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『賭ケグルイ××』早見沙織×田中美海×徳武竜也にインタビュー! マシマシのギャンブルシーンの中にある日常シーンの魅力

2019/1/13


 月刊「ガンガンJOKER」で連載中のマンガを原作としたTVアニメ『賭ケグルイ』。ギャンブルで支配された私立百花王学園を舞台に登場人物たちがギャンブルに興じるという物語で、アニメ第1章は2017年7月に放送された。スリリングかつ心理戦などで視聴者が考えさせられる展開、そしてそれに負けないくらいの絵のクオリティと芝居の迫力で話題を呼び、2019年1月から第2章も放送されることとなった。タイトルは『賭ケグルイ××』。未だ原作には登場しない新キャラクター・×喰 零が登場するなど、すでにさまざまな発表が行われている本作は果たしてどのように展開していくのだろうか。

 超!アニメディアでは改めて『賭ケグルイ』の魅力に迫るべく、物語の中心人物である蛇喰夢子役を演じる早見沙織、早乙女芽亜里役の田中美海、鈴井涼太役の徳武竜也にインタビューを敢行。1章を振り返ってみての感想や2章ではどのような展開になっていくのか、お話いただいた。

賭ケグルイ

――改めて、皆さんが演じられているキャラクターを教えてください。

早見:夢子は私立百花王学園というギャンブルによって生徒の階級が決まってしまう学校に転校してきた女の子です。自分を高揚させてくれるギャンブルがただただ好きというのがにじみ出ている人物ですね。2章ではその“ギャンブル好き”という軸以外の部分が少しだけ見えてくるかもしれない、という期待をしながら現在アフレコに臨んでいます

田中:私が演じる芽亜里は夢子がくるまでは百花王学園の一クラスの女王様的な存在として君臨し、クラスを牛耳っていました。ただ、転校してきた夢子に敗れたことによって莫大な負債を負ってしまい、家畜扱いされる身分に転落していまいます。それでも持ち前の逆境に立ち向かう強さを発揮して、家畜の地位を返上、学園のさまざまな人物や夢子とのギャンブルを通じて、いつの間にか夢子とタッグを組むようにもなりました。2章では夢子や鈴井くんと仲間意識が生まれていて、友情みたいなものも感じているような節があります。実は優しいところもあるという魅力的なキャラクターですね。

徳武:鈴井くんはなんでこの学園にいるんだろうと疑問になるくらい登場時から小心者で、正直者な男子生徒です。ギャンブルで勝ちたいとか、お金を取ってやろうという野心は元々強くないのですが、夢子や芽亜里などの異質な存在と接することで賭け事に対する価値観も少しずつ変わってきました。1章の後半からは自分でリスクを負って戦うスリルにも少しずつ魅せられはじめているという素振りも見せています。2章では、これまで受け身だった彼が、自分の意思を提示するシーンもあります。そういうところで成長を感じ取っていただけるようになっているんじゃないかと。

――ギャンブルが題材の物語。皆さんはこの作品に関わってから鈴井くんのようにギャンブルに対する価値観に変化はりましたか?

田中:価値観とはちょっと違うかもしれませんが、テレビを観ていてカジノの話題やシーンが出てきたとき「この用語、私、知っている!」と思うようになりました。

早見:知っている単語が増えた?

田中:そうなんです! 「レイズ」とか「コール」などこれまでは全く知らなかった世界の専門用語を覚えられました。

徳武:僕もテレビや映像作品で実際にギャンブルをやっているのを観るときの感覚が変わった気がします。例えば、そのギャンブルをやっている人がお金を稼ぐことを目的とされている方なのか、それとも夢子のようにギャンブル自体を楽しんでいるのか……何を目的としているのかが気になるようになりました。

早見:そうなんだ! 分析家だ。

徳武:作品に関わってからはどういう心境なのか考えるようになりましたね。

早見:私はとにかくギャンブルはしないと、以前より強く思うようになりました。特に大金を賭けるギャンブルは夢子の手には負えても私には無理だなと。私はあの学園の願書だけは絶対に出したくないです(笑)。

田中:願書あるんですかね(笑)。でも、あったら面白そうです。

――確かに、あの学園の願書は見てみたいですね! 続いて、一章のなかで皆さんが印象に残っているシーンを教えてください

徳武:僕はアニメ第5話の借金の返済をするために債務整理大集会に参加した夢子と芽亜里が共闘して、その作戦のなかで大金の小切手を鈴井くんが受け取る、それを芽亜里に返すというシーンです。元々は芽亜里のお金で、しかも彼女の作戦ではあったものの、小切手を手にしたのは鈴井くん。実は自分で持っていてもいい小切手なんです。何より以前は自分のことを虐げていた芽亜里に対して駆け引きの材料に使ってもよかったかもしれない。ただ、彼はそんなことを一切せず、芽亜里にその小切手を渡します。人の良さ、人を疑わないというのが分かるこのシーンが印象的でしたね。

田中:あの時は芽亜里も呆れてましたよね。でも、私もあのシーン好き。夢子が「芽亜里さんって呼んでいいですか」って言ったのも、鈴井くんのお人よしから始まったこと。そういうギャンブルの激しいシーンから高校生感のある和気あいあいとしたシーンまで描かれるコントラストも作品の魅力な気がします。

早見:日常パートもいいですよね。ギャンブルをやっているシーンは音楽もいいし、絵もすごいし、芝居もマシマシでやっている。どんどん注ぎこんでいるからこそ、日常シーンのような穏やかなシーンが際立っている気がします。

徳武:もちろん、ギャンブルの派手なシーンも印象に残っていますけど(笑)。

早見:ギャンブルのところはディレクションが印象的でしたね。あるシーンではお祭りで「わっしょい」する感じでお願いしますって言われて(笑)。私は北島三郎さんを意識したんですけど。

田中:夢子に北島三郎さんの要素を乗せていたとは! 字面だけ見るとすごいパワーワードな気がします(笑)。

早見:確かに(笑)。夢子はドン引きするときや天真爛漫なときなど色々な顔をするので、そのたびに芝居のディレクションもあったんですよ。

――顔という点では絵作りもすごかったですよね。

田中:そうなんですよ!! 汗や息遣いなど、細部まで描かれているのがすごい。

早見:そういう表情を見せる絵のときって、お芝居はそこまで過剰にしないことが多いと思うんです。でもこの作品はそうじゃない。芝居もマシマシなので、「牛丼、つゆだく、ショウガ増しで!」という色の濃い感じになっている気がします。

徳武:それぐらい視聴中のカロリー消費も半端ないですけど(笑)。続きを読む



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