、意中の男の子と夏祭りに行く約束をしていて、当日がくるのをすごく楽しみにしていたんです。それで、急いで待ち合わせ場所に行こうとするも、慣れない格好をしているから歩きづらくて……。そして、人込みをかけ分けて歩いていて、よろけそうになったところで男の子と目が合う。そこで、モノローグぽく「・・・私、変じゃないかな?」と入るのが、もう、すごくいい。
 この女の子は、男の子と会うまでに浴衣もメイクも全部お母さんに「変じゃないかな」と聞いていて、自分イチ可愛くしていったと思うんです。でも、好きな人と目が合った瞬間に不安になっちゃう。そんな乙女心がこの歌詞にすごく表れているなと思いました。恋する女の子はきっとみんなそういう風になる。ときめきました。

緒方 私もそのパート好き。「・・・私、変じゃないかな?」って、「私はあの人の目に可愛く映っているだろうか」っていうことだと思うんです。この歌詞には本当に乙女心が凝縮されているなと思いました。あとは、女の子の気持ちが高まっていくところをねねが歌声で表現しているんですよ。その表現力も含めて、お気に入りのフレーズですね。

鷹村 やったー♪

緒方 やかんが嬉しそうでよかった(笑)。

守屋 (笑)。私は、後半に出てくる「最後の一粒散って 夜に戻る」から連なるフレーズが好きです。私も少女マンガが好きなのですが、まさに少女マンガの主人公たちが抱くような何とも言えない気持ちがこの歌詞に表れているなと思いました。思わず胸を締め付けられるようなパートなので、特に印象に残っていますね。

――あの、本当に想像したら可愛くて仕方ないんですよね……。

宮原 (笑)。でも、そうなりますよね!

飯塚 作詞をしてくださった本間翔太さんと田淵さんはきっと、心に乙女を飼っているんです。

内山 それくらい、乙女心がギュッと詰まっているよね!

稗田 あとは、最終的にこの女の子は告白したのか、していないのかが分からないところがいいんですよ!

鷹村 「想像にお任せします」ってなっているのがいいよね。

稗田 解釈の違いを楽しめるのが、すごくいい。

緒方 ねねの顔! 必死過ぎるよ(笑)!

稗田 まだ言いたいことがあります!

内山 どうぞ(笑)。

稗田 1サビの「いつか想い出になるんなら 今の「好き」でいっぱいにしよう」ってフレーズ。これ、分かります? 解釈違いもあるかもしれませんが、「ここで終わりになるかもしれない」って、女の子はこの時点で思っているんですよ。分かりますか!?

宮原 圧がすごいですよ(笑)!!

稗田 ごめんなさい(笑)。でも、この曲は本当に色々な解釈ができると思うんです。よく鷹村さんと稗田で最終的にどのように物語が終結するのか論争が起きています(笑)。結ばれたのか、このデートで終わってしまったのか……解釈が人によって違うと思います。本当に想像力が掻き立てられる歌詞で、素敵です。

鷹村 ひとつ付け加えていいですか?

――ぜひ!

鷹村 この曲は、基本的に女の子目線の歌詞になっていますが、2番のサビだけ男の子目線になっていると思うんです。「夢なのか? 夢かもな」ってフレーズは、それまでの歌詞とは口調が違うので、ここは男の子の心情を表しているんじゃないかな。そういう直接的な表現はなくても視点が変わっていると分かるのが、面白いなと思いました。

推しポイントはみんなの顔です


――本当に色々な解釈ができる曲ですね! そんな本曲のレコーディングはいかがでしたか?

稗田 個人的には目立つソロパートをいただいていたということもあって、いつも以上にプレッシャーのようなものを感じたレコーディングでした。ソロ部分はキーが高いのですが、だからと言って必死になって歌っちゃうと、主人公の気持ちがぶれちゃうかもしれないので、必死さが見えないように歌うことを心掛けました。
 また、最後の「消える花火が切ない魔法をかけた」という重要な部分も私のパートなのですが、そこを任せていただけたというのはありがたかったですし、しっかりと歌わないといけないなという気持ちも強かったです。田淵さんからは「この曲は歌で勝ちにいってください」と言われていたので、その気持ちを強く持ってレコーディングに臨みました。

内山 レコーディング中に、満面の笑みというよりも切なさを含めた笑みで歌って欲しいというディレクションがありました。私はいつもニコニコしながら歌っちゃうので、どうしたら切なさが表現できるのかなって悩んじゃって。眉毛を動かすなど、顔の表情にも気を付けていました。
 また、2番のサビ前が私の担当パートなのですが、その部分は「恥ずかしいけども、それは前面には出さずに可愛らしさも含めて歌ってください」というディレクションをしていただいたので、それを表現できるように歌いました。

稗田 今回は鏡を見て練習するといいよ、って田淵さんから言われたんです。それくらい、歌う時の表情も大切にしている曲ですね。

守屋 確かに。

村上 この曲は夏祭りにデートへ行く、というシチュエーションではありますが、幼く作り過ぎず、等身大の自分で歌ってくださいというディレクションがありました。なので、物語ではあるけども、年齢感は等身大を意識してレコーディングしました。
 あとはみんなで声をそろえるパートもキーが高いので、それぞれが思い思いに歌うと、キンキン響いちゃう恐れがあったんですよね。そこで、田淵さんが「ここで一斉にふわっとした裏声にしましょう」と提案してくださったんです。そのおかげで、統一感が出ました。

飯塚 DIALOGUE+はこれまで2人や4人でハモることはありましたが、一人がメインで歌っているのに対して、一人がハモるということはあまりありませんでした。ただ、この曲ではたくさんそういうパートが出てきます。例えば、「人混みが更に邪魔して」というところでは緒方佑奈がメイン、私がハモりを担当しているんですよ。
 だから、今回のハモりは特に、誰がメインで歌っているのかを意識しました。一人、一人に合わせたハモりを考えてレコーディングしていたので、その点にも注目していただきたいです。

村上 MVではハモっている人も口が動いているんですよ。

守屋 それも初めてのことだったよね。

飯塚 うん。あとはサビのクロスボーカルもカッコいいので、ぜひ聞いてください。

飯塚麻結・村上まなつ
飯塚麻結・村上まなつ
――MVのお話がありましたが。今回は皆さん浴衣を着ていましたね。

鷹村 そうなんです! 私の希望通り(笑)。

――そうでした(笑)。改めて、今回のMVはどのような仕上がりになっていますか?

飯塚 今回はソロで撮影するパートが多かったんです。それも、それぞれがデートをしているようなイメージシーン。これまでのMVにはあまりなかったシーンがたくさん登場するので、「楽しいぞ、DIALOGUE+」というのとはまた違った、新たな一面をお見せできるんじゃないかな。

宮原 そのデートのイメージシーンでは、カメラを男の子と見立てて欲しいと撮影時に言われました。だから、カメラに向かって微笑みかけたり、アピールしたりしていたんです。思わず照れちゃいましたが、新鮮だなとも思いました。また、撮影前までは一人の男性に対して私たちがとある一人の女の子として恋をしている、という設定だと思っていたんですよ。

――とあるひとつの物語の主人公をそれぞれが演じている、というような感じですね。

宮原 ただ、MVのなかに、みんながデートの後に集まって慰め合うというシーンがあったんですよ。だから、8人個々で撮影したデートシーンはパラレルではなくって、それぞれが別々の男性に恋をしてデートをしていたんだと私は解釈しました。

鷹村 私は、もしかしたら1人か2人は男の子と両片思いの子がいたんじゃないかなと思っています。というのも、MVを撮影する前に「何度目かのデート」という設定だというお話をいただいていたので。だって、どうとも思っていない人とは何度もデートはしないはずじゃないですか。そんな思わせぶりなことしないはず!
 だから、私は両片思いの女の子なんだと解釈して、MV撮影に臨みました。ついさっき仕上がったMVを見ましたが、疑似デートを楽しめるようなものに仕上がっていると感じました。そういう意味では感情移入しながらMVを見て楽しむのも、いいかもしれないです!

――最後に、それぞれから本曲とMVの推しポイントを教えてください!

村上 MVの最初に「夏の花火と君と青」という題字が出るのですが、あれはとあるメンバーが書いているんですよ。文字にもその人の気持ちがこもると思うので、題字が私たちの書いたものになっているというのが、個人的にはエモーショナルなポイントです。

飯塚 DIALOGUE+はこれまでも様々な曲を歌ってきましたが、「恋の歌」というはっきりとしたメッセージが出ているのは、この曲が初めてです。そういう意味では、これまでとは違う形でメンバーと心をひとつにできた曲になったんじゃないかな。見ている人にも、私たちの“同じ温度感”を感じていただけると嬉しいですね。

宮原 MVのイメージシーンでは、表情で表現している部分が多いです。今までにみせたことがない感情を表情で表しているので、そこも見ていただきたいですね。

鷹村 「夏の花火と君と青」というタイトルがいい! 「夏の花火と君」というのは何となく結びつくと思うんです。でも、「青」っていうのは何を指しているのか、曲を聞いてみて考察しないと、分からないんですよ。そういう意味では、タイトルから曲を楽しんでもらえるんじゃないかな。曲を聞いてからぜひ「青」が何を指しているのか、考察して楽しんで欲しいですね。

緒方 「大冒険をよろしく」も「はじめてのかくめい!」も「僕たちについてこいよ!」というような、強気でギラギラしたイメージだったと思うんです。ただ今回は「会いたいけどどうしようかな」という一歩を踏み出せない、キラキラした感じに仕上がっているので、まずはその違いに注目していただきたいです。あと、私は「鳥居で私と会いましょう」というキャッチコピーがあるのですが、今回のMVでついに私と皆さんが鳥居で会えます(笑)。MVを見て、私と鳥居で出会ってください!

守屋 恋愛要素が詰まった曲なので、私たちもドキドキしながら、曲中に登場する女の子の気持ちになって歌いました。一方で、8人の年齢に合った声と表現で歌っているので、その点も楽しんでいただけたらと思います。あとはMVのダンスシーン! 一段とパワーアップしているので、ぜひ見て欲しいです。

稗田 何度も言っていますが、歌詞は色々な解釈ができるので、本当に面白いです。歌唱面に関しては、これまでの明るさや元気さとは違って、切なさやもどかしさを歌声で表現しています。そういう表現の違いも楽しんで欲しいですね。ダンスの面ではお祭りや盆踊りをイメージした振り付けになっているので、そこに注目してください。そしてMVのお気に入りのシーンは最後のキラキラとした夕景! とても美しいので、見て欲しいです。

内山 MVの推しポイントはみんなの顔です。さっぴ(宮原)も言っていましたが、みんなの顔が本当に違う。その瞳の向こう側には何が映っているんだろうと考えちゃうくらい、切ない表情や、好きな人と歩いて楽しんでいるだろうなということを想像できる顔をしています。あとは、歌詞が夏を感じられるものとなっていますが、演奏にも花火を表現しているような音を取り入れているなど、夏感があるものとなっています。ストーリーに合った夏っぽさを楽曲全体で表現しているので、そこもお楽しみください!

内山悠里菜・稗田寧々
内山悠里菜・稗田寧々
取材・文=M.TOKU
撮影=相澤宏諒

プロフィール
DIALOGUE+【ダイアローグ】2019年10月「はじめてのかくめい!」で鮮烈なデビューを飾った声優ユニット。メンバーは、内山悠里菜・稗田寧々・守屋亨香・緒方佑奈・鷹村彩花・宮原颯希・飯塚麻結・村上まなつの8名・2020年4月に田淵智也全作曲・プロデュースによるミニアルバム「DREAMY-LOGUE」をリリース。「セリフ」や「会話」を意味するユニット名の通り声優の強みを活かした楽曲を届ける。また、メンバー8人全員が次世代声優育成ゲーム『CUE!』に出演中。

「ぼくたちのかくめい!オンライン」Blu-rayリリース情報
発売日:2020年9月16日(水)
価格:6,500円(税別)
封入特典:「ぼくたちのかくめい!オンライン」ライブCD
映像特典:
・キャスト打ち上げ放送
・定点ダンス映像「トーク!トーク!トーク!」「パジャマdeパーティー」「Domestic Force!!」
・「夏の花火と君と青」Music Video (作詞:本間翔太、田淵智也 作曲:瀬名航 編曲:瀬名航、伊藤 翼)

《中筋啓》
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