「東京ゲームショウ2017」のスクウェア・エニックスブースにて、2018年に配信予定のアプリ『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』のTGS2017スペシャル生放送イベントが行われた。出演者は衛藤可奈美役の本渡楓、安桜美炎役の茜屋日海夏と、アニメ『刀使ノ巫女』監督の柿本広大、ゲームプロデューサー・椎名崇徳。
『刀使ノ巫女』は、2018年1月より放送開始予定のオリジナルTVアニメ。「荒魂」と呼ばれる人の世を脅かしてきた異形の存在を、神性を帯びた稀少金属・珠鋼(たまはがね)で精錬し作り出された日本刀“御刀”で祓う神薙の巫女「刀使」たちの活躍を描いた物語だ。
アニメ『刀使ノ巫女』キービジュアル
今回の発表ではまず、『刀使ノ巫女』の世界観について説明が行われ、銃も何も効かない“荒魂”を倒せるのが“御刀”のみであること、その力を十分に引き出せるのが、14～20歳程の巫女たちであることなどが紹介された。続くキャラクター紹介では、アニメに登場するメインキャラクター10名について深掘り。本渡が演じる衛藤可奈美は柳生新陰流を扱う13歳の少女で、剣の腕はたつが、戦う相手の流派の技を会得することを趣味にするほどの剣術マニアだという。
そんな可奈美を演じる本渡は「オーディション時にキャラクターを見て、髪型も靴もあまりオシャレではなかったことから、等身大の子供だと感じた」と、オーディション時のエピソードを交えながら剣術面ではない、普段の彼女から感じる印象を語った。なお、その他のキャラクターの解説は公式サイトで紹介されているので、ぜひご覧いただきたい。
「刀使」が通う学校は5つあり、それぞれで制服も異なる。公式サイトではそれぞれの流派や扱っている”御刀”も紹介されている
「刀使」の総本山である名家の当主である折神紫と親衛隊と呼ばれる4人。いずれも高い実力を備えた「刀使」たちとのこと
キャラクター紹介に続いて行われたのは、アニメとアプリ『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』の関連についての説明。アプリはアニメとリンクしながら展開しつつも、違った視点で「刀使」たちの活躍が描かれるという。その中心人物となる安桜美炎は可奈美の友達で、剣の腕がたつ彼女をライバルであり憧れの存在であると思っている少女。剣の腕は可奈美に劣るものの、ここ一番の集中力は計り知れないものがあるという。なお、ゲームのオリジナルキャラクターはまだ他にも登場するとのことなので、続報をお待ちいただきたい。
アプリ『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』キービジュアル
せっかくのゲームショウ、ここまでの情報だけでは終われないとのことで、続いてはゲーム画面の公開が行われた。ビジュアルは戦闘中に放たれる奥義が3Dモデルで描かれ、カードイラストは各キャラクターの日常など、さまざまなシチュエーションを描いたものが多数用意されるとのこと。また、メインシナリオはフルボイスで展開され、椎名氏が「ぜひ、音を消さずにプレイしてほしい」と語るほどに魂が込められたものになっているという。
さらに、開発中のゲームの実機プレイ映像も一部公開され、衣装の着せ替えなどが実際に行われた。本ゲームでは横だけでなく、縦画面でもキャラクターをじっくり見ることができるという。
本ステージの最後には「月刊少年エース2017年12月号」よりコミカライズの連載がスタートすることやゲームの公式Twitterアカウントをフォローして、対象ツイートを10月5日(木)23時59分までにリツイートすれば出演声優陣のサイン色紙が抽選でプレゼントされるキャンペーンのこと、マチ☆アソビvol.19に『刀使ノ巫女』が参戦することが発表された。
いよいよプロジェクトが本格始動した『刀使ノ巫女』。2013年より構想され温めてきた本プロジェクトがどのように展開していくのか。アニメ・ゲームとも徐々に全貌が明らかになっていく本作の続報が楽しみである。
『刀使ノ巫女』公式サイト
『刀使ノ巫女』公式Twitter
『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』公式サイト
http://tojinomiko-tomoshibi.jp/
『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』公式Twitter
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