歴代「プリキュア」シリーズ15作品まとめ ストーリーや特色を一挙おさらい!【HUGプリ登場記念】 | 超!アニメディア

歴代「プリキュア」シリーズ15作品まとめ ストーリーや特色を一挙おさらい!【HUGプリ登場記念】

10月14日放送の女児向け人気アニメ『HUGっと!プリキュア』第36話と第37話において歴代プリキュアが登場する。映画では恒例の歴代プリキュアの共演だが、テレビシリーズでは初となる。

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『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会
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10月14日放送の女児向け人気アニメ『HUGっと!プリキュア』第36話と第37話において歴代プリキュアが登場する。映画では恒例の歴代プリキュアの共演だが、テレビシリーズでは初となる。

「『HUGっと!プリキュア』第36話先行場面カット」(C)ABC-A・東映アニメーション
(C)ABC-A・東映アニメーション


『プリキュア』シリーズは、どこにでもいる普通の少女が要請に助けを求められて伝説の戦士「プリキュア」に変身し、妖精や人間の世界を脅かす悪の組織を倒して平和を取り戻すまでが描かれている。2004年の第1作を皮切りにこれまで15のプリキュアの物語が展開されている。

今回登場するのは、第1作『ふたりはプリキュア』からキュアブラックとキュアホワイト、第2作『ふたりはプリキュア MaxHeart』からシャイニールミナス、第4・5作『Yes!プリキュア5(Yes!プリキュア5 GoGo!)』からキュアドリーム、第6作『フレッシュプリキュア!』からキュアピーチ、第13作『魔法つかいプリキュア!』から3人全員、第14作『キラキラ☆プリキュアアラモード』の6人全員、合わせて14人だ。

現在のプリキュアは総勢55人。せっかくなので、アニメ放送前に妖精と変身アイテムがキーワードのプリキュア歴代15作品のストーリーを振り返って見よう。

■第1作『ふたりはプリキュア』全49話(2004年2月1日~2005年1月30日放送)



「ふたりはプリキュア キュアブラック&キュアホワイト ふたりセット」30,564円(税込)(C)ABC-A・東映アニメーション
(C)ABC-A・東映アニメーション


キュアブラック:美墨なぎさ
キュアホワイト:雪城ほのか

世界を闇に染めるため悪の組織ドツクゾーンが、7つのプリズムストーンを奪うために「光の園」(妖精の世界)を侵略。妖精のメップルとミップルはなんとか残り2つのプリズムストーンを携えて「虹の園」(地球)に逃げ込み、ベローネ学院女子中等部2年生・美墨なぎさと雪城ほのかに出会う。妖精たちによって伝説の戦士プリキュアへ変身する力を与えられた2人が、それぞれキュアブラックとキュアホワイトとして追いかけてきた怪物たちと戦うことになる。

記念すべきシリーズ第1作は、これまでの女児向けアニメではスタンダードとも言える魔法のステッキなどを使った戦いではなく、プロデューサーの鷲尾天氏による「女の子だって暴れたい!」のコンセプトに沿って徒手空拳による肉弾戦を描いた。

ディレクターには『ドラゴンボール』『エアマスター』などを手がけたでダイナミックな演出を得意とする西尾大介が起用され、バディを組んで戦うというのも本シリーズならではの特徴で、アクションものと合わせて以後のシリーズでも引き継がれている。

■第2作『ふたりはプリキュアMax Heart』全47話(2005年2月6日~2006年1月29日放送)


キュアブラック:美墨なぎさ
キュアホワイト:雪城ほのか
シャイニールミナス:九条ひかり

第1作の続編の立ち位置であるため、なぎさとほのかが引き続き登場する。
ドツクゾーンとの戦いを終えて3年生に進級したなぎさとほのかは、勉強や部活と普通の尾女の子としての日常を送っていた。しかし、光の園では先のジャアクキングとの戦いで傷ついたクイーンが12のハーティエルに分裂してどこかに消えてしまう事件が起きる。さらに、虹の園でもジャアクキング復活をもくろむ四天王が再び集結していた。

この危機になぎさとほのかは再びプリキュアとして戦うことを決意し、3人目の戦士シャイニールミナスに覚醒した九条ひかりを新たな仲間に加えて、クイーンを元の姿に戻すためにハーティエルに集めていく。

■第3作『ふたりはプリキュア Splash Star』全49話(2006年2月5日~2007年1月28日放送)


キュアブルーム:日向咲
キュアイーグレット:美翔舞

第3作では世界観はそのままにストーリーとメインキャラクターが一新された。女児アニメにおいて、メインキャラクターを一新することは前例があまり見られなかったこともあり、一つの挑戦と言えた。ディレクターも小村敏明氏に変わったことで、世界観が柔らかくなり、シリーズの表現のバリエーションが広がったと評価されている。

海原市立夕凪中学校に通う2年生の日向咲は、幼い頃に「大空の樹」で妖精を見たものの引っ越しで離ればなれになった美翔舞と5年ぶりに同じ場所で再会する。そこに、滅びの国「ダークフォール」に乗っ取られそうになっている「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピが現れる。
力を貸して欲しいと頼まれた2人は伝説のプリキュアに変身し、世界樹と7つの泉を取り戻すために戦うことになるのだった。

■第4作『Yes!プリキュア5』全49話(2007年2月4日~2008年1月27日)


キュアドリーム:夢原のぞみ
キュアルージュ:夏木りん
キュアアクア:水無月かれん
キュアミント:秋元こまち
キュアレモネード:春日野うらら

第4・5作合わせて一つに繋がっている。それまでの2人バディから5人体制となり、変身や必殺技を2人で行っていたのも単独となっている。

サンクルミエール学園に通う中学2年生の夢原のぞみは、ある日イケメンの男性を追いかけて図書館で不思議な本「ドリームコレット」を見つけたことで、イケメン男性が実は変身していた“妖精の国”パルミエ王国の王子ココだと知る。
ココは邪悪な組織「ナイトメア」に滅ぼされた故郷を復活させるため、どんな願いでも1つだけ叶えてくれるドリームコレットを探していた。ココを助けることを決めたのぞみは伝説の戦士プリキュアとなり、仲間を増やしながらドリームコレットを狙うナイトメアと戦い、ドリームコレットが願いを叶えるために必要な妖精・ピンキーを55匹集めていく。

■第5作『Yes!プリキュア5GoGo!』全48話(2008年2月3日~2009年1月25日)


キュアドリーム:夢原のぞみ
キュアルージュ:夏木りん
キュアアクア:水無月かれん
キュアミント:秋元こまち
キュアレモネード:春日野うらら

今作を持って、プリキュアシリーズを立ち上げた鷲尾天氏はプロデューサーを一旦交代している。
ナイトメアが消滅したことで復興を遂げたパルミエ王国ではココとナッツの戴冠式が執り行われるところ、突然、謎の組織エターナルが襲撃。ココとナッツたちはのぞみたちの世界に転送されてしまう。
一方、ナイトメアを倒し、平和な日常を送っていたのぞみたち5人の前に一人の少年が現れ、フローラと名乗る女性からの「キュアローズガーデンで待っています」という手紙を渡す。手紙がローズパクトへと姿を変えた矢先、それを奪いにエターナルの手先がやってくる。駆け付けたココとナッツによって、新たな変身アイテム・キュアモで再び変身したのぞみたちの戦いが始まる。

→次のページ:第6作『フレッシュプリキュア!』

《乃木章》
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