“キュートえなこ”と“素のえなこ”が楽しめる新CD『えなこわーるど』が発売!【インタビュー】 | 超!アニメディア

“キュートえなこ”と“素のえなこ”が楽しめる新CD『えなこわーるど』が発売!【インタビュー】

テレビ、グラビア雑誌、そしてイベントなど大活躍のプロコスプレイヤー・えなこが、2年ぶりに音楽CD『えなこわーるど』を8月28日にリリースする。1枚目のCD制作を通して歌うことへのプロ意識が芽生えた彼女。そこでえなこ本人 …

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 テレビ、グラビア雑誌、そしてイベントなど大活躍のプロコスプレイヤー・えなこが、2年ぶりに音楽CD『えなこわーるど』を8月28日にリリースする。1枚目のCD制作を通して歌うことへのプロ意識が芽生えた彼女。そこでえなこ本人に、第2弾CDへの意気込みや制作秘話をたっぷりインタビュー。また、外出自粛期間中の現在、“おうち時間’の様子も語ってもらった。
 なお、9月10日発売の「アニメディア10月号」では、インタビュー時に書いてもらったえなこの直筆サイン入り色紙の読者プレゼント企画を実施。詳細は同誌をご確認ください。

――第1弾シングル「OOps!!」から約2年経ちますが、歌への意識はどのように変わりましたか?
 CDが出たときにリリースイベントをやらせてもらって、「自分のパフォーマンスでお客さんをもっと楽しませたい」という思いを強く意識しました。じつは、当時からCD第2弾を検討中だったので、より良いものを作るためにいろいろ考えるようになって、ボイストレーニングにも通い始めました。

――ボイストレーニングではどのようなことを学んびましたか?
 最初は発声以前の、どのような仕組みで声が出るのか、どんな筋肉を使うのか、というところから学び始めました。私自身は歌が得意だと思っていなかったので、じっくり学ぼうと思ったんです。

――歌に苦手意識が?
 歌自体は好きです。でも、人前で歌えるほどの自信はありませんでした。だからこそ基礎からしっかり学ぼうと思ったんです。最近はお仕事がバタバタしていて通えていませんが、週1回くらいのペースでトレーニングしています。

――さっそく第2弾CD『えなこわーるど』についてうかがいます。1曲目の「Colorful Fairy Voyage♪」を聴いたときの印象を教えてください。本作は人気アニメ『ラブライブ!』の楽曲プロデューサーである木皿陽平(ストレイキャッツ)さんが、プロデュースされていますね。
 楽曲ができあがるのを、すごく心待ちにしていました。そんな私の期待をはるかに超える楽曲で、今すぐどこかのアニメの主題歌に使われても不思議じゃないなと感じました。正直「これを私が歌っていいんですか?」と怖気づいてしまうくらい、仮歌の時点で完成されていました。

――レコーディングは緊張しましたか?
 そうですね。適度に。というのも仮歌を受け取ったときは、歌えるのかすごく不安だったんです。でも、いざ個人練習で歌い始めると、すごく歌いやすかったんです。そのことがわかってからは、あまり不安はありませんでした。
 レコーディングでは、「Colorful Fairy Voyage♪」が持つかわいらしさを表現したくて、私が表現することができる一番かわいらしい歌唱でレコーディングに挑戦しました。細かな部分になりますがたとえば、ら行が入る歌詞部分では、あえて舌っ足らずの甘い感じで歌っています。それから、1番2番のAパートが言葉数の多い歌唱なのも、逆にかわいいなと感じています。楽曲全編通して、えなこの“かわいらしさ”を盛り込みましたので、ぜひ楽しんでください。

――マスタリングされた曲を聴いたときの感想はどうでしたか?
 思わずTwitterで、「神曲できた!」と自画自賛ツイートをしたくらい舞い上がりましたね(笑)。聴いていて自然と気分が盛り上がってくるので、通勤、通学などテンションを上げたいときにオススメです!


――続いて「届け!W〇〇KEND」「おさんぽソング」は、ラジオ『えなこの○○ラジオ』のOP&EDで、番組アシスタントを務める青木佑磨さんが作詞・作曲を手掛けていますね。
 約3年一緒にラジオをしている青木さんから見た“えなこ”を、楽曲で表現してくださいました。それもあってか2曲とも、素の私に近い姿を歌詞に落とし込んでくれているように感じます。

――コスプレイヤーとしてのえなこさんと、素のえなこさんにはどのような違いが?
 コスプレをしているときのえなこは、“大人しくてかわいらしい女の子”と思ってくださる方が多いですね。でも、ラジオなどで喋っているときの私は、勝ち気だったり男勝りな印象を与えるかなと思います。素の性格は、むしろヤンチャなんですよ(笑)。そういったコスプレをしているときには表に出てこない一面も、この2曲では隠されることなく表現していただいています。

――「届け!W〇〇KEND」では、コミックマーケットを連想できるフレーズが散りばめられていますね。
 そうですね。高校生のときから参加していて、今も変わらず私にとって大切な場所なので。だからコミケを連想できるワードが私の楽曲に散りばめられているのは、すごく自然というか、しっくり来ますね。

――一方「おさんぽソング」は、よりオフ感のあるえなこさんの日常が描かれているように感じました
 この楽曲は、私が昨年Instagramにすごくハマっていて、その話題でよくラジオで盛り上がっていたときに、青木さんが作ってくださいました。私がのんびり散歩しながらインスタ映えするような場所を探すっといった雰囲気をイメージされたそうです。

――ご自身の休日と似ていますか?
 じつはまったく(笑)。休日は基本、家から出ないインドア派です。Instagramに投稿している画像も、ほぼ室内で撮影した写真ですよ。

――(笑)。レコーディングはどうでしたか?
 2曲とも、ありのままの私を歌で表現しようと思って、声を作ったりせず、歌を楽しむことを大切にしながら収録しました。レコーディングに同席した青木さんからも「好きに歌っていいですよ」と言われていたので、本当に自由に歌えたと思います。

――「Colorful Fairy Voyage♪」では、みんながイメージするえなこさんを、「届け!W〇〇KEND」「おさんぽソング」では、ファンだけが知っていた素のえなこさんを楽しめるわけですね。
 どちらも私ではあるので、どちらも楽しんでもらえたらうれしいです!

――同梱のスペシャルフォトブックは、どのような内容になっていますか?
 ジャケットの表裏に写っている2着の衣装姿で撮影したグラビア集になっています。どちらも私自ら撮影コンセプト、衣装、シチュエーションなどをプロデュースしました。すごくこだわって作ったので、“コスプレイヤー・えなこ”のコンテンツとしてもお楽しみいただけると思います。

――お気に入りのカットはありますか?
 2ページ目に見開きで掲載されている縦長の写真ですね。『不思議の国のアリス』をイメージした衣装姿の私がちょこんと座っているんですけど、背景の本棚がいい雰囲気を作ってくれて、『アリス』の作品世界をとても上手く表現できた一枚になっています。もちろん、ほかの写真も見てもらいたいので、ぜひCDを手に取ってください。

――今後の歌手活動の目標を教えてくだい。
 この『えなこわーるど』をもって、ライブをしたいです。そもそも私自身がインドア系なせいか、私のファンの方もライブに行き慣れていない方が多いように感じていて。だから、私のライブに参加したことをきっかけにライブ自体の楽しさを感じてもらえるようなステージを実現したいですね。たとえば『届け!WOOKEND』は曲中にすでにコールが入っているので、コールのデビューにオススメだと思いますよ。今の時期はまだ難しいかもしれませんが、いつかみんなと盛り上がれる時間を共有したいです。
 具体的な目標を上げるなら、第1弾CDをリリースした際に出演した『Animelo Summer Live』(※)にぜひまた出演したいですね。オファーお待ちしてます!(笑)

(※)えなこさんは「アニメロサマーライブ2018 “OK!」のカラオケDAMステージに出演

――歌手、アーティストとしての目標、または憧れている方はいますか?
 昔から田村ゆかりさんに憧れていて、田村さんが魅せてくれるステージが、私の理想だったりします。じつは「届け!W〇〇KEND」を青木さんに作っていただいたときに、「田村(ゆかり)さんが歌いそうな楽曲にしてほしいです」とお願いしていました。

――最後に。えなこさんは“おうち時間”をどのように楽しんでいますか?
 コスプレイヤーとしてメイク技術を向上させたり衣装のデザインを考えたりしつつ、自宅でコスプレを行う「宅コス」を充実させています。先日もゲーム『ファイナルファンタジーVII』のティファ・ロックハートのコスプレに挑戦し、SNSに投稿しました。
 あと完全な趣味として、ミニチュアハウスの制作にハマっています。もともとコスプレ衣装を自作したりとモノ作りが好きで、「コスプレに飽きたら始めてみよう」と目をつけていたんです。そのうち、おうち時間が増えたことで「せっかくだから」と始めてみたら、想像以上にハマってしまって……。先日も1軒完成させたんですけど、睡眠時間をゴリゴリ削って、ご飯を食べるのも忘れちゃうくらい没頭していました(笑)。最近は、お仕事が少しずつ再開し始めたので、ハマりすぎないように注意しつつ楽しんでいます。

――ハマり症なんですね。
 そうだと思いますね。1個やりたいことを見つけたらとことん追求してしまいます。ミニチュアハウス以外だと、浅漬けにも挑戦し始めていて。

――意外な一面ですね。
 和食が好きだし、お漬物も好きなんです。でも漬物を作るという発想が今までなくて。それが些細なきっかけでやってみようと思い立って、今はトマトとかタケノコとか、いろいろな野菜の浅漬けに挑戦して楽しんでいます。

取材・文/宮島岳史

【PROFILE】
えなこ
1月22日生まれ。愛知県出身。PPエンタープライズ所属。TwitterやInstagramなどで各100万人のフォロワーを持つ人気コスプレイヤー。2018年には第1弾CD『OOps!!』を発売し、歌手デビューを果たす。ラジオ『えなこの○○ラジオ』ほか、TV、雑誌などさまざまなメディアで活躍中。

【CDリリース情報】
『えなこわーるど』
えなこの2枚目の音楽CD。その華やかなビジュアルに負けない甘くキュートな歌唱曲が全3曲収録されている。さらに、えなこ自身がプロデュースした32ページに及ぶグラビアフォトブックも同梱。目と耳の両方で”えなこわーるど”を味わえる1枚になっている。

発売日:8月28日(金)
価格:2,500円(税別)
レーベル:ムービック

【えなこ公式SNS】
公式ブログ https://lineblog.me/enakorin/
Twitter @enako_cos
Instagram @enakorin

《超!アニメディア編集部》
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