【インタビュー】引坂理絵、美⼭加恋、⾼橋李依 3世代プリキュアが集結! 『映画プリキュアスーパースターズ!』プリキュアの現場はアフレコ以外も気が抜けない!? | 超!アニメディア

【インタビュー】引坂理絵、美⼭加恋、⾼橋李依 3世代プリキュアが集結! 『映画プリキュアスーパースターズ!』プリキュアの現場はアフレコ以外も気が抜けない!?

毎年恒例となっているプリキュアの春映画のシーズンが到来! 3月17日(土)に公開される『映画プリキュアスーパースターズ!』は、「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」 「魔法つかいプリキュア!」の3 …

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 毎年恒例となっているプリキュアの春映画のシーズンが到来! 3月17日(土)に公開される『映画プリキュアスーパースターズ!』は、「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」 「魔法つかいプリキュア!」の3作品に登場するプリキュアたちが集結! はなが幼い頃に出会った謎の少年・クローバーとの約束を果たすべく、突然あらわれた怪物・ウソバーッカにプリキュアたちが力を合わせて立ち向かい、成長する姿が描かれている。今回は各作品でピンクプリキュアを演じる引坂理絵(「HUGっと!プリキュア」キュアエール/野乃はな)、美⼭加恋(「キラキラ☆プリキュアアラモード」キュアホイップ/宇佐美いちか)、⾼橋李依(「魔法つかいプリキュア!」キュアミラクル/朝日奈みらい)に、作品の魅力、演じた感想などについて聞いた。


ーー「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」 「魔法つかいプリキュア!」のプリキュアたちが勢ぞろいした本作ですが、まずは台本を読んで受けた印象、実際演じられた感想をお願いします。

高橋 自分の演じたところで言うと「魔法つかいプリキュア!」の世界は生きているんだなと思いました。みらいたちの時間は全然止まってなかったんだなというのが再認識できたといいますか。またあの日常が帰ってきたんだなと思うくらいすごく楽しくお芝居させていただきました。「魔法つかいプリキュア!」を見て楽しかったと思っていただいていた方は絶対に見ていただいた方がいいと思います!(笑)

引坂 私はキュアエール/野乃はなとして、今回が初めての映画出演だったのですが、さっそくはなちゃんの過去に触れるお話が描かれていて、一視聴者としても楽しませていただきました。実際演じてみて、クローバーとの約束が絡んでくる過去の部分では「どういうはなちゃんでいればいいんだろう、どう表現すればいいんだろう」ということをすごく考えました。あとは、周りのメンバーや先輩プリキュアたちとの交流をさせていただいて「わー、私たちもついにプリキュアの仲間入りしたんだ!」と思いました。

美山 『映画プリキュアスーパースターズ!』は、私にとって初めて後輩ができた作品です。先輩ぶってるじゃないですけど(笑)、先輩の威厳を見せられるシーンもあって、いちかたちも大人になったんだなと思いました。「キラキラ☆プリキュアアラモード」を1年間やらせていただいて、人の成長を濃密に描いている作品という印象が強かったんです。その分積み上げてきたものも大きかったですし、だからこそ「よし、ここまでちゃんとこれた。バトンをちゃんと次に渡そう!」という心持ちで今回の作品には挑めました。あとは、「キラキラ☆プリキュアアラモード」でヤパパ役などを演じていた引坂さんが新プリキュアということで、みんなで喜びましたね。アフレコですごく頑張っている姿にも感動しながらみんな見ていました(笑)。

引坂 嬉しいです!

美山 ちゃんとバトンを託せてよかったです!

ーー先輩プリキュアとなるいちかとみらいを演じた高橋さん、美山さんから見た引坂さんが演じるはなというキャラクターに対して、また、はなを演じる引坂さんの印象をお聞かせください。

高橋 アフレコではなちゃんとみらいの掛け合いをさせてもらって感じたのが、プリキュアのピンクとして、地に足がついている力強さです。名前も「野乃はな」で草木を連想させるもので、根っこがどっしり地に生えている感じがしました(笑)。アフレコのマイクの前での引坂さんの姿も大きい木が生えてるみたいにすごいしっかりしていて、パワーを感じました。押したら倒れてしまいそうなかよわい感じではなく、「これは子育てするな、母だな」と。

引坂 ありがとうございます!(笑)

美山 引坂さんはすごく努力家のイメージがあります。あと、ムードメーカーでみんなを元気にしてくれるところがはなちゃんそのものだなと。今回の映画の中でもはなちゃんがコミカルですごく面白くて…。

高橋 ギャグがすごく面白いんです。

美山 (笑)。引坂さんのお人柄の良さが出ているなと。だからこそ引坂さんが演じるはなちゃんを応援したくなります。でも応援しなくても大丈夫なくらいいつもどっしり構えてて…(笑)。

高橋 たしかに(笑)。 

引坂 えぇ!(笑)

美山 (新米プリキュアだけど)すでにかっこいいんですよね。

引坂 違う目線からの貴重な意見を聞くことができて嬉しいです。そんなに私、どっしりしていたんだなって思いました(笑)。

ーー(笑)。映画初出演されてみていかがでしたか?

引坂 この1、2ヶ月は怒濤のように過ぎていきました。本当にあっという間で、自分の体が追いついていかない感じでしたね。TVシリーズと同時に映画のアフレコも進んでいっていったのですが、自分の中ではすべてが大切な思い出です。TVシリーズも始まったばかりですが、今の私たちができるものは出せたかなと思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

ーーそれぞれが演じるキャラクターの見どころを教えてください。

高橋 私は、みらいたちが語らずに目線で語り合うところが好きです。

美山 めっちゃカッコ良かったです!

高橋 ありがとう! 

美山 ちょっと泣きそうになりました!

高橋 3世代のプリキュアのお話なのに、こんなに「魔法つかいプリキュア!」らしさを全面に出しちゃっていいのかなと思うくらいすごくいいシーンだなと思いました。このシーンには、私たちの世代らしさを詰め込ませてもらいましたね。言葉にしないで信頼が伝わる、というのを感じていただけると思います。

引坂 映画では、はなちゃんがどういう子なのかというのが、すごく描かれていて、特にクローバーに対する気持ちが繊細に描かれているところをぜひ見ていただきたいです。あとは、先輩プリキュアたちの助けによって進んでいくところがあります。みんながいたからこそ、このお話が最後まで走り抜けることができたと思うので、そこはぜひ注目して見ていただきたいなと思います。

美山 「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」 「魔法つかいプリキュア!」チームに分かれたときにピンク以外のメンバーが、ピンクのことをどう思っているのかが分かるシーンがあるんです。私自身、その一言一言にプリキュアを演じた1年間の思い出がギュッとつまっているなと思ったので、1年間応援してくださった皆さんにも感じとってもらえるものがあるんじゃないかなと思います。収録していてちょっと泣きそうになりましたね。「キラキラ☆プリキュアアラモード」 チームが「HUGっと!プリキュア」チームと初めて出会う作品でしたし、その出会いを通して「キラキラ☆プリキュアアラモード」 の個性ってまだまだこんなにあったんだっていうのを気付かされた気もします。この映画ならではのキャラクターたちの自由さにも注目していただきたいですし、はなちゃんのことも最後まできっと応援したくなると思いますので、ぜひ劇場ではライトをいっぱい振っていただきたいです!

ーーアフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?

高橋 日によって収録するメンバーが違っていたんです。2日間あったんですけど、1日目が「キラキラ☆プリキュアアラモード」チームと「HUGっと!プリキュア」チームとゲストさんで、2日目が「魔法つかいプリキュア!」チームといちかちゃん、はなちゃん、あとは妖精さんたちで。だから日によって少し空気感は違ってたのかな?

引坂 まさに…子どもを見守る親の気持ち?という感じで、マイクの前に立っていました。でも1日目に緊張した分、2日目は少し落ち着いてできたと思います。「魔法つかいプリキュア!」チームの方たちがやさしく声をかけてくださいました。あとは、「アスパワワ」(※注)に似た言葉でより難しい早口言葉を作るという遊びを通して、楽しい雰囲気を作っていただきました(笑)。

高橋 「アスパワワ」って発音が難しくて、どうやったらもっと早口言葉らしく難しく言えるのかっていうのをリコ役の(堀江)由衣さんがやり出して(笑)。盛り上がってましたね。

引坂 そうやって「HUGっと!プリキュア」に登場する言葉を使って、現場にいい雰囲気を作ってくださいました。台本を読みながら「たしかに難しいな」って思ってました(笑)。

高橋 真剣に台本を読んでる最中なのにね(笑)。

美山 (笑)。

引坂 あと、映画のアフレコをしていたのがTVシリーズが放送される前で、技や変身の決め台詞を先輩方に初めて披露したんです。そしたら「キラキラ☆プリキュアアラモード」の皆さんが「かわいいね」と言ってくださっているのを小耳にはさんで(笑)、「うれしー♡」と思いながらマイク前に立っていました。「魔法つかいプリキュア!」「キラキラ☆プリキュアアラモード」どちらのチームからも温かい目で見守っていただいていたのが印象的でした。

美山 私は「HUGっと!プリキュア」の皆さんの必殺技のセリフのあまりの高音ぶりに驚かされました。思わずみんなで拍手をしてしまったくらい(笑)。あと…ステラおばさんの話って大丈夫ですか?

引坂 大丈夫です(笑)。

美山 「キラキラ☆プリキュアアラモード」のときにペコリン役のかないみかさんがいつも引坂さんに「今日クッキー焼いてきたの?」って聞くと、引坂さんが「ステラおばさんじゃねぇよ!」ってツッコむっていうのが大流行してたんです。今回のアフレコでも来た早々、「今日クッキーは?」って言われてて(笑)。

引坂 そうなんです。かないさんには鍛えていただきました(笑)。「必ず『クッキーは?』って聞かれたら必ず、『ステラおばさんじゃねぇよ!』って返しなさい」って言われてて(笑)。

美山 「どんな先輩に言われてもやりなさい」って言われてましたよね。

引坂 そうなんです(笑)。

高橋 完璧な姿を見せていただきました(笑)。

美山 最初はちょっと控えめだったけど…

引坂 だんだん「じゃねぇよ!」もちゃんと言えるようになって(笑)。

美山 台本を真剣に読んでても、振られたらすぐ対応できるようにしてた(笑)。

引坂 気が抜けませんでした(笑)。準備しておかないといけないなって(笑)。

ーーアフレコ以外の時間も気が抜けないですね(笑)。今回、ゲスト声優としてウソバーッカ役に北村一輝さん、物語の鍵を握る不思議な男の子・クローバーを小野賢章さんが出演されています。お2人の印象はいかがでしたか?

高橋 私は収録が別だったので、お2人にはお会いできてないんです。(引坂、美山の方を見て)なので、お2人から…。

引坂 初めてお2人のキャラクターを知ったのがCMだったんです。「どなたがやってるんだろう?」と思ってたら(小野)賢章さんで、クローバーの儚さをすごく繊細に演じられていて。私の演技に合わせて「もうちょっとこうさせてください」と調整されていたり、私との掛け合いがうまくいくようにすごく配慮してくださったり、より素敵なものになるように、すごく考えていらっしゃるんだなという印象でした。クローバーは賢章さんにしかできないキャラクターだなと心から思いましたね。ウソバーッカに関しては実はまだキャラクターのお声をちゃんと聞けてないので、皆さんと同じで、映画の公開が楽しみです。

美山 そうですね。私もウソバーッカに関しては聞けてないので、「まさか北村さんが!」と思ったのと、どんな感じになっているのかただただ気になっています(笑)。引坂さんもおっしゃっていた通り、賢章さんはすごく繊細なお芝居をされる方で尊敬している声優さんの1人だったので、今回ご一緒することができてすごく嬉しかったです。あと、クローバーはすごくかわいらしい男の子なので、アフレコで毎回「俺かわいかった?」って気にしてらしたのを覚えています(笑)。

引坂 その姿、見てました(笑)。

美山 「誰よりもかわいかったです!」って返しました(笑)。女の子だけの現場ってなかなかないみたいで、「どうしたらいいの、俺(笑)」ってずっと言ってらっしゃいましたね。変身のシーンや必殺技のシーンを私たちがセリフを言う時に、こっそり後ろで一緒に言ってたり(笑)。プリキュアってチーム感がすごく強い作品なので、ゲストで1日だけ入るのって大変なこともあるのかなと思うんです。そうならないように私たちもいっぱい話しかけたり、「差し入れどうぞ」ってすすめてみたりするんですけど、賢章さんは私たちがする前にご自分で皆さんに話しかけてらして。やさしさがすごくあふれていて、そういうところが「クローバーだ!」と思いました。クローバーのやさしさや繊細な感じが見ている人の心にしみる素敵なお芝居をされていたので、じっくり見ていただきたいです。

ーー最後に、皆さんは各作品において主役を演じられてきたわけですが、プリキュアピンクを演じる上で、意識すること、共通しているなと感じるところはありますか?

高橋 これまで取材でも「プリキュアとは」「ピンクとは」と聞かれる機会も多かったので、いろいろ考えたのですが、オーディションでは、あくまで朝日奈みらいの役を受けに行っていて、朝日奈みらいがプリキュアに変身しましたぐらいな感覚だったんです。変身前の1人の女の子として向き合っていたので、彼女はプリキュア、その中でたまたまピンクだった、ぐらいな感じで。あと、周りに支えてくれる人たちがいたからこそ、「魔法つかいプリキュア!」の1年間、のびのびとやれたんじゃないかと思います。だから、ピンクって逆に何も背負ってないんじゃないかなと今は思うんです。周りの方の方がいろいろ考えてくれてたんじゃないかなって。

引坂 私も「ピンクとは」を考えるというよりは、はなちゃんとして今できることを考えています。重要なのは、いかに元気よく、はなちゃんのよさを私がどれだけ出せるかということが大事だと思うので、がむしゃらに演じて、その結果として、皆さんにピンクとして認めていただけたらいいのかなと思います。なので、今ははなちゃんにいかに寄り添っていけるかを第一に考えて一生懸命やらせていただいています。

美山 私もまったく同じで、どの作品でも共通して「ピンクはこうなんです」というのはないと思うんですよね。それよりは周りの皆さんが座長にしてくれるというイメージで。主役ということでやらなきゃいけないことも多いですし、集中していないと、どんどんキャラクターが成長していってしまうからすぐに追いつかれちゃうんです。だから常に自分が進んでないといけないし、目の前のことに精いっぱい集中していないといけないんですが、そうできるように周りのみんながさせてくれたんだなと思います。本当に周りに支えられた1年でした。「座長には2種類のタイプがいる」って「Go!プリンセスプリキュア」の方から教わったことがあって「背中を見せる座長と引っ張っていく座長がいる」って言われたんです。「私は引っ張ってることは難しいな。だったら自分がキャラクターに置いてかれないように精いっぱい1年間歩み続けていく姿をみんなに感じてもらえればいいな」と思ったんです。そうやってできたのも本当に周りのみんながいたからこそだと思うので、「みんなのことを信じる」という部分は、作品を問わず共通するところなのかなと思います。

※注:「HUGっと!プリキュア」に登場する世界にあふれている明日を創る希望の力。


◆プロフィール
引坂理絵【ひきさか・りえ】9月11日生まれ、鹿児島県出身。「キラキラ☆プリキュアアラモード」光岡じゅんこ、ヤパパ役 他、「はなかっぱ」アリ二郎役など。

美山加恋【みやま・かれん】12月12日生まれ、東京都出身。「エンドライド」アリシア役、「アイカツフレンズ!」蝶乃舞花役など。

高橋李依【たかはし・りえ】2月27日生まれ、埼玉県出身。「からかい上手の高木さん」高木さん、「ゆるキャン△」斉藤恵那役など。

<『映画プリキュアスーパースターズ!』情報>  
【公開⽇】3⽉17⽇(⼟)ロードショー     
【声の出演】引坂理絵 本泉莉奈 ⼩倉唯 美⼭加恋 ⾼橋李依 
ゲスト声優:北村⼀輝 ⼩野賢章 他

【ストーリー】私、野乃はな!今日は待ちに待ったはぐたんのお花畑デビュー♪のはずだったのに、突然あらわれた怪物・ウソバーッカが、世界中をウソだらけにするため大暴れ!さあやとほまれがさらわれてしまったの!めちょっく!!しかも次は「プリキュアアラモード」 と「魔法つかいプリキュア!」がねらわれているみたい…急いでみんなを探そう! ウソバーッカの戦いの中で、私は思い出したの。幼いころ不思議な男の子・クローバーとの約束を果たせなかったことを…。私、ちゃんと気持ちを伝えなきゃ!そしてみんなの世界を守ろう!!


公式サイト  
http://www.precure-superstars.com/

©2018映画プリキュアスーパースターズ!製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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