「失格紋の最強RADIO」は参加型ラジオだもん!? 玉城仁菜・鈴代紗弓・白石晴香・井澤詩織がラジオの魅力を語る

　2021年7月23日よりスタートしたTVアニメ『失格紋の最強賢者』のWEBラジオ「失格紋の最強RADIO」。本ラジオはTVアニメ『失格紋の最強賢者』の魅力を伝えるWEBラジオで、マティアス役の玉城仁菜、ルリイ役の鈴代紗弓、アルマ役の白石晴香、イリス役の井澤詩織がパーソナリティを担当。隔週金曜に配信され、作品の最新情報をお届けするのはもちろん、パーソナリティが色々な企画にチャレンジしている。

　初回となる7月23日の配信では、4人がこれからの呼び方を決めたり、結束力を強めるためのクイズに挑戦したり、『失格紋の最強賢者』を広めるためにどうすればいいのか考えたりなど、様々なコーナーを実施。続く第2回では、それぞれのことをもっと知ってもらうべく、4人のマネージャーさんから届いた長所・短所を発表するという攻めた企画を行い、第3回では、ラジオのテーマソングについてのトークなどを展開した。

　超！アニメディアでは、ラジオの収録を終えたパーソナリティ4人にインタビュー。これまでの内容を振り返ってもらいつつ、ラジオの推しポイントなどについて語ってもらった。

収録を通じて印象が変わったのは……

――「失格紋の最強RADIO」が始まると聞いたときの率直な感想を教えてください。

鈴代　TVアニメが始まる前からラジオをやらせていただけるというのが、素直に嬉しかったです。

白石　嬉しかったよね。「失格紋の最強RADIO」は、アニメの宣伝をするラジオでありながらも、私たちのパーソナルな部分に迫る企画も多いんです。キャラクターや作品のことだけでなく、私たちもお互いのことを知れて楽しいんですよね。

井澤　なんか、学校入学前のオリエンテーションみたいだよね。

鈴代　その感じ、めちゃくちゃ分かります！

玉城　今のアフレコスタイルだと、4人で収録するとしても3人が同じブース、もうひとりは別のブースになることが多くって。なかなか4人で集まって喋る機会ってないんです。だからこそ、このラジオで色々なお話ができるのが本当に嬉しくって。私たち4人もお互いのことを知れて、リスナーの皆さんにも私たちのことを知ってもらえる。そんなウィンウィンなラジオだと思いました(笑)。

鈴代　しかも、になティ(玉城)は初のラジオパーソナリティーだもんね。

玉城　そうなんですよ! 最初はめちゃくちゃ緊張しました。今は他の3人が助けてくれるので、何も考えずに身を任せながら楽しく収録できています。

井澤　4人でラジオを録っていると、色々なエピソードが出てきて話が膨らむよね。止まらないほどに。

白石　確かに(笑)。

鈴代　「個性的なメンバーが集まった」というメールがリスナーさんからも届いていましたが、本当に個性ある4人が集まったので、エピソードも多彩なんですよ。楽しみながら収録できています。

――収録を通じて印象が変わった方はいますか?

鈴代　意外だったのは、になティが虫やホラー系が苦手なところ。いつも冷静で落ち着いているイメージがあったので、そのギャップに少し驚きました。

玉城　しっかりしていて何でもそつなくこなすタイプと思われがちなのですが、実はビビりなんです。自分が見ていないところでドアが閉まる音が聞こえたら「うわっ！」ってビックリしちゃう(笑)。

鈴代　それはそれでかわいいから、そのままでいいと思う(笑)！

白石　私はしーたむさん(井澤)。前に別の現場でお会いしたことがあるのですが、その時はモデルさんのように美しいお姉さまというイメージがあって。だから、なかなか話しかけられなかったんです。

井澤　よく怖そうって言われるの(笑)。

白石　いやいや！お綺麗な方って喋りかけるだけでも緊張しちゃうじゃないですか。怖いということではなくって、本当に恐れ多いという感じだったんです。でも、このラジオを通じて、猫ちゃんが好きだったり、クローゼットの中身がめちゃくちゃだという意外なところがあることが分かって、親近感が湧いてきまして(笑)。一緒にラジオをやることで、しーたむさんの新たな一面が知れてよかったです。

――鈴代さんと白石さんも以前別のアニメ作品で共演されていましたよね。

鈴代　私のなかではるにゃん(白石)は、生放送での立ち振る舞いなどを最初に教えてくれた先輩なんです。

白石　いやいや、何もしてないよ!?

鈴代　実は、はるにゃんの姿を見て勉強させてもらっていたの。トークの内容とか進め方とか、安心感があってすごいなと思っていて。だから、今回もまたラジオを一緒にできると分かった時、すごく安心した。

白石　嬉しい。さゆみん(鈴代)とはとある作品の生放送やイベントをよく一緒にやっていたんです。その作品のリリースイベントでは、司会者をじゃんけんで決めていたのですが……。

鈴代　ほぼ毎回私が負けるというね。

白石　そうそう！だから、当時から色々と“持っている人”だと思っていたの(笑)。それに、さゆみんには華もあるから、喋るだけでその場が湧くんだよね。以前は自分でどう納めたらいいか分からないと言っていたこともあったけど、今はそんな不安を感じさせないくらい話をしっかりまとめてくれる。カッコいいな。

鈴代　恐縮至極に存じます。

印象に残っているコーナーは……

――これまで3回放送されましたが、印象に残っているコーナーは?

玉城　第2回目の放送で行った、それぞれのマネージャーさんが答えた私たちの長所・短所を発表するという企画が衝撃的でした。仕事するうえでいちばん身近な人にどう思われているのか……。内心はビビっていましたが、客観的に見た私の長所・短所を知れて嬉しかったです。

鈴代　「アニメジャパン」のNBCさんブースでもこの4人でクロストークしたのですが、その時からテンポ感や空気感がいいなと感じていたんです。ラジオでもその空気感は健在で、どのコーナーをやっていても楽しくて仕方ないんですよ。それに、やる企画がレアと言いますか、珍しいと言いますか……(笑)。例えば、になティが言っていたマネージャーさんから私たちの長所・短所を聞くって企画は、マネージャーさん自身もあんまりやった経験がないらしいんですよ。このラジオはそんな企画ばかりなので、毎回ワクワクドキドキしています。

白石　公式Twitterのフォロワーさんを増やす企画が印象に残っています。どうやったら盛り上がるのかを話し合う時間が楽しかったですし、実際に私たちが出した「おはようツイートをする」という案によってフォロワーさんが増えたのが嬉しくって。貴重な経験をさせてもらっています。

井澤　最初にみんなの呼び方を決めたのが個人的には助かりました。というのも、アフレコ現場で話しているだけでは、いつあだ名で呼んでいいのかタイミングが分からなくって(笑)。わざわざ「あだ名で呼んでいい?」と聞く機会もないので。だから、こうやって企画であだ名を決めたら呼びやすいですし、実際に距離も縮まっていいなと思いました。

――3回目の放送では、ラジオのオープニングで流れている曲が、ラジオのテーマソングであることが発表されました。

鈴代　仕事のスケジュールを見たとき、「レコーディングのためキープ」と書かれていた日があったんですよ。それが『失格紋』のレコーディングと聞いて、劇中歌なのかなと思っていたら、まさかのラジオのテーマソングだったという。アニメ作品のラジオで一曲歌わせてもらえるなんて思ってもいなかったので驚きつつも、レコーディングはとても楽しくやらせていただきました。

白石　私は仕事の帰り道にマネージャーさんから「『失格紋』のラジオが始まって、テーマソングを歌うことになりました」と言われたんです。ラジオのパーソナリティになる・テーマソングを歌うというふたつの報告が同時にきて、嬉しさも二倍になりました。実際に曲を聞いたときは、すぐに冒頭のメロディが覚えられるくらいキャッチーな曲だと感じました。きっと皆さんにもすぐに覚えてもらえるんじゃないかな。そして、ラジオを聞いた人なら分かると思いますが、制作陣が豪華！素晴らしい作詞・作曲家様に作ってもらえて、ありがたいです。

井澤　「アニメジャパン」の時に「ラジオをやります」という発表はしていたのですが、まだパーソナリティが誰なのかは分かっていなくて。私が演じるイリスは第一弾のキービジュアルにもいないキャラクターだったので、ラジオにはゲストで出るくらいなのかなと思っていたんですよ。そしたら、テーマソングを歌うことが分かり、そこから「歌うということはパーソナリティも担当するんだよね、やったぜ！」と思って。二段階で嬉しさを味わえました。

――玉城さんはこのテーマソングを聞いてみていかがでしたか?

玉城　ラジオ内でも少しお話しましたが、帰り道に口ずさんでしまいそうなくらいキャッチーな曲だと思いました。3人の声質が全然違うのに、合わさるとひとつの作品に仕上がるんですよ。鳥肌が立ちました。配信や販売をして欲しいなぁ。……いつかマティアスバージョンもお願いします。

井澤　聞きたい！

「失格紋の最強RADIO」の推しポイントはここだ！

――音泉PREMIUMサポーターの方が聞ける限定放送では「バーチャルスイカ割り」もやっていました。

鈴代　確か私が以前の放送で「スイカ割りをしたい」と言ったんです。それがまさかこういう形で実現するとは……(笑)。

玉城　今の時代、どんなことでもバーチャルでできるんだと思いました。

白石　実際の収録は4人でわちゃわちゃしていたのですが……。聞いている人はどんな感覚になるんだろう。楽しみ。

玉城　夏っぽい演出でセミの鳴き声が入っていたら、もっと臨場感が出そう。

白石　しーたむさん、ガヤで「カニ」って言っていましたよね。

井澤　そうそう(笑)。

鈴代　海の近くでやっているなら、砂をかける音とかも入れて欲しい。

井澤　波の音もいいよね！

白石　スタッフさんがどんどん大変になっていく(笑)。

――どういう仕上がりになったのかは、実際に聞いてみてのお楽しみ、ですね(笑)。ちなみに、皆さんはリアルでスイカ割りをやったことはありますか?

玉城　私はめちゃくちゃやっていました。

井澤　幼稚園の頃にやったかなぁ? おばあちゃんの家の庭で。

鈴代　私は体育館でやっていたかも。

井澤　えーっ!?

鈴代　記憶違いかな(笑)。でも、どこかでやった気はする。

白石　私、初めてだったかも。初スイカ割りがバーチャルでした。

井澤　現代っ子だなー。

白石　時代、ですね。

玉城　はるにゃんは割る側じゃなくて誘導する側だったから、いつかリアルでスイカを割ってみて欲しい！

――イベントなどでスイカ割りをする可能性も……?

白石　その場合はステージから落ちないよう気を付けます(笑)。

鈴代　でも、なんで「スイカ」なんだろう。「メロン」でもよくない?

井澤　いや、「メロン」は高級だから。

白石　急な疑問だね(笑)。

鈴代　なんか気になっちゃって(笑)。知っている方がいれば、ぜひ教えてください！

玉城　メールなどお待ちしております！

――最後に「失格紋の最強RADIO」の推しポイントを教えてください。

井澤　このラジオ、実は『失格紋』のことを知らなくても楽しめます。先ほどお話したバーチャルスイカ割りなど、映像がないからこそ面白い企画もたくさんやっているので、ぜひ食わず嫌いをせずに、聞いて欲しいです！ここから一緒に、『失格紋』をスタートさせましょう。

白石　私たちがラジオで話したことやリクエストをすぐにアニメのスタッフさんが実現してくださるんです。その輪にぜひリスナーさんも入っていただいて、一緒に作品とラジオを盛り上げていきたいですね！リスナーさんをもっと巻き込んでいきたい。「失格紋の最強RADIO」は参加型ラジオだもん(笑)。これからもよろしくお願いします！

鈴代　はるにゃんも言っていましたが、3回目にして、既に私たちのリクエストを実現してもらっているんです。それなら、リスナーさんの要望や意見を採用してくれる可能性も高いはず！リスナーさんを含めたみんなで一緒に、このラジオを作っていきたいですね。私はこれからも、がんばルリイ！……以上です。

3人　(笑)。

玉城　個性豊かな4人が集まっていますが、発想が似ている部分があるので、収録はいつも心地よいです。アニメでもキャラクターがパーティーを組んでいますが、私たち4人もラジオを通じて絆を深めていっています。作品とラジオがマッチしているので、アニメもラジオも両方楽しんでもらえたら嬉しいですね。どちらから入っても問題ないので！今日は本当に……おつかれさまてぃー。

3人　いいね(パチパチパチ！)。