「ブルーロック」馬狼照英は“俺様キング”からどう変わる?第2クールの覚醒に注目【キャラ解説】 | 超!アニメディア

「ブルーロック」馬狼照英は“俺様キング”からどう変わる?第2クールの覚醒に注目【キャラ解説】

さまざまな“エゴ”がぶつかり合う『ブルーロック』。今回は、自己中心的な性格と態度が目立ち、「王様(キング」と呼ばれる馬狼照英(CV.諏訪部順一)をピックアップ!

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2023年1月からはTVアニメ第2クールを迎えたTVアニメ『ブルーロック』。今までのスポーツアニメとは一風異なるストーリーの展開と、一流のストライカーを目指す個性豊かなキャラクターたちが人気を集めている。今回はブルーロックのあらすじと合わせて、現在第2クールでスポットが当たっている「馬狼照英(ばろう しょうえい)」について紹介する。

■ブルーロックとは

『ブルーロック』第2弾キービジュアル(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

全国出場をかけた試合に僅差で敗れた潔世一(いさぎ よいち)の元に、日本フットボール連合から手紙が届く。
フットボール連合が主催するプロジェクトの強化指定選手に選ばれた潔は、300人の中から世界1のストライカーを生み出す「青い監獄プロジェクト」に招待されることに。

「青い監獄プロジェクト」の舞台となるのは、5つに分かれた青い棟「ブルーロック」。潔は個性あふれる選手たちと切磋琢磨しながら、自らの選手生命をかけてブルーロックで生き残るための決断を迫られていく。

『ブルーロック』の魅力といえば、単なるサッカーアニメというだけでなく、手に汗握る展開が続くデスゲーム的な要素が挙げられる。
「各プロジェクトで負けたら即失格で今後日本代表に選ばれなくなる」という、サッカー選手生命を賭けた高校生たちの本気のバトルが見られるのは、『ブルーロック』ならではの面白さだ。

■第2クールのあらすじは?

ブルーロックは現在、アニメ第2クール目となる「二次セレクション編」に突入している。
二次セレクションは5つのステージで構成されており、クリアした者だけが次のステージに進める仕組み。一次よりも格段に跳ね上がる難易度に苦戦しながらも、潔は凪誠士郎、馬狼照英と3人1組のチームを作って試合を進む。
自分とは異なるプレースタイルを持つ2人とチームを組む中で、潔はストライカーとしての自らの武器を磨いていくのだった。

まだまだ試合が熱くなる第2クールの中で、特に注目を浴びているのが馬狼照英だ。そのプレースタイルと“俺様”な性格から「王様(キング)」と称される馬狼だが、彼もまた今回の二次セレクションで大きな成長を見せたメンバーの1人である。ここからは、二次セレクションのキーパーソン、馬狼について解説する。

■馬狼照英とは

「おい、口を慎めよ下手くそ」

潔だけでなく、フィールドの全メンバーに対して粗暴な振る舞いが目立つ馬狼。“王様”(キング)という呼び名にぴったりの自信家で、自己中心的な性格と態度が目立つ。
サッカーのプレーにおいて周囲の人間は自分を目立たせるために存在すると考えており、自分のプレーでゴールをすることしか考えていない。

特出する能力はゴール右上角への正確無比なシュートテクニック、そして強靭なフィジカルを駆使した突進力。 シュートの射程距離は28m以上とペナルティーエリア外からでもシュートを狙えるほど広く、対戦した潔を驚かせた。しかし、その実力と裏腹に、俺様な個人プレーが目立つため仲間からは問題児扱いされることも……。

潔と組んだ3マンでは“「悪役」として活躍する才能”に覚醒。パスやブロックの連携で生じるわずかな「隙」を見つけて強力な個人技で自らを捩じ込みゴールを奪う、新たな武器を得た。

また、プライベートでは几帳面かつ神経質であり、モノの整理整頓や洗濯物を丁寧に扱うなどの、お母さんポジション的な一面もある。凪から「キングっつーかメイドじゃん。メイド・バロウ爆誕」とからかわれる程の、私生活でも目立つマイルールが、フィールドでの馬狼の強さにも繋がっているのだろう。このクスッと笑ってしまう私生活とフィールドのギャップも、馬狼の魅力の一つだ。

■他のキャラとの関係性は?

馬狼は一次選考のチームZ戦で、潔達と初対戦。1stステージを突破した後、成早朝日・西岡初とチームを組む。潔との対戦に負けたことで、凪と潔のチームに引き入れられ、3rdステージを突破する。

この試合で潔を認めるようになり、「ヘタクソ」と呼んでいた潔を初めて本名で呼ぶようになった。3rdステージ以降、潔の影響を受けてプレースタイルにも協調性が見られるようになり、良い意味で精神的な変化も見られるようになる。

セカンドセレクションでは、馬狼が潔を1人のライバルとして認めステージを進んでいく様子に、少しずつではあるが絆のようなものが出来上がっていることが見て取れる。ブルーロック最強メンバーの1人である「俺様キング」がこれからどう化けていくのか、今後の展開がますます楽しみだ。

■馬狼の声優は?

諏訪部順一

馬狼の声を担当するのは、声優の諏訪部順一。1972年3月29日生まれ、東京都出身で、『テニスの王子様』の跡部景吾役をはじめ、『呪術廻戦』の両面宿儺役など、人気作品のキャラクターを多く演じている。

諏訪部さんといえば。低めのダンディボイスが特徴。今作では、体格が大きく男らしさが目立つ馬狼の声にぴったりとハマっている。諏訪部さんの存在感のある声で放たれる、馬狼の口癖「下手くそ」という台詞に、馬狼の支配下に置かれるような圧を感じた方も多いだろう。自信に裏付けられた馬狼の凄みを声から表現できるのは、数々の役を演じてきた諏訪部さんの実力だからこそなせる技といえよう。



潔と馬狼のコンビネーションがようやく見えてきた二次セレクション。潔によって初めて敗北を経験し、プレースタイルが大きく変化した馬狼。
敵も味方も巻き込んだ予測不可能なプレーで、一体私たちにこの先どんな景色を見せてくれるのか。最強のストライカーを目指して成長していく彼らの旅路を、最後まで見守っていこう。

(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会


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