『劇場版 夏⽬友⼈帳 〜うつせみに結ぶ〜』の初日舞台挨拶が、9月28日に新宿バルト9で行われ、神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、堀江一眞、佐藤利奈、バイきんぐ、島本須美、高良健吾が登壇。
シリーズ10周年を迎えたということで、作品の魅力について問われると、井上はニャンコ先生声で自分だとアピール。その上で、神谷の優しい声を絶賛。全体的な優しさが魅力に繋がると語った。
ゲストの高良は「俳優が声優をやらせていただくのに対して、色々思うことはありますが、せっかく好きな作品に参加させてもらうのであれば、その意味を考えながらやらせていただきました。一人でブースに入ってアフレコするのは孤独で難しいけど、すごく楽しかったです」と、もともと『夏目友人帳』が好きだったことも明かし、アフレコの感想を語った。高良の母親役を演じた島本は、高良演じる息子を“優しい自慢の息子”と。さらに、共演経験の多い井上が現場にいることを知り、安心して挑んだが、ニャンコ先生の声を聞いて驚いたことを告白。
また、作品にちなんで、印象深い出会いと別れについて聞かれると、佐藤は飼い猫との出会い、堀江は高校時代に亡くした友人について、小林はたてかべ和也、井上は永井一郎、島本は麻生美代子といった、恩人との出会いについて明かした。一方の神谷は、初めて会った高良について、まるで彫刻のようにかっこいいと絶賛した。
舞台挨拶中、島本はバイきんぐ小峠が話すと、興味津々に質問をし、その芸人さながらないじり方に、会場中が笑いに包まれる一幕も。
最後にキャスト陣は、何度も劇場に足を運んでほしいと語り、舞台挨拶は終了した。
〈「劇場版 夏⽬友⼈帳 〜うつせみに結ぶ〜」情報〉
全国公開
<イントロダクション>
2003年の初出当初から多くの読者を魅了してきた緑川ゆきの代表作「夏⽬友⼈帳」(⽩泉社 ⽉刊LaLa連載)は、優しさと切なさの溢れる描写が話題となり、漫画ファンを中⼼に圧倒的な⽀持を得てきました。TVアニメ第⼀期は2008年に放送を開始、その後2017年の第六期まで継続され、深夜アニメとしては他に類を⾒ないロングシリーズとなりました。 そして、2018年秋、アニメ「夏⽬友⼈帳」の集⼤成ともなる劇場版がスクリーンに登場。本作では、シリーズ初の⻑編映画として、原作者監修による完全新作のオリジナルエピソードが描かれます。総監督は、第⼀期〜第四期TVシリーズの監督(第五期〜第六期は総監督)をつとめ、実写的な演出に定評のある⼤森貴弘。監督はアニメーターとしても幅広く活躍する伊藤秀樹。脚本は数多くの劇場作品を⼿掛けてきた村井さだゆき。アニメーション制作はTVシリーズを担当してきた朱夏。確かな実⼒と多くの経験を積んだスタッフの⼿によって、待望の劇場アニメーションが誕⽣します。
<プロローグ>
⼩さい頃から、他の⼈には⾒えない妖(あやかし)を⽬に映すことができた夏⽬貴志。亡き祖⺟レイコが勝負をしかけ、負かした妖に名前を書かせた契約書の束「友⼈帳」を 継いで以来、⾃称⽤⼼棒・ニャンコ先⽣とともに、妖たちに名を返す⽇々――
<スタッフ>
原作:緑川ゆき/⽉刊LaLa(⽩泉社)連載
総監督:⼤森貴弘
監督:伊藤秀樹
脚本:村井さだゆき
妖怪デザイン・アクション作監:⼭⽥起⽣
サブキャラクターデザイン:萩原弘光
美術:渋⾕幸弘
⾊彩設定:宮脇裕美
編集:関 ⼀彦
撮影:⽥村 仁・川⽥哲⽮
⾳楽:吉森 信
アニメーション制作:朱夏
製作:夏⽬友⼈帳プロジェクト
配給:アニプレックス
〈キャスト〉
夏⽬貴志:神⾕浩史
ニャンコ先⽣・斑:井上和彦
夏⽬レイコ:⼩林沙苗
夏⽬貴志(少年時代):藤村 歩
結城大輔:村瀬 歩
藤原塔⼦:伊藤美紀
藤原 滋:伊藤栄次
⽥沼 要:堀江⼀眞
多軌 透:佐藤利奈
⻄村 悟:⽊村良平
北本篤史:菅沼久義
笹⽥ 純:沢城みゆき
名取周⼀:⽯⽥ 彰
柊:ゆきのさつき
笹後:川澄綾⼦
⽠姫:樋⼝あかり
ヒノエ:岡村明美
三篠:⿊⽥崇⽮
ちょびひげ:チョー
⼀つ⽬の中級妖怪:松⼭鷹志
⽜顔の中級妖怪:下崎紘史
河童:知桐京⼦
津村容莉枝:島本須美
津村椋雄:高良健吾
劇場版公式 サイト
http://natsume-movie.com/
©緑川ゆき・⽩泉社/夏⽬友⼈帳プロジェクト