2025年9月19日21時から「金曜ロードショー」にて、『眠れる森の美女』に登場する悪役で自らを「すべての悪の支配者」と称する妖精“マレフィセント”の視点から物語を描いた実写映画『マレフィセント』が本編ノーカットで放送される。本稿にて、実写キャストや吹き替え担当声優、あらすじなどをまとめて紹介しよう。
放送情報
2025年9月19日21時~22時54分
日本テレビ「金曜ロードショー」にて本編ノーカット放送
【劇場公開】2014年
見どころや興行収入
『マレフィセント』は、『眠れる森の美女』に登場するヴィランで邪悪な妖精“マレフィセント”の視点から描かれた実写映画。
興行収入は全世界で7億5千万ドル(約1,100億円 ※2014/05/30~2014/12/04 IMDb)を超え、日本でも65億円(〈一社〉日本映画製作者連盟 平成27年1月)を超える大ヒットを記録。
マレフィセント役には、アンジェリーナ・ジョリー。オーロラ姫役には、わずか2歳8か月で“天才子役”として『アイ・アム・サム』(2001)でデビューしたエル・ファニング。監督は『アバター』(2009)、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)でプロダクション・デザイナーを務めたロバート・ストロンバーグが名を連ねる。
日本語吹き替えは、マレフィセントの声を、アンジェリーナ・ジョリーの吹き替えを数多く担当している深見梨加。オーロラ姫の声を、声優としても評価の高く、ディズニー映画『ズートピア2』でも声優を担当した俳優・上戸彩が担当。
あらすじ

妖精の国・ムーアで育った可憐な妖精・マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、ある日、敵対している人間の国の青年・ステファン(シャールト・コプリー)と出会い、恋に落ちた。しかし、ステファンの心は野心にあふれ、いつしかマレフィセントから離れていく。
時が経ち、人間と妖精の戦いが再燃。ムーアの守護者として国をまとめる存在に成長したマレフィセントは人間たちの襲撃をことごとく追い返していた。人間の国の王様は「マレフィセントを殺した者を娘と結婚させる」というおふれをだす。王の言葉に目がくらんだステファンは、久しぶりにマレフィセントのもとを訪れる。何も知らず、ステファンが会いに来たことを喜んだマレフィセントだったが、ステファンはそんな彼女を騙し、トレードマークである大きな翼を奪い去ってしまう。ステファンは「マレフィセントを殺した証拠」として王に翼を渡し、計画通り王座を手に入れた。
ステファンの裏切りを知ったマレフィセントは絶望し、悲しみと憎しみからすっかり豹変。ムーアは以前のような輝きを失ってしまった……。

そして、ステファンと王妃の間に美しい姫・オーロラが誕生。妖精のノットグラス(イメルダ・スタウントン)たちがオーロラの誕生を祝福する中、マレフィセントがパーティーの場に現れた。復讐に駆られたマレフィセントはオーロラに“呪い”をかける。オーロラは16歳の誕生日に糸車の針で指を刺して永遠の眠りにつき、真実の愛のキスだけがその眠りを覚ますことができるというのだ。呪いを恐れた王は、ノットグラスたちに密かにオーロラを育てるよう命令。妖精たちは森の奥でオーロラを育てようとするが……。
キャスト/吹き替え
<マレフィセント> アンジェリーナ・ジョリー(深見梨加)
<ステファン> シャールト・コプリー(てらそままさき)
<オーロラ姫> エル・ファニング(上戸彩)
<ディアヴァル> サム・ライリー(阪口周平)
<ノットグラス> イメルダ・スタウントン(福田彩乃)
<シスルウィット> ジュノー・テンプル(福田彩乃)
<フリットル> レスリー・マンヴィル(福田彩乃)
スタッフ
<監督> ロバート・ストロンバーグ
<脚本> リンダ・ウールヴァートン
<製作> ジョー・ロス, p.g.a.
<製作総指揮> アンジェリーナ・ジョリー、マイケル・ヴィエイラ、ドン・ハーン、パラク・パテル、マット・スミス、サラ・ブラッドショウ
<撮影> ディーン・セムラー, A.C.S./ASC
<編集> クリス・レベンゾン, A.C.E.、リチャード・ピアソン, A.C.E.
<音楽> ジェームズ・ニュートン・ハワード
登場キャラクター
マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー/声:深見梨加)
邪悪な妖精。森の木々を自在に操る力を持つ、木の妖精。人間界からは“敵”と恐れられている。大きな2本の角があり、かつては大空を飛び回ることのできる翼を持っていた。その生い立ちは謎に包まれている。

オーロラ(エル・ファニング/声:上戸彩)
美しきプリンセス。王家に生まれながら、マレフィセントに呪いをかけられたため、身分を隠して森の中で育てられる。輝くような美しさと、自然を愛する優しい心の持ち主。人間界と妖精界の平和の鍵を握る。

ディアヴァル(サム・ライリー/声:阪口周平)
マレフィセントに仕えるカラス。人間に捕まったところをマレフィセントに助けられた。以来、マレフィセントに忠誠を尽くし、彼女のよき理解者となる。マレフィセントの力によって、変幻自在に姿を変える。

3人の妖精(声:福田彩乃)/ノットグラス(イメルダ・スタウントン)、フリットル(レスリー・マンヴィル)、シスルウィット(ジュノー・テンプル)
オーロラ姫を育てる3人の妖精。ステファン王に仕えている。オーロラ姫が16歳になるまで、森の小屋で育てる役目を仰せつかるが、家事や子育ては得意でない。つねに騒動を巻き起こす。

ステファン(シャールト・コプリー/声:てらそままさき)
野心家の国王。オーロラ姫の父。目標を遂げるためなら手段を選ばない。平民として生まれながら、一国の王に上りつめた。その過程で何があったのかは知られていない。

実写映画『マレフィセント』オリジナル・サウンドトラック【曲目リスト】
1.マレフィセントの組曲
2.ムーア国へようこそ
3.空を舞うマレフィセント
4.ムーア国の戦い
5.子育てする3人の農婦
6.もう行きなさい
7.オーロラと子鹿
8.洗礼式
9.フィリップ王子との出会い
10.糸車と呪い
11.今すぐ一緒に
12.破滅への道
13.妖精の国のオーロラ
14.焼き払えないイバラの壁
15.解けない呪い
16.あなたがマレフィセント
17.空中で踊る兵士たち
18.フィリップ王子のキス
19.鉄の防具
20.真実の愛
21.取り囲まれたマレフィセント
22.妖精の国の女王
23.いつか夢で/ラナ・デル・レイ
24.ONCE UPON A DREAM ~いつか夢で~ 【日本盤ボーナス・トラック】/大竹しのぶ
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