「ONE PIECE」の劇場版最新作でありアニメ放送20周年記念作品でもある劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』（スタンピード）。ルフィたち麦わらの一味だけでなく、 “最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニーらも登場、さらにロー、バギー、ハンコック、スモーカー、サボ、ルッチとルフィが共闘することが発表されるなど、話題に事欠かない本作が8月9日より公開となった。
今回は、劇場版の製作とアニメ放送20周年を記念し、「麦わらの一味」の声優陣9人にインタビュー。連載形式で展開していく。第五回目はウソップ役の山口勝平。
――劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』のご感想をお聞かせください。
まさにお祭り映画ですね。『STAMPEDE』というタイトルどおり、“熱狂”が感じられる作品だと思います。すでにたくさんの方々に観てもらったと思うんですけど、「ONE PIECE」初期に登場したバギーやワポルから、最近人気のローやサボまでたくさんのキャラクターが登場するので、自分の推しキャラだけに注目するような見方も楽しめそうですよね。
――ウソップの注目ポイントは？
ウソップは悪魔の実の能力もなければ、何か突出した強さを持っているわけでもなく、この「ONE PIECE」という世界では数少ない“普通”の人間なんですよね。だからこそ今回も勇気を持って行動することが、ウソップの活躍につながったのかなと思いました。ウソップはルフィがやられている姿を見ると“ヤル気スイッチ”が入るし、逆にウソップがやられている姿を見ると今度はルフィの“ヤル気スイッチ”が入る。そこに、イーストブルーからの付き合いの長さを感じます。ウソップはルフィが海賊王になる男だと信じていて、その思いを源に行動することが、彼の本質なのかなと思います。セリフの「俺は狙撃手、援護が花道」の言い方にも注目してほしいです。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は2019年8月9日(金)より公開中。なお本インタビューの続きは別途展開予定。
【プロフィール】
山口勝平【やまぐち・かっぺい】5月23日生まれ。福岡県出身。悟空所属。主な出演作は『名探偵コナン』工藤新一役・怪盗キッド（黒羽快斗）役、『犬夜叉』犬夜叉役、『ゲゲゲの鬼太郎』一反もめん役、『境界のRINNE』六道鯖人役など。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』８月９日（金）公開
原作・監修：尾田栄一郎
監督：大塚隆史
■出演
田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 磯部勉
ゲスト声優：ユースケ・サンタマリア 指原莉乃 山里亮太 （南海キャンディーズ）
主題歌/ WANIMA「GONG」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン)
公式サイト
onepiece-movie.jp
ⓒ尾田栄一郎／２０１９「ワンピース」製作委員会
