8月は怪談や都市伝説、心霊番組など、超常現象が注目される季節です。
アニメの世界でも“超能力”と呼べるような、科学では説明できないパワーを宿したキャラクターが数多く登場します。手を使わずに物を動かせるサイコキネシス、他人に心を伝えるテレパシー、離れた場所に一瞬で移動できるテレポーテーションなど、扱える能力もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“超能力”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月5日から8月11日までのアンケート期間中に932人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントで、女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■超能力×アニメの魅力を再発見!
第1位
1位は『斉木楠雄のΨ難』の斉木楠雄。支持率は約40パーセントでした。
また「"僕の名前は斉木楠雄。超能力者だ"という自己紹介と、声を務める神谷浩史さんの冷静な声がよく合っています」や「何でもできてしまうため達観しているかと思いきや、コーヒーゼリーが大好きだったり、クラスメイトのために能力を使ったりと、実は人間味があるんですよね」と親しみが持てるという意見も多く、超能力キャラの中でも別格の存在感を示しています。
第2位
2位は『ダンダダン』の綾瀬桃(モモ)。支持率は約10パーセントでした。
「超能力の使い方を臨機応変に変えていて面白い。アニメ化で戦闘シーンの迫力も増しました」や「今まさに放送中でタイムリーな作品だから真っ先に思い浮かんだ」と、注目度の高さもうかがえました。
第3位
3位は『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー。支持率は約6パーセントでした。
読者からは「“ちち”と“はは”のために、隠れて力を使う健気さが可愛い。ちょっとおバカなところもありますが、フォージャー家の一員としてきちんと活躍しています」や「年齢を上に偽っているため、学校の勉強は苦手。テストでは超能力でカンニングをしようと企んでいましたが、新月だと超能力が使えないことを思い出して焦るのが可愛かった」と、コミカルな一面も魅力です。
「未来予知ができる犬のボンドとのコンビが大好き。アーニャが心を読むからこそ予知能力も活かせて、チームワーク抜群!」と、超能力キャラ同士で物語を盛り上げています。10月からはTVアニメ第3期の放送が予定されています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『モブサイコ100』影山茂夫には「中学生ながら最強の超能力者でありながら力を悪用することは一切せず“超能力を人に向けない”という師匠の教えを貫く芯の強さが素晴らしい。本当の強さとは何かを教えてもらいました」。
『ポケットモンスター』ナツメには「エスパー少女の肩書きを持つ超能力者。アニメでは一切笑わない子でしたが、サトシのゴーストで笑顔になって笑うようになったエピソードが思い出深い」。
『とある科学の超電磁砲』御坂美琴には「7人しかいない超能力者(レベル5)の第3位。コインを超音速で打ち出す超電磁砲(レールガン)だけでなく、砂鉄を用いた攻撃や、電流を使って物体を飛ばすなど、戦闘面での活躍がすごい」と、第4期の制作が決まったタイトルにも投票がありました。

■ランキングトップ10
[“超能力”キャラといえば?]
1位 斉木楠雄 『斉木楠雄のΨ難』
2位 綾瀬桃(モモ) 『ダンダダン』
3位 アーニャ・フォージャー 『SPY×FAMILY』
4位 影山茂夫(モブ) 『モブサイコ100』
5位 御坂美琴 『とある科学の超電磁砲』
6位 戦慄のタツマキ 『ワンパンマン』
7位 一方通行(アクセラレータ) 『とある魔術の禁書目録』
8位 ミュウツー 『ポケットモンスター』
9位 朝倉シン 『SAKAMOTO DAYS』
10位 宇佐見菫子 『東方Project』
(回答期間:2025年8月5日~8月11日)