4月10日は教科書の日。
「良(4)い図(10)書」の語呂合わせから制定された記念日です。学校の授業で使う教科書だけでなく、人生に大きな影響を与えたものを、比喩として“教科書”と呼ぶこともあります。
アニメから大切なことを学んだという人も多いのではないでしょうか。キャラクターの言葉や生き様に感銘を受けたり、物語を通じて新たな価値観に触れたり、作品の影響を受けて挑戦する勇気をもらったり……。時にアニメは人生の指針となることもあるでしょう。
そこでアニメ!アニメ!では「あなたの“人生の教科書”といえるアニメは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。4月4日から4月7日までのアンケート期間中に257人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■生き方を変えた作品がランクイン!
第1位
1位は『銀魂』。支持率は約15パーセントで、3年連続のトップでした。

読者からは「普段はバカばかりやっているけれど、だからこそ、たまに語られる名ゼリフがしっかりと心に伝わってくる」や「壮絶な過去や境遇を持つキャラが多く、人生経験に裏打ちされた言葉には説得力があります」、「笑いあり涙ありギャグあり何でもありの作品だけど、とくに感動回からは学ぶことが多い。それに各話タイトルも教訓なのでためになる!」とキャラクターはもちろん、さまざまな理由から投票を集めました。
第2位
2位は『暗殺教室』。支持率は約12パーセントで、昨年の同率2位から単独となりました。

第3位
3位は『文豪ストレイドッグス』。支持率は約6パーセントで、昨年の同率2位から順位を下げましたが、トップ3はキープしています。

■そのほかのコメントをご紹介!
『フルーツバスケット』には「人との出会いや別れ、愛のかたち、人間の醜さや美しさなど、多くのことを教えてくれたアニメです。ここまであらゆる要素が入っているアニメは他にはない!」。
『アオのハコ』には「“遠くの目標を持つことを怖がらないで欲しい”という千夏先輩の言葉に感動し、諦めずに頑張り続けていたら、夢の世界への第一歩を踏み出すことができました。『アオのハコ』と出会わなければ諦めていたかもしれません」。

『葬送のフリーレン』には「キャラクターの一言一言が、人生の金言として心に響きます。辛いときもその言葉を思い出して、前向きな気持ちで頑張っています」と第2期の制作が決まっているタイトルにも投票がありました。

■ランキングトップ10
[あなたの“人生の教科書”といえるアニメは? 2025年版]
1位 『銀魂』
2位 『暗殺教室』
3位 『文豪ストレイドッグス』
4位 『ハイキュー!!』
5位 『CLANNAD』
5位 『NARUTO -ナルト-』
7位 『進撃の巨人』
7位 『ドラえもん』
9位 『フルーツバスケット』
9位 『名探偵コナン』
(回答期間:2025年4月4日~4月7日)