内田雄馬さんは2010年代にデビュー。第11回声優アワードでは新人男優賞、第13回では主演男優賞を受賞しました。2021年は『ゲッターロボ アーク』や『灼熱カバディ』などのタイトルで主人公を担当。

アーティストとしても活動しており、誕生日翌日の9月22日には2ndアルバム「Equal」が発売予定です。
そこで内田雄馬さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。9月6日から9月13日までのアンケート期間中に422人から回答を得ました。
男女比は男性約15パーセント、女性約85パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。
■新作タイトルも複数ランクイン!
第1位
1位は『BANANA FISH』のアッシュ・リンクス。支持率は約42パーセントで、昨年に続きトップを維持しています。

読者からは「複雑な環境で生まれ育ち、本心をあまり表に出さない10代の少年の複雑な心情を細やかに表現していました。無邪気な子どものようなときもあれば、年齢にそぐわぬ大人びた表情を見せるときもあり、そのすべてを演じ切ったことが印象に残っています」や「多くの困難に抗いながら、運命に立ち向かう姿に心を打たれました。内田雄馬さんの言葉一つ一つがアッシュを形作っていると感じられて、あんなにキャラクターに感情移入した作品は初めてです」といったコメントが寄せられました。
強さと脆さを併せもったストリートギャングという複雑な役柄ですが、その心情がダイレクトに伝わってくるという声が多かったです。
第2位
2位は『呪術廻戦』の伏黒恵。支持率は約12パーセントで、2020年秋にTVアニメが開始したタイトルから新たにランクインしました。

伏黒恵は呪術高専の1年生。「雄馬くんの低い声がクールな恵にマッチしています。領域展開のシーンでは、普段の伏黒とはまるで違う鬼気迫る芝居で興奮しました!」や「冷静さや真摯な部分はもちろん、時折みせる可愛らしさや天然な部分も含めて、伏黒恵という一人の人間を演じていると強く感じました」とバトルや日常シーンで見せる一面もファンの心を掴んでいます。
第3位
3位は『アイドルマスター SideM』の桜庭薫。支持率は約8パーセントで、昨年と同順位でした。

「雄馬さんを初めて知ったキャラクターです。落ち着いた中にも情熱が感じられ、時間を重ねるにつれてユニットメンバーや事務所のアイドルとも交流が増えて、信頼関係を築いていく感じが好き」や「『SideM』も今年7周年。芯のある真っ直ぐで繊細な芝居が際立っていて、薫を任せられるのはこの人しかいないと思っています」と長年演じてきたキャラクターであることも人気の理由です。
■そのほかのコメントを紹介!!

『ギヴン』上ノ山立夏には「不器用ながらも優しい上ノ山立夏を素敵な声で魅力的に演じています。この作品がきっかけで内田雄馬の大ファンになりました」。
『KING OF PRISM』シリーズ涼野ユウには「音楽の才能に秀でた少年というぴったりの役どころ。ギター1本での弾き語りシーンは涙なしに見られませんでした」。
『DREAM!ing』獅子丸孝臣には「態度が悪くぶっきらぼうなところがありますが、そこから性根の良さや頭脳明晰なところが見え隠れしているところが可愛い子です」。
『テイルズ オブ クレストリア』ヴィシャスには「まるで唸りを上げるような豪快な喋り方と、イベントで仲間と楽しげに話す雰囲気のギャップに一目惚れしました」とゲームのキャラクターにも投票がありました。
2021年版では『BANANA FISH』アッシュが強さを見せる一方で、『呪術廻戦』、『怪病医ラムネ』、『ゲッターロボ アーク』など、2020年から2021年にかけてオンエアされたタイトルのキャラクターも複数ランクイン。
来年も新キャラが上位に入るのか楽しみになる結果となっています。
■ランキングトップ10
[内田雄馬さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2021年版]
1位 アッシュ・リンクス 『BANANA FISH』
2位 伏黒恵 『呪術廻戦』
3位 桜庭薫 『アイドルマスター SideM』
4位 草摩夾『フルーツバスケット』(2019年)
5位 漣ジュン 『あんさんぶるスターズ!』
6位 獅子丸孝臣 『DREAM!ing』
7位 カワキ 『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』
8位 ウルトラマントレギア 『ウルトラマンタイガ』
9位 上ノ山立夏 『ギヴン』
9位 鳳瑛二 『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE』シリーズ
9位 立花走一郎『MIX』
(回答期間:2021年9月6日~9月13日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。