先生・高橋一生が神木隆之介に色気の出し方をレクチャー!? 映画『3月のライオン』特別試写会レポート | 超!アニメディア

先生・高橋一生が神木隆之介に色気の出し方をレクチャー!? 映画『3月のライオン』特別試写会レポート

映画『3月のライオン』“愛の後編”特別試写会が、4月13日に東京・スペースFS汐留で行われた。超!アニメディアではイベントの様子をレポートする。  司会者に呼ばれて、神木隆之介、高橋一生、清原果耶、監督の大友啓史がステ …

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 映画『3月のライオン』“愛の後編”特別試写会が、4月13日に東京・スペースFS汐留で行われた。超!アニメディアではイベントの様子をレポートする。

 司会者に呼ばれて、神木隆之介、高橋一生、清原果耶、監督の大友啓史がステージに登場すると、会場は客席からの大きな拍手と大歓声に包まれた。そんな中、神木が「今日は暖かい、ぽかぽかした日で」とこの日の気候と同じような穏やかな口調で話し始めると、そのほのぼのした雰囲気に会場からは笑いが。予想外の笑いに少し慌てる神木を高橋がやさしく見守りながら神木の挨拶をまねると、さらに笑いが起き、春の陽気のようなあたたかい空気に包まれ、イベントがスタートした。

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 後編を観た東出昌大から「『とてもよかった』という感想をもらった」と神木。「言ってくれてうれしいです」と笑顔で話し、「映画で将棋を教えてくださっていた方とでっくん(東出)と、3人で将棋の話をしたり、指したりしました。(でっくんの将棋の腕前は)すごい強いんですよ」と東出の家を訪問したときのエピソードも語った。

 大友監督は、「何回も見たくなる作品を楽しむポイント」について聞かれると、「小物や美術の置き物。あかりさんの部屋のポスターとか、川本家のネコが今どこにいるのかとか、そういう細かく作り込んだ美術や、光の美しさに目を向けていただけると、ここにいないスタッフも喜んでくれるのかなと思います」と今作の細部へのこだわりについて語った。

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 撮影期間中、共演者同士ではどんなやりとりをしていたのかという話になると、「とりとめのない話、日常的な話をしていましたね」と高橋。すると神木が高橋がカップ麺を食べるシーンが多く、すごい量を食べていたというエピソードを披露。それに対して高橋は「スタッフさんがカメラの向こう側に大きなタッパーに入れてカップ麺の替え玉を用意してくれていて(笑)。ご飯を食べるのが好きで、カップラーメンも大好きなので、楽しみで、本気で食べてましたね」と撮影当時を振り返った。

 また、人生の先輩でもあり、今回先生役を演じた高橋にアドバイスされたいことを聞かれた神木は「どうやったらこんなに素敵に生きられるんですか?」と質問。「抽象的だなぁ…」と少し困った様子ながらも、高橋は「本当に褒め合うようでなんなんですけど、神木さんはそのままでいいと思います。撮影中の佇まいは桐山そのものだった。役としてそこに存在できるというだけでも稀有なこと。神木さんは神木さんのままで」と静かに語ると、神木は照れながらも嬉しそうな表情を浮かべていた。さらに、「色気ってどうやって出すんですか?」と神木が尋ねると、「今度は具体的(笑)」とツッコミながら「意識して出さないこと」と回答。スマートに答える高橋の大人な対応に、会場からは感心の声があがっていた。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 現在15歳の清原からは「15歳に戻れるなら何をしておけばよかったと思うか」という質問が投げかけられる。「女優さんだからこそ普段の生活じゃないですかね。この仕事を若い頃からしていると日常、一般的なことがうすれていく。日常生活での実感を大切にしておくこと」と高橋が答えると、清原は「大友監督からも映画の打ち上げの時に同じことを言われました!」と驚いた様子。すかさず「心で通じ合っている」と大友が高橋の方を向き、固く握手を交わしていた。さらに、神木は「15歳の自分に会えるなら『モテたいと思ってるうちはモテないぞ』と言いたい」と話すと、清原は「勉強になりました!」と返していた。

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 「愛されている、大切な人を愛おしいなと思ったこと」について、学生のときに意見の食い違いで親とぶつかることがあったけれど、今思うと自分を心配してくれてたから言ってくれていたことに気付いて嬉しくなったと語った神木。反抗期があったのかと司会者から聞かれ、「『何で僕の意見を否定するの? うるさーい』って思ってましたね」と話すと、会場から小さく「かわいい」という声が。大友監督からも「反抗期って思えないところがかわいい」とツッコまれるひと幕も。愛おしいと思ったことについて高橋は、「神木さんが『劇中で桐山の目が鮮やかになっていく』と話していた。向き合って、対決していくことって、『ある意味自分を生かしていることなんだな』と桐山は無意識に気付いていく。戦いというものすらも自分を生かす。自分は人生に愛されていると感じていく」と真剣な面持ちで語ったが、「先生みたいな喋り方ですが(笑)」と最後は少し照れた様子だった。

 前編は棋士たちの対局が中心に描かれていた本作だが、後編は神木いわく「女性も戦ってるなという印象です」と話す。さらに、愛がポイントとなってくるそうで、大友は「みんなが自分の大切なものを見極めて戦う。心の中に秘めたライオンたちが後編では姿を現します!」と見どころを語り、イベントは幕を閉じた。

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<映画『3月のライオン』情報> 
【前編】大ヒット公開中 【後編】4月22日(土) 
2部作連続・全国ロードショー
◆STORY 
中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった……。 
ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた─。

◆スタッフ&キャスト 
監督: 大友啓史 
出演: 神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶 
佐々木蔵之介 加瀬亮 伊勢谷友介 
前田吟 高橋一生 岩松了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏 
伊藤英明 / 豊川悦司 
原作: 羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)   
脚本: 岩下悠子 渡部亮平 大友啓史   
音楽:菅野祐吾 
後編主題歌:藤原さくら「春の歌」(スピードスターレコーズ) 
配給:東宝=アスミック・エース   

映画公式サイト 
3lion-movie.com

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会 

《超!アニメディア編集部》
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