「機動戦士ガンダム 水星の魔女」HGガンダムルブリスを“アニメ塗り”してみた!「合わせ目ほぼ無し」ガンプラレビュー | 超!アニメディア

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」HGガンダムルブリスを“アニメ塗り”してみた!「合わせ目ほぼ無し」ガンプラレビュー

TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が、いよいよ2022年10月2日17時から放送開始となります。本稿では、前日譚「PROLOGUE」に登場したMS・ガンダムルブリスのHGガンプラを組み立て、新しくなった機構などをいくつか紹介していきます。

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「HG 1/144 ガンダムルブリス」/ガンプラ制作・撮影:umi
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TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が、いよいよ2022年10月2日17時から放送開始となります。9月25日には前日譚「PROLOGUE」が放送され、世界観やいくつかのMSがお披露目に。「GUND-ARM」でガンダムと呼ぶ、ガンダムは人の身体とリンクさせて制御する、分解し攻守どちらにも使えるシールドなど、気になるモノがたくさん登場しました。

本稿では、アニメ!アニメ!のガンプラ嬢こと編集部umiが、前日譚「PROLOGUE」に登場したMS・ガンダムルブリスにフォーカス。ガンダムルブリスのHGガンプラを組み立てながら、新しくなった機構などを紹介していきます。

ガンダムルブリスとは


ガンダムルブリスは、地球で設立されたオックス・アース・コーポレーションが開発した試作MS。義肢などの福祉工学を端とする身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させた「GUNDフォーマット」を採用した「GUND-ARM(ガンダム)」の一機。
ガンダムルブリスの特徴は、胸部の「シェルユニット」と、7つに分割する「コンポガンビットシールド」。分離した各ビットは「ビットステイヴ」と呼ばれ、レシーバーガンやバックパックに接続可能となっています。

ガンプラ組み立て


頭部




頭部は5パーツで構成されており、「EG νガンダム」でも見られた"上から被せていく"タイプ。前後でパーツを合わせる従来の頭部パーツとは違い、合わせ目が出ないのが嬉しいです。



アイパーツはこのような感じ。この構造だとツインアイと頭部センサー部の塗り分けやシール貼りがとても楽にできます。バルカン部も色分けされていますね。頭を作っただけでもう達成感がある…!


胸部




胸部には本機の特徴的な機構「シェルユニット」が。この部分にはインモールド成形パーツと、クリアパーツの2種が用意されています。インモールド成形とは、フィルムに印刷された模様を射出成形の金型内に挟み込んで樹脂を射出し、パーツ表面に絵柄を転写する技術のこと。無塗装でもここまで綺麗な色分けを実現できるので、今後のガンプラにも使ってほしいです。



クリアパーツには、発光状態と非発光状態を選択できるよう、貼り付け面に印刷が施されたシールが2種付属されています。しかし、インモールド成形パーツが発光状態のものなので、クリアパーツに貼るシールは非発光状態を選ぶことになりそう。

腕部・脚部




腕・肩に合わせ目は無し! 肩のスイング機構も搭載されており、しっかり可動しそうです。
合わせ目に関しては、多くが段落ちモールドのようになっているため、“消したくなる”合わせ目は、太腿側面に1箇所あるのみです。 徹底的に合わせ目を無くそうという執念を感じるキット…素晴らしい!



シールド


本機の特徴の二つ目「コンポガンビットシールド」。7つの「ビットステイヴ」が組み合わさることでシールドとして機能するという設定のようです。「Prologue」の映像内でも、ビットステイヴが独立して動き、立体的な攻守を行う様子が描かれていました。『水星の魔女』の主人公機・ガンダムエアリアルは、11個のビットステイヴからなるシールドを装備しているよう。もはや攻撃のためのシールドですね。



ビットステイヴは適度な硬さでハマります。ディスプレイしていて自然と分解されることはなさそうなので安心です。

素組み(シール無し)で完成!




細いウエスト、広い肩幅という特徴的なシルエット。
ハンドパーツは一種のみで、シールドをハンドパーツに持たせることはできず、ジョイントパーツで腕に取り付けるかたちとなっています。



ビットステイヴをバックパックに取り付け機動力を上げる「ビットオンフォーム」も再現可能なほか、ジョイントパーツもしっかりしているので、多彩なアクションポーズを安定して取らせることができます。



色分けや合わせ目にも配慮され、素組み状態でも高いクオリティのガンダムルブリスですが、10月1日からはいよいよ『水星の魔女』の主人公機・ガンダムエアリアルの販売が開始されます。ガンダムエアリアルにも、シェルユニットやコンポガンビットシールドなど、ルブリスの特徴的な機構やシルエットが受け継がれている様子。こちらにも期待です。
BANDAI SPIRITSの公式ブログによると、HGの『水星の魔女』プラモデルシリーズは、関節の接続規格を共通にしてあるとのこと。頭部、腕部、手首、股関節部がシリーズ共通となっているので、他のキットとの部位の付け替えが簡単に行えるようになっています。すごい…! カスタマイズのアイデアも膨らみます。

最後に…




『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のアニメ放送を勝手に記念して、ガンダムルブリスを「アニメ塗り」してみました。
公式の設定画を頼りに、影を足しながら筆塗りで塗装しています。

先日放送された「PROLOGUE」の“ろうそくみたいできれいだね”のシーンに、SNS上では「キツい…」「ハッピーバースデーの歌もう歌えない」「プロローグからトラウマ植え付けるの止めませんか」など、阿鼻叫喚でしたね。今までの若年ガンダムパイロットたちの年齢を大きく下回る4歳の女の子がパネルをタップでガンダムを動かせてしまう設定に驚愕しました。『水星の魔女』本編ではどんな展開が待っているのか、期待が高まります。



『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2022年10月2日17時からMBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始。

TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
〈放送情報〉
2022年10月2日より毎週日曜午後5時~
MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始
〈スタッフ〉※短縮表記
企画・制作:サンライズ、 原作:矢立 肇/富野由悠季、 監督:小林 寛、 シリーズ構成・脚本:大河内一楼、
キャラクターデザイン原案:モグモ、 キャラクターデザイン:田頭真理恵/戸井田珠里/高谷浩利、
メカニカルデザイン:JNTHED/海老川兼武/稲田 航/形部一平/寺岡賢司/柳瀬敬之、 音楽:大間々 昂
〈キャスト〉
スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那、 ミオリネ・レンブラン:Lynn、
グエル・ジェターク:阿座上洋平、 エラン・ケレス:花江夏樹、 シャディク・ゼネリ:古川 慎、
ニカ・ナナウラ:宮本侑芽、 チュアチュリー・パンランチ:富田美憂

(C)創通・サンライズ・MBS

《umi》
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