『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』より3ユニットがシングルをリリース! 上原歩夢、桜坂しずく、優木せつ菜のユニット A・ZU・NAは「王道に見えて……!?」【インタビュー】 | 超!アニメディア

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』より3ユニットがシングルをリリース! 上原歩夢、桜坂しずく、優木せつ菜のユニット A・ZU・NAは「王道に見えて……!?」【インタビュー】

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(『虹ヶ咲』)から生まれた3ユニットが2月12日にシングルを同日リリース。上原歩夢、桜坂しずく、優木せつ菜の3人によるユニット A・ZU・NAの魅力について、大西亜玖璃、前 …

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『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(『虹ヶ咲』)から生まれた3ユニットが2月12日にシングルを同日リリース。上原歩夢、桜坂しずく、優木せつ菜の3人によるユニット A・ZU・NAの魅力について、大西亜玖璃、前田佳織里、楠木ともりに話を聞いた。


“ヒロイン力”の高いメンバーが集まったユニット……!?

――3人でのユニットが決まったときの感想は?

大西 この3人はメンバーのなかでも特に個性が強いので、合うのかなぁ、と。

楠木 共通点があんまりないのかな?

前田 私はバランスがいいなって思ったよ。個性はバラバラだけど、好きなものがはっきりしているし。

大西 “ヒロイン力”はあるよね。いろいろなマンガやアニメのヒロインが集まった感じがする。

前田 せつ菜は熱血系だよね。

楠木 たぶん、バトルアニメのヒロインだね。

大西 それで、しずくが少女マンガのヒロイン。歩夢は……少年マンガのヒロインポジション⁉

前田 守られる人だ!

楠木 せつ菜が守る側で、歩夢は守られる側か~。

――ユニット名を聞いたときは?

前田 (PCやスマートフォンなどでの入力時の)変換が難しそうだなと思いました。今は早く予測変換で出てくれないかなって。

楠木 登録しなさいよ(笑)。私は『ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~お昼休み放送室~』というラジオをやっていたので、ほかのメンバーより先に候補を見せてもらっていたのですが、そのときからA・ZU・NA推しでした。英語なんだけど、和っぽい響きもあるし、それぞれの名前の一文字が入っていたりして、すごくしっくりきたんです。

大西 3人合わせて、ひとりの女の子が出来上がった感はあるよね。

楠木 「あずなちゃん」って実在しそうだよね。

前田 仲のいい子同士で、イニシャルのキーホルダーをおそろいで買うみたいなイメージだった。すごく仲のよさが出ていて、いいユニット名だなと思いました。

――3人で歌うことについては、どう感じていましたか?


楠木 しずくや歩夢のソロ曲は女の子らしくてキラキラしているけど、せつ菜はロックテイストな曲が多かったので、声が浮いてしまうんじゃないかと思っていたんです。あと、どんな曲が来ても、せつ菜としては新しいジャンルになるんだろうなとも思っていました。

前田 3人って、みんなの声がしっかりバランスよく聞こえる人数だと思うんですが、個性をどのぐらい出したらいいのかなとは思いました。

楠木 でも、結果的には個性は失っていないよね。

前田 うん、いい感じになった。

楠木 ただ、せつ菜はいつもより明るめに、かわいらしさもだいぶ意識して歌ったな。ふたりは、何か意識したことはあった?

前田 私はめっちゃキャピキャピしてた(笑)。

楠木 たしかに。可憐さより、かわいらしさが強めになった気はした。

大西 「Cheer for you!!」は「力強く歌ってください」って言われたから、ソロではあまり出さない声になったかも。

前田 私は「かわいらしく」って言われた。

楠木 そういうディレクションでバランスを取ってくださったのかもしれないね。

ステージでマジックをやる日が来るかもしれない!?「Dream Land!Dream World!」

大西亜玖璃(上原歩夢役)

――「Dream Land!Dream World!」は、曲中にセリフも入ったにぎやかな曲です。

大西 ショーっぽいキラキラした曲が好きだったので、「来た!」と思ってテンションが上がった覚えがあります。

前田 みんなでステッキとかを持って歌っているイメージがあるよね。

楠木 ハットとかもね。

前田 ……どうしよう、「ハトを出して」って言われたら。

楠木 お花にさせて~。

大西 じゃあ、お花で!

楠木 マジックをやることが前提でいいの!?

――レコーディングの思い出は?

大西 私が最初にレコーディングをしたから、キーが上がっちゃったのが申し訳なくて(笑)……。私、レコーディングするたびにキーを上げてしまうんです。

前田 収録スタジオに来て、「あれ、高くない?」って(笑)。

楠木 サビ前にロングトーンがあって、そこは苦しかった(笑)。

大西 歩夢ちゃんは「苦しいところがいい」って言われるんですよ。

楠木 せつ菜はソロ曲でも高音をたくさん出すのですが、歌い方や声質の問題なのか、どうしてもロックな感じに聞こえちゃうんです。でも、「Dream Land!Dream World!」は、スイング系のリズムも聞こえるような、おしゃれでかわいい曲だったので、どうやってせつ菜の歌い方に合わせていくのかをめちゃくちゃ考えました。結果、すごく明るく歌いましたね。満面の笑みで。

前田 すごくリズム感がいい曲で、聴いているみんなの手拍子も誘えそうだと思ったので、楽しく、ノリノリで歌うことを心がけました。それから、曲の明るさや雰囲気に合うように、しずくが「本来は持っているけど今まで出していなかった、でも、ここまで出せるんだよ」というかわいさを全力で出していこうと思って。ふだん、おしとやかなソロ曲が多いからこそ、A・ZU・NAでしかできないような面をここで見せたいと思って歌いました。

大西 せつ菜ちゃんはずっとアイドルだったし、しずくちゃんは演劇もやっているから、表現力に長けていて。歩夢はそれに引っ張ってもらいながら、楽しく歌いました。

――収録時に何かディレクションはありましたか?

楠木 サビ終わりに「Dream」というワードが出てくるので、発音よく歌ってみたら「カタカナの発音でいいです」って言われました(笑)。

大西 先に私がカタカナな感じで歌ってたからかな!?

楠木 そうなの?(笑)あとは、テンポが速くて跳ねたリズムが多いので、そこは何かと指示をいただいたかも。

前田 私も「常にタテ乗りを意識して」というディレクションをいただきました。あとは、特に指示はなかったけど「A・ZU・NAランド」はキーワードだと思っていたから、はっきりと歌うようにしました。

大西 タテ乗り感と、言葉をはっきりと言うのは気にしたよね。

前田 あと、ディレクションとは関係ないけど、ブレスできるところがないなって。

楠木 わかる! これにダンスが加わったら、どうするんだろう。

大西 やっぱりマジックをするしかない!(笑)

――A・ZU・NAランドといえば、新規録りおろしドラマ『A・ZU・NAランドへようこそ!』が、まさにA・ZU・NAランドの話ですね。

楠木 ちょっとホラーなのですが、底抜けに明るい怖さがあります。

前田 ずっとハイテンションの人が近くでしゃべっているみたいな感じですね。

大西 歌がすごく明るいので、ギャップがあって面白いと思います。

――A・ZU・NAランドには、どんなアトラクションがありそうだと思いますか?

楠木 ドラマパートに出てくるのは、乗っている人によってスピードが調節される、止まらないジェットコースターと……。

前田 絵本の思い出のホラーハウスがあったよね。ドラマに出てきていないものだと、メリーゴーランドはありそう。

楠木 コーヒーカップも。

前田 ……せつ菜はめっちゃ回しそうだよね。

楠木 そんなふうにせつ菜をイヤな目で見ないで(笑)。

前田 ごめん(笑)。みんなは何が好きなの? 私はジェットコースターとお化け屋敷が好き。

楠木 私はジェットコースターがメイン。あとは食べてる。

大西 わかる。私もひたすら食べてる。

楠木 じゃあ、せつ菜が作った料理が並ぶレストランとか……?

大西 一生懸命、歩夢が作り替えなきゃ!(笑)

前田 じゃあ、しずくは表現力でお客さんを呼び込むね!

3ユニット中唯一の応援歌「Cheer for you!!」

前田佳織里(桜坂しずく役)

――もう1曲の「Cheer for you!!」は、恋をしている人への応援歌ですね。

前田 ほかのユニットはみんな自分が恋をしているようなシチュエーションですが、この曲だけが友達を支えるような歌なんですよ。

大西 せつ菜って恋のイメージがあんまりないよね。

楠木 そうだね。だから、恋の応援はするんだな~って新鮮だった。

前田 レコーディングでは、「背中をグッと押してあげる曲なので、かわいくキュンとさせるよりは親友を応援してあげるように歌ってほしい」というディレクションをいただいたから、「大丈夫、A・ZU・NAにまかせて!」という気持ちはすごく込めました。ただ、もう収録済みだったせつ菜のめちゃくちゃハイテンションな声を聴いて、「これを上回らないといけないのか……」とも思った。

楠木 レコーディング当日に掛け声とかも入れることになったのですが、最初に録る人が基準になるから、元気さを失ったらもったいないなと思って、かなりテンションMAXで歌ったんです。歩夢としずくははっちゃけるタイプじゃないから、明るい曲で元気さを出せるのはせつ菜の役割かなと思ったの。

大西 でも途中のコーラスの部分で、ちょっと色気が出てたよね。

楠木 本当!? 色気、あった? ありました?

大西 うん(笑)。そのおかげで、収録時に「歩夢も(色気を)頑張って」って言われたけど難しかったな~。とにかく、私がともりちゃんについていくのと同じように、歩夢としてせつ菜ちゃんについていけるように頑張りました。

前田 しずくはつたなさとしっかりしたところの中間を取る感じで歌いました。せつ菜が熱血でかっこよく元気、歩夢がひたむきでまっすぐなピュアさを歌うのなら、しずくは、まったりと落ち着くような歌い方がいいのかなと。潤滑油みたいに、なめらかな役割ができたらいいなと思って、かわいくするところはかわいく、元気なところは元気にということは意識して歌いました。

大西 いつもよりたくさん、ラブリーさが出てたよ。

――完成したものを初めて聴いた感想は?

楠木 ソロのフレーズになったときに、印象的な歌い方をしている部分をピックアップしてくださっている気がしたので、すごく心地よく、個性を生かしつつ、まとまった歌になったなと思いました。“浮くかな?”と心配していたせつ菜も、大丈夫でしたし。

前田 バランスがよかったよね。みんなの声がぶつからずにちゃんと聞こえて、息がピッタリだなぁと感じました。

大西 もともと私たち3人は比較的、地に近い声でメンバーの声もあてているから、ナチュラルで聴き心地がいいなって感じました。

お互いの歌の好きなところは?

――3人でユニットを組むことになったということで、お互いの歌の好きなところなどを聞かせてください。

大西 ともりちゃんの高音のロングトーンは叫び声っぽくて、すごく心地いいです。気持ちをバンッと放っている感じがせつ菜だなぁって。

楠木 うれしい!

前田 最初のライブのときから、ともりは時間が許すかぎり、シャウトの部分をどうするかで悩んだり努力したりしているんだよね。それをずっと見てきたから、その頑張りが全部、歌に乗っている気がしていて。(せつ菜のソロ曲)「CHASE!」は、意志の強さが胸に刺さってくるみたいで、すごく好き。

楠木 うれぴ(笑)。

大西 かおりん(前田)はね、ソロでは可憐できれいな歌声だけど、ユニットでキャピキャピした曲になっても、全部ちゃんとしずくちゃんなんだよね。それがすごいなって思っています。

前田 しずくになれてる?

大西 なれてる!

楠木 しずくのイメージを守りつつ、最大限にいきいきと歌っている感じがあるんだよね。(しずくのソロ曲)「オードリー」みたいなかっこいい曲でどんなに声を張っても、ちゃんとしずく。

大西 張っているけど、しゃべっているみたいな歌い方をするよね。

楠木 そうそう、語りかけてくる感じ。

前田 ずっとそれを目標にしてやっていたので、一番近くで見てくれるメンバーにわかってもらえていたのがうれしい。

大西 一番近くにいたからよ!

楠木 (笑)。歩夢は、聞いているだけで自然と応援したいと思わせてくれるかわいさも、けなげさもあるところが歩夢だなぁって思う。もともと歌の響きが好きだから、やっぱりいいなって。

前田 私は亜玖璃ってファンの皆さんに引き上げられて成長するアイドルだと思っているんです。だから、リハーサルのときと本番とで空気感が違う。

楠木 わかる。本番になると会場を引き込んじゃうよね。

前田 うん。みんながどういう反応をしているのかをちゃんと見ているから、それが歌にもしっかり反映されているなって。そういうところが歩夢ちゃんらしいし、亜玖璃らしいと思う。

楠木 (東京・)品川ステラボールで開催されたイベント(『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 校内マッチングフェスティバル』)で、ソロ曲のときにあなた(大西)、泣いたでしょう?

大西 はい、泣きました(笑)。

楠木 それにつられて、裏でめっちゃ泣いちゃったんだけど。

大西 知ってる。映像で田中(ちえ美)とともりが泣いてるのを見て、私も家で泣いてた(笑)。

楠木 まさに、歩夢は周りの人の心を動かせる力があるんだなって思うんです。

大西 これ、照れますね(笑)。

――レコーディングのとき、特にどんなことを意識して歌っていますか?

前田 自分の気持ちも乗ってはいるけど、しずくちゃんが私の口を通して歌うこと、どれだけ自分の体を通してしずくちゃんを伝えられるかを意識しています。彼女は何にでもなれる子なので、その振り幅を見てくださる方に向けられたらいいなと。

楠木 せつ菜は、ふだんは明るい子ですが、葛藤していたり、周りの人のことを思って高ぶったり、大好きなことを伝えたくて叫んだりしているときに、気持ちが盛り上がってすごく熱くなるなと。「CHASE!」の曲をいただいたときに、その気持ちで歌えば整合性が取れるかなと考えて歌いました。ふだんのおしゃべりをしているときと歌とではギャップを感じる方もいると思うんですが、せつ菜を知れば知るほど歌に説得力が出てくるようになったらいいなって思いながら歌っています。

大西 歩夢ちゃんは、いい意味で頭を空っぽにして、ストレートに感じた気持ちで歌うようにしています。歩夢ちゃんは「あなた」のことや応援してくれるみんなのことが大好きなので、一番近くで応援してもらえるように、身近に感じてもらえるように心がけています。

楠木 そういえば、ライブ中の話ってあんまり聞かないけど、レコーディングとライブで歌うときの意識に差はある?

大西 めっちゃある

前田 あるある。

楠木 せつ菜が本当にライブをするとなったら、絶対、前に行くだろうと思うと、CD音源通りにならないだろうなと思っていて。もちろん、せつ菜であることは守りつつだけど、ライブ感があるパフォーマンスができたらいいなと思っているのね。

大西 私も、‟あなた”が一番近くで見てくれている状態のほうが気持ちは高ぶるし、伝えたい想いやあふれてくるものがあるから……。歩夢の曲は、いつもライブで完成するなって思いながら歌っているかな。

前田 本番前の会場リハーサルのときに、いろいろとディレクションも増えるから、それを冷静に対応しつつ感情を乗せるのは、実は難しいなと感じていて。それでも「本番は絶対にできる」って信じて臨んでる。信じる力を強く持っているから、ライブで“化ける”曲が生まれるんだろうなと思っています。

――1月18日・19日に行われた『ラブライブ!フェス』のように、お客さんを前にすると、自分の想像以上のパフォーマンスができることもありますか?

楠木 あります。『ラブライブ!フェス』で、初めて「楽しかった」「やりきった」って思えたんです。もちろん、これまでのイベントも楽しかったんですが、運動が苦手という意識が先に立ってしまって、楽しくはあったけど悔いも残っていたんです。でも、今回、技術面ではまだまだなところもたくさんありますが、いいパフォーマンスができたなと思って。応援してもらえる力、ライブの空気感って本当にすごいなって思いました。

大西 もちろん緊張もしたんですけど、見てもらいたいっていう気持ちがすごく強かったんです。そうすると、自分でも思いもよらないパワーが湧いてきて、フェスは特にすごいパワーが出ていたんじゃないかなと思っています。何より、泣きませんでしたし(笑)。

楠木 耐えたんだね。

前田 裏では、みんな感動して泣いていたけどね(笑)。私は、初めてちゃんと緊張した気がします。来てくださる皆さんにとって、ライブってすごく大切な日だと思うんですが、最高のパフォーマンスをするためには、リラックスすることが大事だと思っているので、なるべく特別な日だと意識しないようにしているんですね。それもあって、ふだんはほぼ緊張しないんですが、今回はそわそわしました。ソロでトップバッターだった2日目は、「息が切れないだろうか」とか「水を飲むタイミングはどうしよう」とか考え出すと止まらなくなっちゃって。でも、ステージに出たら、ペンライトの海に背中を押されて、改めて『ラブライブ!』が、‟あなた”と一緒に叶える物語なんだと強く感じることができました。『虹ヶ咲』を初めて見る人も多かったので、「やってやったぜ!」みたいな。

楠木 メンバーがみんな「『虹ヶ咲』ってすごいでしょ!」っていう気持ちだったよね。

歌やダンス以外のパフォーマンスにも挑戦したい

楠木ともり(優木せつ菜役)

――3人ユニットという形で活動することになったので、今後3人でやってみたいことを教えてください。

楠木 A・ZU・NAは「歌う」「踊る」だけじゃないパフォーマンスをしても許されそうだよね。

前田 3人合わせての大技とか?

楠木 組み体操?

大西 やだよ、私、背が大きいから下じゃん!

前田 組み体操で確定なの?(笑)

楠木 プロジェクションマッピングを使ったライブがやりたいです。曲もにぎやかで個性があるし、せつ菜はゲームやアニメも好きだから、そういう演出を同期させたら圧巻だと思うんです。

大西 豪華な演出にしたいよね。

前田 バンドとか? せつ菜がギターで、私がピアノで……歩夢はなんだろう? ギター?

大西 私、ギター弾けない。

前田 リコーダー?

大西 サックスなら、ちょっと吹けるよ。

楠木 じゃあ、私、トランペットやる。

前田 なんでもできそうだね。

楠木 A・ZU・NAのコンセプトに「何にでもなれる」というのがあるから、いろんなことに挑戦したいよね。

前田 テーマパークとコラボ!

大西・楠木 いい!

前田 ほかには、曲の頭とか曲間で演劇をやるとか?

楠木 即興劇、苦手なんですけど…。

大西 感動的な物語にできる自信はないですね。

前田 物ボケとか?

楠木 私たちスクールアイドルだから! 芸人さんじゃないから!

前田 大喜利同好会……?

楠木 やめて!(笑)

――ありがとうございました(笑)。では、最後に皆さんへひと言。

楠木 王道かと思いきや、個性派の3人がそろった、聴いていてすごく楽しくなれる曲に仕上がりました。「Dream Land!Dream World!」は自己紹介的な曲で、「Cheer for you!!」はみなさんを元気にできるような応援歌になっています。ソロとは違った空気感を届けられるように頑張りますので、ぜひチェックしてください。そして、何にでもなれる私たちが、今後どんな曲を歌っていくのか楽しみにしていてください。

大西 3人で活動していくと決まって、すごく楽しみですし、2曲ともハッピーになれる曲なので、ぜひ聴いていただき、明るく幸せな気持ちになっていただけたらと思います。そして、A・ZU・NA推しになって、応援していただけたらうれしいです。

前田 このメンバーは本当に予測不可能だと思うので、振り落とされないようについてきてください。一緒に遊ぶような感覚でライブも楽しめたらいいなと思いますし、みんなで一緒に作り上げるユニットになりたいです。A・ZU・NAには跳ねてほしいんです!

楠木 率直だね(笑)。

大西 推してください、跳ねさせてください!

前田 メンバーの個性も豊かですし、3人ならではの面白さも出ると思っています。ぜひ、今後の展開も楽しみにしていてください。

取材・文/野下奈生(アイプランニング)

 

 

・リリース情報
「Dream Land!Dream World!」
A・ZU・NA
上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
桜坂しずく(CV.前田佳織里)
優木せつ菜(CV.楠木ともり)
バンダイナムコアーツより2月12日発売
価格:1,400円(税別)

ラブライブ!公式サイト
http://www.lovelive-anime.jp/

(C)プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

《超!アニメディア編集部》
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