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BNWの絆とウマ娘の物語 – 「ウマ娘 プリティーダービー CygamesFes2018 Special LIVE DAY2」ライブレポート

2018/12/26


 Cygamesが提供するコンテンツが一堂に会する大型リアルイベント「CygamesFes2018」にて、「ウマ娘」たちの多彩なドラマをさまざまなメディアで描くクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』のライブイベント「ウマ娘 プリティーダービー CygamesFes2018 Special LIVE DAY2」が2018月12月16日に千葉幕張メッセにて行われた。出走者はスペシャルウィーク役・和氣あず未、エアグルーヴ役・青木瑠璃子、ゴールドシップ役・上田瞳、ゴールドシチー役・香坂さき、ビワハヤヒデ役・近藤唯、メジロライアン役・土師亜文、ナイスネイチャ役・前田佳織里、ナリタタイシン役・渡部恵子、ウイニングチケット役・渡部優衣。実況の赤坂さん役・明坂聡美も同ステージに出演した。

 開演時間なると、ファンファーレ―と共にキャスト陣がステージに姿を現す。各ウマ娘がそろった瞬間に披露されたのは、TVアニメのOPテーマ曲「Make debut!」だ。それぞれが各ウマ娘の個性を活かしつつ、舞台で踊り、歌い、会場を盛り上げた。

 いきなりのウイニングライブの後は各キャストによる自己紹介。その後、明坂がステージに登場し、“2018年 ウマ娘トーク”と題した、これまでのウマ娘に関する出来事を年表で振り返る企画を行った。

 振り返りでは、2月に発売された『ウマ娘』のCDシリーズ第8弾「STARTING GATE 08」の話題に触れる。初めてキャラクターソングを歌唱した香坂は、歌の収録・ドラマパートで色々なウマ娘と交流することで、ゴールドシチーにどんどん色がついていったとコメント。また、リリースイベントが楽しかったという思い出についても言葉にした。

 振り返りは続き、武豊氏の『ウマ娘』プロモーター就任、ゴールドシップによるYotuber企画“ぱかチューブっ!”の開始、そして2018年春に放送されたTVアニメの話題をピックアップ。さまざまな思い出が語られるなか、第7R(7話)のサイレンススズカのシーンについても触れられる。青木はサイレンススズカの魅力は真面目さで、演じている高野麻里佳がひたむきに演じているのも印象的だった、というエピソードを披露した。その後、トークは10月に開催された「2nd EVENT“Sound Fanfare!」の話題へと移行。明坂は、自身が実況席でライブの模様を実況したことを振り返ったほか、本当のレース場のように再現されたステージに驚いたとコメント。併せて、キャストのみんながそこで歌ったり踊ったりしている姿を見て感動した、と感想を述べた。

 その後は、12月19日に発売となったBlu-ray「“ウマ箱”第4コーナー」に収録される完全新作アニメ-ション“BNWの誓い”のPVが会場のスクリーンに映し出される。映像が終わると、近藤が先行上映会の感想を述べたり、渡部恵子や香坂が演じるうえでの難しさを言葉にしたりしたほか、渡部優衣が「BNW」の個性のぶつかり合いが起きているといった内容の感想を述べる。そして、今回のライブでは息がピッタリなところを見せたいと意気込んだところで、イベントは10曲連続披露のウイニングライブパートへと移行した。

 ライブのトップバッターは、ビワハヤヒデ役の近藤。そして、ウイニングチケット役の渡部優衣、ナリタタイシン役の渡部恵子と続く。「“ウマ箱”第4コーナー」に収録されるアニメ-ションのタイトルにもなっているが、この3人は史実(実際の競馬)においてもそれぞれの頭文字をとって“BNW”と呼ばれていた関係。その由来は中央競馬クラシック三冠レース(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)にて優勝を分け合ったライバルであったから。本ウイニングライブではそれぞれがライバルとしてお互いを認め合っているといった姿がみられた。例えば、近藤が歌唱を終えると、渡部優衣にハイタッチをして歌のバトンを渡す、かと思えば渡部優衣は渡部恵子と背中合わせで目を合わせず、お互いを“信じている”といった素振りでバトンタッチして魅せたシーン。3人のパフォーマンスも圧巻だったが、こういったひとつ、ひとつの流れに“絆”を感じ、胸が熱くなった。

 いきなり最高潮にまであたたまった空気のなか登場したのは、ナイスネイチャ役の前田。有馬記念で3年連続3着を記録するほど3着が多い「ブロンズコレクター」と呼ばれる競馬界のナイスネイチャは、BNWとも熱戦を繰り広げ、時には勝利を手にしていた名馬である。ウマ娘のナイスネイチャは「私に期待しないほうがいいよ」と普段は斜に構えがちなタイプ。しかし、BNWのパフォーマンスを見た彼女が静かに燃えている……。そう感じるほどに躍動する前田の歌声とエネルギッシュな動きに胸が熱くなった。

 そのバトンを確かに受け取ったのは、ゴールドシチー役の香坂。遅刻の常習犯で、難しい性格でもあるウマ娘だが、レースへの想いはホンモノ。歌詞にちりばめられた想いを香坂が凛々しく歌い上げていく。髪をなびかせながら歌い上げる姿は“尾花栗毛”と呼ばれる美しいプラチナブロンドの髪色を持つゴールドシチーと重なって見えた。

 ウイニングライブも中盤に差し掛かってきたところで登場したのは、スペシャルウィーク役の和氣とゴールドシップ役の上田。実況の赤坂さん役の明坂の実況とともに「走れウマ娘」を歌唱した。歌っている最中は常に笑顔の和氣と上田。アニメでもポジティブな発言や面白い発想で視聴者を笑顔にしてきた二人らしさがあふれるパフォーマンスに、自然と気持ちも高揚した。なお、曲の途中では、上田が早口言葉“すがすがしいサイレンススズカ”を5回連続で挑戦する場面も。思わず噛んでしまいそうな難しい早口言葉を成功させて会場を沸かせた。

 盛り上がったステージに続いて登場したのは、メジロライアン役の土師だ。史実でも多くの名馬を生み出し、ウマ娘の世界でも名門として扱われている「メジロ」の名を冠するウマ娘の名に恥じない、堂々かつパワフルなウイニングライブを披露。また、エアグルーヴ役の青木と握手を交わして歌のバトンを渡した場面では、彼女の健全さや清々しさを感じられた。

 そのバトンを受け取ったエアグルーヴ役の青木はまさに“女帝”の如しウイニングライブで会場の目をくぎ付けにする。なんでも完璧にこなすが故にプライドも高いウマ娘・エアグルーヴ。青木が浮かべる余裕を感じさせる笑みからはそんなウマ娘らしさがひしひしと伝わってくる。思わず見入ってしまうほど、上質で自然と気分が高まるウイニングライブだった。

 ライブもラストスパート。ここで再び登場したのはBNWの3人だ。歌唱したのは絆がひとつのテーマとなっている「春空BLUE」。一定の距離感を保つ3人、一方で、自分のパート以外でもそれぞれの歌詞を口ずさんでいる姿も見られた。近くにいなくても、傍にいなくても信頼し合っている、お互いを分かっている。ライバルの3人の“絆”を感じられるステージは感動的で、3人の世界が幕張メッセの特設ステージに広がった。

 怒涛の10曲連続ライブの最後を務めたのは、スペシャルウィーク役の和氣。歌唱したのは、「ありがとう、神様」だ。本曲は「2nd EVENT“Sound Fanfare!」でも終盤に披露した楽曲。2ndライブのとき同様に「まずは気持ちを伝える」というパフォーマンスは、余韻に浸れる、心地よいものであった。

 最終コーナーに差し掛かったところで披露したのは「うまぴょい伝説」。最後は駆け付けたトレーナーの方々も出走したウマ娘たちもさまざまなライブを熱くさせてきた本曲で最高潮に盛り上がり、ライブを締めくくった。

 2ndライブのイベントレポートにも書いたが、今回私が感じたこと以外にもウマ娘たちにはさまざまな物語がある。それはトレーナーさんたちの数だけあるといっても過言ではないかもしれない。これからもさまざまなドラマを生んでいくであろうコンテンツの次なる一手も楽しみである。

 

“ウマ娘 プリティーダービー CygamesFes2018 Special LIVE DAY2”セットリスト
01.Make debut!(全出走者)
02.手綱と絆(ビワハヤヒデ:CV=近藤唯)
03.WINNING MELODY(ウイニングチケット:CV=渡部優衣)
04.感情の黎明(ナリタタイシン:CV=渡部恵子)
05.アウト・オブ・トライアングル(ナイスネイチャ:CV=前田佳織里)
06.素顔のココロ(ゴールドシチー:CV=香坂さき)
07.走れウマ娘(スペシャルウィーク:CV=和氣あず未、ゴールドシップ:CV=上田瞳)
08.希望ディスカバリー(メジロライアン:CV=土師亜文)
09.EMPRESS GAME(エアグルーヴ:CV=青木瑠璃子)
10.春空BLUE(ビワハヤヒデ:CV=近藤唯、ナリタタイシン:CV=渡部恵子、ウイニングチケット:CV=渡部優衣)
11.ありがとう、神様(スペシャルウィーク:CV=和氣あず未)
12.うまぴょい伝説(全出走者)

© Cygames, Inc. ©2018 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」製作委員会



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