約6時間にわたって行われたイベントは、下野紘ら音泉でおなじみの声優陣によるトーク、番組テーマ曲のライブなどお祭りの名にふさわしい内容ばかり。会場の様子はニコニコ公式生放送とYouTubeで無料配信され、リアルとオンライン双方で盛り上がりを見せた。
イベント内では新番組の告知や<音泉>のアップデート内容を発表。
6月27日にはプレイヤー機能の向上やアーカイブ数アップ、過去番組の再配信など、<音泉>の番組がさらに楽しみやすくなるような第1弾アップデートが実施される。
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新番組『ねこまっしぐら!我ら猫党』、『まいことゆうこの ラジオ K production』や、『村上奈津実・伊藤彩沙 最近、好きになりました』新パーソナリティの発表、そして8番組テーマソングが1枚のアルバムとして発売など告知も続々。ますます勢いを増す音泉らしさを感じさせるイベントとなった。
アニメ!アニメ!では前半と後半に分けて、各コーナーのハイライトを振り返り! 今回はオープニングから前半のライブパートまでをお届けする。
ファイルーズあいが見せた意外な才能など記憶に残ったシーンとは?
~出演者一覧~
会沢紗弥、飯田友子、礒部花凜、伊藤彩沙、楠木ともり、古賀葵、駒形友梨、篠原侑、下野紘、白河みずな、洲崎綾、鈴代紗弓、高尾奏音、土屋李央、天津向、富田美憂、野村香菜子、花井美春、林鼓子、稗田寧々、ファイルーズあい、藤田茜、前田佳織里、南早紀、村井美里、村上奈津実、守屋亨香、鷲崎健ほか
※小泉萌香、佐藤日向は、関係者に新型コロナウイルス陽性者がいたため大事を取って欠席。
会沢紗弥、飯田友子、礒部花凜、伊藤彩沙、楠木ともり、古賀葵、駒形友梨、篠原侑、下野紘、白河みずな、洲崎綾、鈴代紗弓、高尾奏音、土屋李央、天津向、富田美憂、野村香菜子、花井美春、林鼓子、稗田寧々、ファイルーズあい、藤田茜、前田佳織里、南早紀、村井美里、村上奈津実、守屋亨香、鷲崎健ほか
※小泉萌香、佐藤日向は、関係者に新型コロナウイルス陽性者がいたため大事を取って欠席。
ナンジャモンジャでファイルーズあいがゲームマスターに?
オープニングでは、“音泉キング”下野紘が王冠とマント、立派な口髭を身に着けて登場。玉座に堂々と腰かけ、アンフィシアターのステージに姿を見せた。
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当初の予定とは異なり、『佐藤日向・小泉萌香のバトってダイナソー☆』パーソナリティの佐藤日向、小泉萌香は関係者に新型コロナウイルス陽性者がいたため大事を取って欠席。残念なお知らせではあったが、下野は配信視聴者に向けてマイクなしで大きな声を届けるなど、2人の分まで元気を出してイベントを進行していく。
1つ目の企画「キングと遊ぼう!」では、音泉で最近始まった番組のパーソナリティと、下野紘がゲームやクイズに挑戦!
『高尾奏音の「かのんソナタ~第一楽章~」』からは高尾奏音、『友梨・花凜・李央のらじおぽんぽこぽん』から駒形友梨、礒部花凜、土屋李央、『ゆうときょうかの「あつまれ!ささもり!」』から篠原侑、守屋亨香、『ファイルーズあいの“愛”・ルーズ・Fight!』からファイルーズあい、『のむこがみなみ』から野村香菜子、『楠木ともりのともりるきゃんどる』から楠木ともりが参加した。
下野とともに司会を務めたのは、『天津向のためになるらじお』パーソナリティの洲崎綾。ときにフォローやツッコミを入れながら、ステージを盛り上げた。
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最初のゲームは「音泉ナンジャモンジャ」。楠木と、『音泉女子高生』パーソナリティの林鼓子、白河みずなが描いたオリジナルカードをめくり、思いついた名前を付けていく。同じカードが出たときに正しい名前を最初に言った人が勝つゲームで、記憶力と反射神経が求められる。
するとファイルーズあいが「ゲームマスター感がある」と出演者から評価されるほど正確に即答し、ナンジャモンジャの才能を発揮した。
ゲーム参加者のネーミングセンスも個性的。
高尾は「深海にこもってたらこうなった」、「落ちるよー落ちるよー行くよー」など長い名前を付け、ゲームの難易度を上げていた。
3枚連続で同じカードが出て「ちゃんと切った?」と一同がどよめく場面も。最初に下野が名付けた「ダンサーマン」はそれ以降出ることがなく、出演者たちの笑いを誘っていた。
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熱戦の末、勝利したのはファイルーズ。「遠足のおやつ並みの金額」と司会からツッコまれたケータリング交換券300円分をもらい、「サラダチキンを買います!」と笑顔で宣言していた。
2つ目の企画はビジネスクイズ。ビジネス用語の意味を答えるクイズでは1問目の「アジェンダ」に一同が苦戦していた。
「あー、ジェンダの時間ね」、「性癖」など予想外の回答が続出。正解者は楠木のみだったが、「うまくボケられなかったと思っていたら、正解だったので安心した」と、知らずに答えていたことが判明した。
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下野と洲崎の会話からビジネスにふさわしくない言葉遣いを指摘する問題では、なぜか回答者のファイルーズがオフィスラブを思わせる大人な会話を披露。
次のコーナーで登場した天津向に「官能小説が始まったのかと思った」と言われるほど色っぽい演技を見せていた。
女子高生の匂い、って……?
続いてのコーナーは「音泉は女子高生が大好きだぜ!」。
音泉と女子高生の歴史を勉強したり、女子高生の匂いを感じる文章を披露したりと、女子高生パーソナリティによる番組を数多く配信している音泉ならではの企画だ。
出演者は『音泉女子高生』の林鼓子、白河みずな、『高尾奏音の「かのんソナタ~第一楽章~」』の高尾奏音、『会沢紗弥と花井美春の「まったく、女子高生は最高だぜ!!」』から会沢紗弥、花井美春、『藤田茜シーズン1』と『鷲崎健・藤田茜のグレパラジオ』から藤田茜、『富田美憂・前田佳織里の“調査のご依頼、お待ちしてます!”』から富田美憂、『のむこがみなみ』古賀葵、南早紀。
そして「高校25年生です!」と自己紹介した下野が、司会の洲崎、天津向とともに参加した。
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2004年から始まった『名塚佳織のかもさん學園』、2014年から4年間続いた「ぽにきゃんぜん部」など、パーソナリティに女子高生声優を起用した番組を振り返っていく一同。
現在も女子高生をテーマとした番組作りに力を入れており、会沢と花井は「女子高生は生きているだけで最高」と魅力をアピールした。
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さらにYouTubeで『音泉女子高生』を配信するなど、音声コンテンツだけにとどまらない展開をしている<音泉>。『音泉女子高生』ではこれまでに心霊スポット巡りやなめこの栽培など動画ならではの企画に挑戦しており、林は「声優というよりYouTuberみたい」と、番組を振り返った。
とくに盛り上がったのは「天津向のにおいソムリエ」。女子高生の匂いを感じる文章を出演者たちが発表し、もっともいい文章を天津が選ぶ。
「帰り道、夕食前のカロリーメイト」、「まだあたたかさが残ったままのマフラー」など次々と発表される文章に、すかさず早口でコメントをする天津。その姿に洲崎と下野はついていけないような表情をしていたものの、藤田の「雨上がりの運動場と、雨上がりのうなじの香り」には「ちょっとわかる!」と下野が食いつきを見せた。
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最終ジャッジでは『天津向のためになるらじお』生放送で篠原侑がプレゼントしたリアルな豚の鼻をつけ、一番女子高生の匂いを感じた出演者のもとへ駆けていった天津向。優勝したのは藤田で、副賞として『天津向のためになるらじお』へのゲスト出演が決定した。
あざかわセリフのはずが……下野紘が即興ソングを披露
各出演者が事前に提出したトークテーマを語り合う『音泉トーク(前半)』では鷲崎健と藤田が司会を担当。
下野、富田、野村、古賀、南、ファイルーズ、林、白河、楠木、駒形、土屋、礒部のほか、『村上奈津実・伊藤彩沙 最近、好きになりました』から村上奈津実、伊藤彩沙、『稗田寧々 鈴代紗弓のコーラルマイク』から稗田寧々と鈴代紗弓、『富田美憂・前田佳織里の“調査のご依頼、お待ちしてます!”』から前田佳織里が参加した。
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最初に指名された前田は、回転寿司で注文したオニオンサーモンを同じメニューを頼んでいたほかの客に取られ続けたハプニングを語る。すると下野は仕事後に行った回転寿司で向かいの席が花澤香菜だったと驚きのエピソードを披露。さらに鷲崎も以前、回転寿司で柿原徹也に会ったと寿司と声優にまつわる話題で盛り上がった。
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後半で実施する「第2回あざかわ選手権」に関するトークも。番組ごとに選手とプロデューサーを分担してあざとかわいさを競う企画で、前回は駒形友梨が優勝している。
今回プロデューサーを担当した出演者たちは、セブン-イレブン店頭マルチコピー機に登場している撮りおろしブロマイドへのこだわりや、細かく考えられた設定などを熱弁。また、ブロマイドには使用しなかった未公開写真も登場! 後半の審査コーナーへの期待を高めた。
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さらに今回の出場しない出演者のあざかわを見てみたい!ということで、「いつでもお嫁に行く準備はできてるよ」など、駒形たちが「あざかわセリフ」を披露。女性声優たちが次々とあざとかわいいセリフを口にするうちに、下野紘も参加することになった。
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指定された設定は歌のお兄さん。あざかわセリフのみならず、即興で歌まで披露するサービス精神を見せた。
ファイルーズが命名した「ぞうさんの鼻」を即座に作詞作曲し、アカペラで熱唱した下野。「予想外だったけどやりきった」と達成感をにじませ、<音泉>祭りの会場を後にした。
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番組の個性があふれる!テーマソングのライブ
前半のラストを飾ったのは番組のテーマ曲をフルサイズで生歌唱するライブパート。普段は番組のバックで流れているおなじみの曲を、パーソナリティたちがダンスなどを交えて披露した。
最初は『佐藤日向・小泉萌香のバトってダイナソー☆』の「DINO☆SHOW!」を生で披露するはずだったが、佐藤と小泉が欠席になったため、小泉からのビデオメッセージとフルサイズ音源をお届け。
「あざかわ選手権に出場できなくて残念ですが、もし次回があれば『ダイナソー』が優勝します」と小泉は画面越しに力強く宣言していた。
2曲目は『楠木ともりのともりるきゃんどる』の「Light up!」。
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番組発のキャラクター「魔法少女りるりる」が劇場版アニメになったときにエンドロールで流れる曲、といったイメージで制作したと背景を説明し、キラキラした透明感のある楽曲を歌い上げた。
楠木の足元には翼のような光が。さらに客席にはキャンドルを思わせるオレンジ色のペンライトが灯り、ステージをやさしく彩った。
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続いては『音泉女子高生』の「#青春モード」を林と白河が披露。番組3年目にしてようやくテーマ曲が完成したとのことで、嬉しさをにじませた。
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「JKって感じの曲」と紹介していた通り、歌詞には女子高生の日常を感じさせる言葉が随所にちりばめられている。
歌っている最中もステージを駆け回ったり、指でハートを作ったりと女子高生のかわいらしさとエネルギッシュさが表れていた。
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同じ女子高生でもまた違った方向性を見せたのは、『会沢紗弥と花井美春の「まったく、女子高生は最高だぜ!!」』の「KNO」。
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「KNO」は「くさいネクタイの女」の略で、花井が収録時に着ていた制服衣装のネクタイがくさかったことが由来となっている。
ちなみにイベント前日の番組収録で制服に着替えようとしたところ「ネクタイだけが先に舞浜に行っていた」と驚きのエピソードを明かした花井。「ネクタイに追いつきました」と2人は笑顔でステージに立ち、くさい臭いをかぐときのようなコミカルな振り付けも交えて「KNO」を歌い切った。
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ワクワク感のあるイントロとともにステージに登場したのは、ハムスターのぬいぐるみ。
続いて登場した篠原と守屋はふわふわとした白い衣装に身を包み、『ゆうときょうかの「あつまれ!ささもり!」』の「水曜Twinkle」を披露する。
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ステージのモニターには2人が飼育しているハムスター・ちゅちゅまるも映し出され、一緒にライブを盛り上げていた。
「久しぶりにみんなの前で歌えて嬉しい」と、有観客イベントのありがたさを実感した2人。テーマソングの歌詞にも触れ、「思っていたよりもエモい曲になった」、「元気や癒しをくれる」と魅力を語った。
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前半のラストを飾ったのは、元音泉ジュニア飯田友子・村井美里によるギターユニットKANPAI。素人がギターに挑戦する企画から結成されたKANPAIは、「<音泉>祭り2020冬」でもお披露目した「サマータイムレコード」を久しぶりに演奏。さらに新たに練習した「Calc.」、「曇天」を初披露する。
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生のギター演奏と歌唱のみによるシンプルなステージだからこそ、まっすぐな音色が心に届く時間となった。
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ラストでは片手を高く掲げ、全員で乾杯ポーズ。前半のステージを締めくくり、大きな拍手に包まれた。
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イベント後半の様子は、6月28日公開の別記事で紹介。出演者たちが火花を散らした「あざかわ選手権」の結果にも注目だ。