『キラッとプリ☆チャン シーズン2』金森まりあ役・茜屋日海夏、黒川すず役・徳井青空 “かわいい”と“かっこいい”が混ざり合うリングマリィの化学反応【インタビュー】 | 超!アニメディア

『キラッとプリ☆チャン シーズン2』金森まりあ役・茜屋日海夏、黒川すず役・徳井青空 “かわいい”と“かっこいい”が混ざり合うリングマリィの化学反応【インタビュー】

誰でも簡単に始めることができる夢のチャンネル『プリ☆チャン』でアイドルとして活躍する女の子たちの活躍を描く『キラッとプリ☆チャン』。シーズン2では、突如現れた謎のプリ☆チャンアイドル・だいあによって開催されることになっ …

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 誰でも簡単に始めることができる夢のチャンネル『プリ☆チャン』でアイドルとして活躍する女の子たちの活躍を描く『キラッとプリ☆チャン』。シーズン2では、突如現れた謎のプリ☆チャンアイドル・だいあによって開催されることになった「ジュエルオーディション」の頂点を目指し、アイドルたちがしのぎを削る!

 そんなTVアニメ『キラッとプリ☆チャン シーズン2』のBlu-ray&DVD BOXの第3巻が4月24日(金)発売決定。超!アニメディアでは、発売に併せて「リングマリィ」として活躍するふたりを演じる、金森まりあ役の茜屋日海夏さんと、黒川すず役の徳井青空さんに本作の見どころ、そして作中で歌って踊る持ち歌について、今後の展開についてもたっぷり語っていただきました!


――まず最初に、演じているキャラクターの紹介をお願いします。

茜屋 まりあは「かわいい」の象徴のようなキャラクターで、作中では「かわいい」という形容詞を使ってさまざまな言葉を生み出しています。毎回聞いていると「かわいい」というものが何なのか、皆さんも何となく見えてくるんじゃないかと思います。
 一見、面白く見えてしまうキャラクターなのですが、根はすごくやさしくて、常に笑顔で「芯がしっかりしている子だな」と思います。
 自分からすると、彼女が発信してきた「かわいい」の根本は変わっていないのですが、すずちゃんをはじめとするプリ☆チャンアイドルたちと関わっていくことで、自分のなかの「かわいい」の世界が広がったような気がします。

徳井 すずちゃんは、まりあちゃんとは逆に「かっこいい」を追求している女の子です。ストイックにダンスを極めようとしている、自分にまっすぐで純真な子だな、と思いました。
ボーイッシュなのですが女の子らしさもあり、話が進んでいくにつれて周りの人に対する心遣いが出てきたり……。
 最初は、まりあちゃんとは混じり合うことはないと思っていたのですが、「かわいい」を受け入れられるようになってからは、すずちゃんも柔らかい印象になってきたので「気持ちが変わったのかな?」と思いました。
 でも本人は「かわいい」よりも「かっこいい」と言われるほうが合っているようです。

――おふたりとも前作『プリパラ』への出演経験を経て、『プリチャン』で新たなアイドルを演じることになったわけですが……

徳井 長い歴史がある『プリパラ』シリーズに今回新しいアイドルとして登場するということで、「頑張らないと!」というプレッシャーはありました。
 でも、私が担当することになったすずちゃん、そして、まりあちゃんや(佐々木李子さん演じる)だいあちゃんといった、今回仲間入りするキャラクターたちはみんな魅力的で、こんな楽しい世界に参加できてうれしいと素直に思いました。
 茜屋さんとはライブで一緒になることが多かったのですが、こうして同じグループでキャラクターを演じるのは初めてだったので、新鮮でした!

茜屋 『プリパラ』のときに掛け合いはできなかったのですが、セレブリティ4(徳井が演じるキャラクターが所属しているチーム)が先にアフレコをしていて、スタジオでそのときの様子を聴いたときに「やばい、つぶされる……」と戦慄を覚えたのが印象に残っています(笑)。

徳井 4人とも大人の女性なんですが、どこかネジが外れてしまっている子たちばかりで……(笑)。

茜屋 徳井さんとはまた『プリ☆チャン』で共演させていただくことになり、すずちゃんは、(徳井が演じていた)ブリトニーとは真逆な部分がたくさんあるのですが、耳心地のよい安心感のある声だなと思いながら聴いていました。

――まりあ同様に、すずには惹かれる部分があるんですね。

茜屋 まりあちゃんじゃないけど、素直に「かわいい」という言葉が出てきちゃいますね。あんなに小さい身体でストイックにダンスをしていますし、最初はまりあちゃんが一方的に「ダンスをしようよ!」と誘っても、ツンと向こうに行ってしまうところもかわいいな、と。
 一方で大人のすれ違いみたいなところもあって、そういう一面が見えるようになってからは「すずちゃんはかっこいい」とあらためて感じました。

――徳井さんは、まりあについてどう思いますか?

徳井 まりあちゃんは、どんなこともポジティブに「かわいい」と受け取ることによって『プリ☆チャン』の世界をまたひとつ明るくしているのがすごいですし、シルクちゃん(作品に登場する、ちょっぴりこわもてのキャラクター)を見ても「かわいい!」と言ってくれたり(笑)、みんなを笑顔にしたいんだな、という気持ちが伝わってきます。
 家族の間でも「今日もかわいいね」と褒めあっている、すごく高レベルな生き方をしているな、というのを感じますし、だからこそ『まりあのかわいい向上委員会』(まりあの配信番組)が始まったときに動物たちが列を作って歌い始めるのを見て、彼女のカリスマ性はあらためて「すごい」と思いました。


――そんなふたりが一緒に活動するわけですが、リングマリィを象徴するエピソードといえば、どのお話が浮かびますか?

茜屋 やっぱり第67話「まりあとすず!ついにグループ結成!?だもん!」と、第68話「さよなら、すず まりあ笑顔のお別れ!だもん!」が一番思い出に残っています。
 それまでのまりあちゃんはとにかく「かわいい」を広めようと突っ走っていて、すずに対しても押し付けるような形で、ふたりの間にすれ違いがありました。
 結局そのあと仲直りするのですが、歌っているソロ曲も全然違うのに「混ざり合うとこんな曲になるんだ」と、ストーリーや曲をすべて含めた化学反応に感動して、ウルッときました。

徳井 私もリングマリィ結成のエピソードはすごく思い入れが深いです。すずちゃんを送り出すため、まりあちゃんがかわいいウソをつくところが「発想がすごく大人だな」と思いまして(笑)。ふたりは友達だけど、それがなんだか関係が恋人っぽく見える理由のひとつでもあるのかな、と。すずちゃんも段々とウソだということが分かってきて、その大人の駆け引きに切なさを感じました。

――ちなみに、リングマリィ関連以外で印象に残っているエピソードはありますか?

徳井 第75話「いっしょにハピなる!めが姉ぇさんと私!だもん」で、世界一の巨大パンケーキを作ったのですが、“てこの原理”を使って皆でパンケーキをひっくり返すシーンは、「夢があっていいなぁ~」と思いました(笑)。

茜屋 私はおしゃまトリックスのふたり(山北早紀さん演じる歩堂デヴィと、澁谷梓希さん演じる明日香ルゥ)が大好きなんです。第81話「とうとう解散?おしゃまトリックスだもん!」では、まりあちゃんとすずちゃんが解散の危機を救うべくお手伝いをしました。おしゃまトリックスはずっといたずらばかりしているのに、なぜか憎めない。すごくかわいらしいんですよ。早くふたりの歌を聴きたいですね!

――1年を振り返ると、さまざまなエピソードがありますね。ずばり、今までのシリーズとは違う『プリチャン』の魅力とはなんでしょうか?

茜屋 『プリパラ』では日常で起こる事件などが描かれていたのですが、『プリ☆チャン』では、さっきのパンケーキのエピソードのような「やってみた」要素が入ってきて、観ている人が「これ、やってみたいかも?」「これ楽しそう!」と思えるような要素が加わった感じがします。

徳井 私よりも年下のメンバーが多いのですが、みんなお芝居もしっかりしていて「すごくいい現場だな」、と思います。
 ライブでは親子で観にきてくれているファンの女の子を見るとすごくうれしくて、「私が小さいころに感じていたワクワクを、今度は私のほうから伝える側になったんだな」、と責任感も出つつ、自分も楽しみながらやれています!


――ライブといえば、昨年11月にリングマリィの楽曲が収録された『キラッとプリチャンソングコレクション ~リングマリィ・だいあ チャンネル~』が発売されました。ソロ曲はそれぞれの個性が顕著にあらわれています。

茜屋 「シアワ星かわいい賛歌」はぜひ教科書に載せて欲しいです。「全人類みなシアワ星人」など一見、不思議な言葉がたくさん入っているのですが、よくよく見てみるといいことをたくさん言っているんですね。普段から何に対しても、どんなに辛くても「かわいい」と言い続けている彼女の良さが出ているなぁ、と思います。
 聴けば聴くほど、みなさんのなかでも「かわいい」が噛み砕かれていくのではないかと思います!

徳井 「キューティ・ブレイキン」はかっこよさ100%の曲で、自分としてもここまでかっこいい曲はあまり歌う機会がなかったのでレコーディングを楽しみにしていました。すずちゃん自身はラッパーではないですが、ラップパートが入っていて。ダンスに合っていたので楽しみながら歌わせていただきました。
 すずちゃんのアツい気持ちが込められたフレーズがたくさんあるので「聴いてくださったみなさんの背中を押せるんじゃないかな?」と思います。

――ラップ部分はうまく歌えましたか?

徳井 元々挑戦してみたかったですし「うまくいくだろうな」と思っていたのですが、思っていた以上にうまくいきました(笑)。ライブで披露するときはテンポが速いし、かんでしまったら終わりだし、緊張はしましたが、こちらもうまくいきました!

――ユニットソング「インディビジュアル・ジュエル」は、一緒に歌う機会はありましたか?

茜屋 昨年9月にオリックスシアターで開催された『プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR 2019 ~キラッと!アイドルはじめる時間だよ!~』大阪公演で、デュエットしました。
 落ちサビの「ねぇ ウソみたいにホントに 私にないもの持ってる 君といると 星 海 空の色が 変わったよ」からすずちゃんの「~奇跡みたいな今」のパートでは、すずちゃん(徳井さん)が台の上から、私が台の下から近寄っていき、そのときは完全にふたりだけの世界に浸ることができて、すごく思い出に残っています!

徳井 アニメでのダンスシーンでも、同じ曲のなかだけどすずちゃんが「かっこいいポーズ」、まりあちゃんが「かわいいポーズ」をとっているところがあり、お互いにブレないけど噛み合っているところがすごいな、と。
 ライブでまりあちゃん(茜屋さん)とデュエットしたときも、「かわいい」に包まれた茜屋さんと目と手を合わせながら歌って、感極まりました!

――「かわいい」と「かっこいい」があふれるリングマリィですが、おふたりが考える「アイドルの理想像」はありますか?

茜屋 「自分に自信がある」というのは大事だと思います。私はあまり自信がないほうですので……。自分には持っていないものを、まりあちゃんたちが持っているのは羨ましいですね。

徳井 応援したくなることだと思います。パーフェクトじゃなくて、何かしら欠点があっても、そこをみんなで補っていくことがアイドルなのかな、と。
 実はすずちゃんも意外と泳げないことが分かり、それを(久保田未夢さん演じる)萌黄えもちゃんたちが応援してあげたり……。
 アイドルは「逃げないこと」が一番大事です!

茜屋 「逃げないこと」! 素晴らしい! 心に刻もう!

――作中でも、逃げずに堂々とステージで輝くアイドルたちが活躍してますね。今後、どんな展開に期待したいですか?

茜屋 実は、シーズン2の最後でまりあとすずのふたりがニューヨークの「ブロードウェイ」に旅立ってしまうんです。すずちゃんは分かるのですが、まりあちゃんまでついていってしまうんですよね(笑)。
 もしかしたらアメリカンに染まってしまって、お色気が出ちゃうのか(笑)? それともすずちゃんのことを、より献身的に支えることになるのか……。アメリカ帰りのふたりがどうなるのかを見てみたいです!

徳井 すずちゃんは、まりあちゃんへの理解が深まっていて、何を言っているのかよく分からないことも通訳ができるようになっていて「すごい」と思っていたので(笑)、ふたりがどんなステージを作っていくのか楽しみになりました。
 現在ふたりには「ジャンピンラビッツクールコーデ」と「ジャンピンラビッツキューティーコーデ」があるのですが、ほかの衣装もぜひ見てみたいです!

 

text・photo=佐伯敦史

【プロフィール】
茜屋日海夏【あかねや・ひみか】。7月16日生まれ。秋田県出身。81プロデュース、エイベックス・ピクチャーズ所属。主な出演は『プリパラ』シリーズ 真中らぁら役、『手品先輩』お姉ちゃん役、『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』安桜美炎役 ほか

徳井青空【とくい・そら】。12月26日生まれ。千葉県出身。エイベックス・ピクチャーズ所属。主な出演は『ラブライブ!』矢澤にこ役、『ご注文はうさぎですか?』マヤ役、『私、能力は平均値でって言ったよね!』レーナ役 ほか

リリース情報
■キラッとプリ☆チャン(シーズン2) Blu-ray&DVD BOX-3
2020年4月24日(金)発売
EYXA-12661~2/¥10,000(税抜)
EYBA-12650~2/¥9,000(税抜)

キラッとプリチャン公式サイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/

(C) T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH2製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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