マンガ『名探偵コナン』のキャラクターで装飾された、原作者のマンガ家・青山剛昌のふるさとである鳥取県と京阪神を結ぶ特急列車「特急スーパーはくと号」が、12月3日より運行を開始する。これに伴い、運行初日には出発式が開催される。
青山剛昌の代表作のひとつである『名探偵コナン』は、黒ずくめの組織に命を狙われ、子どもの姿になってしまった工藤新一＝江戸川コナンがさまざまな難事件を解き明かす物語を描くマンガだ。新一のガールフレンドである毛利蘭、新一と同じく子どもの姿になってしまった灰原哀ら、新一＝コナン周辺の登場人物の心模様も描写される。コミックの総発行部数は全世界累計で2億7000万冊を突破しており、国内外で人気を博す。
このほど運行が開始される「スーパーはくと名探偵コナン号」は、車体にそんな本作のキャラクターたちを多く配置することで、旅の楽しさを演出した特急列車となる。ヘッドマークには「スーパーはくと名探偵コナン号」の名前の通り、白兎とコナンが掛け合わさったイラストがあしらわれる。また、外装だけではなく内装にもさまざまなこだわりがあり、客車の床面、枕カバーやロールカーテン、デッキにも主要キャラクターがデザインされる。外装から内装に至るまで、『名探偵コナン』の世界観を存分に楽しめる。
その出発式は12月3日9時30分より、JR倉吉駅 1番乗り場にて行われる。関係者による車両見学、テープカット・記念撮影、関係者による出発進行などが、10時13分発「特急スーパーはくと6号」の発車を見送るまで催される。なお、式は同日の15時～15時30分頃、特急スーパーはくと9号」の到着時間に合わせてJR大阪駅でも実施される予定だ。
＜『「スーパーはくと名探偵コナン号」出発式』 概要＞
◆倉吉駅◆
日 時：2023年12月3日（日）9:30～10:15頃
※10:13発「特急スーパーはくと6号」の発車を見送るまで
場 所：JR倉吉駅 1番乗り場（鳥取県倉吉市上井）
主 催：智頭急行株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、鳥取県
出席者：智頭急行株式会社 代表取締役社長 西尾 浩一
西日本旅客鉄道株式会社 理事 中国統括本部 山陰支社社長 佐伯 洋一
鳥取県知事 平井 伸治
北栄町長 手嶋 俊樹
内 容：関係者による車両見学、式典開始、主催者あいさつ、来賓あいさつ、テープカット・記念撮影、関係者による出発進行、式典終了、囲み取材等
◆大阪駅◆
日 時：2023年12月3日（日）15:00～15:30頃（予定）
※「特急スーパーはくと9号」の大阪駅到着時間に合わせて実施予定。
（大阪駅15:22着、15:25発）
場 所：JR大阪駅 3番乗り場（大阪府大阪市北区梅田3丁目1-1）
主 催：智頭急行株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、鳥取県
（C）青山剛昌／小学館
