「劇場版忍たまドクタケ忍者隊最強の軍師」再上映へ！週替わりボイスムービー＆新規入プレが登場

『劇場版忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』が、2025年12月5日から再上映されることが決定した。通常版と4DX版の再上映に加え、新たに制作されたドルビーシネマ版での上映も行われる。また、本編に週替わりのボイスムービーが後付けされ、新規の入場者プレゼントも配布される。再上映にあたり、原作者の尼子騒兵衛と藤森雅也監督からコメントも到着した。

『劇場版忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』は、TVアニメ、ミュージカル、実写映画などさまざまなかたちで親しまれてきた『忍たま乱太郎』より、ファンの間で高い人気を誇る『小説落第忍者乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』を映像化した作品だ。タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との決闘に向かった土井先生が消息を絶つところから始まり、普段の『忍たま』とはひと味違ったシリアスな展開が待ち受ける物語を描いた。

初代キャラクターデザインを務め、前作『劇場版アニメ忍たま乱太郎忍術学園全員出動！の段』も手掛けた藤森雅也監督のもと、脚本は『小説落第忍者乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』の著者であり、TVシリーズにも携わる阪口和久が担当した。TVシリーズに引き続きアニメーション制作は亜細亜堂が務め、高山みなみ（乱太郎）、田中真弓（きり丸）、一龍斎貞友（しんべヱ）、関俊彦（土井半助）らおなじみの豪華キャスト陣が名を連ねる。2024年12月20日より公開され、興行収入は30億を超える大ヒットを記録していた。

その公開から約1年を経るタイミングからのこのたびの再上映では、通常版の再上映と4DX版の再上映に加え、新たに制作されたドルビーシネマ版での上映も行われる。また、本編の後付け映像として週替わりのボイスムービーが実施されることも明らかになった。

これは、昨年配布された入場者プレゼント第4弾、第5弾、第8弾の「描き下ろし脚本付きイラストカード」の脚本が、新たにボイスドラマとして録り下ろされたもの。3週間にわたって、全8種すべてのボイスムービーが上映される。さらに、週替わりの新規入場者プレゼントも配布される予定とのことで、上映劇場などの詳細は今後の発表を楽しみに待ちたい。再上映にあたり、原作者の尼子騒兵衛と藤森雅也監督からコメントも寄せられた。

『劇場版忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』は、2025年12月5日から再上映される。なお、この再上映に向けたムビチケの発売は行われないが、昨年の公開当時に販売されたムビチケは今回の再上映でも使用できる。

＜以下、コメント全文掲載＞

原作・尼子騒兵衛

公開から1年もたって再上映というのはすごいことですよね。ファンの方の応援や願いがあって実現した再上映だと思います。
日々「忍たま」を応援してくださる皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて見る方は知らなかった面白さに気が付くかもしれませんし、見れば見るほどキャラクターの解像度が高まって、より楽しんでいただけるのではないかと思います。
ドルビーシネマ版では雑渡さんが天井から出てくるシーンで、天井から声が聞こえるらしいです。どんな迫力のある音響になるのか、私も楽しみにしております。
全国の劇場で見られるということで、昨年見逃した方や、人から「忍たま」の話を聞いて気になっている方がいらっしゃったら、これを機に見に来ていただけたら嬉しいです。

監督・藤森雅也

まずは、再上映に至ったことが望外でして、ファンの皆様や関係者の方々へは感謝の念しかありません。
また、制作スタッフと亜細亜堂の皆の苦労が報われたことを何よりも嬉しく思っています。
さて、今回のドルビーシネマ版は映像と音響のリマスター作業に立ち会わせてもらい、明らかに別物でありながらも「忍たま」らしさは失わない絶妙なバランスに仕上げていただきました。色は深く、黒は締まっているけれど、パキパキしすぎない柔らかさは残す。かの組
頭が天井から顔を出すシーンでは、思わず見上げたくなるほど頭の上から声が聞こえる等々。
ソフトや配信と比べてもなお新鮮な気持ちでご覧いただけること請合いなので、楽しんでいただければ幸いです。