ツキプロ新ユニット・infinit0がアルバム制作記念イベント開催！田所陽向＆千葉瑞己が緊張の初ステージ後お互いに「相方でよかった」【レポート】

　6月18日、「infinit0アルバム制作記念イベント」と題し、ミニライブ＆お渡し会がアニメイト池袋本店で行われ、数寄川零役の田所陽向、御風呂庵役の千葉瑞己が出演した。

写真左から数寄川零役の田所陽向、御風呂庵役の千葉瑞己

　イベントは「０×０＝∞ -インフィニート-」でスタート。イントロが流れた瞬間、客席からは大きな歓声が起こった。　ステージへ登場した田所と千葉は、さっそく拳を振り上げて客席を盛り上げる。歌詞の「隣に強い奴がいて」で千葉が田所を、「負けられない友とそばで」で田所が千葉を見たり、「背中合わせの2人なら」で実際に背中合わせになったりと、これが初ステージとは思えない2人のパフォーマンスが続いた。

　曲が終わると客席から大きな拍手が送られ、2人は「ありがとうございました！」と笑顔に。しかし、「めっちゃ緊張した!!」とその場に崩れ落ちそうになっていた。気を取り直して2人は自己紹介をすると、ライブの感想タイムへ。田所は千葉がステージに出た瞬間に客席が「キャー！」となったことにまず驚いたそう。千葉も「もう少し見守る感じになるのかなと思ってた」と、客席の反応の良さが予想外だったと語っていた。2人は「緊張している」としきりに口にしたが、そのせいか椅子に座ってのトークが始まると客席よりもお互いを向いていることが多め。トークが進むにつれて客席を向く時間が増えていった。

　まずは2人が演じているキャラクターを紹介。田所は零を「落ち着いた知的な青年」「本好き」「メガネ」と紹介。「自分より他人想いな人」で、アルバムに収録されるドラマでも零のそういったところが描かれているとのこと。最初に零を見たときは、田所愛用のメガネと零のメガネの形が似ていたので驚いたそう。呂庵については「元気いっぱい」「好奇心旺盛」「人懐っこい」と千葉。キャラクターを見た瞬間「めっちゃキラキラや～！」と思ったそうだが、同時に自分がキラキラした可愛い呂庵を演じることに戸惑ったと振り返った。

　また、初対面のときに、千葉が田所を“怖い”と思っていたことが明かされた。写真で見た際は田所に対し、黒髪で物静かな雰囲気を感じていた千葉だが、実際に現れた田所は金髪、さらに身長も約190センチあったので驚いたのだそう。そんな千葉に対して田所は「ごめんね」と謝罪。田所は誠意を持って挨拶をしていたようだが、それが千葉には逆に怖かったのだとか。ちなみに、田所は千葉のことを「イケメンで元気はつらつな好青年」だと思っていたという。

　アルバムに収録されている楽曲についてのトークが始まると、改めて緊張を感じたのか、またしても客席を見るのが恥ずかしくなってしまう2人。頑張って客席を向きながら、「０×０＝∞ -インフィニート-」について語り始める。実はこの曲のフルバージョンをお披露目は今日のライブが初。これを知ったお客さんからは「おぉ～」というどよめきが。田所が好きな歌詞に「負けられない友のそばで」の“そば”を挙げたため、千葉も思わず「変わってるね!?」とツッコミ。千葉は「いい歌過ぎて震えた」そうですが、田所は「色んな意味で震えた」と言って客席の笑いを誘う。

　続いての「Take it easy」は、千葉が好きな2番の歌詞を紹介。もちろん2番の歌詞が公開されるのはこれが初めて。すると田所が「この後歌います！」と宣言。また、「０×０＝∞ -インフィニート-」はinfinit0らしい曲で、「Take it easy」はinfinit0ラジオのエンディングテーマということもあり、番組らしさがあると千葉。

　ちなみに最初にレコーディングをしたのは、まさかの「アドレナリンKISS」だそう。驚きのあまりどよめきが起きた客席ですが、田所の「エッロ……」というつぶやきには大爆笑。先にレコーディングをしたのは零こと田所だったので、千葉は自分のレコーディングの前に零の歌を聞かせてもらったそうですが、そこで出た感想はまたしても「エッロ！」。そんな零のエロさに負けないように歌ったと千葉が言うと、「大丈夫、負けてないよ」と田所が優しくフォローする一幕も。

　2人が3曲のなかで一番好きなのは「０×０＝∞ -インフィニート-」。好きな理由を田所が「カッコイイ！」と一言で表現。千葉は「詳しいことは言えないですけど」と前置きしつつ、ドラマを聞き終わってから「０×０＝∞ -インフィニート-」を聞いて欲しいとのこと。ドラマパートの収録後に曲の収録をしたかったと思ったほど、ドラマには2人の心にグッとくるものがあった様子。そんなドラマパートだが、千葉はオーディオドラマの収録はinfinit0が初めて。椅子に座れないほど緊張していたそうだが、相方である田所の存在はかなり心強かったそう。「陽向くんが相方で良かった」と千葉が言うと、田所も「千葉くんが相方で本当に良かった」と返す。お互いがいいバランスで支え合っている2人は、プライベートでも仲がいいそう。この日千葉が着ていた黒いシャツも、田所から借りたものだとか。

　続いては、「Take it easy」のライブへ行く前に、2人から振付のレクチャーが行われた。振付は、サビに合わせて手をゆっくり左右に振るという簡単なもの。さらに、千葉がキッカケを出してくれることに。そして始まった「Take it easy」は、トークを挟んで緊張が少しとけたようで、2人とも笑顔になることが増え、肩を組んで楽しそうに歌う姿も見られた。

　最後の挨拶で千葉が「これからもinfinit0をぜひぜひよろしくお願いいたします！」と言うと、田所は「もっと精進していこうね」と請け合う。今後またこういう機会があった際には、もっと広い会場でやれるように頑張りたいと意欲も見せた。イベント終了後に行われたお渡し会も、もちろん大盛況。ファンひとりひとりに田所と千葉は笑顔で応えていた。

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infinit0 1stミニアルバム「０（ゼロ）」
発売日：7月26日発売予定
価格：3,240円（税込）／3,000円（税抜）
発売元・販売元：株式会社ムービック

【収録内容】
1.０×０＝∞ -インフィニート-／作詞・作曲：篠崎あやと
2.Take it easy／作詞・作曲：烏屋茶房
3.アドレナリンKISS／作詞・作曲：篠崎あやと
4.ドラマ「心の空白　–side呂庵-」
5.ドラマ「心の空白　–side零-」
6.ドラマ「二人で」
7.０×０＝∞ -インフィニート- -off vocal-
8.Take it easy -off vocal-
9.アドレナリンKISS -off vocal-