独占インタビュー! TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』やゲーム『アイドルマスター SideM』などに出演の今注目の若手声優・土岐隼一が挑戦するはじめてのラジオ番組とは? | 超!アニメディア

独占インタビュー! TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』やゲーム『アイドルマスター SideM』などに出演の今注目の若手声優・土岐隼一が挑戦するはじめてのラジオ番組とは?

現在放送中のTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』のレオ・デ・ラ・イグレシア役やゲーム『アイドルマスター SideM』の都築圭役など数々の作品に出演し、これからのさらなる活躍が期待される若手声優の土岐隼一さんが挑戦中のラジオ番組『土岐隼一のラジオ・喫茶トキノワ』(ニ…

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 現在放送中のTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』のレオ・デ・ラ・イグレシア役やゲーム『アイドルマスター SideM』の都築圭役など数々の作品に出演し、これからのさらなる活躍が期待される若手声優の土岐隼一さん。

 彼が今年、はじめての単独のラジオ番組『土岐隼一のラジオ・喫茶トキノワ』(ニコニコチャンネル『超!アニメディア』にて配信中)を開始した。架空の喫茶店「トキノワ」を舞台に繰り広げられる物語は土岐さんの一人喋りで、「笑いあり」「トキメキあり」「なんでもアリ」なスタイルで行われる。

 2016年8月に番組が開始されてから、放送回数も20回にせまり、安定感も増してきた彼に、番組開始当初の心境や番組の裏話、そして今後についてうかがった。

――1人でやるラジオ番組の話を聞いたとき、どのような心境でしたか?

土岐隼一さん(以下、土岐):最初に思ったのは「俺で大丈夫なのかな」でしたね(苦笑)。僕は自分でも落ち着きがないという自覚があるので、そんな僕がラジオをやって成り立つのかなと。心配や不安といった気持ちもあったんですけど、「パーソナリティを土岐隼一で!」とおっしゃってくださったスタッフさんや、背中を押してくれた事務所の方々の期待に応えないといけないなという気持ちも出てきて、「とにかく、一生懸命やるしかない」という覚悟に変わりました。

――いざ、収録がはじまる前にはどんな心構えをされましたか?

土岐:僕、1対1で話すのがあまり得意じゃないんですよ。死に間というか、何も話さない気まずい時間を僕はよく作り出してしまうので、友だちと2人で話していてそれなんだから1人だったらとんでもないことになるんじゃないのかなぁと。どうしたら死に間ができないのか、どんな話をしたらいいのかと、喋りのプロの方々のラジオをめちゃめちゃ聞きました。

――ちなみに、ラジオの経験自体がはじめてだったんですか?

土岐:複数のパーソナリティさんがいるところにゲストで出演させていただくという経験はありましたけど、自分1人だけというのは初めてでした。話をし続けるという難しさを日々痛感しています(苦笑)。

――そんな心境ではじめたラジオですが、ここまで続けてきて、ご自身のなかで何か変化はありましたか?

土岐:当初は送っていただいたおたよりに対して、コーナーごとにどう盛り上げていけばいいんだろう、どこを拾い上げればおもしろいんだろうというのがなかなかわからなかったんですよ。最近はおたよりのなかの「この部分を掘り下げていけば話が続くな~」とか、「これなら盛り上がるなぁ」というのが、メールを読みながらできるようになってきたかなと思います。うまく表現できていればいいですが。

――ラジオの説明に“笑いあり”“トキメキあり”“なんでもあり”とありますが、ラジオではどのようなコーナーがあるんですか?

土岐:まず、みなさんからのおたよりを紹介するふつおたのコーナーがあります。その次にあるのが『みんなで作ろう!トキペディア』という、みんなでホラを吹きあうコーナーです(笑)。本当のような嘘の話をいただいて、それに対して「そうそう!じつはね~」なんて、嘘を掘り下げていくコーナーです。次に『ケンドーシュンイチ』というコーナーですが、一応、僕がみなさんに剣道の技で「喝」を入れるというコーナーになっています。最近は「大丈夫だよ」と励ましたり、「僕も同じ失敗をしているから、君に喝をいれられない」と言ったりして、僕の失敗談を披露する場にもなっています(笑)。

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――まさに「笑いあり」を体現しているんですね。ほかにはどういったコーナーがありますか?

土岐:トキメキをお届けする『トキメキ☆妄想ドリップ』です。みなさんからいただいたシチュエーションと言ってほしいセリフを元に、「言ってほしいセリフ」を伏せておいて、みなさんが何て言ってほしいのかを想像するコーナーです。僕のアドリブトキメキセリフとみなさんがリクエストしてくださったセリフの両方が聞ける形になっています。リスナーさんと僕の妄想力大爆発のコーナーです(笑)。あとは、セクシーに聞こえる言葉をそれっぽく言うだけの『ミルキー・イングリッシュ』というコーナーがありますね。それぞれ魅力的なコーナーだと思っています。

――これまでやってきた『トキメキ☆妄想ドリップ』で、印象に残っているシチュエーションなどはありますか?

土岐:印象に残っているメールはたくさんあるんですけど、まずは動物です。犬もやったし、フェレットもやったし。あとは「ちょっと闇成分を含ませてほしい」というリクエストとか。でも、僕が一番ときめいたのは、僕が想像したセリフと実際にリスナーさんがリクエストしてくださったセリフがほぼ一致したときです。別に一致したからどうこうというのはないのですが、とても気持ちがいいですね。

――妄想力を鍛えるために、何かされているんですか?

土岐:意識的にはしていないですけど、例えば喫茶店に入ったとき、遠くにいるカップルやお店の外を歩いているカップルを見て、あの人たちは何を話しているんだろう? と想像することはよくあります。普段からいろいろ妄想をしていると、いざセリフを求められたときに、自分の記憶から引っ張りだせて助かっています。あとは少女漫画を読んだりですね。

――こういったコーナーが声優活動に生かされることもありますか?

土岐:あるようなないような(笑)。「こういう甘いセリフを言ってくれ」というのはあんまりないですけど、例えば「大袈裟にやってくれ」とか、とっさに何かしてくれと言われたときの瞬発力はすごく上がった気はしますね。

――『ミルキー・イングリッシュ』は英語の発音が得意な土岐さんならではのコーナーだと思いますが……。

土岐:このコーナーは勢いだけですね!

――『ミルキー・イングリッシュ』で言う言葉はどのように選んでいるんですか?

土岐:言葉を選ぶパターンが3パターンくらいあって。まずは、そのワードのなかに“露骨にいけないワードが入っている”パターン。次に “なんとなくそういう響きに聞こえる”もの。そして、最後はなかなかないんですけど言葉のなかの響きとして“エロい響きがあるもの”です。だから、前回は露骨なワードを選んだから、今回は響きがエロいものを選ぼうとかしていますね。

――『ケンドーシュンイチ』はいかがですか?

土岐:「自分」というものを全力で表現しています(笑)。「胴」とか「小手」とかを入れながら、「がんばっていこう!」とか「大丈夫だよ!!」とか応援もかねているので、みなさんと一緒にがんばろうと思えるコーナーなんですよ。イメージは松岡修造さんみたいな感じです。自分も元気になれるし、聞いてくださっているみなさんも元気することができるよう、がんばっています。

――今後、番組のなかで挑戦してみたいことはありますか?

土岐:挑戦してみたいことはたくさんあります。『トキメキ☆妄想ドリップ』だって、今はリスナーさんの考えた妄想があって、そこから僕なりの妄想セリフを出していますが、逆にセリフだけをみてどういうシチュエーションなのかを自分で想像するとか。でも、今あるコーナーのオイシイ部分を100%表現できているとは思っていないので、僕の当面の目標は「今あるコーナーたちをもっと魅力的にする」ことで、ゆくゆくはいろいろなことに挑戦してみたいです。

――最後にリスナーさんへメッセージをお願いします

土岐:まだまだみなさんの欲している「土岐隼一」を表現できているとは言い難いかもしれませんが、この番組でぜひ「土岐隼一」という声優の魅力的な部分をみなさんの力で引き出していただけたらなと思います(笑)。『トキノワ』はいつでもみなさんのことをお待ちしておりますので、これからも何卒よろしくお願い致します。

『土岐隼一のラジオ・喫茶トキノワ』番組紹介ページ
http://ch.nicovideo.jp/animedia/blomaga/ar1078987

「超!アニメディア」公式サイト
https://cho-animedia.jp/

《超!アニメディア編集部》
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