「ONE PIECE」の劇場版最新作でありアニメ放送20周年記念作品でもある劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』(スタンピード)。ルフィたち麦わらの一味だけでなく、 “最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニーらも登場、さらにロー、バギー、ハンコック、スモーカー、サボ、ルッチとルフィが共闘することが発表されるなど、話題に事欠かない本作が8月9日より公開となった。
今回は、劇場版の製作とアニメ放送20周年を記念し、「麦わらの一味」の声優陣9人にインタビュー。連載形式で展開していく。第四回目はトニートニー・チョッパー役の大谷育江。
――劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』の内容について、ご感想をお聞かせください。
これまでの冒険で出会ってきたルフィの宿敵たちがたくさん出てきて、大物しかいない壮大な学園祭みたいな感じです(笑)。本当にアニメ20周年だからやれた作品ですね。面白いのは、いろいろなキャラクターの組み合わせが楽しめるところですね。バギーとハンコックのギャグみたいな掛け合いとか、個人的にはサボとスモーカーもいいですね。革命軍と海軍で立場は違うけど、今回はひとつの目標に向かってタッグを組むなどして、今までの常識が通用しないシーンがたくさんあって面白いです!
――チョッパーの注目ポイントは?
医者として怪我人を治療したり、どう対応するべきかと駆け回ったり、ふだんの冒険では当たり前すぎて目立たないところで、チョッパーは頑張っていましたね。そういう意味では、彼の本分をまっとうしているシーンが見せ場だったと思います。ルフィとウソップがボロボロになって、すぐに手当をするときも、友達として心配するのではなく、医者としてどうやったら救えるだろうと考えているのが伝わってくるんですよ。ただ単に途方に暮れるわけではない彼の“強さ”が垣間見られたかなと思います。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は2019年8月9日(金)より公開中。なお本インタビューの続きは別途展開予定。
【プロフィール】
大谷育江【おおたに・いくえ】8月18日生まれ。東京都出身。マウスプロモーション所属。主な出演作は『ポケットモンスター』シリーズ/ピカチュウ役、『名探偵コナン』円谷光彦役、『PERSONA5 the Animation』モルガナ役など。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』8月9日(金)公開
原作・監修:尾田栄一郎
監督:大塚隆史
■出演
田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー 磯部勉
ゲスト声優:ユースケ・サンタマリア 指原莉乃 山里亮太 (南海キャンディーズ)
主題歌/ WANIMA「GONG」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン)
公式サイト
onepiece-movie.jp
ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会