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【インタビュー】「NormCore」の2ndシングル「傷だらけの僕ら」は王道のビート感を意識したシンフォニックロック! ボーカルのFümiが本曲の魅力について語る

2018/4/18


 2018年1月よりTOKYO MXほかにて放送がスタートしたアニメ『一人之下 羅天大醮篇』。中国大手Webコミックサイト「テンセント」にて、累計102.5億PV越え、2017年12月22日よりウェブコミックサイト『少年ジャンプ+』で日本語訳版も配信されている「一人之下 the outcast」を原作とした本作のOPテーマ曲を務めるのは、シンフォニックロックユニット・NormCoreだ。

 今回はNormCoreのボーカル・Fümiにインタビューを敢行。『一人之下 羅天大醮篇』のタイアップ曲であり、NormCoreにとって2枚目のシングルとなる「傷だらけの僕ら」についてお話いただいた。

王道のビート感を意識
――1stシングル「それでも僕は生きている」リリース時のインタビューでは、直近の目標として「アニメのタイアップ曲をたくさんやりたいです」とおっしゃられていましたが、2ndシングルもアニメタイアップ曲となりましたね。

嬉しいです。本当にありがたいお話です。

――そんな2ndシングル「傷だらけの僕ら」はどのような楽曲に仕上がっているか教えてください。

「傷だらけの僕ら」は特殊な能力を持つ「異人」たちが様々な思惑を持ちつつも武闘大会で熱いバトルを繰り広げる作品『一人之下 羅天大醮篇』のOPテーマ曲です。バトルメインの作品になりますので、戦闘や戦うことをNormCoreらしくシンフォニックに体現した、アドレナリンがたくさん溢れ出るようなロックサウンドになっています。

――確かに、聞いていて前回よりもロック感が強いように感じました。 

そうですね。1stシングル「それでも僕は生きている」はアニメーションに寄せた、“アニメロック”のような要素を狙ったところもありましたが、今回はどちらかというと洋楽のような、王道のビート感を意識しています。

――曲のなかで特に注目ポイントを挙げるとすれば?

イントロの頭の部分ですね。あの部分、実は曲の制作が完了する間際に突然頭の中に浮かんできたもので、アレンジャーさんに無理を言って付け足してもらったんです。だから、個人的にも思い入れがありますし、アニメサイドの方にも「チャイニーズっぽさがあってよい」と言っていただけたので、ぜひ聞いていただきたい部分ですね。

また、たつくん(Tatsu)のヴァイオリン、なっちゃん(Natsu)のクラシックギターがどうロックビートと絡み合っているのかという点にも注目して欲しいです。二人のシンフォニックな音色とロックビートがどういうグルーヴを生むのか……何度聞いても新しい発見があるような曲になっていると思います。

――それはシンフォニックロックユニットならではの注目ポイントですね。そんな注目ポイントがある本作では作詞・作曲も担当されています。1stシングルの時はアニメからインスピレーションを受けたというお話がありましたが、本作ではいかがでしたか?

1stシングルのときよりも前情報が少ない状態でしたので、見えていない情報は妄想しつつも基本的にはアニメを意識して作詞・作曲しました。アニメは舞台が中国で、バトルもの、そのバトルもただ戦うだけではなくて、主人公の張楚嵐(チョウソラン)やヒロインである馮宝宝(フウホウホウ)の心の動きなど、少しディープな部分もあると感じたので、それを形にしていきましたね。

――なるほど。「傷だらけの僕ら」というタイトルにもそういうディープな意味合いが詰まっていそうです。

タイトルについては、馮宝宝の心情を想像しながら付けたものです。戦う作品ということでフィジカルな部分はもちろんですが、馮宝宝は心も傷だらけだと感じました。その傷だらけの状態でどう頑張っていくのか、ということを想像していたらこのタイトルが思い浮かんだんです。

そうしたら、自分が声優を担当した放送回で、他のキャラクターだったんですが「あの子はもう心が傷だらけだというのに」というセリフが出てきたんですよ! タイトルを決めたときはまだ台本をいただいていない状態だったので、自分の想像通りだった、「やったな」と思いました(笑)。

――さすがです! 先ほど声優についてのお話がありましたが、本作ではどのような役柄を演じられましたか?

主人公である張楚嵐と戦う役で登場します。1stシングルでタイアップさせていただいたアニメ『EVIL OR LIVE』でも声優として出演しましたが、今回の方が苦戦しましたね。まだまだ学ぶことが多いことを痛感しました。

――どのような点で苦戦しましたか?

日常生活では戦うことがないので、心情や状況を理解するのに苦戦しました。アニメのアフレコは基本的にはマイクと映像のみという環境下で、演じる場面の状況やキャラクターの心情を想像しながらお芝居をしないといけません。そういう環境下でお芝居ができる声優さんは本当にすごいと改めて感じました。

――本作の特番ニコ生で張楚嵐を演じる田丸篤志さんなどと出演されていましたが、田丸さんからは芝居に関するアドバイスを何か受けましたか?

「初心を大事にすればいいと思う」など、色々とアドバイスしてくださいました。田丸さん自身も歌唱などメインのフィールドでない仕事をするときは緊張するけども、それに屈せず初心を忘れないことを大事にしているとお話されていて、そこから色々なアドバイスをしてくださいました。

――声優としても活動していきたいFümiさんにとって、今後にも活きるアドバイスですね。アニメのOPを務めるアーティスト、また声優としても二作連続で中国のマンガが原作の作品に関わりましたが、中国のマンガ・アニメ文化のイメージは変わりましたか?

変わったというよりも中国のアニメ文化の成長スピードの速さにビックリしました。特にグラフィック面、視覚的なものは急成長していると感じます。一方で作品を見ていると、いい意味で日本との文化の違いを感じることがあります。

――例えばどのような点が?

個人的には笑いどころを持ってくるポイントが違うのかなと感じました。こうやって他国のアニメーションを見ることで、お互いの文化を知るきっかけになっているなと実感しています。世界を救うとまでは言いませんが、僕はアニメが地球をつなぐ一つのツールになるんじゃないかなと思っています。

「忘れられない」ものは忘れなくてもいい

――「傷だらけの僕ら」、またアニメや文化のことについてもお話いただきありがとうございました。続いてカップリング曲「永遠の記憶」についてもおうかがいできればと思います。こちらの曲も表題曲と同じように作詞・作曲を担当されていますね。

「永遠の記憶」は断片的に頭の中にあったものを今回の2ndシングル発売を機に形にした曲です。表題曲がかなりロック寄りだったので、同じ「シンフォニックロック」でも少しクラシカルなものにして、幅を感じてもらいたいと思いながら作曲しました。音楽って、弦楽器ひとつで高揚したり、癒しになったりするときがあるんですよね。そういう同じ楽器を使っていても表現方法によって多彩な音が奏でられるということを伝えたい、それを意識しました。

――ある意味、表題曲と対比する形で音楽の魅力を伝える作品になっているんですね。表題曲に続いて本曲のタイトルも少し意味深だなと感じます。

カロリーが高めな単語が並んでいますよね(笑)。このタイトルは「誰かを忘れられないことは、悪いことではないのでは?」という自分の想いから生まれていったものになります。恋愛であろうがなんであろうが、人と人との付き合いのなかで忘れられない思い出ってあると思うんです。

ただ、「忘れられない」というと何だか忘れることが正しく、忘れないのがダメという意味合いにも個人的には聞こえちゃって……。僕は、忘れられないなら、忘れなくていいのではと思っているんですよ。過去にその人と過ごす時間があったからこそ、今また新たに大切な人との時間が過ごせている、その時間を愛せていると思うんです。

――なるほど。

「永遠の記憶」はそういう想いをキレイな言葉にして曲や詞にしてみようと思って制作したものです。制作を終えたときにこの曲を表す言葉って何かなと考えたら「永遠の記憶」というタイトルが浮かんできました。

――「もう忘れて次の出会いを」という人もいますが、必ずそうでなくてもいいのではということ?

そうですね。印象に残っていることはふとした瞬間に思い出すものだと思うので、それならあえて忘れなくてもいいと思います。

ーー確かに、ふとした瞬間に思い出すことってありますよね。初恋の人とか……。

なんだかリアルですね(笑)。でも、そういうものだと思います。

――リアルな話をしてしまい失礼しました(笑)。2ndシングルにはここまでお話をうかがってきた表題曲・カップリング曲のほか、初回限定盤に「傷だらけの僕ら」のMVが収録されたDVDも同梱されます。こちらの仕上がりについても教えていただけますでしょうか。

1stシングルのときはNormCoreの3人で完結した映像になっていましたが、今回はロック感やビート感を意識した曲になっているので、映像でも実際にドラムやエレキギター、ベースを演奏されている方に出演していただきました。ロック味が溢れる仕上がりになっていると思います。一緒に作っているディレクターさんとアイデアを出しながら映像を仕上げていきましたので、ぜひこちらも見ていただけると嬉しいです。

――今回の2ndシングルでも音楽以外に色々な面で活躍されていますね。そんなFümiさんが考えるNormCoreの今後の目標について教えてください。

アニメには継続して関わっていきたいですが、ゲーム作品のタイアップ曲もやりたいと思っています。僕自身、あるゲームのタイアップ曲を聴くとそのゲームのワンシーンが思い浮かぶという経験があります。こういった映像美と結びついた音楽は今後もやっていきたいですね。

――アニメ・ゲームを問わずこういう作品に関わってみたいというのはありますか?

吹奏楽や合唱など、学園のなかで音楽活動をする作品に関われたら嬉しいですね。実際にその作品のなかで演奏しているのが僕たちの曲なら、さらに二次元の結びつきがディープになるのかなと妄想しています。今後、こういうタイアップ曲が増えて、「アニメや二次元的な映像と結びつくアーティストといえばNormCore」と言ってもらえるようになりたいですね。そのために、地道に頑張っていく所存です!

<NormCore「傷だらけの僕ら」リリース記念イベント>
■アニメイト池袋本店
日時:2018年4月18日(水) STRAT 19:00~
会場:アニメイト池袋本店9Fイベントホール
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-7
観覧フリー ※詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください

■Space emo 池袋
日時:2018年4月21日(土) 1部START 13:00~ 2部START 17:00~
会場:Space emo 池袋
住所:〒171-0021東京都豊島区西池袋3-29-4 ジェスト7ビル1F
観覧フリー ※詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください
※当日は入場時に別途ドリンク代金500円が必要となります

■ニコニコ本社
日時:2018年4月22日(日) START 14:30~
会場:ニコニコ本社B1 ニコぶくろスタジオ前
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-50-35 池袋P’PARCO B1F
※こちらの会場は特典会のみ実施となります

<ニコニコ生放送特番>
番組:「NormCoreメンバー生出演『傷だらけの僕ら』リリース記念特番」
放送日時:2018年4月22日(日) 13:00~
番組視聴URL:http://nico.ms/lv312102789
※公式生放送は観覧フリーとなります。

【Music Video】
NormCore「傷だらけの僕ら」MV (Short Ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=Akb8SsuRoi4

NormCore「傷だらけの僕ら」MV (Chinese Ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=AEljrFYmIp0

2ndシングル「傷だらけの僕ら」情報
発売日:2018年4月18日(水)発売
料金:初回限定盤1,389円(税別) 通常盤926円(税別) 

【CD収録曲】
M1. 傷だらけの僕ら
M2. 永遠の記憶
【DVD収録内容】
・「傷だらけの僕ら」MUSIC VIDEO、MUSIC VIDEOオフショット
※初回限定盤にはアニメイラストステッカーを封入。

初回限定盤

アニメイラストステッカー

通常盤

<プロフィール>
NormCore【ノームコア】。ボーカルFümiが指揮を執る音楽プロジェクト。Fümi(ボーカル)、Tatsu(ヴァイオリン)、Natsu(クラシックギター)の3人で構成されるシンフォニックロックユニットである。メンバー全員が音楽大学卒業という華麗な経歴を持つ。激しいロックサウンドをベースにしながらも確実な音楽偏差値の高さに裏打ちされたメロディーとシンフォニーの美しさが唯一無二のアンサンブルを織りなす。Fümiのハイトーンボイス、Tatsuのヴァイオリン、Natsuのクラシックギターという個性が3人でしか表現できない「NormCore」の麗美な世界へ誘う。

公式サイト
http://normcore.beinggiza.com/



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