本企画の第一弾では、南條ほのか役の浜崎奈々さんが、ドラムを体験。これまでドラムを叩いたことがない彼女は、様々なアーティストのライブコンサートや、レコーディングなどをドラムやパーカッションでサポートする桝谷マリさんを先生に迎え、レッスンを行った。
スティックの持ち方から学び、スネア、ハイタム、ロータム、バスドラム、ハイハット、クラッシュシンバルなどの叩き方を順番に学んでいく浜崎さん。足で音を鳴らすバスドラムに苦戦しつつも、一歩ずつ、着実に上達していく……。しかしながら、足と手のコンビネーションが上手くいかず、困惑。時に自分の手を叩いてしまうこともあったが、何とか乗り越えて、課題曲「森のくまさん」アレンジバージョンにチャレンジした。
まだ叩き方を覚えたばかりの浜崎さんは、課題曲を叩けるように、何度も何度も曲に併せてドラムを叩く。挑戦中に「必死についていこうとしているけど、もう一人の自分が待ってと言っている」と言葉にした彼女が、果たしてどこまで課題曲を叩けるようになったのか……。浜崎さんの勇姿が収められた動画をぜひご覧いただきたい。
収録後、浜崎さんにインタビュー！
――収録を終えてみての感想を教えてください。
正直、課題曲を叩くまで至らないと思っていましたが、何とかそこまではたどり着くことができました。それは、間違いなく先生の教え方が分かりやすくて、アシストがあったからです！ いい音が出せたときは、嬉しかったですね。
――初めてドラムセットの前に座ったとき、緊張しましたか？
緊張しました。お恥ずかしい話、足をどこに置いていいのか、どのぐらいの強さで踏んでいいのかも分かっていなくて。動画には、恐る恐る座ったり、ドラムを触ったりしている私の姿が収められていると思います(笑)。
――体験してみて、いちばん難しいと思ったのは?
足で叩くバスドラムです。自分では勢いよく踏んでいるつもりなんですけど、思っている以上にしっかり踏まないと音が出なかったんですよ！ また、手と足の組み合わせも難しかったですね。手と足を別々に動かすので、頭がこんがらがってしまって……。改めて、ドラムができる人は、すごいなと思いました。脳トレが得意そう(笑)。ドラムをやっていたら、脳が活性化される気がしました。
――今後もドラムをやってみたくなった?
すごく難易度が高いと思いましたが、自分が叩いたときに出る音の気持ちよさや爽快感が溜まらなかったので、今後も機会があれば触りたいですね。
――今回の体験は、ほのかを演じるうえで生かせそうですか?
そうですね。まず、この体験で筋力が結構必要だと分かったので、ほのかちゃんの「力持ち設定」は理にかなっていることが分かりました。ほのかちゃんは子供の頃からドラムを続けているので、それなりに筋肉が付いていてもおかしくないと思います。原作者の中島(ヨシキ)さんは、ドラムのことを理解したうえで、ほのかちゃんを力持ちにしたんだと納得しました! また、ドラムを叩くには体力が必要だということも分かったので、楽器演奏や練習風景のシーンを演じる際に今回の経験が活かせそうです。
――最後に、今回収録した動画の注目ポイントを教えてください。
私のことを少しでも知っている方は、浜崎がいかに不器用かということをご存じだと思います。そんな不器用な私がどこまで叩けるようになったのか、ぜひ予想してから見てみてください。恐らく、予想通りな部分がありつつも、「わー、頑張っているな！」って思ってもらえるはず(笑)。個人的には予想していたよりもできたと思っているので、見てもらえると嬉しいですね！
浜崎さんがドラム演奏に挑戦した動画は、ニコニコチャンネル「OVER RUN!!公式チャンネル」にて前後編が公開中。
